【個人的にやってみた】SWOT分析は自己分析に使える?具体例も

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【SWOT分析は自己分析に使える?】実際にやってみた | 具体例,メリットも

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こんにちは。「就活の教科書」編集部のもときです。
この記事ではSWOT分析を自己分析に応用する方法について紹介します。
この記事を読んでいる方は、「SWOT分析って自己分析に使えるの?」、「SWOT分析ってどうやって自己分析に応用するの?」、という疑問を持っている就活生が多いのではないでしょうか?

「就活の教科書」編集部 もとき

就活生くん

SWOT分析って聞いたことがあるけど、自己分析で使う分析方法じゃなかったような・・・

就活生ちゃん

私はSWOT分析が自己分析に応用できると聞いたんだけど、どうやって自己分析に応用できるんだろう・・・?

皆さんSWOT分析について分からないことがあるみたいですね。

確かに、SWOT分析と自己分析ってあまり関係のない言葉のように感じますよね。

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「就活の教科書」編集部 もとき

 

そこでこの記事では、SWOT分析を使った自己分析の具体例について解説します。

加えて、そもそもSWOT分析とは何か、SWOT分析を使って自己分析をするメリット・デメリット、SWOT分析を使った自己分析はどのように使うべきか、について解説します。

この記事を読めば、SWOT分析の特徴を活かして自己分析ができるようになります。

「SWOT分析って自己分析で使えるの?」、「SWOT分析を使った自己分析をするメリットは?」、などの疑問を抱えている就活生は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてくださいね。

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SWOT分析とは企業が経営戦略を考える際に使われる分析方法

就活生くん

SWOT分析ってどっかで聞いたことがあるんですけど、はっきりと思い出せません。
SWOT分析が何かを教えてください。

僕もSWOT分析を知ったのは最近なんです!
以下でSWOT分析について解説しますね。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

SWOT分析は、マーケティング手法の1つで、企業が経営戦略や計画の現状分析を行う際に使われる分析方法です。

具体的には、自社の強み(Strength)、自社の弱み(Weakness)、チャンスとなる機会(Opportunity)、自社にとって脅威となるもの(Threat)を分析し、ビジネス機会を発見していきます。

表で示すと以下の通りです。

SWOT分析①

 

次にSWOT分析を自己分析に当てはめてみます。

自分の強み・長所→Strength

自分の弱み・短所→Weakness

就活市場における自分へのメリット→Opportunity

就活市場における自分へのデメリット→Threat

 

上記を表で示すと以下のようになります。

SWOT分析②

SWOT分析を就活の自己分析にも当てはめて考えてみようというのが、SWOT分析を使った自己分析なのです。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

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SWOT分析を使った自己分析の手順(内定者が実際にやってみた)

就活生くん

SWOT分析を使って自己分析ができることはなんとなくわかりました。
けれど、具体的にはどうやってやるんですか?
具体例を教えてください。

実際に僕がSWOT分析を使って自己分析をやってみたいと思います。
SWOT分析を使って、自己分析をするステップは以下の5ステップです。

「就活の教科書」編集部 もとき

SWOT分析を使って自己分析をする5ステップ
  1. 「自分の強み・長所」を箇条書きで書き出す
  2. 「自分の弱み・短所」を箇条書きで書き出す
  3. 就活市場における自分へのメリットを箇条書きで書き出す
  4. 就活市場における自分へのデメリットを箇条書きで書き出す
  5. 書き出したことを掛け合わせて分析する

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それぞれ具体的に解説していきますね。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

ステップ①:「自分の強み・長所」を箇条書きで書き出す

SWOT分析を使って、自己分析をするステップ1つ目は、「自分の強み・長所」を箇条書きで書き出すことです。

できるだけたくさんの強み・長所を書き出すと、自分についてわかってくることがあるので、できるだけたくさん強み・長所を書き出してみてください。

実際に僕の強み・長所だと思うことを書いてみました。

僕の強み・長所
  • 体力がある
  • 負けず嫌い
  • 学習意欲が高い
  • 英語力
  • 自分でお金を稼いだ経験がある
  • 人を笑わせるのが得意
  • 読書好き
  • 子供好き
  • 諦めずに物事に取り組める
  • 黙々と作業ができる
  • コツコツと努力できる
  • 謙虚である
  • 旅行好き
  • 自分で考えて行動するのが好き
  • 考えることが好き

僕が自分の強み・長所であると思うことは以上のことです。

自分ではそんなに強みだと思わないことでも、客観的に見れば、強みであることなんかもあるので、些細な事でも書き出しておくと良いですよ。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

ステップ②:「自分の弱み・短所」を箇条書きで書き出す

SWOT分析を使って、自己分析をするステップ2つ目は、「自分の弱み・短所」を箇条書きで書き出すことです。

自分の弱み・短所もできるだけ書き出した方が良いです。

自分の弱み・短所を理解せずに、就職して、この職場合わない・・・となってからでは遅いです。

実際に僕の弱み・短所だと思うところを書き出してみました。

僕の弱み・短所
  • ネガティブ
  • メンタルが弱い
  • 承認欲求が高い
  • 飽き性
  • 怒られるのが嫌い
  • 人から嫌われたくない
  • 何をすればいいかわからない状態が嫌い
  • 嫉妬する
  • 誘いを断れない
  • 優柔不断
  • やらされることが嫌い

