みなさん、こんにちは。「就活の教科書」編集部の木村ヒロシです。
この記事では「ガクチカ/自己PRボランティア」について伝えようとしている就活生のあらゆる悩みを解決します。
「ガクチカ/自己PRボランティア」について伝える時に困ったことや、悩んだことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
僕は、ボランティアサークル団体の代表をやっています。
学生時代力を入れたこととしては、自信があるのですが、上手く伝える方法が分かりません。
上手く伝えるコツや例文があれば、紹介してほしいです。
就活生ちゃん
私は、学生団体で2年間活動していたのですが、ボランティア活動を伝えることは、就活で有利になるのですかね・・・
そもそもボランティア活動の話をするかどうかも迷っています・・・
「ガクチカでボランティア」を伝える時に、悩みや迷いがたくさんありますよね。
でも、大丈夫です。
この記事でその悩みを1つずつ解決し、エントリーシートや面接の「ガクチカでボランティア」を伝える時に、上手くアピール出来るようにしましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
この記事では、「ガクチカ/自己PRボランティア」を伝えることに悩んでいる人に、上手く伝えるコツや、やってはいけないことを解説します。
合わせて、「ガクチカでボランティア」を伝える例文や就活生が「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官の感じることも紹介しています。
この記事を読めば、「ガクチカでボランティア」を伝えることについての悩みを解決でき、安心して選考に臨めるようになります。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
就活生くん
僕はボランティアサークルの経験を企業としてプラス評価に繋がるのかということを疑問に思っています。
なので、ボランティアを伝える時に面接官にどのような印象を与えられるのかを知りたいです。
確かに、何を感じられるかでその就活生のイメージも変わってきますね。
実は、就活において「ガクチカでボランティア」を伝えると、面接官にネガティブに捉えられることがあります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生ちゃん
ボランティアは自主性や問題意識が高い人が多いと感じています。
それなのにどうしてボランティアを頑張ってきたのに、面接官にとってネガティブな印象を与えてしまうのですか?
それは、「ボランティア」に対する認識や特性、伝え方に問題があることが多いです。
そこでまず、「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点について確認していきましょう。
そして、しっかり正しい考え方を理解した上で、アピールできるよう努力していきましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点5つ
ここでは、就活での「ボランティア」に対して正しい認識を持っておくために、「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点を確認します。
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点は5つあります。
- ネガティブな点①:お金に対する価値観がずれていることがある
- ネガティブな点②:ストレス耐性が弱いことがある
- ネガティブな点③:目標・目的を持っておらず、ボランティアをしている人が多い
- ネガティブな点④:責任感があまりない可能性がある
- ネガティブな点⑤:仕事とボランティアを同様に考える人がいる
それでは1つずつ確認し、「ボランティア」に対して、正しい認識を持っておきましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ネガティブな点①:お金に対する価値観がずれていることがある
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点1つ目は、お金に対する価値観がずれていることがあるということです。
ボランティアはお金に関係なく働いている人が多いため、「無償=正義」と考えている人がいると捉えられているからです。
そもそもビジネスにおいて「お金」のことを正しく考えることが出来なければ成立しません。
ボランティアでお金について考えること無く活動をしてきた人にとって、お金を1つの基準として物事を考えるビジネスの話をすると、話がかみ合わないことがあるようです。
そのため、「ガクチカでボランティア」を伝える際に、お金に対する価値観がずれていることがあると捉えられてしまう可能性があります。
アルバイトとは違って、お金が発生しなくても活動するのはボランティアの良さでもあります。
しかし、どんな形であれビジネスをしている企業に入りたいのですから、お金に対しては正しい価値観を持っている必要があります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ネガティブな点②:ストレス耐性が弱いことがある
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点2つ目は、ストレス耐性が弱いことがあるということです。
ボランティアに参加している人は、基本的に良い人が多いので、団体内や活動においてトラブルなどが起こりにくい傾向にあります。
そのため、社会に出てトラブルが発生した際に、トラブルに対するストレス耐性が弱いと捉えられることがあります。
団体員に恵まれ、良い人間関係の下で活動してきた人にとって、社会にいきなり出て理不尽な上司や環境に耐えられないということはよくあるパターンだそうです。
これらにより、「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、ストレス耐性が弱いと捉えられることがあります。
