- 一次面接と二次面接の違い
- 二次面接で落ちる人の理由は、自己研究・企業研究が足りていない
- 二次面接に落ちる人の対策法5つ
- 二次面接で落とされる人の注意点3つ
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就活生のみなさんこんにちは。「就活の教科書」編集部です。
この記事では、二次面接に落ちる学生について紹介していきます。
突然ですが、就活生の皆さんは二次面接に落ちてしまって悩んだりした経験はありませんか。
「就活の教科書」編集部
就活生くん
僕は、一次面接は通過するのに、二次面接で毎回落ちてしまいます。
一次面接と二次面接で面接官がみているポイントって違うのかな。
就活生ちゃん
第一志望の二次面接に進むことが出来ました。
絶対に落ちたくないので、二次面接で落とされない方法が知りたいです。
就活を進めていく上で、二次面接でつまずいている就活生は多いです。
僕も二次面接を通過できず苦労した経験があります。
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「就活の教科書」編集部
そこで今回は「就活の教科書」編集部が、一次面接と二次面接の違いを紹介していきます。
合わせて、二次面接に落ちる人の原因、二次面接に落ちる人の対処法について解説していきます。
この記事を読むことで、自信を持って二次面接に挑戦できるようになり、志望する企業から内定をもらうことが出来ます。
「これ以上二次面接に落ちたくない!」と思っている就活生は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
目次
就職活動の面接の各段階で落ちる理由はこちらの記事でまとめています。合わせて参考にしてください。
「就活の教科書」編集部
一次面接と二次面接では見られるところが違う
就活生くん
まず一次面接と二次面接では、人事から見られるポイントが違います。
人事の方も、多くの志望者を面接しなければなりません。
そのため、面接の段階によって評価基準を決めています。
「就活の教科書」編集部
- 一次面接:基本的なマナー重視
- 二次面接:企業とのマッチ度重視
それでは、一次面接と二次面接の違いを詳しく解説していきますね。
「就活の教科書」編集部
一次面接:基本的なマナー
一次面接では、基本的なマナーを見られます。
- 基本的なビジネスマナー
- 基本的なコミュニケーション能力
- 性格上、極端な欠点がないか
一次面接では、主に「挨拶がきっちりとできるか」「身だしなみは整っているか」「基本的なコミュニケーションがとれるか」といった、社会人としての基礎的な部分を見られています。
一次面接では、かなり基本的なところを見られるようですね。
ちなみに一次面接で落ちる理由は「【内定者が教える】また落ちた…一次面接で落ちる理由5選 | 対処法も紹介」という記事にまとめています。合わせて参考にしてください。
「就活の教科書」編集部
二次面接:企業とのマッチ度
二次面接で見られるところは、企業とのマッチ度です。
- 社風とのマッチ度
- 志望者のビジョンと企業の整合性
- 志望意欲の程度
「社風とのマッチ度」「志望意欲」など、二次面接では深いところまで見られます。
志望者のやりたいことと、企業のやりたいことが合致していないと判断された場合は、能力が高くても落ちることもあります。
二次面接に通過するためには、まずは自分のことと、企業のことを深く知る必要があります。
面接全体として落ちまくる原因が知りたい人は、面接で落ちまくる人の特徴や落ちた時の立ち直り方が分かりますので、こちらの記事を読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部
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内定者の回答を見るには、就活サイトなどを参考にする就活生が多いですが、他にも面接回答集100選(公式LINEで無料配布)を参考にする就活生も多くいます。
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就活アドバイザー 京香
二次面接で落ちる6つの原因
就活生くん
そもそも、どうして二次面接でいつも落ちるのでしょうか?
