- 自己PR「コミュニケーション能力」をアピールするのは賛否両論で分かれる
- 自己PR「コミュニケーション能力」をアピールしたい時に参考になる例文
- 自己PR「コミュニケーション能力」をアピールするときは簡潔な結論から始める
- 自己PR「コミュニケーション能力」を伝えるときの3つの注意点
- 自己PRに使える強みを簡単に見つけるなら、「強み/長所診断(公式LINEで無料診断)」がおすすめ
皆さんこんにちは。「就活の教科書」編集部の森山です。
この記事では、自己PRで「コミュニケーション能力」があることについて伝えたい就活生の様々な悩みを解決するために解説します。
就活生の皆さんは、エントリーシートや面接で自己PRの強みを「コミュニケーション能力」で伝えたいときに、どうやってアピールすればいいか悩んだりしていませんか?
「就活の教科書」編集部 森山
就活生くん
僕は、エントリーシートの自己PR欄で「コミュニケーション能力」をアピールしたいと思っています。
だけど、自己PRで「コミュニケーション能力」ってありきたりすぎてアピールになるのかな・・・?
就活生ちゃん
私は、「コミュニケーション能力」が自分の強みだと思っているのですが、「コミュニケーション能力」を自己PRで上手くアピールするにはどうしたらいいのか思いつかなくて悩んでいます・・・。
自分の強みを自己PRで上手くアピールするのって難しいですよね。
僕も、エントリーシートの自己PRで、どうしたら「コミュニケーション能力」をアピールできるんだろうと悩んだことがありました。
「就活の教科書」編集部 森山
そこで、この記事では、自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときのポイントについて解説します。
合わせて、「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの例文や「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点についても紹介していきます。
この記事を読めば、自己PRで「コミュニケーション能力」の上手なアピール方法が分かるので、採用担当者に良い印象を残せて他の就活生と自己PRで差をつけることができますよ。
「自己PRで『コミュニケーション能力』をアピールしたい場合どう伝えたらいいの・・・?」と悩んでいる就活生は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
画像タップでページ内に飛びます |
|
---|---|
目次
- 自己PRで使える「コミュニケーション能力」とは
- 「コミュニケーション能力」の自己PR例文/エピソード3選
- 「コミュニケーション能力」の言い換え一覧
- 「コミュニケーション能力」のエピソードを自己PRする時のポイント4つ
- 「コミュニケーション能力」を自己PRする時の注意点5つ
- 「コミュニケーション能力」を強み/長所とする人の特徴
- 「コミュニケーション能力」以外におすすめの強み/長所一覧
- 自己PRに使える強みを見つけたい時は、診断ツールを活用してみよう
- 自己PRを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
- 自己PRの通過率をさらに上げる2つの方法
- まとめ:自己PR「コミュニケーション能力」は具体的な表現に言い換えてアピールしよう!
自己PRで使える「コミュニケーション能力」とは
就活生くん
僕の強みは、相手の話すことを明確に理解し自分の意見を相手に伝えられることだと思っているので、「コミュニケーション能力」を自己PRにしてアピールしたいです。
エントリーシートや面接では、「コミュニケーション能力」があることを自己PRとしてアピールもいいのでしょうか・・・?
