- 「希望の部署」が面接で聞かれる理由は、企業に対する熱意を知りたいから(他2つ)
- 「配属される部署」の決まり方
- 「希望部署」を面接で答えるコツは、強みや経験と絡める
- 「希望部署」を面接で答える時の注意点3つ
- 「希望部署」が特に決まっていない場合の対処法
- 「面接質問の回答を上手く伝えられない…」という就活生は、「面接質問集(公式LINE)」を使うのがおすすめ
「就活の教科書」編集部の中村です。
就活生のみなさんは、「希望する部署と理由」について面接で質問されたことはありますか?
「就活の教科書」編集部 中村
就活生くん
答えを用意していなくて、僕は体育会だしなんとなくのイメージで「体力には自信があるので営業部を希望します」って答えてしまったよ。
せっかく最終面接まで進めたから、対策しとけばよかったな。
就活生ちゃん
ただ、先輩が希望部署や職種について何回か質問されたことがあると言っていました。
部署や職種について特に考えたことがないですし、面接で希望部署や職種を聞かれた時の練習もしていないので焦っています。
不安を減らしたい就活生のみなさん、この記事を読んでみてくだい。
この記事を読めば、希望の部署を面接で聞かれた時にどのように答えれば良いか分かりますよ。
「就活の教科書」編集部 中村
この記事では、「希望する部署と理由」を面接で答える時の例文や答え方のコツ、注意点を紹介しています。
合わせて、希望の部署が面接で聞かれる理由や配属部署を決める要素、希望部署がない場合についても解説しています。
この記事を読めば、面接で「希望する部署と理由」を聞かれた時の不安がなくなりますよ。
しっかり準備をして面接でアピールしたい就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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就活アドバイザー 京香
目次
希望部署を面接で答える時の例文
営業部を希望する就活生は特に参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
私は営業部を希望します。
なぜなら私は負けず嫌いな性格を活かし、結果に貪欲に努力できるからです。
学生時代アパレル販売員のアルバイトをしていた経験があるのですが、始めたばかりは声をかけることで精一杯で、購入までつなげることが出来ず、売り上げの成績は最下位でした。
しかしながら、悔しいという思いから「どうすれば個人売り上げを伸ばすことができるか」を考えました。
そこで私は、先輩がどのようにお客様とコミュニケーションをとっているのか観察しノートにまとめたり、動画で接客マナーについて毎日学んだりしました。
こうした結果、個人売り上げは順調に伸びただけでなく、「あなたが選んでくれると嬉しい」と嬉しいお言葉をいただく機会もありました。
この経験を活かし、御社の営業部として、顧客満足度向上と売り上げに貢献したいです。
「就活の教科書」編集部 中村
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就活アドバイザー 京香
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希望の部署が面接で聞かれる理由3つ
就活生くん
そもそも、どうして面接で「希望する部署と理由」を質問してくるんですか?
面接官が「希望する部署と理由」を質問する理由は3つあります。
「就活の教科書」編集部 中村
- 理由①:企業に対する熱意を知りたい
- 理由②:入社後のキャリアを考えているかどうか知りたい
- 理由③:希望の部署を把握したい
「就活の教科書」編集部 中村
理由①:企業に対する熱意を知りたい
希望の部署を面接で質問してくる1つ目の理由は、「企業に対する熱意を知りたい」からです。
面接官は、就活生がどれほど「その企業に入りたい」という熱意を持っているのか知りたいのです。
希望の部署を決めるには、企業研究がなされていないといけませんよね。
そのため、面接官は就活生がどれほど企業研究が出来ているのかを知ることができるのです。
会社に対する熱意に関連する面接質問の答え方について知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
理由②:入社後のキャリアを考えているかどうか知りたい
希望の部署を面接で質問してくる2つ目の理由は、「入社後のキャリアを考えているかどうか知りたい」からです。
企業は入社後あなたが活躍してくれることを期待して、内定を出します。
自分で入社後のキャリアを考えていない学生を、面接官は「この子活躍しそう」だと思いませんよね。
入社後、自分がどういう風に活躍したいのか答えられるようにしておきましょう。
将来の自分についてまだ考えられていない就活生は、以下の記事で将来の自分について考える方法がわかるので、読んでみてくださいね。
内定をゴールに考え、将来のキャリアを考えていない就活生は、この記事をきっかけに考えてみましょう。
「就活の教科書」編集部 中村
理由③:希望の部署を把握したい
希望の部署を面接で質問してくる3つ目の理由は、「希望の部署を把握したい」です。
内定後にどの部署に配属するか決めるための判断材料の1つになります。
採用面接で述べた希望が必ずしも通るわけではないことは理解しておきましょう。
「就活の教科書」編集部 中村
配属される部署はどうやって決まるか
就活生くん
配属される部署ってどうやって決まるんですか?