二次面接で落ちる原因が知りたいです。
それでは、二次面接で落ちる原因について解説します。
二次面接で落ちる原因は、以下の6つです。
「就活の教科書」編集部
- 原因①:自己分析を深くできていない
- 原因②:自分の考えていることを言語化できない
- 原因③:自分に合わない企業を選んでいる
- 原因④:質問意図を理解できていない
- 原因⑤:話の論理性が弱い
- 原因⑥:業界理解・企業理解が浅い
それでは、二次面接で落ちる原因をそれぞれ解説していきますね。
「就活の教科書」編集部
原因①:業界理解・企業理解が浅い
二次面接で落ちる原因の1つ目は、「業界理解・企業理解が浅い」です。
業界理解・企業理解が浅いと、志望度が低いとみなされ、二次面接で落ちやすくなります。
業界研究・企業研究は、ホームページなどで事業内容や理念を知ることから始めましょう。
次に、インターンシップや説明会に参加したり、他社と比べたりして、業界・企業の理解を深めます。
疑問に思ったことは、OB訪問で質問すると、さらに企業理解が深まって良いですよ。
自分と本当にマッチした会社を見つけるためにも、まずは業界を知ることが大切です。
面接で落ちないためにも、しっかりと企業分析を行いましょう。
「就活の教科書」編集部
原因②:自己分析を深くできていない
二次面接で落ちる原因の2つ目は「自己分析を深くできていない」です。
自己分析を深くできていないと、自分のやりたいことを聞かれても、漠然としか答えられません。
そのため人事の方も、あなたが実際に働いている姿をイメージできず、二次面接で落ちてしまいます。
二次面接で通過するためには、自分のやりたいことを具体的に話せるようにしておきましょう。
「就活の教科書」編集部
原因③:自分の考えていることを言語化できない
二次面接で落ちる原因の3つ目は「自分の考えていることを言語化できない」です。
自分のやりたいことが明確でも、人事の方にうまく伝えられなかったら意味がありません。
誰が聞いても理解できるように、論理的に簡潔に伝えられるようにしましょう。
考えていることを言語化するためには、漠然と頭にあるイメージを、紙にまとめてみるのが良いでしょう。
「就活の教科書」編集部
原因④:自分に合わない企業を選んでいる
二次面接で落ちる原因の4つ目は「自分に合わない企業を選んでいる」です。
そもそも自分に合わない企業を選んでしまうと、どれだけ自己分析をして、志望動機などを伝えても意味がありません。
自分にとっても、企業にとっても、自分に合わない企業には就職しないほうがいいです。
自分に合わない企業を選んでしまっている場合は、能力などが原因で落ちているのではありません。
そもそもの自己分析や、業界分析・企業分析をやり直しましょう。
「就活の教科書」編集部
ちなみに、就活でどこでもいいと思っている学生も、一次面接で落ちやすいです。
就活で入る企業なんてどこでもいい!と思っている就活生は、以下の記事も参考にしてみてください。
原因⑤:質問意図を理解できていない
二次面接で落ちる原因の5つ目は、「質問意図を理解できていない」です。
質問意図ができていないと、質問に対して正しく回答できないので、面接官との会話が噛み合わなくなります。
質問に的確に返答するためには、「なぜその質問をするのだろう?」と、質問の意図まで考える習慣をつけましょう。
質問意図と違う回答が返ってくると、まともな受け答えができない人だと評価され、面接で落ちてしまいます。
面接では質問の意図まで考えて、落ち着いて受け答えをしましょう。
「就活の教科書」編集部
原因⑥:話の論理性が弱い
二次面接で落ちる原因の6つ目は、「話の論理性が弱い」です。
話の論理性が欠如すると、話が分かりにくくなり、面接では低評価になります。
対策
論理的に話すためには、以下の流れを意識しましょう。
この流れにそって長所の話し方を考えてみましたので、ぜひ参考にしてください。
<結論>
私の長所は行動力です。
<理由>
四年間社会学部で勉強する中で、自分の興味関心を土台に動く行動力を身に着けました。
<エピソード>
社会学部の卒業論文で様々な社会人にインタビューをする中で多様な生き方に感銘を受け、自分も以前より気になっていた世界の貧困地域を巡り、SNSで貧困問題の現状と自分の思いを投稿し始めました。
帰国後は自分と同じように貧困問題に関心をもった人々と共に学生団体を立ち上げ、年に一度講演会や日々の募金活動などの活動にとり組んできました。
<結論>
このように学びから広がった興味の深掘りを行動に起こせるのは自分の強みです。
この例のように、最初と最後の<結論>では必ず同じ内容にすることがポイントです。
主張したい結論をぶれないように話すと、論理性が増して、面接で落ちにくくなりますよ。
「就活の教科書」編集部
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
二次面接で落ちる人の5つの対処法
就活生くん
二次面接で落ちる人の原因は分かったんですけど、二次面接で落ちないためには、どんな対策をすればいいですか?
