- 大企業に向いていない人の特徴
- 中小企業に向いている人の特徴
突然ですが皆さんは、「大企業」にどんな印象を持っていますか?
「就活の教科書」編集部 西川
就活生くん
もしかして僕って大企業向いてないですか?
大企業に向いていない人にはどんな特徴があるんだろう。
就活生ちゃん
大企業には、大企業ならではの文化があるって聞いたのですが、本当にあるんですか?
なんとなく私、文化とか苦手で、大企業は向いていないような気がして・・・
私が質問にお答えしましょう。
結論から言うと大企業に向いていない人には、大企業向いていない人の特徴があります。
大企業には入社を決める前に、知っておくべき特徴があるのです。
人事さん
就活をしていると、「大企業に入ることが全て!」みたいな事を言う人と出会うことがありますよね。
しかしこの世の中には、大企業よりもベンチャー企業や中小企業の方が、活き活きと活躍できる人材がいるのです。
そこでこの記事では、多くの社会人訪問をして大企業に共通する文化を調べてきた西川が、「大企業に向いてない人」の特徴をカテゴリごとに合計7つ紹介していきます。
この記事を読むことで、「大企業しか志望企業に考えられない」という人は、大企業に入ってからのデメリットを理解できるようになり、中小・ベンチャー企業も視野に入れた、より良い就活を計画できるようになります。
ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
また、この「大企業に向いていない人の特徴7選 」の記事は、関連動画をYouTubeで簡単に解説しています。合わせて参考にしてください。
⇒【就活生必須】 大手企業に向いていない人の特徴5選 ⁉︎
結論から言うと、この記事では「大企業」の定義を具体的には定めません。
大企業の定義を定めない理由としては、企業の在り方が多様化しており、全ての大企業に当てはまる特徴を抜き出すのは困難であるためです。
自分が大企業に向いていないと思う人も、この記事で挙げる特徴に当てはまるからといって、志望企業から大企業を外してしまうのは、まだやめておきましょう。
「就活の教科書」編集部 西川
目次
大企業に向いていない人の特徴:仕事編
それでは多くの大手企業の社会人と会ってきた西川が、「大企業に向いていない人の特徴:仕事編」をまとめたので紹介していきます。
「大企業に向いていない人の特徴:仕事編」は以下の3点です。
「就活の教科書」編集部 西川
- 言われたことを素直にできない人
- 作業の繰り返しが苦手な人
- 強い成長意欲がある人
「就活の教科書」編集部 西川
特徴①:言われた事を素直にできない人
大企業に向いてない人の特徴1つ目は、「言われたことを素直にできない人」です。
大企業での仕事では、何よりも上司の指示を忠実にこなすことが優先という文化がよく存在します。
あなたが思いついた効率の良い新しい方法ではなく、これまでの通りのやり方が優先されます。
新入社員のあなたが効率の悪さを指摘しても、その状況が大企業で変わることは中々ありません。
上司は新入社員の教育に加えて自分の仕事もあるので忙しく、新人の注文に応える暇が無いのです。
また、上司が部下の意見に応えようとしてくれても、その変更にいくつものプロセスが必要で、時間もかかります。
反対に自分からアクションを起こし、環境を変えていきたい人は大企業には向いてないでしょう。
自分からアクションを起こし、環境を変えていきたい人は、中小企業に向いているかもしれません。
「就活の教科書」編集部 西川
特徴②:作業の繰り返しが苦手な人