ボランティアをする人の良さが、逆に、今後の理不尽な社会にやっていけるかの懸念要素になってしまうのですね。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ネガティブな点③:目標・目的を持っておらず、ボランティアをしている人が多い
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点3つ目は、目標・目的を持っておらず、ボランティアをしている人が多いということです。
大学生では、就活で話すネタになるからという理由でボランティアをする人が多いからです。
例えば、地域を活性化するという目的を持って活動しているボランティア団体で、個人として何も目的や目標を持たず、何となく活動をしていたら、団体に貢献することも難しいですし、結局は企業や面接官にストーリー性を持って語れなくなってしまいます。
「ガクチカでボランティア」を伝える時は、本当にボランティアをやりたくてやったのかと疑われるのは、目標・目的を持っておらず、ボランティアをしている人が多いと捉えられているからです。
いくら良い活動を行っている団体でも、個人としての目的や目標を持っていない人は、就活生として「ボランティア」を武器にすることは難しいでしょう。
きちんとストーリー性を持って「ガクチカでボランティア」を伝えることを意識しましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ネガティブな点④:責任感があまりない可能性がある
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点4つ目は、責任感があまりない可能性があるということです。
ボランティアでは、企業のようにお金をもらって責任を持って仕事をするのではなく、自主的に参加し自分の生活に支障が出ない程度に活動をすることが多いからです。
例えば、営業の仕事では商談数や契約件数などの明確な目標を持ち、結果に対して責任を持って働き、それに見合った報酬をもらいます。
しかし、学生団体のボランティアでは明確なゴールやそれに対する報酬がないため、自分が満足するかどうかの基準で活動を行ってしまうことがあります。
そのため、「ガクチカでボランティア」を伝えた場合に、責任感があまりない可能性があると感じられてしまうことがあります。
ボランティアはお金との関係性が薄いため、人間の潜在意識的に責任感が薄いと感じられてしまう可能性があるんですね。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ネガティブな点⑤:仕事とボランティアを同様に考える人がいる
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点5つ目は、仕事とボランティアを同様に考える人がいるということです。
なぜならボランティアは「やりがいのあるもの」という観点では、仕事と同様だからです。
例えば、アルバイトとして塾講師をしている人と、ボランティアとして小学生に勉強を教えている人ではあまり違いはないように思われます。
しかし実際には、「お金の報酬」「求められる結果」「仕事に対するコミットメント」など様々な違いがあるのです。
このため、就活生が「ガクチカでボランティア」を伝える時に、仕事とボランティアを同様に考えている人という印象を与えてしまうと、「お金の価値観」「仕事に対する責任感」などにズレがあると注意されてしまいます。
就活生は「ガクチカでボランティア」を伝える前に、仕事とボランティアの違いを明確に持っておかなくてはなりません。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
ボランティアは良いことだからアピールしようと思っていたけれど、たくさんのネガティブなイメージがあるんですね。
なんだか、「ガクチカでボランティア」を伝えることが不安になってきたなあ・・・
就活生ちゃん
もっと他のことでアピールした方が良いのかなあ・・・
やっぱり「ガクチカでボランティア」を伝えることはやめたほうが良いですか?
いいえ!そんなことはありません。
しっかりと「ガクチカでボランティア」を伝える時の注意点と上手く答えるコツさえ抑えると、とてもアピールになりますよ。
今からは実際に例文を使って、「ガクチカでボランティア」をどのように伝えれば良いかを解説していきます。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える例文
それでは「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える例文を紹介していきます。
この例文は「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える際に、活動から身に着けたリーダーシップと意思決定力をアピールすることを目的としています。
私は地域活性化を目的とした学生団体の代表として、ボランティアサークルの活動に精進し、リーダーシップと意思決定力を身に着けました。
当大学は住宅地の一画にあるにも関わらず、地域と学生の関係性がありませんでした。
地域と学生が関わりがない状態に問題意識を持ち、コミュニケーションを活発に取り合うことで、お互いにとってもっとイキイキとした空間を共有するということを目標に活動に励んでいました。
また個人としては、「仕事と人の管理をできるようになる」という目標を達成させるために、当団体の代表になることを決意しました。
活動の中で、意見が分かれる、当事者意識を持って活動をしていない人がいるなど、多くの困難がありました。
それらの困難を「弱さを見せて、仲間を頼る」という自分なりのリーダーシップを確立し、多くの人を巻き込みながら団体活動を進めていくことが出来ました。
また、迅速に物事を判断する意思決定力も代表活動から身に着けることができました。
結果的に、団体としての地域と学生の繋がる機会も増やすことができ、個人として仕事と人の管理をできるようになるという目標も達成できました。
これらの活動で身に着けたリーダーシップと意思決定力を御社でも、チームマネジメントや営業の際に発揮することで、貢献したいと考えています。
就活生くん
どのような想いでボランティアサークルの活動をしていたのかがイメージすることが出来ました。
これはどんなことを意識して伝えているんですか?