「就活の教科書」編集部 中村
- 要素①:人事から見たあなたの適性
- 要素②:各部署のニーズ
- 要素③:あなたの希望
「就活の教科書」編集部 中村
要素①:人事から見たあなたの適性
まず、配属部署を決める1つ目の要素は「人事から見たあなたの適性」です。
就職活動中であれば、採用面接であなたの適性を人事は見ています。
また、内定後であれば、懇親会や研修時にあなたの適性を見ているでしょう。
企業は、長期的な視点でどの部署があなたに合っており、活躍できるかを考えて見ています。
「就活の教科書」編集部 中村
要素②:各部署のニーズ
配属部署を決める2つ目の要素は「各部署のニーズ」です。
各部署には様々な理由でニーズが存在します。
例えば、社員の退職や部署異動、事業拡大などによる人手不足があります。
その他には、「こういう人材が欲しい」と部署から人事部に向けて、各部署が具体的に求めている人材が指定されていることもあります。
「就活の教科書」編集部 中村
要素③:あなたの希望
配属部署を決める3つ目の要素は「あなたの希望」です。
「人事から見たあなたの適性」と「各部署のニーズ」の2つに比べ、企業側からの優先順位は低いです。
しかし、アピールの仕方によれば希望した部署に配属される可能性も上がるでしょう。
採用面接や内定後の配属面談、内定者向けアンケートなどで希望を聞かれることが多いです。
そのため、自分の希望をしっかりアピールすることは大事ですよ。
「就活の教科書」編集部 中村
希望部署を面接で答えるコツ3つ
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 中村
- コツ①:あなたの強みと絡めて伝える
- コツ②:経験を交えて伝える
- コツ③:部署での強みの活かし方を伝える
「就活の教科書」編集部 中村
コツ①:あなたの強みと絡めて伝える
希望部署を面接で答える時の1つ目のコツは、「あなたの強みと絡めて伝える」です。
あなたの強みと絡めて伝えることで、企業はあなたを希望部署に配属したらどういうメリットが企業にあるかイメージしやすくなるからです。
企業側からしても、あなたの強みを活かすことが出来る部署に配属した方が、長期的に見ても活躍しやすいと考えるでしょう。
その部署に配属されたいという気持ちだけではなく、「自分の強みが〇〇だから」ということも伝えるようにしましょう。
自分の強み・長所の見つけ方を知りたい就活生は、こちらの記事を読めば、長所を見つける方法や長所の伝え方が分かりますよ。
ぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
また、自分の強みを理解するうえで、自己分析は欠かせません。
「我流で自己分析をして、まだ強みが把握し切れていない」「自己分析不安だな」といった就活生は、自己分析の正しいやり方や自己分析のフレームワークがわかるので、ぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
コツ②:経験を交えて伝える
希望部署を面接で答える時の2つ目のコツは、「経験を交えて伝える」です。
コツ①で「あなたの強みと絡めて伝える」と述べましたが、強みをただ伝えるだけでは説得力がありませんよね。
例えば、営業部に配属されたい場合、「学生時代に長期インターンで不動産の営業をしていた」という経験があれば、経験を交えて伝えることで説得力が上がりますね。
就活生ちゃん
経験を交えることで、希望の部署で活躍する自分の姿をイメージしてもらいやすくなるんですね。
コツ③:部署での強みの活かし方を伝える
希望部署を面接で答える時の3つ目のコツは、「部署での強みの活かし方を伝える」です。
企業は、長期的にあなたがその部署で活躍できると考えやすくなるからです。
経験を交えて伝えた後、「だからどのように部署で活躍できるのか」を伝えましょう。
例えば、「大学で培った専門知識を基に、貴社製品の品質向上に貢献していきたいと考えております」のように強みや経験で学んだことの活かし方を伝えましょう。
就活生くん
希望部署を面接で答える時の注意点3つ
就活生ちゃん
実際に希望部署を面接で答える時にやってはいけないことがあれば、教えてください。
「就活の教科書」編集部 中村
- 注意点①:筋が通っていない
- 注意点②:「希望する部署と理由」の仕事を知らない
- 注意点③:「どこでもいい」と言わない
「就活の教科書」編集部 中村
注意点①:筋が通っていない
希望部署を面接で答える時の1つ目の注意点は、「筋が通っていない」です。
志望動機や自己PRを含め、面接で話すことに筋が通るように意識しましょう。
筋が通っていなければ、面接官は不信感を抱いてしまいます。
どれが本当の気持ちなんだろう。
嘘をついているかもしれないな。
人事さん
では、具体例を挙げて説明しますね。
例えば、飲食店のバイトリーダーとして、積極的に後輩に働きかけモチベーションを上げることが出来たエピソードを自己PRで伝えていたとします。
