- 「なぜ当社なのか」と聞かれるタイミング
- 「なぜ当社なのか」を聞く面接官の質問意図3つ
- 他社ではなく「なぜ当社か」と聞かれた時の答え方のポイント
- 「なぜ当社なのか」以外、志望度についての面接での答え方
- 「面接質問の回答を上手く伝えられない…」という方は「面接質問集(公式LINE)」を使うのがおすすめ
みなさんこんにちは、「就活の教科書」編集部の堀本です。
就職活動で最終選考あたりまで進むと、このような質問をしてくる企業に出会ったことはありませんか。
「就活の教科書」編集部 堀本
人事さん
「なぜ○○業界を見ているのか」という質問には答えられても、「なぜ当社なのか」という質問には、時間をかけて準備をておかないと、答えられません。
就活生ちゃん
どうやって答えたらいいのかわからない。
このように、初めて「なぜ当社なのか」という質問を聞かれて、準備足らずで撃沈してしまう就活生も少なくありません。
そこで今回の記事では、なぜ当社なのかという質問に答えられるようにするために、面接官の質問意図や、この質問へ対する答え方について解説していきます。
具体例も紹介しますので、是非最後まで目をとおしてみてください。
先に伝えておくと「面接・ESの質問で評価される回答がわからない…」という方は「面接回答100選(公式LINEで配布)」で内定者の回答を参考にするのが一番おすすめです。
面接回答集を使うと、内定者の回答が丸わかりになるので、面接・ESで落ちにくくなります。
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就活アドバイザー 京香
目次
「なぜ当社なのか」と聞かれるタイミング
「なぜ当社なのか」という質問を聞かれるタイミングは、最終面接だけではなく、エントリーシート(ES)にも質問として記載されている場合も少なくありません。
そのため、受けると決めた企業に感じる、独自の魅力をある程度は考えておきましょう。
適当にエントリーシートに書く内容と最終面接で「なぜ他社ではなく当社なのですか?」聞かれて答えるときは、同じ内容で答えましょう。
この就活生には一貫性が無いのか。
人事さん
というマイナスイメージの印象を面接官に与えてしまいます。
一貫性が無い就活生だと思われないためにも、エントリーシートと面接で答える内容は揃えておきましょう。
その時は「エントリーシートでは○○と書きましたが、○○にも魅力を感じていて…」という風に、追加で答える風にしましょう。
「就活の教科書」編集部 堀本
エントリーシートでよく聞かれる質問について、知りたい方は是非こちらの記事を参考にしてみてください。
100個の質問について紹介してあるので、参考になると思います。
面接官の質問意図
そもそも、面接官の質問意図について考えたことはありますか。
「なぜ当社なのか」という質問をする面接官の質問意図を理解できると、効果的な回答を考えられるようになります。
面接官の意図は大きく分けて3つです。
- 当社へ入社する本気度を見たい
- 内定承諾してくれそうかを見たい
- 企業についてどれだけ調べているのか見たい
それでは、それぞれについて細かく見ていきましょう。
「就活の教科書」編集部 堀本
当社への入社の本気度を見たい
「なぜ当社なのか」という面接官の質問意図の1つ目は、当社への入社の本気度を見たいからです。
「なぜ当社なのか」という質問に答えるためには、細かいところまで企業研究をしなければいけません。
そのため、この質問に答えられれば、入社するために企業研究を真剣にした、本気で入社したい就活生だという風に面接官には評価してもらえます。
プラスαで、OB訪問をして、社員の方からホームページには載っていないような内部の情報まで聞き出して、それを志望動機に織り交ぜながら話せるとベストです。
「就活の教科書」編集部 堀本
内定承諾してくれそうかを見たい
「なぜ当社なのか」という質問をする面接官の意図の2つ目は、内定承諾してくれそうか見たいからです。
採用する側が就活生に内定を出すときの一番の懸念点は、内定辞退されることです。
そのため、「なぜ当社なのか」と質問することにより、どれだけ就活生が企業に魅力を感じ、企業にこだわりを持って選考を進んでくれているかを知ろうとしています。
言っていることがこの業界では当たり前で、どの企業でもいいじゃないか。
人事さん
こう面接官に思われてしまうと、内定を獲得することは難しくなります。
企業についてどれだけ調べているのか見たい
「なぜ当社なのか」という質問をする面接官の意図3つ目は、企業についてどれだけ調べているのか見たいからです。
企業について調べるべきポイントはたくさんあり、「職種」「事業内容」「社員数」などがあげられます。
企業研究、業界研究をしっかり行っていなければ、他社との違いを述べることは難しいです。
そのため、いかに綿密に企業・業界研究し、他社との違いを理解できているかを見るために「なぜ他社なのか」と質問されます。
また、OB訪問を行い、社員さんの生の声も参考にして企業研究をすると、入社の本気度が面接官にも伝わるでしょう。
「就活の教科書」編集部 堀本
OB訪問に役立つアプリやサイトをまとめた記事と、OB訪問をする際の持ち物、事前準備などについてまとめた記事も是非読んでみて下さい。
他社ではなく、なぜ当社かと聞かれた時の答え方のポイント
では、「他社ではなく、なぜ当社なのか」と聞かれたときの答え方のポイントについてお話していきます。
就活生くん
「なぜ当社なのか」という質問に答えるときの答え方とかあるのかな。
初めてこの質問を聞かれると、戸惑ってしまう就活生も多いと思います。
そこで、「なぜ当社なのか」という質問にうまく答える方法を大きく分けて3つお伝えします。
- 他社には無い、当社独自の魅力をまず伝える
- なぜそこに魅力を感じるのか、原体験を踏まえて話す
- 他社との比較を用いる
