- エントリーシートは「ですます調」がおすすめ
- エントリーシートで「ですます調」がおすすめな理由
- エントリーシートを「ですます調」で書いた場合のメリット・デメリット
- エントリーシートを「である調」で書いた場合のメリット・デメリット
- エントリーシートの「ですます調・である調」を使い分けるポイント
こんにちは、「就活の教科書」編集部の小渕です。
この記事では、エントリーシートの口調は、ですます調・である調のどちらが良いかについて解説していきます。
就活生のみなさんはエントリーシートをですます調・である調のどちらを使うかで迷ったことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
僕はですます調を使うことが多いです。
エントリーシートはでですます調・である調のどちらかを使ったほうがいいとか、正解はあるのでしょうか?
就活生ちゃん
私もですます調でエントリーシートを書いていますが、友達はである調で書いていました。
エントリーシートの口調をですます調にするか、である調にするか、使い分けのポイントはあるのでしょうか。
エントリーシートの口調をですます調にするか、である調にするかは、悩みどころですよね。
ですます調か、である調かによって、エントリーシートの印象が変わりますからね。
「就活の教科書」編集部 小渕
そこでこの記事では、エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由を3つご紹介します。
合わせて、エントリーシートをですます・である調で書くメリット・デメリット、使い分けポイント3つについて解説していきます。
この記事を読めば、エントリーシートの口調を、ですます調とである調のどちらにするか、状況に合わせて選べるようになりますよ。
エントリーシートの口調をですます調にするか悩んでいる方や、適切な口調でエントリーシートを仕上げて書類選考を通過したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
エントリーシートの口調は「ですます調」がおすすめ
就活生くん
エントリーシートの口調は、ですます調とである調のどちらを使うのがいいのでしょうか?
エントリーシートの口調は、ですます調をおすすめします。
しかし、エントリーシートの口調が、書類選考の結果を直接左右するわけではないので、である調でも大丈夫です。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
エントリーシートの合否を決めるのは、ですます調・である調のどちらを使っているかではなく、あくまでも書いている内容ということですね。
エントリーシートの口調はですます調・である調のどちらも、エントリーシート全体で口調を統一するようにしてください。
1枚のエントリーシート内で、ですます調・である調が混在していると、ちぐはぐした印象になりますし、読みにくくなるからです。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
ですます調・である調が混在するエントリーシートは、マイナスの印象になってしまうということですね。
エントリーシート全体で口調を統一するように気をつけます!
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由3つ
就活生ちゃん
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめなのは、どうしてですか?
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由は、3つあります。
「就活の教科書」編集部 小渕
- 理由①:丁寧な印象になるから
- 理由②:敬語と併用しやすいから
- 理由③:一般的な口調で違和感がないから
それでは、エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由について、それぞれ詳しく解説していきます。
ですます調・である調のどちらでエントリーシートを書くか迷っている方は、読んで参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
理由①:丁寧な印象になるから
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由1つ目は、「丁寧な印象になるから」です。
である調に比べ、ですます調は礼儀正しく、丁寧な印象になります。
「就活の教科書」編集部 小渕
私は一人の力ではなく、集団として最大の成果を目指すことに大きな喜びを感じます。
貴社の一員として、一人では挑戦できないようなグローバルな社会課題の解決に挑戦したいです。
私は一人の力ではなく、集団として最大の成果を目指すことに大きな喜びを感じる。
貴社の一員として、一人では挑戦できないようなグローバルな社会課題の解決に挑戦したい。
就活生くん
である調も悪くないですが、エントリーシートは企業とのファーストコンタクトなので、ですます調で丁寧な印象を残すのが得策な気がしますね。
ですます調の方が、就活生らしくフレッシュで、企業への敬意も感じる文体になっていますよね。
「就活の教科書」編集部 小渕
理由②:敬語と併用しやすいから
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由2つ目は、「敬語と併用しやすいから」です。
エントリーシートは企業に提出する書類のため、敬語を使う方が違和感なく書けるという方は多いのではないでしょうか。
ですます調は敬語との相性が良く、書きやすいというメリットがあります。
「就活の教科書」編集部 小渕
- ~という理由で、貴社を志望致しました。
- 以前貴社のインターンシップにお伺いした際、~な印象を受けました。
- お店にいらっしゃったお客様から、~という言葉をいただきました。
就活生ちゃん
例文と同じ文章をである調で書こうとすると、何だか書きづらい感じがします。