「就活の教科書」編集部 中村
注意点②:「希望する部署と理由」の仕事を知らない
希望部署を面接で答える時の2つ目の注意点は、「『希望する部署と理由』の仕事を知らない」です。
実は名前は同じ部署であっても、会社によって部署ごとの業務内容は様々です。
そのため自分が志望する会社について知ると共に、「希望する部署と理由」ではどのような業務をしているのかについて調べておく必要があります。
イメージで希望部署や職種の理由を答えるのは絶対にやめましょう。
希望部署の業務内容についてあまり知らず、面接官にそのことが悟られた場合に「この学生は会社への志望度が低いな」と思われてしまいます。
また、たとえ希望の部署に配属されたとしてもイメージと違い、ミスマッチを起こす可能性もあります。
事前に志望する部署や職種の業務内容が本当に自分がやりたい仕事かどうか調べておきましょう。
そのためには企業研究が必要ですよね。
企業研究について知りたい就活生はこの記事を読めば、企業分析のやり方やポイントが分かりますよ。
ぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
注意点③:「どこでもいい」と言わない
希望部署を面接で答える時の3つ目の注意点は、「『どこでもいい』と言わない」です。
入社してどのように働きたいのかについて、考えられていないと面接官は思ってしまいます。
また、「どこでもいい」と答えると「この学生は自分の意思が全然ないんだな」とマイナスな評価を受けることになりかねまっせなりかねません。
「自分のキャリアについて考えることが出来ていない」「意思がない」と面接官に思われてしまいます。
「就活の教科書」編集部 中村
就活生くん
だけど、実際に希望する部署も職種も決まっていない僕みたいな就活生はどうしたらいいんだろう…。
希望部署が特に決まっていない場合は、OB・OG訪問しよう!
希望部署が特に決まっていない就活生は、OB・OG訪問をしましょう。
「就活の教科書」編集部 中村
就活生くん
パンフレットやHP(ホームページ)を見るんじゃなくて、OB・OG訪問をするのはどうしてだろう…。
パンフレットやHP(ホームページ)を見ることはもちろん大事です。
しかし、よりリアルな部署の雰囲気や職種の業務内容を知るためにはOB・OG訪問がいいでしょう。
志望する企業のOB・OGに「どういう仕事をしているのか」や「部署の雰囲気はどんな感じなのか」など特にパンフレットやHP(ホームページ)で得られない情報を質問してみましょう。
また、実際に働いてみてその部署の良い点、悪い点を聞くことで「希望する部署と理由」がはっきりしてくるでしょう。
OB・OG訪問についてもっと知りたい就活生は、OB・OG訪問のやり方やマナーが分かるのでこちらの記事をぜひ読んでみてくださいね。
「希望する部署と理由」に関連する面接質問への答え方
面接に対する不安を少しでも減らしたい就活生は、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 中村
【無料でできる!】面接対策をしてくれるおすすめサービス
就活生ちゃん
面接対策をしたいけど、対策してくれる友達や先生がいないし、上手く答えられるかわからない…
たくさん面接対策ができるサービスとかってないのかな…
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
まとめ:あなたの強みと経験を合わせて理由を伝えよう!
今回は、「就活の教科書」編集部の中村が、「希望する部署と理由」を面接で答える時の例文やコツ、注意点を紹介しました。
合わせて、希望の部署が面接で聞かれる理由や配属部署を決める要素、希望部署がない場合についても解説しました。
それでは、この記事のおさらいをしますね。
「就活の教科書」編集部 中村
希望の部署が面接で聞かれる理由3つ
- 理由①:企業に対する熱意を知りたい
- 理由②:入社後のキャリアを考えているかどうか知りたい
- 理由③:希望の部署を把握したい
配属される部署はどうやって決まるか
- 要素①:人事から見たあなたの適性
- 要素②:各部署のニーズ
- 要素③:あなたの希望
希望部署を面接で答えるコツ3つ
- コツ①:あなたの強みと絡めて伝える
- コツ②:経験を交えて伝える
- コツ③:部署での強みの活かし方を伝える
希望部署を面接で答える時の注意点3つ
- 注意点①:筋が通っていない
- 注意点②:「希望する部署と理由」の仕事を知らない
- 注意点③:「どこでもいい」と言わない
希望部署が特に決まっていない場合は、OB・OG訪問しよう!
最後に、この記事がいいな!と思った就活生は、ぜひ友人や就活仲間にシェアしてみてくださいね。
「就活の教科書」では他にも、就活に役立つ記事が多く掲載されていますよ。
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「就活の教科書」編集部 中村