上記3つの答え方のポイントについてもう少し細かく見ていきましょう。
他社には無い、当社独自の魅力をまず伝える
「なぜ当社なのか」と聞かれたときの答え方1つ目は、他社には無い、当社独自の魅力をまず伝えましょう。
これは面接の答え方で基本中の基本、「結論ファースト」です。
会社によって特に差が出やすいのは、「商品・サービス」100人以下ほどの小規模の会社であれば「社員数」、「社風」「今後の事業展開」などです。
これらに関して、自分が魅力を感じる当社にしかない魅力を探し、それを簡潔にこのように伝えましょう。
就活生ちゃん
○○は他社には無く、御社にしかない魅力だと考えております。
面接だけでなく、ビジネスの世界でも当たり前ですので、早く慣れましょう。
「就活の教科書」編集部 堀本
なぜそこに魅力を感じるのか理由を説明する
「なぜ当社なのか」と聞かれたときの答え方のポイント2つ目は、なぜ魅力を感じるのか、理由を説明することです。
結論として、何に魅力を感じたか言った後は、それを説明するための具体的な理由が必要です。
具体的な理由は、実際にサービスを利用して人の役に立っていると体験した話や、自分の体験から今後の事業展開に大きく貢献できそうという話など、実体験を踏まえて話しましょう。
魅力を感じる理由が実体験を元にしたものだと、面接官に「会社ごとに志望動機を用意してるのでは?」と疑われるような、薄い理由にはなりません。
他社との比較を用いる
「なぜ当社なのか」という質問に対する答え方のポイント3つ目は、他社との比較を用いることです。
選考先の企業の魅力を感じる特徴を述べ、その理由も話した後は、更に説得力をもたせるために他社との比較を話しましょう。
行きたい企業の独自の魅力を述べた後に、その強みは他社には無いということを伝えましょう。
「面接で上手く回答できなくて落ちた…」なんてことになりたくない方は「面接回答100選(公式LINEで配布)」と「unistyle」を同時利用して内定者の回答をまねるのが一番おすすめです。
同時に使うと、面接での頻出質問と難関企業内定者の回答が無料で見れるので、本番で評価される回答ができますよ。
「志望企業の質問内容を知って対策したい!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
「なぜ当社なのか」以外、志望度についての面接での答え方
「なぜ当社なのか」以外の、会社への志望度を問う質問への答え方は、それぞれ以下の記事で解説しています。
面接前に合わせて読んでおいてください。
面接を突破するために、自分の強みを明らかにしよう
就活生くん
面接で自己PRにいつもうまく答えられなくて困っています・・・
そもそも、自分の強みってどうやって見つけるのかな。
面接で話せる自分の強みを簡単に見つけたいなら、「自己分析の診断ツールを利用する」という方法もありますよ。
自己分析の診断ツールは、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格や強みが分かるツールです。
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就活アドバイザー 京香
代表的な自己分析ツールには、以下のようなものがあります(同時利用がおすすめ)
- 適性診断AnalyzeU+(OfferBox):22卒就活生が185,000人が利用していて、累計100万人の診断結果に基づいて分析できる
- キミスカ適性検査(キミスカ):診断時間5分で分析でき、41項目・9つの観点から自分の強みが詳しくわかる
自己分析ツールで自己分析すると、あなたの診断結果に魅力を感じた企業から直接スカウトが届きます。
自己分析を進めつつ、企業からのオファーも来るなんて一石二鳥ですよ。
おすすめの自己分析ツールの評判や使い方は、「【内定者が選んだ】自己分析ツールおすすめ16選 | 簡単な適性診断サイト,アプリ (全て無料)」という記事で解説しているので、参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
面接の勝率を上げるために、場数を踏んでおこう
就活生ちゃん
面接での対策はなんとなくわかったけど、面接当日にうまく話せないんですよね。
面接の勝率を上げるためには、今から何をしたらいいんでしょうか・・・?
頭で理解することも大切ですが、面接では場数を踏むことが最も重要です。
スカウトサイトの「OfferBox」を使うと、自分に興味のある企業から直接スカウトが届き、面接を受けられます。
7,600社以上の中から自分が活躍できる企業選びもでき、面接に慣れることができますね。
240,000人が使う人気No.1サイトで面接の場数を踏んでみましょう。
就活アドバイザー 京香
また、面接のおすすめ練習方法をこちらの記事で紹介していますので、自分に合った方法を見つけてみてください。
まとめ:その企業に行きたい気持ちをアピールする絶好のチャンス
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、最終面接や、エントリーシートでも聞かれる「なぜ当社なのか」という質問に対しての答え方についてお話しました。
「就活の教科書」編集部 堀本
面接官の質問意図
- 当社への入社の本気度を見たい
- 内定承諾してくれそうかを見たい
- 企業についてどれだけ調べているのか見たい
他社ではなく、なぜ当社かと聞かれた時の答え方のポイント
- 他社には無い、当社独自の魅力をまず伝える
- なぜそこに魅力を感じるのか理由を説明する
- 他社との比較を用いる
質問への答え方だけではなく、面接官の質問の意図についても解説したので、頭に入れておいて、意図を捉えた上で答えられるようにしておきましょう。
なぜその企業に行きたいのかを明確に自分の中で確認し、整理した上でエントリーシートや、面接に挑み、内定を勝ち取ってください。