それでは、コミュニケーション能力をアピールする前提として「コミュニケーション能力とは」「コミュニケーション能力を自己PRに使って良いのか」の2つを説明します。
「就活の教科書」編集部 森山
「コミュニケーション能力」とは
コミュニケーション能力とは、他者と意思疎通をする能力のことです。
一般的には、他人と会話をする能力や、初めて会った人と直ぐに仲良くなる能力のことを言います。
コミュニケーション能力は、話す能力だけでなく聞く能力も必要です。
ですので、コミュニケーション能力が高い人は、円滑な会話になるように、その場の状況に応じて立ち回ることができます。
「コミュニケーション能力」を自己PRに使って良いのか
就活ではエントリーシートや面接での自己PRで「コミュニケーション能力」があるのは立派な強みになります。
ですが、「コミュニケーション能力」という言葉は意味が広いため、自己PRで使う際には言い換え具体的な表現に言い換えた方がいいです。
「就活の教科書」編集部 森山
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときは言い換えが必要です。
確かにエントリーシートや面接では、コミュニケーション能力があると自然と採用担当者から高い評価を得やすくなります。
どんな企業や業種でも、仕事は1人で行うわけではなく多くの人と仕事をするため、コミュニケーション能力が必要不可欠です。
しかし、「コミュニケーション能力」という言葉の意味は幅広いため、自己PRで伝えたい強みは結局何なのかわからないことがでてきてしまいます。
また、「コミュニケーション能力」の有無は自己PRでアピールしなくても面接中に自然と伝わります。
よって、コミュニケーション能力を自己PRで伝える際には言い換えた方がよいです。
せっかくの自己PRの時間に「コミュニケーション能力」をアピールするよりも他の強みをアピールした方が、よりあなたのことをアピールしやすくなるのです。
「コミュニケーション能力」があることは、どの職種でも評価されるポイントです。
しかし、面接の受け答えで「コミュニケーション能力」はある程度伝わるのです。
「就活の教科書」編集部 森山
就活生くん
なるほど・・・。
なんだか、説明を聞いてたら「コミュニケーション能力」を上手くアピールするのって難しそうだなあ・・・。
一体どうしたらいいんだろう?
難しそうですよね、ですが安心してください。
「コミュニケーション能力」を上手くアピールするために、例文を紹介します。
「就活の教科書」編集部 森山
「コミュニケーション能力」の自己PR例文/エピソード3選
就活生くん
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールしたいのですが、どうアピールすればいいのか分かりません・・・。
「コミュニケーション能力」を自己PRでアピールしている例文があればイメージしやすいので、いくつか教えてほしいです。
では、次に自己PRで「コミュニケーション能力」があることをアピールしている例文を紹介しますね。
以下の例文を読んで、実際にエントリーシートや面接の自己PRで参考にしてくださいね。
「就活の教科書」編集部 森山
- 例文①:留学
- 例文②:部活動
- 例文③:アルバイト
それでは、「コミュニケーション能力」を自己PRでアピールしている例文をそれぞれ紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 森山
例文①:留学
私の強みは、「言葉ではっきりと相手に自分の考えや意思を伝えられる」ことです。
コミュニケーション能力を発揮した経験は、大学2年生の夏に長期休みを利用して留学でオーストラリアに行きホームステイをしているときでした。
ある夜、仲良くなったホストファミリーに「お寿司」を御馳走することになったのですが、魚を生で食べることがほとんどないオーストラリアでは、お寿司を見て少し遠慮している様子でした。
お寿司を遠慮しているのを察して、「嫌だったら生で食べずに魚を焼いてから食べても良いし、取れたばかりの魚は新鮮だから、食べても平気だよ。日本では多くの人がお寿司のことが大好きさ。」と英語で説明しました。
ホストファミリーは私の発言を理解してくれて、その後はお寿司の美味しさを分かってくれた様子で楽しい食事になりました。
この経験から、自分の当たり前だと感じていることが相手にとっては、当たり前ではないのかもしれないと感じ「何事も言葉ではっきりと相手に伝えることの大切さ」を学びました。
この経験を生かし御社では、社内の仲間や社外の方と円滑にコミュニケーションをとり意思疎通を図りながら業務を進め、御社に貢献していきます。
この例文では、「コミュニケーション能力」の中でも特に「話す力」に焦点を当てて自分の強みがアピールできていますね。
言葉の壁を超えて、相手の気持ちを損ねることなく自分の考えを的確に伝えられる人材は会社の即戦力としてバリバリ活躍してくれそうで素晴らしいですね。
「就活の教科書」編集部 森山
例文②:部活動
私は、どんな人でもコミュニケーションを取り課題を解決することが強みです。
そう感じたきっかけは、学生時代に所属していたバレーボール部でキャプテンを務めていたときでした。