大企業に向いてない人の特徴2つ目は、「作業の繰り返しが苦手な人」です。
大企業はその組織の構造上、下にいけばいくほど誰でもできるようなマニュアル作業やルーティンワークの仕事が増えます。
大企業には所属する人数が多いため、社員に仕事が行き渡るようにビジネスを細分化し、仕事を分配しています。
そのため組織の下流にいくほど、単純化された作業が増えてしまうのです。
マニュアルやルーティンワークに自分の存在意義を見出せられる人は、大企業に向いているでしょう。
反対にマニュアル作業やルーティンワークの仕事をしたくない人は、大企業には向いてないでしょう。
「就活の教科書」編集部 西川
特徴③:強い成長意欲がある人
大企業に向いてない人の特徴3つ目は、「強い成長意欲がある人」です。
なぜなら強い成長意欲がある人も、出世を目指す過程で派閥争いや社内政治などの面倒事に巻き込まれることが多いためです。
強い成長意欲がある人も、面倒事に巻き込まれる内にパワーを失い、安定志向になる人が多いと言われています。
さらに大企業では、仕事を忠実にこなし、失敗しない人材が評価され昇進します。
「失敗しない人材」とはすぐに得られる称号ではなく、長い時間をかけ、多くの仕事を無事にこなして得られる称号です。
そして大企業の評価制度は、基本的に年功序列制です。年功序列制度の下では、着実に年齢と成功を重ねなければ昇進は難しいです。
そのため、大企業で昇進・成長しようと思ったら、20年ほどの長い時間をかけて着実にステップアップするしかないのです。
反対に、若手の内からすぐに昇進・成長したいという強い成長意欲がある人は、大企業に向いていないと言えます。
しかし中には、それでも大手企業ばかり受けてしまう就活生もいますよね。
「大手病」については、以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 西川
大企業に向いていない人の特徴:文化編
「大企業の仕事における、大企業に向いていない人の特徴」は以下の4点です。
「就活の教科書」編集部 西川
- 協調よりも個性を大事にしたい人
- 団体行動が苦手な人
- 独特の文化に順応できない人
- 自分の仕事に直接価値を確かめたい人
「就活の教科書」編集部 西川
特徴④:協調より個性を大事にしたい人
大企業に向いてない人の特徴4つ目は、「協調より個性を大事にしたい人」です。
大企業では、中小企業・ベンチャー企業と比べて協調性が重要とされます。
大企業の仕事は1つの大きなビジネスを、多くの人間で細分化して1人1人に割り振っており、1人がやるべき仕事の範囲は決まっています。
誰か1人が個性を発揮して、割り振り以外のことをすると全体の流れがおかしくなるです。
以上の理由から多くの人間で仕事を回す時、社員の1人1人は割りふられたことだけをやってくれた方が、指示する側としては都合が良いのです。
反対に決められた仕事にやりがいを見いだせず、自分の個性を出したい人は大企業に向いていないでしょう。
「就活の教科書」編集部 西川
特徴⑤:団体行動が苦手な人
大企業に向いてない人の特徴5つ目は、「団体行動が苦手な人」です。
大企業では仕事時以外にも、団体行動が求められる時があります。
例えば残業で例を挙げると、大企業では「先輩や同僚が残業している間は帰れない」という暗黙の文化があったりします。
正確に言うと、帰れはするけど、本当に帰ると周りから「協調性の無いやつ」と白い目で見られてしまうのです。
