- 自己分析・自己PRで最も大切な2つのこと
- 自分のカフェは他のバイトと何が違うのかを明確にしましょう
- タリーズやサンマルク、ヴェローチェのアルバイト経験から使える自己PR例3つ
- タリーズ、サンマルク、ヴェローチェ、その他カフェで内定に近づく3つのポイント
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ここまでスターバックス、ドトールという学生バイトの2大?カフェを取り上げてきました。今回はそれ以外のタリーズやエクセルシオール、ヴェローチェあたりを考えていきます。ぶっちゃ毛、スタバ、ドトールに比べるとパンチ不足なので、そこをどう補うかを考えましょう。
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就活アドバイザー 京香
目次
自己分析・自己PRで最も大切な2つのこと
おきまりの2つからです。初めて見る人も、いつも見てる人も、ここから出発しましょう。
自己分析や自己PRを選ぶときに大切なのは、「自分が最も本気になれたこと」からメッセージを抽出することです。
学生さんからすると「誇れるもの=結果を出せたこと」が話しやすいのですが、まぁ社会人からすれば20歳そこそこの若者の成果なんてものはそんなに大したものではありませんw
むしろ、これからの長い社会人人生の中でどのように活躍をしていくのか、という未来を知りたいので、未来を見せるには過去の「結果」でなく、「頑張れる人間」ということを知ってもらわないといけません。
だからこそ「仕事に本気で取り組むこと」「本気を出すとどこまでできるか」を面接官に伝える必要があるので、結果が出た、でない、でなく、本気になった時にどれくらい頑張れる人間なのか、を話せるようにしましょう。
ガクチカ=本気を出したこと、と覚えておきましょう
自分を知ってもらう時に重要なのは、「わかりやすさ」です。人を理解することって、すごい難しいですよね。是非皆さんも自分で面接官をやってみてください。難しさが分かるはずです。
自分をわかりやすく伝えるために最も有効なのは、「ストーリー性」が見えることです。
一つ一つの行動に「なるほど、だからあなたはこのようなことをやってきたんですね」と納得感があることであり、これが上手に話をできると、志望動機なんかいらないわけです。
「あなたが歩んできた道の上にうちの会社がある」と面接官が勝手に理解してくれるからです。ここまでいけると理想です。
ただ、「そんなに一つ一つに意味のある選択なんてしてない」「なんとなく生きてきただけ」という人もたくさんいらっしゃると思います。でも実は、ほとんどの場合は自分の隠れた意識に気がついていないだけで、何かしらか自分の価値観で選択をしているんですよね。それを見つけるのが自己分析です。
是非、自分の判断基準を見つけましょう。そしてストーリーにして話ができるようになりましょう。
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自分のカフェは他のバイトと何が違うのかを明確にしましょう
スタバ、ドトールと比べると、どうしても「ネームバリュー」が劣ります。「●●でバイトしてました」というだけで伝わる、なんとなくのイメージをつけづらいんですよ。自己PRには不向きなんです。サンマルクだと「チョコクロうまいよな!」となるのですが、掴みにしかならないんですよね。なので、「●●でバイト」でなく「店舗の特徴+カフェでバイトしていた」でいきましょう。
新宿の物凄い忙しい店で日本でも1、2を争う。するとひたすらに大変だけど、それを楽しむことで甲子園目指す野球部的な連帯感と目標の高さが出てくる。「めちゃくちゃ忙しいからこそ、一人一人のお客さんにがっつりサービスするぞ!」みたいな。普通に考えたらお客さんの多さと一人一人へのサポートは反比例するのですが、それを超えていくような経験は貴重です。
親しい知り合いが店長をやっていて、そこでバイトを頼まれた。すると店長からバイトでは考えられないような相談を受けたり、より店舗経営に近い目線で物事を考えられるようになる。加えて、普通にバイトするよりも店長のために何かやってあげたい、という気持ちが強くなるので、バイトへのコミットも強くなりますよね。本気度が上がるので、そのような話は素敵です。
ここは他のバイトと一緒です。他の記事でも書いているのですが、大切なことは成長の「幅」です。本気向き合ったからこそ抱いた感情はなんでしょうか?本気になれなかったらどうだったでしょうか?社会人もいろいろな経験がありますから、「本気になったからこそ出る言葉の重み」みたいなものはなんとなく感じ取ることができます。その重みが出るようになれば説得力が出ますよ。
よって、サンマルクであるとかタリーズであるとか、どうでもいいわけですw どんな特徴の店舗で、どんな心を持って働いていたのか、だけ伝わればOKです。
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タリーズやサンマルク、ヴェローチェのアルバイト経験から使える自己PR例3つ
店舗のネームバリューで特徴を伝えるのが大変なので、実際にやってきたことで勝負をしましょう。逆に言うとスタバでバイトしていた人は「スタバくん、スタバさん」という色が付いてしまうのに対し、あまりそういうのを気にしなくていいので、むしろやりやすいかもしれません。学生の間ではスタバのバイトが就活に強いという迷信がありますが、決してそんなことはないわけです。
スタバやドトールと勝負するのではなく、全く異なる仕事と比較をします。コンビニや吉野家、すき家だと弱すぎます。一番いいのはマクドナルド、ホテル、宴会場のバイトなどでしょうか。その辺りと比べて自分のバイトの特徴をわかりやすく伝えてあげましょう。結婚式場とかわかりやすくてずるいんです。「一生に一度の機会を大切にしたい」とか言えちゃうので。そもそもそこで働く動機自体が綺麗なパターン。でもカフェの場合はそうはいかないですよね。「自分でなんでもやりたい人だからこそ、人数の少ないカフェで接客、掃除、ゴミ捨て、補充、会計管理、何でもやりたかった。その中で自分が一番集中できるのは●●だった」みたいに話してみるとか。
