- エントリーシートの平均通過率は50%
- エントリシートの通過率を高める対策3つ
- エントリーシートの通過率が低い企業TOP10
- エントリーシートの通過率が低くなってしまう要因3つ
- 「ESの書き方がわからない…」という方は「unistyle」で内定者のESを参考にするのがおすすめ
こんにちは!「就活の教科書」編集部の松村です。
この記事では、エントリーシート(ES)の通過率について解説していきます。
就活生の皆さんはエントリーシートの通過率について疑問を持ったことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 松村
就活生ちゃん
エントリーシートの時点で落ちてばっかりなんですが、通る確率ってどのくらいなんですか?
また通過率を上げるためには何を意識すれば良いのでしょうか?
就活生くん
企業ごとのesの通過率が知りたいです。
es通過するのが難しい企業のランキングを教えてください!
就活生の皆さん、エントリーシートの通過率について疑問があるようですね。
「就活の教科書」編集部 松村
そこでこの記事では、エントリーシート(ES)の通過率を高める対策3つについて解説していきます。
合わせて、エントリーシートの通過率が低い企業ランキングTOP10についても解説していきます。
また、エントリーシートの通過率が低くなる要因3つや業界・企業によるエントリーシートの通過率の特徴についても解説していきます。
エントリーシート(ES)の通過率が低くて悩んでいる方や業界・企業選びでエントリーシートの通過率が気になる方は、この記事を読めばエントリーシートの通過率の心配はなくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでください。
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「ESなんかで落とされたくない!」という方は、ぜひ同時に利用して内定者のESを参考にしてみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
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目次
エントリーシートの平均通過率は50%
就活生一人当たりの平均通過率は約50%です。
ただ、「就活生本人のレベル」と「エントリーする企業」によって通過率は大幅に変わります。
当然ですが、優秀な就活生のエントリーシートの通過率は高いです。
エントリーシートの通過率の低い業界や企業もあります。
自分のエントリーシートの通過率の低さを企業や優秀な就活生のせいにしていても現状は変わりません。
エントリーシートの通過率を上げるための原因を分析して対策をしましょう。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートの通過率を高める対策3つ
次は、エントリーシートの通過率(合格率)を高めるための対策を紹介していきます。
エントリーシートの通過率を高めるための対策は3つあります。
- オリジナルのエントリーシートを書く
- 相手に分かりやすい文章を書く
- 業界・企業に合ったエントリーシートを書く
「就活の教科書」編集部 松村
対策①:オリジナルのエントリーシートを書く
エントリーシートの通過率を高める対策の1つ目は、オリジナルのエントリーシートを書くことです。
なぜなら、オリジナルのエントリーシートは人事に「この人と話してみたい」と思わせることができるからです。
みんなと同じエピソードだと印象に残らないですよね。
オリジナルのエントリーシートを書くには、しっかり自己分析をしましょう。
しっかり自己分析をして、オリジナルの自分を見つけ出しましょう。
就活では、どれぐらいほかの就活生と差別化できるかが重要なのでオリジナリティのあるエントリーシートを介していきましょう!
「就活の教科書」編集部 松村
対策②:相手にわかりやすい文章を書く
エントリーシートの通過率を高める対策の2つ目は、相手に分かりやすい文章を書くことです。
なぜなら、読みやすい文章を書くことで言いたいことが伝わり、さらに、言語化能力アピールできるからです。
就活において言語化能力は非常に重視されているので、読みやすい文章書けることはそれだけで評価されるのです。
読みやすい文章を書くには、たくさんの大人に文章を添削してもらいましょう。
より多くの大人に見てもらうことで多角的な視野で添削されるので、語彙力や論理的な思考を補えます。
どれだけ良い内容のエピソードであっても、相手に伝わらなければ意味がありません。
エントリーシートでは内容も見られていますが、言語能力のレベルも見られているので、意識して書くようにしましょう!