次に、二次面接で落ちる人の対処法を解説します。
僕の経験をもとに、以下の4段階で分類しました。
「就活の教科書」編集部
- 対処法①:自己分析を深くする
- 対処法②:企業の特徴をつかむ
- 対処法③:自己分析の結果と企業の特徴を照らし合わせる
- 対処法④:志望動機を細かく述べる
- 対処法⑤:だれが聞いてもわかるように言語化する
就活アドバイザー 京香
対処法①:自己分析を深くする
二次面接で落ちる人の対処法の一つ目は「自己分析をより深くする」です。
自分のやりたいことを漠然とイメージするのではなく、「何年後、どこでどんな人とどんな仕事がしたい」などと目標を明確にもちましょう。
また、なぜそう思ったのか、根拠やエピソードを自分なりにもっておきましょう。
「なぜそう思ったのか?」「なぜ?」「なぜ?」を繰り返すと、自分でも深掘りができます。
「就活の教科書」編集部
対処法②:企業の特徴をつかむ
二次面接で落ちる人の対処法の二つ目は「企業の特徴をつかむ」です。
狙っている業界にはどんな企業があって、それぞれどんな経営理念や社風なのかを知りましょう。
「株式会社OpenWork」が運営している「OpenWork」というサイトで、実際の社員の口コミを参考にしてもいいと思います。
とにかく、出来るだけ多く生の声を聞きましょう。
「就活の教科書」編集部
対処法③:自己分析の結果と企業の特徴を照らし合わせる
二次面接で落ちる人の対処法の三つ目は「自己分析の結果と企業の特徴を照らし合わせる」です。
「自分のやりたいことは、その企業で実現できるのか」ということを軸に考えてみると良いでしょう。
ここで合わない企業には、就職しても納得して働けない場合が多いため、そもそも選考を受けない方が良いです。
就活は、いわば企業と学生のマッチングです。
自分が納得して働ける企業を見つけましょう。
「就活の教科書」編集部
対処法④:志望動機を細かく述べる
二次面接で落ちる人の対処法の四つ目は「志望動機を細かく述べる」です。
志望動機を細かく述べることで、企業に対する志望度の強さをアピールしましょう。
具体的には、以下の項目について考えておくとよいです。
自身の強みを活かして会社にどう貢献できるか
なぜこの会社でなければならないのか
会社のどこに、なぜ関心をもったのか
志望動機は深堀されます。
「どうして他社ではだめなの?」と聞かれることが多いので、きちんと答えを考えておきましょう。
「就活の教科書」編集部
対処法⑤:誰が聞いてもわかるように言語化する
二次面接で落ちる人の対処法の五つ目は「誰が聞いてもわかるように言語化する」です。
就活生くん
そのために〇〇な御社で〇〇のように働きたいです。
このように、できるだけ具体的に簡潔に、働いている姿をイメージできるように伝えましょう。
「就活の教科書」編集部
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二次面接で落ちた人が気を付けたいポイント3つ
就活生くん
二次面接で落とされる人には、何か注意点がありますか?