当時自分たちのチームは、新しいチームになってから公式戦で一度も勝利したことがなかったので、試合で勝つことと県大会に出場することが目標でした。
目標を達成するために、まずは、チームの団結力を高めるために放課後や休日にチームメイトどうしで遊ぶことを増やしてコミュニケーションを取りチームネイト同士の絆を深めることを徹底しました。
そうすることで、以前からの課題であった、チームでの連携プレーや仲間を心から信頼して大事な局面でもミスをしてしまうことを克服することに成功しました。
そして、目標だった県大会に無事出場することができました。
このことから、普段からコミュニケーションを重ねることで信頼が生まれてパフォーマンスが向上することを学びました。
この経験を活から、御社でも同僚や先輩方と仕事の話だけでなく、雑談やプライベートなコミュニケーションを図り信頼関係を重ね協力し合いながら、御社に貢献していきます。
この例文では、「コミュニケーション能力」の中でも特に「お互いの話をし合える」ことにフォーカスしていてお互いを尊重し合える人柄が伝わりますね。
仕事では、多くの人と関わり合うので日頃から信頼関係を築き上げ仕事を円滑にこなすことも重要なので、「コミュニケーション能力」が伝わる良い自己PRになっていますね。
「就活の教科書」編集部 森山
例文③:アルバイト
私の強みは、「お客様の潜在的なニーズをくみ取り、追加で適切な提案ができること」です。
私はアパレルショップで3年間接客のアルバイトをしており、常に意識していることが「プラスα」です。
まず初めにお客様の求めている服をヒアリングしてお客様の求めている服を提示します。
それに加えて、どういう時にその服を着るのか、予算はどれくらいなのかなどを追加でヒアリングすることで、アクセサリーなど追加でワンポイントを購入しただけるように提案しています。
追加で提案することでお客様が満足し、客単価が上がったという実感があったので、お店のスタッフに追加で提案することを共有しました。
お店全体で追加で提案することを始めて以降、売上が1.2倍に増加しました。
この強みを活かして御社の売り上げ増加に貢献したいと考えております。
この例文では、コミュニケーション能力を「お客様の潜在的なニーズをくみ取り、追加で適切な提案ができること」に言い換えて表現していますね。
コミュニケーション能力といっても幅広いので、コミュニケーション能力をより具体的に表現していて強みがわかりやすいです。
「就活の教科書」編集部 森山
「評価されるガクチカ・自己PR・志望動機などの書き方がわからない…」という方は「unistyle(ユニスタイル)」と「ES回答集100選(公式LINE)」を同時に使って内定者のESを参考にするのが一番おすすめです。
同時に使うことで、ES/履歴書や面接で聞かれる質問と評価される回答のほとんどをカバーできるようになります。
例えば「自己PRで協調性をアピールしたいな…」「金融業界の志望動機ってどうやって書くんだろう…」なんて悩みや不安も解決できますよ。
就活アドバイザー 京香
ちなみに、当サイトがおすすめする無料ES添削サービスは以下の記事にまとめていますので、合わせて参考にしてくださいね。
「コミュニケーション能力」の言い換え一覧
就活生くん
自己PRで採用担当者の印象に残りやすい「コミュニケーション能力」の言い換え表現を教えてほしいです。
それでは「コミュニケーション能力」の言い換え表現をいくつか紹介するので、参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 森山
- 話の要点を押さえて理解する力がある
- 自分の意見を伝える力が長けている
- 人に対する気遣いが優れている
- 相手の立場を考えて行動できる
- 集団の中で意見をまとめてリーダーシップを発揮できる
- 継続的な関係を築く力
- お客様のニーズを把握する力
- 提案する力
「コミュニケーション能力」は自分の言葉で言い換えて、採用担当者にアピールすれば印象に残りやすくなりますよ。
では次に、自己PRで「コミュニケーション能力」を上手にアピールしている例文を紹介します。
自分にあった自己PRの例文を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 森山
「自分の強みを言い換えて、他の就活生と差別化したい!」という方は「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」を同時に使って言い換え表現を探すのが一番おすすめです。
両方使うことで、あなたの長所が文章でわかるので、面接官に評価される言い換え表現が簡単に見つかります。
「自己PRで好印象を与えたい!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
「コミュニケーション能力」のエピソードを自己PRする時のポイント4つ
就活生ちゃん
私は、「コミュニケーション能力」が自分の強みだと思っています。
エントリーシートや面接の自己PRで「コミュニケーション能力」を採用担当者に上手くアピールするにはどうしたらいいの・・・?