僕が自分の弱み・短所であると思うことは以上のことです。

個人的に強み・長所よりも、弱み・短所を書き出すことの方が大事だと思っています。

強み・長所を活かすことも大切ですが、自分の弱み・短所を出さなくて良いことも大切です。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

ステップ③:就活市場における自分へのメリットを箇条書きで書き出す

SWOT分析を使って、自己分析をするステップ3つ目は、就活市場における自分へのメリットを箇条書きで書き出すことです。

具体的に僕が就活市場における自分へのメリットを書き出してみました。

就活市場における自分へのメリット
  • 副業が解禁されつつある
  • 個人で稼ぐ人が増えてきている
  • プログラミング人材不足
  • AI人材不足
  • グローバル化
  • 急速に進むIT化
  • 働き方改革で労働環境が良くなっている
  • リモートワークの普及

こう書き出してみると、10年前と比較して、就活市場も大きく変化していることがわかります。

就活市場において自分にメリットになることをどんどん書き出していきましょう。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

ステップ④:就活市場における自分へのデメリットを箇条書きで書き出す

SWOT分析を使って、自己分析をするステップ4つ目は、就活市場における自分へのデメリットを箇条書きで書き出すことです。

具体的に僕が就活市場における自分へのデメリットを書き出してみました。

就活市場における自分へのデメリット
  • 早期退職を促進する企業が増えている
  • AIの発達における仕事の減少
  • 海外企業の日本進出
  • 給料が過去30年間あまり上がっていない
  • 終身雇用の崩壊
僕が思いつく限りではこのくらいです。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

ステップ⑤:書き出したことを掛け合わせて分析する

SWOT分析を使って、自己分析をするステップ5つ目は、書き出したことを掛け合わせて分析することです。

そこで、僕のSWOT分析をまとめて、実際に掛け合わせてみます。

SWOT分析③

 

コツコツ努力できる ✖ 黙々と作業できる ✖ エンジニア不足
=エンジニア、プログラマー

自分で考えて行動するのが好き ✖ やらされることが嫌い ✖ 副業が解禁されつつある
=裁量権があり、副業ができるベンチャー企業

考えることが好き ✖ 黙々と作業ができる ✖ AI人材不足
=データサイエンティスト

このように各項目を掛け合わせて、自分にあった職種や企業を発見していきます。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

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SWOT分析を自己分析に応用するメリット2つ

就活生くん

SWOT分析を自己分析に応用するメリットって何なんですか?
他の自己分析と比較してなにが良いんですか?

SWOT分析を自己分析に応用するメリットは以下の2つです。

「就活の教科書」編集部 もとき

SWOT分析を自己分析に応用するメリット
  • メリット①:視覚的に見やすく情報を整理できる
  • メリット②:外部要因との掛け合わせができる

それぞれ解説していきますね。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

メリット①:視覚的に見やすく情報を整理できる

SWOT分析を自己分析に応用するメリット1つ目は、視覚的に見やすく情報を整理できることです。

SWOT分析では、まとめる情報が4つしかなく、非常にシンプルにまとまっていて、情報が見やすいです。

また、SWOT分析では、情報を箇条書きで書くことが多いです。

情報が箇条書きでまとめられている点も、見やすい理由の1つです。

シンプルに要点だけをまとめているのでとても見やすいです。
個人的にはそれが一番のメリットだと思います。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

メリット②:内部要因と外部要因との掛け合わせができる

SWOT分析を自己分析に応用するメリット1つ目は、内部要因と外部要因との掛け合わせができることです。

自己分析をしていると、自分の強み・長所、自分の弱み・短所(内部要因)を分析することはあっても、就活市場がどうなっているかまで分析することは少ないです。

SWOT分析では、就活市場が自分に与える影響(外部要因)まで考えるので、内部要因と外部要因を掛け合わせて、より深い考察までできるようになります。

僕の場合、コツコツ努力ができることと黙々と作業ができること(内部要因)をエンジニア不足(外部要因)ということを考慮することで、「自分の強みが発揮できて、需要もあるエンジニアが自分に向いているのではないか?」、と思うようになりました。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

                                   

自己分析に役立つ記事一覧

自己分析を時間をかけずに終わらせるには、 「①自己分析ツールを使う」 「②効率的な自己分析のやり方を知る」 という2つのやり方があります。

「自己分析をやらなければならないと分かっているけどめんどくさい」 という就活生はこれらの方法を使って自己分析をすることで、簡単に強みや向いている仕事が分かるようになるので、ぜひ参考にしてください。