企業の面接を受ける際には、敬語を使って、ですます調で話しますよね。
エントリーシートも、敬語とですます調を使った方が、企業に話をする感覚でスラスラ書けますよ。
「就活の教科書」編集部 小渕
理由③:一般的な口調で違和感がないから
エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由3つ目は、「一般的な口調で違和感がないから」です。
私たちが普段目にする文章の多くは、ですます調で書かれていますよね。
ですます調は文章を書く上で一般的な口調なので、書き手にとっても読み手にとっても違和感がありません。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
確かに一般的な書籍は、ですます調で書かれたものが多い気がします。
でも、新聞やネットニュース、論文は、である調で書かれたものが多いですよね。
新聞やネットニュース、論文は、個人の主観的な主張ではなく事実を述べるものなので、説得力を高めるために、である調が採用されています。
エントリーシートは、企業に自分をアピールするための個人の主観的な主張ですから、「ですます調がしっくりくる」と感じる人は多いはずです。
実際、大多数の学生は、エントリーシートをですます調で書いているんですよ。
「就活の教科書」編集部 小渕
ちなみに、内定者が実際に出したESを参考にしたい方はunistyleがおすすめです。
unistyleでは、50,000枚以上のESを業界/企業別に見ることができます。
内定者のテクニックを参考にして、選考突破できるESを書いてみましょう。
人事さん
エントリーシートをですます・である調で書くメリット・デメリット
就活生くん
エントリーシートをですます調・である調で書いたときでは、どのような違いがあるのでしょうか。
一言で言えば、ですます調・である調では、読み手の受ける印象が違います。
ですます調は礼儀正しく丁寧な印象、である調は自信に満ちた印象になります。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
ですます調・である調、どちらの印象もエントリーシートの選考でプラスに働きそうですね。
メリットだけでなく、デメリットについても知りたいです。
それでは、エントリーシートをですます調・である調で書いたときのメリット・デメリットをそれぞれ紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 小渕
ですます調のメリット・デメリット
エントリーシートを「ですます調」で書くメリット・デメリットは以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 小渕
- メリット①:礼儀正しく感じる
- メリット②:文字数が稼げる
- メリット③:印象が悪くなるリスクが低い
- デメリット①:リズムが単調になりやすい
- デメリット②:文章が長くなる
- デメリット③:アピール力が強くない
エントリーシートで、マイナス印象になるリスクを少しでも減らしたい方は、ですます調がおすすめです。
なぜなら、丁寧な書き方をされて、不快に感じる人はいないからです。
「就活の教科書」編集部 小渕
である調のメリット・デメリット
エントリーシートを「である調」で書くメリット・デメリットは以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 小渕
- メリット①:自信のある印象になる
- メリット②:文字数を節約できる
- メリット③:アピール力が強い
- デメリット①:上から目線に感じる
- デメリット②:親しみやすさに欠ける
- デメリット③:企業への敬意を表現しづらい
企業に対し、自信の強さをアピールし、強いインパクトを残すには、である調がおすすめです。
就活生の多くがですます調を使うため、良くも悪くもである調のエントリーシートは目立ちます。
「就活の教科書」編集部 小渕
エントリーシートのですます・である調の使い分けポイント3つ
就活生くん
エントリーシートで、ですます調・である調のメリットを上手く活かすには、どのような使い分けをすれば良いでしょうか。
エントリーシートのですます調・である調の使い分けのポイントは、3つあります。
「就活の教科書」編集部 小渕
- ポイント①:文字数制限で使い分ける
- ポイント②:業界や業種で使い分ける
- ポイント③:企業に与えたい印象で使い分ける
それでは、エントリーシートのですます調・である調の使い分けのポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。
ですます調・である調の使い分け方がよくわからない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
ポイント①:文字数制限で使い分ける
エントリーシートのですます・である調の使い分けのポイント1つ目は、「文字数制限で使い分ける」です。
エントリーシートの文章は、ですます調で書くと長くなり、である調で書くと短くなります。
この特徴を活かして、以下のように、エントリーシートの文字数制限によって使い分けるのがひとつの方法です。
- 制限されている文字数が少ない場合(目安:200文字未満)…である調
- 制限されている文字数が普通~多い場合(目安:200文字以上~)…ですます調
文字数制限が200文字未満など、かなり少ない文字数でまとめなければならない場合は、である調で文字数を節約すると良いです。
文字数制限が200文字以上の場合や、特に指定がない場合は、基本的にですます調でエントリーシートを書くことをおすすめします。
文字数を極力抑えて簡潔にまとめたいときは、である調が便利です。
「就活の教科書」編集部 小渕
文字数制限が少ない場合のESを書きたい方は、以下の記事で、文章を短くまとめるコツを紹介しています。
合わせて読んでみてくださいね。
ポイント②:業界や業種で使い分ける
エントリーシートのですます・である調の使い分けのポイント2つ目は、「業界や業種で使い分ける」です。