それでは、二次面接で面接官が見ているポイント3つを説明するので、以下のことに気を付けてみて下さい。
「就活の教科書」編集部
- ポイント①:志望動機が具体的か
- ポイント②:キャリアプランを考えられているか
- ポイント③:一次面接での回答と一貫性があるか
ポイント①:志望動機が具体的かどうか
二次面接で落とされる人が気を付けるべきポイント1つ目は、志望動機が具体的かどうかです。
志望動機が抽象的で曖昧であった場合、面接官に「この学生は当社をよく調べていないな」「当社のことをあまり理解できていないな」と思われてしまいます。
自身の体験談から、それが企業のどういった点において貢献できるのか、入社してから何を実現しようと思って志望したのかをはっきり具体的に述べられているか確認する必要があります。
ポイント②:キャリアプランを考えられているか
二次面接で落とされる人が気を付けるべきポイント2つ目は、キャリアプランを考えられているかです。
キャリアプランとは、「仕事に関する将来の理想像を実現させるための具体的な計画」のことです。
面接官は、この「キャリアプラン」を重視して面接の合否を決めています。
なぜなら、「理想のキャリアプランを志望の会社で叶えることができるのか」を判断しているからです。
そうすれば、入社後も会社を辞めずに続けてくれますし、将来のキャリアプランに向けて前向きに働いてくれる就活生を見つけることができます。
また、キャリアプランの答え方については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部
ポイント③:一次面接での回答と一貫性があるか
二次面接で落とされる人が気を付けるべきポイント3つ目は、一次面接での回答と一貫性があるかです。
一次面接と二次面接では面接官が違うので、改めて志望動機や自己PRを聞かれることが多いです。
そして一次面接で答えた情報をもとに、本当に志望しているのかどうかを見極めます。
一次面接と矛盾があれば、「軸がぶれている」「自己分析・業界分析ができていない」と思われてしまいます。
そうならないためにも、一次面接の回答をしっかりと振り返って、一貫性のある回答ができるように対策をしましょう。
以上三つのポイントが、二次面接で面接官が見ているポイントです。
二次面接で落ちやすい人は、これらに気を付けて面接に臨んでみましょう。
「就活の教科書」編集部
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就活アドバイザー 京香
二次面接でよく聞かれる質問について
就活生くん
わかりました。
それでは、二次面接でよく聞かれる質問を紹介します。
「就活の教科書」編集部
- ①社風とのマッチ度や志望度を聞く質問
- ②学生自身の生き方、学生の人生を聞く質問
- ③将来のビジョンを聞く質問
- ④企業や業界への理解度を聞く質問
もっと詳しく知りたいという就活生は以下の記事を読んでみてください。
「就活の教科書」編集部
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二次面接で落ちることに関するよくある質問
最後に、二次面接の合否に関するよくある質問に答えていきます。
質問①:二次面接で落ちる人はどれくらいいる?
二次面接で落ちる人の割合は企業ごとに異なりますが、平均的な二次面接の合格率は、人気・大手企業では1/3、中小企業では1/2程度です。
二次面接の通過率に関してもっと詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
二次面接で落ちないために、面接の練習をしっかりしておきましょう。
面接の練習方法、緊張しないやり方は、これらの記事で解説していますので合わせて参考にしてください。
就職活動の各面接で落ちる理由と気持ちの切り替え方は、以下の記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。
最終面接を受ける前に、最終面接の対策をしっかり確認しておきましょう。
「就活の教科書」編集部
「面接の対策の仕方がわからない…」という就活生の方は、面接の質問集100選と答え方(公式LINEで無料配布)も参考にするのが一番おすすめです。
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まとめ:二次面接で落ちるのは自己分析の浅さが原因
この記事では、一次面接と二次面接の違い・二次面接の対処法・二次面接で落ちる原因について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
二次面接の対処法と二次面接で落ちる人の特徴は簡単にまとめると以下のようになります。
二次面接の対処法
- 対処法①:自己分析を深くする
- 対処法②:企業の特徴をつかむ
- 対処法③:自己分析の結果と企業の特徴を照らし合わせる
- 対処法④:志望動機を細かく述べる
- 対処法⑤:だれが聞いてもわかるように言語化する
二次面接で落ちる原因
- 原因①:自己分析を深くできていない
- 原因②:自分の考えていることを言語化できない
- 原因③:自分に合わない企業を選んでいる
二次面接で落ちる人が気を付けたいポイント3つ
- ポイント①:志望動機が具体的であるか
- ポイント②:キャリアプランを考えられているか
- ポイント③:一次面接での回答と一貫性があるか
二次面接で落ちる原因は、ほとんどが自己分析の甘さでしたね。
自己分析を深くできていないから、自分に合った企業を選べずに、社風やビジョンに合っていないと人事の方に判断されます。
この記事では、一次面接と二次面接の違い、二次面接の対処法、二次面接で落ちる人の特徴について解説しました
「就活の教科書」編集部
就職活動の面接の各段階で落ちる理由はこちらの記事でまとめています。合わせて参考にしてください。