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自己分析の効率的なやり方

①自己分析ツールを利用する
自己分析ツール

②効率的な自己分析のやり方を知る
自己分析のやり方

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SWOT分析を自己分析に応用するデメリット

就活生くん

SWOT分析を使って自己分析をするメリットは理解できました。
SWOT分析を使って自己分析をするデメリットも教えてほしいです。

SWOT分析を使って自己分析をするデメリットは以下の2つです。

「就活の教科書」編集部 もとき

SWOT分析を使って自己分析をするデメリット2つ
  • デメリット①:SWOT分析だけでは自己分析が浅くなる
  • デメリット②:経験ベースで自己分析ができない

それぞれ解説していきますね。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

デメリット①:SWOT分析だけでは自己分析が浅くなる

SWOT分析を使って自己分析をするデメリット1つ目は、SWOT分析だけでは自己分析が浅くなることです。

SWOT分析を用いた自己分析では、自分の強み・長所、自分の弱み・短所と外部要因だけで、自己分析をするため、情報が少なく、自己分析が浅くなってしまいます。

元々、SWOT分析は自己分析をするための手段ではありません。

SWOT分析を使った自己分析もできますよ、くらいのノリなので、ガッツリ自己分析をしたい就活生にはおすすめできません。

swot自己分析はマーケティング手法の1つですからね。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

デメリット②:経験ベースで自己分析ができない

SWOT分析を使って自己分析をするデメリット2つ目は、経験ベースで自己分析ができないことです。

SWOT分析を使った自己分析では、強み、弱み、外部要因だけで分析するため、自分を知るための過去の経験などが分析できません。

自己分析とはそもそも、過去の経験を分析し、未来につなげることです。

SWOT分析を使った自己分析では、過去の経験を分析しないので、導き出した結果が浅くなってしまいます。

個人的にはあまりSWOT分析を使った自己分析はおすすめできません。
どうしても結果が浅くなってしまいます。

「就活の教科書」編集部 もとき

 

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SWOT分析だけでは自己分析にならないため、他の自己分析も同時に行おう

先ほどもお伝えしましたが、SWOT分析を使った自己分析だけだと、自分に対する理解が浅くなってしまいます。

SWOT分析を使って自己分析をするなら、以下の手順で行うことをおすすめします。

「就活の教科書」編集部 もとき

自己分析の流れ
  1. 正規の方法で自己分析をする(メモの魔力の自己分析など)
  2. 自己分析テストを受けてみて、客観的に自分を理解する(リクナビ診断など)
  3. SWOT分析を使って自己分析をしてみる

 

まずは、王道と呼ばれる自己分析を行った方が良いです。

自分の過去の経験をしっかり洗い出し、自分のことを理解し、未来にどうなりたいかを考えたいですね。

自己分析はいろいろな方法を試しつつ、自分に合った方法を見つけられると、どんどん自己分析の深掘りをしていきましょう。

また、他の方法の自己分析を詳しく知りたい人は、フレームワークや自己分析の診断ツールおすすめがわかりますので、こちらの記事を読んでみてくださいね。

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自己分析やり方一覧

自己分析ツールや自己分析のやり方の一覧を以下にまとめています。

自己分析をしている人は、様々な自己分析ツールや、自己分析のやり方が分かり、さらに自己理解が深まりますので、あなたに合う自己分析のやり方を選んで、参考にしてみてくださいね。

 

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まとめ:SWOT分析を使った自己分析は他の自己分析と組み合わせよう

本記事「【SWOT分析は自己分析に使える?】実際にやってみた | 具体例,デメリットも」、はいかがだったでしょうか?

この記事では、SWOT分析を使った自己分析の具体例について解説しました。

加えて、そもそもSWOT分析とは何か、SWOT分析を使って自己分析をするメリット・デメリット、SWOT分析を使った自己分析はどのように使うべきか、について解説しました。

この記事のまとめは以下の通りです。

この記事のまとめ

SWOT分析は、マーケティング手法の1つで、企業が経営戦略や計画の現状分析を行う際に使われる分析方法

 

SWOT分析を使って自己分析をする5ステップ

  1. 「自分の強み・長所」を箇条書きで書き出す
  2. 「自分の弱み・短所」を箇条書きで書き出す
  3. 就活市場における自分へのメリットを箇条書きで書き出す
  4. 就活市場における自分へのデメリットを箇条書きで書き出す
  5. 書き出したことを掛け合わせて分析する

SWOT分析を自己分析に応用するメリット2つ

  • 視覚的に見やすく情報を整理できる
  • 外部要因との掛け合わせができる

SWOT分析を自己分析に応用するデメリット2つ

  • SWOT分析だけでは自己分析が浅くなる
  • 経験ベースで自己分析ができない

SWOT分析を使って自己分析をするなら、他の自己分析もしっかり行おう

SWOT分析を使った自己分析は、内部要因と外部要因を掛け合わせて分析ができる反面、自己分析が浅くなってしまうデメリットがあります。
SWOT分析を使って自己分析をするには、他の自己分析をしっかり行うことが大切です。
他の自己分析をしっかり行い、加えてSWOT分析を行って、就活を有利に進めてみてください。

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