正直打ち込むものは何でもよかった。やりきると決めたからやりきった。やりきると決めることで意識が変わった。器用なタイプではないので、一つ一つをやりきりたい。もはや、カフェ関係なく、なんでも通用してしまうw
これは若干スタバやドトールともかぶるところなのですが、やはり評価されるのはその店舗で中心的な人物になることです。マッキンゼーというコンサルティング会社出身の方が書いた本に「採用基準」という本があります。採用基準は「リーダーシップがあるかどうか」です。正直2の「やりきると決めた」がセルフリーダーシップ、自己を律すること。そしてこちらは他者を巻き込むこと。どちらかを話せるといいですね。
あまり深く考えても仕方ないのですが、店舗の色がつかない分、より普遍的な価値で勝負ができます。
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この記事を読むと選考に通過するES添削をしてもらえます。
就活アドバイザー 京香
カフェバイトのガクチカを簡単に作成するステップ
「ESが上手く書けない…」「ES選考で落ちてしまう…」なら、OfferBoxの無料適性診断 「AnalyzeU+」がおすすめです。
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タリーズ、サンマルク、ヴェローチェ、その他カフェで内定に近づく3つのポイント
上記から、よりかいつまんでポイントをお伝します
2 王道を外れることへの勇気、自分らしさを求める芯の強さ
3 どんな業務でもこなせる器用さとどんなことでも挑戦しようとする探究心
この辺りをまとめると、こんな自己分析、自己PRになるかなと思います。
起:私は「近いから」という理由で近所のカフェで働くことにしました。特に理由はありませんが、大学時代で何か他にやりたいことがあったわけでもなく、アルバイト先では接客や掃除、商品の発注やディスプレイなど、様々な取り組みをさせてもらえるのが面白くて、僕は大学生活をこれに捧げると決めました。周りの友人と話をすると、いつも「インターンに行ったほうがいい」とか、「もっといろんなことやったほうがいいよ」と言われたのですが、私はそんなに器用なタイプではないので、一つのことを突き詰めるほうが自分らしいし、中途半端にいくつものことをやるほうが気持ち悪かったので、ここに集中することにしました。
承:カフェのアルバイトは接客のイメージが強いのですが、接客は仕事のほんの一部でしかなく、本当にいろんな仕事があります。得意な仕事は在庫コントロールでした。この店を取り巻く様々な情報、近所でイベントがあるとか、天気、気温、季節など、様々な情報をもとに、過去の店の売り上げから販売予想を立てる。私がやると在庫廃棄率が一番低くなり、店長にとても褒められました。掃除や接客も楽しかったのですが、この在庫コントロールが自分には一番楽しかったです。この店の営業に影響のあるものを思いつく限りに洗い出し、その情報をもとに自分たちの進むべく道を考える、と。
転:ただ、いつも勝てるわけではありません。予測を誤ることもあります。そんな時、「このバイトに集中する」と決めていたので、潔く「需要予測を誤りました。ごめんなさい」と仕切って、誰よりも在庫を売り切ろうと努力しました。そんな私の姿を見てくれていたのか、周りの人も私のミスを取り返そうと一生懸命になってくれました。何も言わなくとも、そっと支えてくれる人がいること、そして支えてもらえるのは自分が誰よりも努力をしている、と周りが認めてくれていたからこそ、です。どんな成功も失敗も、自分がどれだけ真剣にその仕事に向き合ったか、によるのだと思いました。
結:私は器用なタイプでなく、愚直に努力するタイプの人間です。しかし、その愚直さによって人の心を動かし、人を巻き込むことができます。これはカフェだったから、でなく、自分のアルバイトに対する誠実さによるものだと思います。
私が最も伝えたいことは、「就活のhow toは社会に出て役に立たないので、そんなことに時間を使ってほしくない」ということです。
自己分析、自己PRは、内容は自分らしさを出さないといけませんが、ある程度は「型」で勝てます。なので、勝ちパターンはお伝えします。それよりもしっかりと自分と向き合い、誇りを持って自分の進む道を決められるように頑張ってください。
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自己分析の必須ツール キミスカ
最後になりますが、自己分析をするときは以下のサイトに登録すると自己分析に役立ちます。
できればやってみて、同じような結果が出るかどうかを確認してください。
社会人でもMIIDASというサイトで自己分析をやってみたり、社会人用のSPIがあったりするんです。僕も実際に転職の時は活用したりしました。
キミスカでインターン経験・就活状況を人事にシェアしてスカウトを獲得!
同じような結果が出る人は自己把握力がある人です。逆に、全然違う結果が出てしまった人はまだ自分を知る、ということが足りない人です。どちらでもいいのですが、大切なことは「今の自分の立ち位置を知る」ことですね。
自己把握できていれば次に進めばいいですし、できていないのであればまずはそこから始めていきましょう。
自己分析、自己PRをブラッシュアップするにはうまいことOBOG訪問を活用してください。
OBOG訪問は緊張しますが、社会人に実際会って、社会人から見るとどう見えるかを聞きながら修正していきましょう。
あまり選考直前でやってしまうと、整理ができないままに選考始まってしまうので、余裕を持っていけるといいですね。
OBOG訪問はBizrearch capmpus使うととても便利です。大学の先輩をすぐに探せるので、一度見てみるといいです。
ビズリーチ・キャンパスは「同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問サイト」です。
将来のことを考え始めるタイミングで、母校の気になる先輩に話を聞いてみませんか。
では、自己分析、自己PR、頑張ってくださいね!