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時は、
①学んだことや身に着けたスキルや能力
②ボランティア活動を行うまでの経緯や理由、目標
③活動を通して、具体的に感じたこと、結果、今後の課題
④企業でどのように貢献するか
これらの順で話を構成すると、就活生が伝えるべき点を網羅することが出来ます。
くれぐれもボランティア活動自体の話がメインにならないように注意する必要があります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
なるほど!
ボランティアをしていることが他の就活生との差別化になり武器と考えていたのですが、それは大きな間違いなのですね。
「ガクチカでボランティア」を伝える時は、意外と注意することがたくさんありますね。
「ガクチカでボランティア」を伝えることは、コツをしっかりと理解して伝えることが出来るとアピールすることが出来ます。
しかしボランティアをしていた就活生は、そのコツを抑えずに伝えていまい、選考に落選してしまうということはよくある話です。
しっかりと「ガクチカでボランティア」をアピールできるように、上手く伝えるコツについて詳しく解説していきます。
しっかりと理解して、「ガクチカでボランティア」を武器にしましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ちなみにガクチカで人事の評価をあげたいなら、「自己分析」が必須になります。
自己分析で最もおすすめな自己分析診断は、統計データをもとにした分析結果を参考に自己分析できます。
たとえば「キミスカ適性検査」を使い、41項目の分析結果から自分の強みを見つけて、ガクチカで差をつけちゃいましょう。
人事さん
「自己PR/ガクチカでボランティア」を上手く伝えるコツ3つ
それでは次に、「ガクチカでボランティア」を上手く面接官にアピールするために、「ガクチカでボランティア」を上手く答えるためのコツについて見ていきたいと思います。
- コツ①:ボランティア前後のプロセスまで伝える
- コツ②:活動自体ではなく、何を学ぶことが出来たのかを伝える
- コツ③:ボランティア経験を通して、人間性・個人の価値観を伝える
それでは1つずつ見ていき、「ガクチカでボランティア」をアピールするための武器にしましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ①:ボランティア前後のプロセスまで伝える
「自己PR/ガクチカでボランティア」を上手く伝えるコツ1つ目は、ボランティア前後のプロセスまで伝えるということです。
就活生が伝えるべき点は、ボランティア活動の内容ではなく、「なぜそのボランティア活動を始めようと思ったのか」「そのボランティアを通してどのように変化したのか」だからです。
例えば「ガクチカでボランティア」をボランティア前後のプロセスまでこのように伝えます。
語学力を上げ、グローバルな課題を解決できるような人材になると目標を持ち、フィリピンの孤児に勉強を教える学生団体に所属していました。
その活動を通して、グローバルなコミュニケーション能力の大切さと世界の貧富の格差という社会問題に気が付くことができたので、英語を勉強しTOEICで850点をとり、他の貧富の格差がある国に足を運び、解決するための政策についてブラッシュアップを行いました。
このようにボランティア前後のプロセスまで伝え、ボランティアを始める背景や学びを伝えることができるとより自分の頑張りをアピールすることができます。
ボランティア活動を通して発見した課題に対して、どのように取り組んだのかまで伝えることが出来るとさらに良いですね!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ②:活動自体ではなく、何を学ぶことが出来たのかを伝える
「自己PR/ガクチカでボランティア」を上手く伝えるコツ2つ目は、活動自体ではなく、何を学ぶことが出来たのかを伝えるということです。
就活生がどれだけ素晴らしいボランティア活動をしていたとしても、ボランティアを通して何も学んでいない人は採用したくありません。
同じボランティアを活動している人が2人いて、活動内容の事ばかりを話す就活生と、活動経験から学んだことや自分がどのような役割を果たし貢献することができたかを中心に話す人のどちらを採用したいと思いますか?