そのため「協調性の無いやつ」だと思われないために、自分の仕事がないのにも関わらず、ただデスクに座って時間を過ぎるのを待つ新人社員が現れたりします。
反対に、自分は自分のペースで行動したい人は、大企業に向いていないと言えます
「就活の教科書」編集部 西川
特徴⑥:独特の人間関係に順応できない人
大企業に向いてない人の特徴6つ目は、「独特の人間関係に順応できない人」です。
大企業には、派閥争いや社内政治などの大企業独特の人間関係がつきものです。
大企業のビジネスは、社員の1人1人がそれなりに仕事をこなしていれば上手く回っていきます。
そのため社員はどうやって会社の売り上げを上げるかよりも、どうやって自分が昇進するかに注力します。
そこで注目されるのが、「力のある上司」に気に入られることです。
「力のある上司」とは、自分が昇進にするためにプラスの影響を与えられる人物です。
大企業では、個人でいかに仕事の効率や成果を出すことを考えるよりも、「力のある上司」に気に入られる方が、昇進できるかどうかのポイントになります。
このような大企業独特の人間関係がある以上、忖度や社内政治的などは避けては通れないでしょう。
反対に、派閥争いや社内政治などの面倒事が苦手な人は、大企業に向いていないと言えるでしょう。
「就活の教科書」編集部 西川
特徴⑦:自分の仕事に直接価値を求めたい人
大企業に向いてない人の特徴7つ目は、「自分の仕事に直接価値を求めたい人」です。
大企業でのビジネスは、大企業で働く大勢の社員たちの仕事の集合体です。
そのため、自分個人の仕事成果が評価されることはあまりなく、企業の仕事の結果として認知されやすいです。
もちろん社内での評価に繋がりますが、対外的に個人の仕事ぶりを認めてもらうことは難しいです。
自分の仕事ぶりを社外の人間からも認めて欲しいなら、あなたが会社の一部として働く以上、直接個人の仕事として認めてもらうことは難しいでしょう。
会社の一部から抜け出すためには、起業・独立するしかありません。
もしくは、大企業に比べて社員の数が少ないベンチャー・中小企業ではあなたの働きがより濃く反映されるため、個人の成果がより評価されるはずです。
反対に、自分自身が社外からも評価されたい人は、大企業には向いていないかもしれません。
大企業が向いていないと感じる就活生は、中小企業やベンチャー企業も視野に入れましょう。
「ベンチャー企業って正直どうなの?」という就活生に向けて、ベンチャー企業の選び方を解説していますので、参考にしてください。
「就活の教科書」編集部 西川
企業研究に役立つスカウトサイトを活用してみよう
就活生くん
企業研究を進めているつもりですが、正直できている実感があまりありません・・・
どうすれば上手に企業選びができるのでしょうか。
企業選びにはスカウトサイトを活用するのがおすすめです。
スカウトサイトは、あなたの人柄や経験を見た企業から、面談やインターンのオファーが直接届くので自分に合った企業が選べます。
「OfferBox(オファーボックス)」は7,600社以上の企業から、あなたに合ったスカウトを獲得できます。
就活生人気No.1のOfferBoxを使って、自分に合った企業を見つけてみましょう。
人事さん
企業からオファーが届くスカウトサイトとして、他にも「キミスカ」「dodaキャンパス」があります。
同時活用して自分が活躍できる企業を見つけてみましょう。
また、企業選びが上手にできるスカウトサイトの記事をまとめたので、読んでみてくださいね。
自己分析ツールを活用して、自分が大企業向きのタイプか診断してみよう
自分が大企業向きか、ベンチャー向きか気になりませんか?