「就活の教科書」編集部 松村
対策③:業界・企業に合ったエントリーシートを書く
エントリーシートの通過率を高める対策の3つ目は、業界・企業に合ったエントリーシートを書くことです。
なぜなら、業界・企業に合ったエントリーシートを書くことで、企業に適正があるとアピールできるからです。
業界・企業に合ったエントリーシートを書くには、業界・企業研究をしましょう。
エントリーシートの通過率を高めるための対策がわかりましたね。
さっそく自分のエントリーシートを添削していきましょう。
ただ、いくら良いエントリーシートを提出しても、通過できる企業とできない企業があります。
同じレベルのエントリーシートでも企業によって通過率が違うのは、提出する業界が違うからです。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートの通過率が低い企業ランキングTOP10
就活生くん
大手を中心に受ける予定なのですが、難関企業になればなるほど、ESの通過率って低くなりますよね?
ではエントリーシートの通過率が企業をランキング形式で紹介していきます。
「就活の教科書」編集部 松村
1位:電通東日本 11%
2位:ロート製薬 16%
3位:大同興行 18%
4位:味の素AGF 22%
5位:東京ドーム 22%
6位:野村不動産 27%
7位:スタンレー電気 28%
8位:KADOKAWA 30%
9位:東映 30%
19位:NTT西日本 30%
引用:2019年四季報
やはりどの企業も一度は名前の聞いたことのある企業ばかりですね!
難関企業になるほど受ける学生も多いため、エントリーシートの通過率は難しくなる傾向にあります。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートの通過率が低くなる要因3つ
エントリーシート(ES)の通過率が低い業界・企業の特徴はわかりましたが、就活生本人に原因がある場合は、どこの業界・企業にエントリーシートを出しても通過率は低いままです。
エントリーシートの通過率が低い人は、原因を突き止めましょう。
エントリーシートの通過率が低くなる原因は3つあります。
- 質問の意図を理解していない
- 文章が下手
- 受けている企業が身の丈に合っていない
「就活の教科書」編集部 松村
要因①:質問の意図を理解していない
エントリーシートの通過率が低い要因の1つ目は、質問の意図を理解していないことです。
なぜなら、企業がその質問をしている意図が理解できないと的外れな回答をしてしまうことがあるからです。
企業側の視点に立つとその質問から何が知りたいのかわかります。
例えば、「学生の時に力を入れたこと」という質問でいうと、企業はその就活生の思考力や能力について知りたいと思っています。
質問の意図を理解できればエントリーシートの書き方は変わってくるはずです。
「就活の教科書」編集部 松村
要因②:文章が下手
エントリーシートの通過率が低い要因の2つ目は、文章が下手なことです。
なぜなら、文章が下手だと読み手が理解できず、伝えたいことが伝わらないからです。
書いている自分が理解できる文章ではなく、読み手が理解できる文章でなければ、エントリーシートを出す意味がありません。
よく言われる例としては、「主語を明確にする」や「結論から書く」、「一文は短く」などが挙げられます。
文章の書き方は学校で教えてもらえるものではないので、文章が下手でも仕方ありません。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートは、文章以前に提出方法やマナーを間違えると通過率が下がります。
ES提出方法やマナーからおさらいしたい人は、メールでESを送る方法やESの印刷方法が分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
要因③:受けている企業自分に合っていない
エントリーシートの通過率が低い要因の3つ目は、受けている企業が自分に合っていないことです。
なぜなら、企業は効率的な採用をするので、エントリーシートの段階で適性がないことがわかれば容赦なく不採用にするからです。
業界や企業に対する憧れだけで志望していると、自分の適性に気が付かずエントリーシートを出しても通過できません。
就活生の中にはエントリーシートを出す企業の業界や職種が企業によって異なる人がいます。
志望する業界や職種が異なることは構いませんが、志望動機や自己PRなど業界や企業ごとに使い分けなければ、適性がないと評価されてしまいます。
エントリーシートを書く人によって原因は異なります。
自分のエントリーシートを見直してみましょう。
「就活の教科書」編集部 松村
「評価されるガクチカ・自己PR・志望動機などの書き方がわからない…」という方は「unistyle(ユニスタイル)」と「ES回答集100選(公式LINE)」を同時に使って内定者のESを参考にするのが一番おすすめです。
同時に使うことで、ES/履歴書や面接で聞かれる質問と評価される回答のほとんどをカバーできるようになります。
例えば「自己PRで協調性をアピールしたいな…」「金融業界の志望動機ってどうやって書くんだろう…」なんて悩みや不安も解決できますよ。
就活アドバイザー 京香
ちなみに、当サイトがおすすめする無料ES添削サービスは以下の記事にまとめていますので、合わせて参考にしてくださいね。
業界・企業によるエントリーシートの通過率の特徴
エントリーシート(ES)の通過率は業界によって違います。
ではどのような企業の通過率が低く、どのような企業の通過率が高いのでしょうか?