間違いなく後者です。
「ガクチカでボランティア」を伝える時は、どのようなボランティア活動をしているかではなく、自分がどの役割を担い貢献することができ、学べたのかを伝えるべきなのです。
「ガクチカでボランティア」を伝える場合は、企業が面接で何を知りたがっているのかを踏まえた上で話を進めていく必要があるのですね。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ③:ボランティア経験を通して、人間性・個人の価値観を伝える
「自己PR/ガクチカでボランティア」を上手く伝えるコツ3つ目は、ボランティア経験を通して、人間性・個人の価値観を伝えるということです。
あくまで「ガクチカでボランティア」を伝える上では、ボランティア経験は自己PRの材料です。
例えば、このような形で自己PRの材料として伝えます。
私は近年の自然破壊に問題意識を持っているため、積極的に川や山で自然観察や清掃を行う自然保護団体で活動を行っています。
だから「ガクチカでボランティア」を伝える時は、ボランティア経験を通して、人間性・個人の価値観を伝えることが大切なのです。
「ガクチカでボランティア」は、何をしたかよりもどのような想いで活動に参加したかを伝え、自身の人間性や価値観を知ってもらうことを意識するとより好印象を与えることが出来ます!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
「ガクチカでボランティア」を伝える時のコツを抑えることができました。
これで就活のガクチカを伝える時は、安心して伝えることが出来そうです。
安心するのはまだ早いですよ。
「ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないことがいくつかあります。
多くのボランティア経験者が就活でミスをしてしまう点なので、必ず確認して万全の状態で就活に臨んでください。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないこと3つ
それでは最後に、「ガクチカでボランティア」を伝えて就活に失敗することを避けるために、「ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないことを確認していきます。
「ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないことは3つあります。
- NG①:ボランティアで学んだものが企業の求めているものとマッチしていない
- NG②:ボランティアの素晴らしさを力説する
- NG③:ボランティアに行った理由や行った時の目標を伝えない
それでは1つずつ確認し、万全な状態で就活に臨みましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
NG①:ボランティアで学んだものが企業の求めているものとマッチしていない
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないこと1つ目は、ボランティアで学んだものが企業の求めているものとマッチしていないということです。
就活生がボランティアを通して何かを学んだとしても、それが企業が求めているものとマッチしていないと、どのように企業で貢献してくれるのかがイメージできないからです。
例えば、事務系の仕事を志望する就活生が、「ガクチカでボランティア」を伝える時に行動力を身に着けたとアピールしたとしても、あまり仕事内容と求められているものとマッチしていません。
それなら、もっと他の仕事に適した就活生を採用しようと判断してしまうかもしれません。
よって「ガクチカでボランティア」を伝える時に、ボランティアで学んだものが企業の求めているものとマッチしていない状態で伝えることは避けましょう。
企業は慈善活動をしているのではありません。
今までボランティアで頑張ってきたとしても、それが企業に求められているものではなかったら、就活生は魅力的には感じられないのです。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
NG②:ボランティアの素晴らしさを力説する
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないこと2つ目は、ボランティアの素晴らしさを力説するということです。
企業にとって、就活生がどのようなボランティア活動をしてきたのかについてはあまり興味がないからです。
「ガクチカでボランティア」を伝える就活生で、ボランティア活動自体や慈善活動ということ自体を評価してもらおうとする人がいますが、就活生が伝えるべき点はそこではないのです。
だから「ガクチカでボランティア」を伝える時に、ボランティアの素晴らしさを力説することは避けましょう。
「就活生がボランティア活動を行っていたこと」自体は、就活の際にプラスの評価を得ることはないという前提を持っておく必要があります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
NG③:ボランティアに行った理由や行った時の目標を伝えない
「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないこと3つ目は、ボランティアに行った理由や行った時の目標を伝えないということです。
理由や目標を伝えなければ、ただ事実を述べているだけなので、就活生が伝えるべき点と的が外れているからです。
たくさん海外ボランティア活動に行っていたとしても、その行動に至った理由や目標がなければ、結局は何を伝えたいのかが定まらず、面接官の印象に残らなかったというのはよくある話です。
ボランティア活動は明確な理由や目的があるからこそ、自分にとって有意義なものになりますよね。
その一番大切な部分をしっかりと伝えるようにしてください。
それでは最後に、そもそもなぜ就活のエントリーシートや面接で「ガクチカ」を聞かれるのかの理由をおさらいしておきましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ガクチカでボランティア以外のエピソード一覧
ガクチカで使いやすいエピソードの一覧を紹介します。
あなたの経験と当てはまっている場合は、ぜひその記事も参考にしてみてくださいね。
就活のエントリーシート/面接で、どうして「ガクチカ」を聞かれるの?
