- 志望動機で「ワークライフバランス」は使っても良い
- 志望動機で「ワークライフバランス」を伝えるための例文
- 志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ
就活生の皆さんこんにちは、「就活の教科書」編集部の坂田です。
今回は、志望動機「ワークライフバランス」について解説していきます。
就活生の皆さんは、志望動機「ワークライフバランス」について上手に伝えるのに困った経験はありませんか?
「就活の教科書」編集部 坂田
就活生くん
この前、志望動機でワークライフバランスを重視したいと伝えたら面接官の反応が微妙でした。
志望動機でワークライフバランスを上手く伝える方法が分かりません・・・。
就活生ちゃん
私は志望動機をワークライフバランスにしようと思っているのですが、就活の場で「ワークライフバランス」について触れるのはアリなのでしょうか・・・
志望動機でワークライフバランスを伝えることはアリなのか、多くの就活生が悩むポイントです。
しっかりと志望動機で「ワークライフバランス」の伝え方を把握して、面接官にアピールできるようにしましょう!
「就活の教科書」編集部 坂田
この記事では、志望動機で「ワークライフバランス」を伝えることはアリなのか、その理由を解説します。
また、「ワークライフバランス」を伝える時のコツや例文も解説します。
この記事を読めば、「ワークライフバランス」について悩むことはなくなりますよ。
志望動機で「ワークライフバランスをアピールしたい!」という就活生は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
就活の志望動機で「ワークライフバランス」はアリ?
就活生ちゃん
志望動機を「ワークライフバランス」にしたいのですが、「ワークワイフバランス」は志望動機として挙げても大丈夫なのでしょうか?
実は、志望動機で「ワークライフバランス」を挙げることは賛否が分かれています。
ここでは、それぞれの意見と当サイトの立場を解説します。
「就活の教科書」編集部 坂田
- 肯定派の意見:仕事をする上で必要
- 否定派の意見:仕事へのやる気が見えない
- 当サイトの見解:問題はないけど扱いは難しい
それでは、1つずつ確認していきましょう!
「就活の教科書」編集部 坂田
肯定派の意見:仕事をする上で必要
志望動機で「ワークライフバランス」について肯定的な意見の主なものは、「仕事と生活の調和はこれからの社会に必要なものである」という意見です。
肯定派としては、ワークライフバランスを重視することで生活を充実させ、結果的にやりがいを感じて働けるようになると考えているためです。
内閣府も“仕事と生活の調和”がこれからの社会には欠かせないとして、ワークライフバランスを推進しています。
志望動機で「ワークライフバランス」を挙げることを肯定する企業は多く存在します。
内閣府の“仕事と生活の調和について”は、以下をご覧ください。
「就活の教科書」編集部 坂田
- これからの社会に「ワークライフバランス」の考え方は必要
- 結果的に仕事もやりがいを感じて取り組める
- 多様な働き方が認められるべき
否定派の意見:仕事へのやる気が見えない
志望動機で「ワークライフバランス」について否定的な意見の主なものは、「私生活を優先して、仕事へのやる気が見えない」という意見です。
否定派としては、仕事は熱意を持って全力で取り組むものであり、私生活を優先する態度は望ましくないと考えているためです。
「ワークライフバランスを重視する=仕事のやる気がない」というのはよくある誤解です。
しかし、現状として「ワークライフバランス」に対してマイナスイメージを持つ面接官は数多くいます。
- 仕事へのやる気が見えない
- 仕事よりプライベートを優先する宣言に聞こえる
仕事へのやる気が伝わらなかったら、志望動機として本末転倒ですよね。
あくまでも志望動機として「ワークライフバランス」を使うことを忘れないでくださいね。
「就活の教科書」編集部 坂田
当サイトの見解:問題はないけど扱いは難しい
当サイトでは、肯定派と否定派の意見を紹介した上で中立の立場を取っています。
賛成意見も反対意見も存在し、どちらか一方が正しいという訳ではないからです。
志望動機で「ワークライフバランス」を挙げることに関しての意見は、企業ごとに賛否が異なります。
しかし、希望するすべての企業で「ワークライフバランス」を志望動機に挙げることはおすすめしません。
「ワークライフバランス」に否定的な企業では、面接官にマイナスの判断をされてしまうからです。
志望動機で「ワークライフバランス」を挙げること自体には問題ありません。
しかし、相手の企業に左右されたり誤解されない伝え方が難しかったりと、難点が多いのも事実です。
「就活の教科書」編集部 坂田
就活生ちゃん
志望動機で「ワークライフバランス」を挙げても大丈夫なのかが分かりました。
難しそうですが、とりあえず考えてみようかなと思っています。
それでは次に、志望動機で「ワークライフバランス」を伝えるための例文を紹介します。
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時の全体像を把握するために、ぜひ確認してくださいね。
「就活の教科書」編集部 坂田
志望動機で「ワークライフバランス」を伝えるための例文
就活生ちゃん
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時の全体像がまだ掴めていません・・・。
それではここで、志望動機で「ワークライフバランス」を伝えるための例文を紹介します。
「ワークライフバランス」は扱いが難しいので、ぜひあなた自身のアピールに役立ててくださいね。
「就活の教科書」編集部 坂田
私が貴社を志望した理由は、貴社のワークバランスに魅力を感じたからです。
私は、入社後に宅地建物取引士の資格を取得しようと考えています。
貴社はワークバランスを重視しており環境も整っているため、仕事をしながらでも資格取得が可能だと考えました。
貴社は不動産事業に力を入れており、近々さらに事業を発展させていく予定だと伺いました。
資格取得後は、宅地建物取引士の資格を生かして貴社の事業発展に貢献したいと考えています。
私が貴社を志望した理由は、貴社のワークバランスを重視した環境が魅力的だと考えたためです。
私は、貴社のセミナー開催や研修制度を積極的に活用したいと考えています。
貴社はセミナーを開催するだけでなく、他社のセミナーに参加しやすく、より知識や経験を深められる環境が整えられていると存じます。
その環境で吸収した経験を貴社に還元して、事業に貢献したいと考えています。
志望動機の作り方に自信がない方は下記の記事で詳しく解説しているので読むことをオススメします。
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ3つ
ここでは、志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツを解説します。
コツを把握して、志望動機のアピールを磨き上げましょう!