エントリーシートを提出する業界や業種によっては、ですます調ではなく、である調が一般的に使われている場合があります。
- マスコミ
- コンサルティング
- 商社
上記のような業界では、である調でエントリーシートを書いても違和感がなく、むしろ説得力と自信のある口調が歓迎される可能性があります。
エントリーシートの提出先に合わせて、ですます調・である調を使い分けましょう。
エントリーシートで、ですます調・である調のどちらが一般的に使われているかは、ESの無料閲覧サービスで内定者のESをチェックするとわかりますよ。
ESの無料閲覧サービスについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
ポイント③:企業に与えたい印象で使い分ける
エントリーシートのですます・である調の使い分けのポイント3つ目は、「企業に与えたい印象で使い分ける」です。
エントリーシートで企業にどんな印象を与えたいのかを考え、戦略的にですます調・である調を使い分ける方法があります。
例えば、対人スキルや人柄を強みとしてアピールする場合は、ですます調の丁寧な口調の方がふさわしいですよね。
一方で、推進力や人をまとめる力を強みとしてアピールする場合は、である調の自信に満ちた感じの方が、説得力が増します。
そのため、エントリーシートで企業にアピールしたい強みによって、ですます調・である調を使い分ければ、企業に与える印象をより強いものにできますよ。
ですます調・である調の使い分け次第で、企業が受ける印象は、多少変わります。
でも、エントリーシートで一番大切なのは口調よりも中身だということは、忘れないでくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
ESには「ですます調」以外にも、書き方で注意する点はたくさんあります。
ESでの空欄・空白や改行、訂正方法ついても知りたい人は、ESの通過率を上げる方法が分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
エントリーシートの通過率を上げるために、内定者のESを参考にしよう
就活生くん
頑張ってエントリーシートを書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
エントリーシートを上手に書くコツってあるんですか?
エントリーシートを上手く書くなら、合格した内定者のESを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にしてESを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
人事さん
エントリーシートを書く前に、自分の強みを理解しよう
就活生くん
内定者のエントリーシートを参考にしてみたけど、自分の強みがいまいちわかりません・・・
どうやればエントリーシートにも書ける自分の強みを見つけられるのかな。
自分の強みを見つける最も効率的なやり方は、自己分析診断をすることです。
「キミスカ適性検査」では、統計データをもとに性格の傾向や職務適性など9つの観点からあなたの強みを分析できます。
人事さん

たった5分で診断できるので、強みを見つけたい人は試してみてくださいね。
人事さん
ちなみに、自分の強みをエントリーシートに活かして突破率をあげたいなら、複数の自己分析診断で精度の高い分析結果がわかります。
たとえば「適性診断AnalyzeU+」「適性検査GPS」を使って、強みを武器にしたエントリーシートを書いてみましょう。
エントリーシートを書いてみた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
このエントリーシートで本当に選考通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事にエントリーシートを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー
まとめ:ですます・である調を効果的に使い分け、選考を通過できるエントリーシートを書こう
エントリーシートの口調は、ですます調・である調のどちらを使っても間違いではありません。
もし迷うようなら、ですます調を使いましょう。
志望先やエントリーシートの文字数制限によって、使い分けするのもありです。
「就活の教科書」編集部 小渕
◆エントリーシート口調はですます・である調どちらで書いてもOK
◆1枚のエントリーシートの中で口調を統一する
◆エントリーシートの口調で迷ったら「ですます調」がおすすめな理由3つ
- 理由①:丁寧な印象になるから
- 理由②:敬語と併用しやすいから
- 理由③:一般的な口調で違和感がないから
◆エントリーシートをですます・である調で書いたときの印象
- ですます調:礼儀正しく丁寧な印象
- である調:自信に満ちた印象
◆ですます調のメリット
- メリット①:礼儀正しく感じる
- メリット②:文字数が稼げる
- メリット③:印象が悪くなるリスクが低い
◆ですます調のデメリット
- デメリット①:リズムが単調になりやすい
- デメリット②:文章が長くなる
- デメリット③:アピール力が強くない
◆である調のメリット
- メリット①:自信のある印象になる
- メリット②:文字数を節約できる
- メリット③:アピール力が強い
◆である調のデメリット
- デメリット①:上から目線に感じる
- デメリット②:親しみやすさに欠ける
- デメリット③:企業への敬意を表現しづらい
◆エントリーシートのですます・である調の使い分けポイント3つ
- ポイント①:文字数制限で使い分ける
- ポイント②:業界や業種で使い分ける
- ポイント③:企業に与えたい印象で使い分ける
◆志望先やエントリーシートの文字数制限によって、ですます調・である調を使い分けよう
「就活の教科書」では、エントリーシートの書き方のコツについても詳しく解説しています。
他の記事もぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