ガクチカとは「学生時代に力を入れたことについて教えてください」という質問に対する答えのことです。
学生時代に力を入れたエピソードには、あなたの性格や物事の考え方が強く影響しています。
そのため、学生時代に力を入れたエピソードから、「就活生がどんなことを考えて、どのような過程で物事に取り組んだか」を企業は知ろうとしています。
また、「ガクチカから学んだこと」で会社でどのように活躍し、この会社では、どのように学び、成長するかまで確認しているようです。
「そもそも、ガクチカがない」、「とにかく、ガクチカを伝えるのが苦手」という就活生は、「ガクチカの作り方」が網羅的に書かれている記事があるので、参照してみてくださいね!
ガクチカを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
就活生くん
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就活アドバイザー
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
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就活アドバイザー
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就活アドバイザー
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人事さん
ガクチカを書く前に、自分の強みを理解しよう
就活生くん
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人事さん

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人事さん
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たとえば「適性診断AnalyzeU+」「適性検査GPS」を使って、強みを武器にしたガクチカを書いてみましょう。
ガクチカを書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートのガクチカをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
このガクチカで本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートのガクチカを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事にガクチカを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー
まとめ:「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時は背景や目的、学んだことを具体的に伝える
【内定者が教える】就活の「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝える時のコツ | 例文,やってはいけないこともの記事はいかがでしたか。
この記事では、「自己PR/ガクチカでボランティア」を伝えることに悩んでいる人に、上手く伝えるコツや、やってはいけないことを解説しました。
合わせて、「ガクチカでボランティア」を伝える例文や就活生が「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官の感じることも紹介しています。
それでは、最後にこの記事のまとめをおさらいしておきましょう!
「ガクチカでボランティア」を伝えた時に、面接官にネガティブに捉えられる点5つ
- ネガティブな点①:お金に対する価値観がずれていることがある
- ネガティブな点②:ストレス耐性が弱いことがある
- ネガティブな点③:目標・目的を持っておらず、ボランティアをしている人が多い
- ネガティブな点④:責任感があまりない可能性がある
- ネガティブな点⑤:仕事とボランティアを同様に考える人がいる
「ガクチカでボランティア」を伝える例文
「ガクチカでボランティア」を上手く伝えるコツ3つ
- コツ①:ボランティア前後のプロセスまで伝える
- コツ②:活動自体ではなく、何を学ぶことが出来たのかを伝える
- コツ③:ボランティア経験を通して、人間性・個人の価値観を伝える
「ガクチカでボランティア」を伝える時にやってはいけないこと3つ
- NG①:ボランティアで学んだものが企業の求めているものとマッチしていない
- NG②:ボランティアの素晴らしさを力説する
- NG③:ボランティアに行った理由や行った時の目標を伝えない
就活のエントリーシート/面接で、どうして「ガクチカ」を聞かれるの?
まとめ:「ガクチカでボランティア」を伝える時は背景や目的、学んだことを具体的に伝える
「ガクチカでボランティア」を伝える時は、背景や目的、学んだことを具体的に伝えるということを意識しましょう。
また、ボランティアから学んだことや身に着けたスキルを企業が求めているものとマッチさせることを心がけましょう。
「就活の教科書」では、他にも様々な就活情報をわかりやすく解説しています。
ぜひ他の記事も読んでみて下さいね。
みなさんの就活が成功することを心から祈っております!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