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときに、どう伝えたら採用担当者に好感を抱いてもらえるのか分かりませんよね・・・。
では、次に自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときに抑えておいたら良いポイントを紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 森山
- ポイント①:コミュニケーション能力を活かしてどう行動したのか
- ポイント②:コミュニケーション能力を通して何を学んだのか
- ポイント③:コミュニケーション能力を仕事でどう活かすのか
それでは、「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝える3つのポイントをそれぞれ解説しますね。
「就活の教科書」編集部 森山
ポイント①:コミュニケーション能力を具体的な表現に言い換える
「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝えるポイント1つ目は、「コミュニケーション能力を具体的な表現に言い換える」です。
コミュニケーション能力が私の強みですとただアピールするだけでは抽象的すぎてイマイチ強みが伝わりません。
コミュニケーション能力は「聞き取る力」「論理的に話す力」「表現する力」などさらに具体的に分解することができます。
自分が伝えたいコミュニケーション能力はどの能力に当てはまるのかを確認し、具体的な表現に言い換えができないかを考えてみましょう。
コミュニケーション能力はさらに具体的な表現に分解できますよ。
「就活の教科書」編集部 森山
ポイント②:コミュニケーション能力を活かしてどう行動したのか
「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝えるポイント2つ目は、「コミュニケーション能力を活かしてどう行動したのか」です。
コミュニケーション能力が私の強みですとただアピールするだけでは、「本当にコミュニケーション能力はあるの?」という疑問を面接官に残してしまいます。
ですが、「コミュニケーション能力が強みである」という事実を裏付ける経験を一緒に伝えることで説得力が増しますよね。
自己PRでコミュニケーション能力をアピールしたい場合は、「コミュニケーション能力を活かしてどんな行動をとったのか」を伝えましょう。
「就活の教科書」編集部 森山
ポイント③:コミュニケーション能力を通して何を学んだのか
「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝えるポイント3つ目は、「コミュニケーション能力を通して何を学んだのか」です。
コミュニケーション能力から学んだことを次に伝えることで、「コミュニケーション能力を使うことに対して何を重要視しているか」などの価値観を相手に伝えることができます。
例えば、部活の主将の経験を伝える場合だと、「チームメイトの意見をチームに反映させることで結束力が増したので、相手の意見を聞き入れる素直さの重要性を学んだ」などと伝えられますよね。
自己PRでコミュニケーション能力を伝える際は、「コミュニケーション能力を通して何を学んだのか」を伝えるようにしましょう。
「就活の教科書」編集部 森山
ポイント④:コミュニケーション能力を仕事でどう活かすのか
「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝えるポイント4つ目は、「コミュニケーション能力を仕事でどう活かすのか」です。
自己PRの最後に、あなたが「コミュニケーション能力」で得たことを踏まえ企業での今後の意気込みを伝えましょう。
企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと思っているので、採用担当者は「この就活生は、自社で活躍することができるか」をチェックしているからです。
「多くに人の意見をまとめられます。」「相手の意見を聞くことができます。」だけでは「その強みをどう仕事に活かすの?」となってしまいます。
採用担当者は、「コミュニケーション能力」を活かして、あなたが仕事でどんなことをしたいのか、どのように働きたいのかを知りたいのです。
そのため、あなたの強みが企業でどう活かせられるのかをしっかりとアピールしましょう。
また、「〇〇という強みを活かして、~~という業務で活かすことができます。」というアピールも、働いている姿を想像させるという意味では効果的です。
アピールをする際はしっかりと企業研究を行うようにしましょう。
企業研究が簡単にできるやり方を以下の記事で紹介しているので、合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 森山
「コミュニケーション能力」を自己PRする時の注意点5つ
就活生ちゃん
「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝える方法は分かりました。
自己PRで「コミュニケーション能力」を伝えるときに気をつけなきゃダメなことってありますか?