自分がエントリーシートを出そうとしている、もしくは、出した企業の通過率は低そうなのか、高そうなのか、確認してみましょう。
エントリーシートの通過率の低い業界・企業の特徴3つ
まずはエントリーシートの通過率が低い業界・企業の特徴から説明します。
エントリーシートの通過率が低い業界・企業には特徴があり、大きく3つに分けることができます。
- 求めている人材のレベルが非常に高い
- 知名度が高く応募者が多い
- 募集人数が少ない
「就活の教科書」編集部 松村
特徴①:求めている人材のレベルが非常に高い
エントリーシートの通過率が低い業界・企業の特徴の1つ目は、求めている人材のレベルが非常に高いことです。
世界レベルで活躍していたり高度なスキルが必要な仕事をしていたりする企業のことです。
具体例としては、外資系企業や業界大手企業、コンサル業界などが挙げられます。
求めている人材のレベルが非常に高い企業は、エントリーシートの質問内容から難しくなっています。
「就活の教科書」編集部 松村
特徴②:知名度が高く応募者が多い
エントリーシートの通過率が低い業界・企業の特徴の2つ目は、知名度が高く応募者が多いことです。
消費者向けのサービスを提供している業界やみんなが知っているような巨大企業のことです。
具体例としては、メーカーやマスコミ、食品業界が挙げられます。
「単純接触効果」という言葉を知っていますか?
ただ接触回数が多いだけのものに、好感を持つようになる心理学的な現象です。
単純接触効果のせいでメーカーやテレビ局など日常生活でよく目にする企業は、それだけで応募者が多くなります。
何社にESを提出すべきか悩んでいる人は、具体的に適切なES提出数が分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 松村
特徴③:募集人数が少ない
エントリーシートの通過率が低い業界・企業の特徴の3つ目は、募集人数が少ないことです。
新卒の採用が必要なかったり会社の規模が小さかったりする企業のことです。
具体例としては、石油やコンサル業界などが挙げられます。
少数精鋭の企業ですね。
また、業界によって提出期限も異なります。
ESの業界ごとの提出時期や期限を知り、計画的に準備を進めていきたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートの通過率の高い業界・企業の特徴
エントリーシートの通過率が高い業界・企業の特徴は、人手不足だということです。
少しでも多くの人に入社してほしいと思っている業界・企業は、「選考を進むための最低ライン」なんて言ってられません。
たとえば、ITや介護業界です。
ITは人気な業界ですが、人手不足によりエントリーシートの通過率はとても高いです。
エントリーシートの通過率と業界の特徴を見てきました。
しかし、自分が提出しようとしている業界のエントリーシート通過率に関係なく、手を抜かずに書きましょう。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートでの質問対策はこの記事で詳しく解説しています。
選考におけるエントリーシートの役割・重要性
最後に、エントリーシート(ES)は何のためにあるのか知っていますか?
エントリーシートの通過率を高める上で、エントリーシートの役割を知ることはとても重要なので、説明しておきます。
エントリーシートの役割は2つあります。
選考を進むための最低ライン
1つ目は、「選考を進むための最低ライン」としての役割です。
「足切り」とも言います。
企業は、効率良く採用活動を進めたいので、あまりに能力の低い人だと会う時間がもったいないと考えています。
エントリーシートをもとに選考に進むべきかどうかを審査します。
人事の方も受けに来た学生と全員会うわけにはいかないので、今までのことを意識してエントリーシートは通過できるようにしましょう!