そんな時は、無料の自己分析ツール「My analytics」が便利です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。
My analyticsを活用して、あなたの強み・適職を診断し、自分に向いている仕事を見極めましょう。
大手に向いていないと感じた人のための「ベンチャー企業の探し方」
就活生くん
大手に向いていない気がしてきたので、ベンチャー企業も見てみたいです。
でも、ベンチャーってどこが優良でオススメなのか全然わからないです。
たしかに、いきなりベンチャー企業を探すのは大変ですよね。
そこで、ここでは優良のベンチャー企業の効率的な探し方を紹介します。
「就活の教科書」編集部 西川
- 探し方①:就活エージェントに紹介してもらう
- 探し方②:wantedlyを使う
- 探し方③:スカウトサイトを使う
それぞれ解説していきます。
「就活の教科書」編集部 西川
探し方①:就活エージェントに紹介してもらう
ベンチャー企業の探し方の1つ目は、「就活エージェントに紹介してもらう」です。
就活エージェントとは、就活生に無料で企業紹介などのサポートをしてくれるエージェントのことです。
ここでは、ベンチャー企業を探すのに一番オススメの「ゼロキャンバス(ZERO CANVAS)」(株式会社アイ・パッション運営/22卒限定)を紹介します。
ゼロキャンバスは、成長産業やベンチャー企業に特化しており、ベンチャー企業の求人を多く持っています。
また、独自の適性診断ツールや充実の面談で、本当にあなたに合ったベンチャー企業を紹介してもらえるのも特徴です。
ベンチャー企業選びは相性が大切なので、一人で悩まず、ゼロキャンバスと相談しながら就活を進めましょう。
ゼロキャンバスの面談は、人気ですぐに埋まってしまうので、早めに予約しておく事をオススメします。
「就活の教科書」編集部 西川
他にも就活エージェントはたくさんあります。
以下の記事で、オススメの就活エージェントを紹介しているので、興味のある方は、ぜひ比較してみて下さい。
探し方②:wantedlyを使う
就活でのベンチャー企業の探し方1つ目は「Wantedly(ウォンテッドリー)」を利用するです。
Wantedlyは、「企業と人をつなぐビジネスSNS」というキャッチコピーのwebサイトです。
多くのベンチャー企業が登録して実際に採用にも使っているため、簡単にベンチャー企業が見つかります。
大手企業を探すなら、リクナビやマイナビがオススメですが、ベンチャー就活をするのなら、Wantedlyは必須のサイトです。
就活でベンチャー企業を探すなら、特におすすめのサービスです。
Wantedlyを利用した就活生の評判はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 西川
探し方③:スカウトサイトを使う
就活でのベンチャー企業の探し方3つ目は「スカウトサイト」を利用するです。
スカウトアプリは、登録するだけで「選考に参加しませんか」というオファーが企業から届くサービスです。
学生からではなく企業から連絡が来ることから、逆求人アプリ(逆求人サイト)とも呼ばれます。
スカウトアプリでは、大手企業だけでなく、特に優良ベンチャー企業の採用担当者も学生を探しています。
数あるスカウトサイトの中でも、特にオファーボックス (OfferBox)がオススメです。
「就活の教科書」編集部 西川
OfferBoxは、就活生の3人に1人(14万人以上)が利用している「業界no.1の安心感」のスカウトサイトです。
プロフィールを記入しておくだけで、企業からスカウトを受け取ることが出来ます。
しかも、サイト内の自己分析ツールの結果をプロフィールに書くことで、企業の方に興味を持ってもらいやすくなります。
実際に、多くの就活生がこのOfferBoxで、ベンチャー企業のスカウトを受け取っています。
まずは、企業と出会うことからベンチャー就活は始まります。
全て無料で、たったの1分で気軽に登録できるので、まずはOfferBoxを使ってみましょう。
「就活の教科書」編集部 西川
まとめ:大企業に向いていない人の特徴を理解し、自分の行きたい企業の研究をしよう!
いかがでしたでしょうか。
この記事では、「大企業に向いてない人の特徴」を7つカテゴリごとに紹介してきました。
この記事で紹介してきた特徴についておさらいしていきます。
大企業に向いていない人の特徴:仕事編
- 特徴①:言われた事を素直にできない人
- 特徴②:作業の繰り返しが苦手な人
- 特徴③:強い成長意欲がある人
大企業に向いていない人の特徴:文化編
- 特徴④:協調より個性を大事にしたい人
- 特徴⑤:団体行動が苦手な人
- 特徴⑥:独特の人間関係に順応できない人
- 特徴⑦:自分の仕事に直接価値を求めたい人
ここでは、よくある大企業の特徴にも言及して説明してきましたが、ここであげた特徴は全ての大企業に当てはまるわけではありません。
企業には、一社ごとにその特徴があります。
もし自分が「大企業に向いてない人」と思っていて、行きたい企業が大企業だとしても、一度しっかりと企業研究をした上で、判断しましょう。
ぜひ、他の記事も読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 西川