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときは、以下のことに注意が必要なので、確認しておきましょう。
「就活の教科書」編集部 森山
- 注意点①:『コミュニケーション能力』という言葉は避ける
- 注意点②:コミュニケーションはどんな仕事でも必要である
- 注意点③:「話が上手」≠「コミュニケーション能力が高い」
- 注意点④:結論から伝える
- 注意点⑤:エピソードを5W1Hでまとめる
それでは、「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの3つの注意点をそれぞれ解説しますね。
「就活の教科書」編集部 森山
注意点①:「コミュニケーション能力」という言葉は避ける
「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点1つ目は、「『コミュニケーション能力』という言葉は避ける」です。
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときは、「コミュニケーション能力」という表現は使わないようにしましょう。
なぜなら、「コミュニケーション能力」とはかなり抽象的な言葉で、読み手によって受け取り方が変わってしまうワードのためです。
「傾聴力が優れている」「意思伝達力が優れている」「気遣いが優れている」なのかが、この言葉からは全く伝わってこないです。
そのため、採用担当者がイメージしやすいように「コミュニケーション能力」は自分なりの言葉で言い換えたりしてアピールしましょう。
あなたの「コミュニケーション能力」を的確に表現できるキャッチフレーズを見つけてアピールするのもおすすめですよ。
的確なキャッチフレーズが見つかれば「コミュニケーション能力があります」というアピールよりも、採用担当者の印象に残る自己PRが作れるになるのでおすすめですよ。
「就活の教科書」編集部 森山
注意点②:コミュニケーションはどんな仕事でも必要である
「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点2つ目は、「コミュニケーションはどんな仕事でも必要である」です。
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールした場合によく起きやすい問題が、むしろコミュニケーションを必要としていない企業・仕事を見つけることのほうが難しいです。
人と話さなくても成り立つような仕事をイメージしてもすぐには思いつかないほどに、仕事においてはコミュニケーションが当たり前なものなのです。
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするのは悪くないのですが、具体的に根拠やエピソードや仕事での活かし方を明確にしてアピールするようにしましょう。
面接では、採用担当者がなぜコミュニケーション能力があると思うのかを、質問してくるので対策を忘れずにしておきましょう。
「就活の教科書」編集部 森山
注意点③:話が上手≠コミュニケーション能力が高い
「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点3つ目は、「話が上手≠コミュニケーション能力が高い」です。
「コミュニケーション能力」は、自己PRでは使いやすい強みの一つですが、本当に「コミュニケーション能力」があるかどうかを区別する必要があります。
話が上手で、友達も多く、常に周りを笑わせる社交的な人間でも、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまう場合もあるのです。
例えば、接客業のアルバイトをしていてお客様の要望を聞いて的外れなことをしていれば、コミュニケーション能力が高いとは評価できません。
多くの企業では、報連相がきちんとでき、チームワークを重んじれる人が、コミュニケーション能力が高いと評価されやすいです。
自分にはコミュニケーション能力があり、自己PRでアピールしたい人は、なにを根拠に「コミュニケーション能力」があるのかを改めて自己分析してみる必要があるので、注意しましょう。
自己分析を簡単に済ませたい人は、以下の記事で自己分析のやり方を紹介しています。
手っ取り早い自己分析のやり方や、自己分析ができない人の対処法などが分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 森山
注意点④:結論から伝える
「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点4つ目は、「結論から伝える」です。
まず初めに、あなたが一番伝えたいことやこれから伝えようとしていることを、先に主張しましょう。