「就活の教科書」編集部 坂田
- コツ①:ワークバランスが整っていることを伝える
- コツ②:企業に貢献できることを伝える
- コツ③:NGワードを避ける
それでは、1つずつ確認していきましょう!
「就活の教科書」編集部 坂田
コツ①:ワークバランスが整っていることを主張する
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ1つ目は、企業のワークバランスが整っていることを主張することです。
企業のワークバランスを積極的に活用して成長したいという意欲を見せれば、NGワードを使わずにアピールできるからです。
コツ③で紹介しますが、志望動機で「ワークライフバランス」を挙げるならNGワードは絶対に使ってはいけません。
NGワードを使わずに、企業のワークバランスを活用して成長する意欲を見せれば、「ワークライフバランス」の“仕事のやる気が見えない”というデメリットを払拭できます。
また、ワークライフバランスを尊重している企業であれば企業の理念に共感している姿勢を見せられます。
資格取得やセミナー参加、研修制度など企業のワークバランスが整っていることを主張すれば、あなたがワークライフバランスを重視していることを伝えられます。
「就活の教科書」編集部 坂田
コツ②:企業に貢献できることを伝える
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ2つ目は、企業に貢献できると伝えることです。
企業は、会社にとって有益で活躍してくれる人材を求めているためです。
企業側は、成長した成果を企業に還元して欲しいために、ワークバランスを整えた環境を用意しています。
そのため、ただ成長意欲を伝えるだけでは足りないのです。
就活生くん
貴社のワークバランスを重視した環境を活用し、資格取得を目指しています。
就活生ちゃん
貴社のワークバランスを重視した環境を活用して資格取得後に、その資格を生かして貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。
成長意欲だけでなく、企業に貢献したいという姿勢を主張することでアピールの説得力が深まります。
志望動機で「ワークライフバランス」をアピールする時は、ワークバランスと活用して得た知識や経験を企業に還元し、貢献したいという姿勢を忘れないでくださいね。
「就活の教科書」編集部 坂田
コツ③:NGワードを避ける
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ3つ目は、NGワードを避けることです。
NGワードを使ってアピールすると、面接官にとってあなたの印象が悪くなってしまうためです。
NGワードは志望動機で「ワークライフバランス」を挙げたければ、絶対に避けなくてはなりません。
志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のNGワードは以下のようなものがあります。
- 残業したくない
- プライベート時間を優先したい
- 絶対に休日出勤は嫌
志望動機でいきなり「残業はしたくない」と言われたら、面接官は意欲を感じません。
心の底ではそう思っていても、良い印象を与えたいならNGワードは避けてくださいね。
今回は、志望動機の注意点について話しましたが、ガクチカも注意点がたくさんあります。
下記の記事で詳しく紹介しているので読むことをオススメします。
「就活の教科書」編集部 坂田
エントリーシート「志望動機」の通過率をさらに上げる3つの方法
内定者のエントリーシートを参考にしよう
就活生くん
頑張ってエントリーシートの志望動機を書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
志望動機を上手に書くコツってあるんですか?
志望動機を上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にして志望動機を書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
人事さん
志望動機を書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートの志望動機をとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
この志望動機で本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートの志望動機を一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事に志望動機を添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー
志望動機を考えるのが面倒なら、逆求人サイトで企業から直接オファーをもらおう
就活生くん
企業によって毎回内容を変えて志望動機を作るのって正直、面倒です。
企業ごとの志望動機って毎回考え直すのって大変なんだよなー・・・
確かに、志望動機を毎回考え直すのって大変ですよね。
志望動機を考えずに選考を受けるなら、 企業から選考オファーを受け取れる逆求人サイトがおすすめです。
自己PRやガクチカを書いておくだけで、企業から選考オファーが来ますので、エントリーで志望動機を書く必要はありません。
就活アドバイザー
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
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就活アドバイザー
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就活アドバイザー
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まとめ:志望動機で「ワークライフバランス」を扱うのは慎重に
この記事では、志望動機で「ワークライフバランス」を扱ってもいいのか、その理由を解説しました。
合わせて、志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツや例文を紹介しました。
◆就活の志望動機で「ワークライフバランス」はアリ?
- 肯定派の意見:仕事をする上で必要
- 否定派の意見:仕事へのやる気が見えない
- 当サイトの見解:問題はないけど扱いは難しい
◆志望動機で「ワークライフバランス」を伝える時のコツ3つ
- コツ①:ワークバランスが整っていることを伝える
- コツ②:企業に貢献できることを伝える
- コツ③:NGワードを避ける
志望動機で「ワークライフバランス」を扱うのは難しいですが、NGワードを避けるなどすれば志望動機として使えます。
他にも「就活の教科書」ではたくさんの記事を掲載しています。
ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 坂田