「就活の教科書」編集部 松村
面接で質問する時の手がかり
2つ目は、「面接で質問する時の手がかり」としての役割です。
面接の質問は、エントリーシートに書いてある内容から聞かれます。
「エントリーシート=書面上の自己紹介」だと思ってもらって構いません。
「就活の教科書」編集部 松村
2つの目的で企業はエントリーシートを提出させますが、目的の比重は企業によって違います。
エントリーシートの通過率が低い企業は、1つ目の「選考を進むための最低ライン」としての役割を重視しています。
エントリーシートの通過率が低い企業は、求める人材の最低レベルが非常に高く設定されています。
最初のエントリーシートの時点で、就活生は、その人のレベルや質問内容が決まってしまいます。
できるだけ優秀な人材だと評価されて、で今後の選考フローを有利に進めたい方は、しっかりとエントリーシートを書きましょう。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートについてもっと知りたい方こちらをどうぞ。
エントリーシートに関するよくある質問
「エントリーシートの通過率は何%?」以外のよくある質問は、以下の記事で紹介していますので、読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 松村
エントリーシートの通過率を上げるために、内定者のESを参考にしよう
就活生くん
頑張ってエントリーシートを書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
エントリーシートを上手に書くコツってあるんですか?
エントリーシートを上手く書くなら、合格した内定者のESを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にしてESを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー 京香
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
就活アドバイザー 京香
エントリーシートを書く前に、自分の強みを理解しよう
就活生くん
内定者のエントリーシートを参考にしてみたけど、自分の強みがいまいちわかりません・・・
どうやればエントリーシートにも書ける自分の強みを見つけられるのかな。
自分の強みを簡単に見つけたいなら、「自己分析の診断ツールを利用する」という方法もありますよ。
自己分析の診断ツールは、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格や強みが分かるツールです。
かかる時間も10分ほどで、手軽に客観的な自己分析ができます。もちろん無料です。
就活アドバイザー 京香
代表的な自己分析ツールには、以下のようなものがあります(同時利用がおすすめ)
- 適性診断AnalyzeU+(OfferBox):22卒就活生が185,000人が利用していて、累計100万人の診断結果に基づいて分析できる
- キミスカ適性検査(キミスカ):診断時間5分で分析でき、41項目・9つの観点から自分の強みが詳しくわかる
自己分析ツールで自己分析すると、あなたの診断結果に魅力を感じた企業から直接スカウトが届きます。
自己分析を進めつつ、企業からのオファーも来るなんて一石二鳥ですよ。
おすすめの自己分析ツールの評判や使い方は、「【内定者が選んだ】自己分析ツールおすすめ16選 | 簡単な適性診断サイト,アプリ (全て無料)」という記事で解説しているので、参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
エントリーシートを書いてみた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
このエントリーシートで本当に選考通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事にエントリーシートを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー 京香
また、ガクチカは人事が注目するポイントですが、志望動機や自己PRなども回答によって評価が大きくわかれます。
特に自己PRを作る際は、自分の性格・特性を理解した上でアピールしなければなりません。
そこで就活の教科書公式LINEでは参加者限定特典として5問の設問からあなたの性格・特性を診断できる動物性格診断を無料で用意しています。
自分の性格・特性を理解して人事に刺さる自己PRを作りたい就活生は、ぜひ動物性格診断を利用してみてくださいね。
まとめ:エントリーシートをしっかり作り込み、通過率を上げよう!
いかがだったでしょうか?
この記事では、エントリーシート(ES)の通過率が低い原因と3つと対策3つに加えて、業界・企業による通過率の特徴や平均通過率についてまとめました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
平均通過率:約50%
通過率が低い業界の特徴
- 求めている人材のレベルが非常に高い
- 知名度が高く応募者が多い
- 募集人数が少ない
通過率が高い業界の特徴:人手不足
通過率が低い原因
- 質問の意図を理解していない
- 文章が下手
- 受けている企業が身の丈に合っていない
通過率を高める対策
- オリジナルのエントリーシートを書く
- 読みやすい文章を書く
- 業界・企業に合ったエントリーシートを書く
エントリーシートの通過率は、持ち駒にそのまま影響してきます。
エントリーシートの通過率を上げて、就活で良いスタートダッシュを決めましょう。
「就活の教科書」は就活に関する有益な記事を載せています。
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「就活の教科書」編集部 松村