結論から伝えることで、相手に一番伝えたい部分を強調することができるからです。
初っ端から、具体的なエピソードや個人的な話をされても、採用担当者は就活生の話の意図が理解しにくくなってしまいアピール不足を誘発してしまう可能性が高いです。
そのため、自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときは自分が一番伝えたいことから伝えて、主張が分かりやすい自己PRにしておきましょう。
話をまとめるのが苦手な人は、日頃からまず結論を述べて、会話を進める練習をするのがおすすめですよ。
「就活の教科書」編集部 森山
注意点⑤:エピソードを5W1Hでまとめる
「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点5つ目は、「エピソードを5W1Hでまとめる」です。
結論が話せられたら、次はあなたが主張した「コミュニケーション能力」が裏付けられるように具体的なエピソードを伝えましょう。
「コミュニケーション能力」という表現は抽象的なので、エピソードを伝えてあなたがどんな人柄や性格なのかを採用担当者にイメージしてもらうためです。
具体的なエピソードを伝えるためには、「5W1H」に当てはめて考えるとエピソードが組み立てやすいです。
以下のスタイルを参考にして、自分に当てはめてエピソードを考えてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 森山
- いつ(When):カフェでアルバイトをしていた時
- どこで(Where):アルバイト先のカフェで
- だれが(Who):私が
- なにを(What):人件費を効率化するオペレーションシステムを導入した
- なぜ(Why):働いてる時の人数が多すぎると感じたから
- どのように(How):一人ひとりにポジションを設定して無駄のない働き方にした
このように5W1Hに当てはめて考えると、簡単にエピソードをまとめることができます。
自己PRで「コミュニケーション能力」のエピソードを上手に伝えたいときには、「5W1H」に当てはめてエピソードを作るのがよいでしょう。
「5W1H」は、自分ことを客観視するときなど様々な場面で役に立つので、覚えておくと役に立ちますよ。
「就活の教科書」編集部 森山
「コミュニケーション能力」を強み/長所とする人の特徴
就活生くん
一体どんな人が「コミュニケーション能力」が備わってるのかを知りたいです。
ビジネスにおけるコミュニケーション能力は大きくわけて3つあるといわれています。
「就活の教科書」編集部 森山
- 特徴①:周りの空気を読んで行動ができる
- 特徴②:相手の話すことを理解し、相手が理解しやすいよう伝えられる
- 特徴③:他人の意見を素直に受け入れられる
それでは、「コミュニケーション能力」がある人の3つの特徴をそれぞれ解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 森山
特徴①:周りの空気を読んで行動ができる
「コミュニケーション能力」がある人の特徴1つ目は、「周りの空気を読んで行動ができる」です。
「コミュニケーション能力」が不足していて周りの空気が読めないと、様々な問題を起こしてしまう可能性が高いです。
具体的には、「営業先でお客さんの嫌がる言動をしてしまう」「クライアントに失礼なことを言ってしまう」「同僚やチームメンバーのやる気を削ぐようなことを言ってしまう」などが挙げられます。
しかも、空気が読めない人は悪気なく上記の行動を取ってしまい、自らチャンスビジネスチャンスを逃したりしていることがあります。
空気を読むことは、相手の気持ちや立場を考えられるので、仕事においてとても大事な強みです。
周りの空気が読めれば、円滑に仕事が進み周りからの信頼や理解を得られやすくなりますよ。
「就活の教科書」編集部 森山
特徴②:相手の話すことを理解し、相手が理解しやすいよう伝えられる
「コミュニケーション能力」がある人の特徴2つ目は、「相手の話すことを理解し、相手が理解しやすいよう伝えられる」です。
まず、「相手の話すことを理解」というのは、相手の話す言葉だけでなく相手が話している意図を理解することです。
人は思っていることの全てを言葉にしはいないので、「なぜそんなことを言ったのか?」といった言葉の意図を理解することで、相手の伝えたいことを明確に把握できます。
相手の話の意図を理解できれば、本質的に的を射た回答や会話ができ「コミュニケーション能力」が高いと判断できます。
仕事においては、対面の会話だけでなく、電話・メール・プレゼンなど、多くのコミュニケーションの取り方があります。
どんなシチュエーションでも「相手の意図を汲み取り、自分の意図を伝えられる人」がコミュニケーション能力が高い人だと判断できます。
話の本質を見抜き自分の話の意図を分かりやすく伝えられる人が、コミュニケーション能力があるということですね。
「就活の教科書」編集部 森山
特徴③:他人の意見を素直に受け入れられる
「コミュニケーション能力」がある人の特徴3つ目は、「他人の意見を素直に受け入れられる」です。
社内のメンバーと意見が合わなかったり、誤解を与えてしまったりするとき、立場の違う人の意見を否定するのはコミュニケーション能力があるとはいえません。
どうして、自分の意見と違うのかを分析する能力も働く上では必要です。
顧客からサービスに関する苦情が来たときは、相手の心情をしっかりくみ取って、納得して頂けるよう誠意を尽くすことが肝心です。
「就活の教科書」編集部 森山
ちなみに、自己PRの「書き方」「見つけ方」など、以下の記事で自己PRに関連した内容が役に立つかもしれないので、合わせて参考にしてみてください。
「コミュニケーション能力」以外におすすめの強み/長所一覧
就活生くん
ここまでの話を聞いて、自己PRで「コミュニケーション能力」を伝えるのは自分に合わないと感じてきました・・・
「コミュニケーション能力」以外で就活でアピールしやすいおすすめの強みはありますか?
やっぱり自己PRは他のことをアピールしたいと感じた就活生は以下の記事で、自己PRの強み別に解説した記事を紹介します。
「努力家」「笑顔」などの上手な伝え方が分かるので、ぜひ参考にしてあなたの自己PRにしてみてください。
「就活の教科書」編集部 森山
自己PRに使える強みを見つけたい時は、診断ツールを活用してみよう
就活生くん
自己分析をしているけど、自己PRに使える長所や強みが上手く見つけられないです・・・。
簡単に自分の長所や強みを見つけられる方法があれば教えてください。
自己PRに使える長所や強みを簡単に見つけたいなら、「自己分析の診断ツールを利用する」という方法もありますよ。
自己分析の診断ツールは、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格や強みが分かるツールです。
かかる時間も10分ほどで、手軽に客観的な自己分析ができます。もちろん無料です。
就活アドバイザー 京香

代表的な自己分析ツールには、以下のようなものがあります。
- LINE適職診断:すでに75,000人以上が利用しており、あなたの適職を16タイプで診断してくれます。
- キミスカ適性検査(キミスカ):診断時間5分で分析でき、41項目・9つの観点から自分の強みが詳しくわかる
自己分析ツールで自己分析すると、あなたの診断結果に魅力を感じた企業から直接スカウトが届きます。
自己分析を進めつつ、企業からのオファーも来るなんて一石二鳥ですよ。
おすすめの自己分析ツールの評判や使い方は、「【内定者が選んだ】自己分析ツールおすすめ16選 | 簡単な適性診断サイト,アプリ (全て無料)」という記事で解説しているので、参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
その他の自己PRに使える長所診断ツールは、こちらの記事でまとめているので、あなたに合う長所診断ツールを試してみてくださいね。
自己PRを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
就活生くん
自己PRが完成したので、どんどん選考を受けていきたいです。
でも正直、企業探しは面倒なんだよなー・・・。
せっかく自己PRが完成したなら、逆求人サイトの利用をオススメします。
自己PRやプロフィールを一度記入しておくだけで、企業から選考オファーが来るので、企業を探しの手間が省けて効率的ですよ。
就活アドバイザー 京香
- オススメ①:あなたらしく働ける優良企業に出会える「キャリアチケットスカウト」
- オススメ②:適職診断で自分に向く職業が分かる「キミスカ」
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
あなたらしく働ける優良企業に出会える「キャリアチケットスカウト」

- たった5つの質問に答えるだけであなたのキャリアに対する考え方がわかる
- あなたらしく働ける優良企業に出会える
- 自己PRやガクチカのテンプレートがもらえる
5つの質問に答えるだけで、あなたのキャリアに対する考え方が明確になり、あなたらしく働ける企業からオファーが来るので、まずキャリアチケットスカウトから使ってみましょう。
多くの大手企業が登録しているので、キャリアチケットスカウトは安心して使うことが出来ますよ。
キャリアチケットスカウトは全て無料で、たったの1分で気軽に登録できます。
就活アドバイザー 京香
適職診断で自分に向く職業が分かる「キミスカ」

- 他のサービスよりも、企業からオファーを受け取りやすい。
- キミスカ適性検査で、職務適性やビジネス戦闘力まで分かる。
- 自己PRや人物像、就活軸を書いておけばキミスカがあなたを企業に推薦してくれる。
- 自分の選考状況を書いておけば、選考をスキップできる場合もある。
自己PRを記入して自分に合った企業とマッチングしたい就活生の方は、キミスカを使ってみましょう。
キミスカは適性検査で職務適性まで分かるためマッチング精度が高く、企業からスカウトをもらいやすいというメリットもあります。
キミスカも全て無料、1分で気軽に登録できます。
就活アドバイザー 京香
自己PRの通過率をさらに上げる2つの方法
内定者のエントリーシートを参考にしよう
就活生くん
頑張ってエントリーシートの自己PRを書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
自己PRを上手に書くコツってあるんですか?
自己PRを上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にして自己PRを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー 京香
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。

unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
就活アドバイザー 京香
自己PRを書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートの自己PRをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
この自己PRで本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートの自己PRを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事に自己PRを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー 京香
まとめ:自己PR「コミュニケーション能力」は具体的な表現に言い換えてアピールしよう!
この記事の、「【どうすれば伝わる?】自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールする方法 | 例文,注意点も」はいかがだったでしょうか?
今回は、「就活の教科書」編集部の森山が、自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールするときのポイントについて解説しました。
合わせて、「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの例文や「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの注意点についても解説しました。
「就活の教科書」編集部 森山
◆自己PR「コミュニケーション能力」をアピールするのには賛否両論ある
◆「コミュニケーション能力」を自己PRで伝える例文
- 例文①:留学
- 例文②:部活動
◆自己PR「コミュニケーション能力」の言い換えリスト一覧
◆「コミュニケーション能力」を自己PRで上手く伝える3つのポイント
- ポイント①:コミュニケーション能力を活かしてどう行動したのか
- ポイント②:コミュニケーション能力を通して何を学んだのか
- ポイント③:コミュニケーション能力を仕事でどう活かすのか
◆「コミュニケーション能力」を自己PRで伝えるときの3つの注意点
- 注意点①:『コミュニケーション能力』という言葉は避ける
- 注意点②:コミュニケーションはどんな仕事でも必要である
- 注意点③:話が上手≠「コミュニケーション能力」が高い
- 注意点④:結論から伝える
- 注意点⑤:エピソードを5W1Hでまとめる
◆【番外編】:「コミュニケーション能力」がある人の3つの特徴
- 特徴①:周りの空気を読んで行動ができる
- 特徴②:相手の話すことを理解し、相手が理解しやすいよう伝えられる
- 特徴③:他人の意見を素直に受けいれられる
◆まとめ:「コミュニケーション能力」は具体的な表現に言い換えてアピールしよう!
あなたの「気遣いが優れている」という長所を上手くアピールするには、採用担当者に伝わりやすいように具体的な表現に言い換えてアピールしてみましょう!
そうすれば、自己PRであなたの「コミュニケーション能力」を魅力的にアピールできるます。
自己PRで「コミュニケーション能力」をアピールしたいときには、ぜひこの記事のコミュニケーション能力の伝え方を参考にしてみてくださいね。
他にも「就活の教科書」ではたくさんの記事を掲載しています。
ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 森山