- 「自己PR/ガクチカで留学」の回答例2選
- 「自己PR/ガクチカで留学」を仕事に結び付けて答える
- 「自己PR/ガクチカで留学」を伝える際の注意点
- 「自己PR/ガクチカで留学」を聞いたときの面接官の本音
- 留学で身につけた英語力をアピールするには、どうすれば良いか?
みなさん、こんにちは。「就活の教科書」編集部の木村ヒロシです。
この記事では「自己PR/ガクチカで留学」について伝えようとしている就活生のあらゆる悩みを解決します。
「自己PR/ガクチカで留学」について伝える時に困ったことや、悩んだことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
僕は、「自己PR/ガクチカで留学」について伝えようとしているんですが、上手く伝える方法がわかりません。
ほかの就活生は自己PR/ガクチカでどのように留学のエピソードを伝えているのでしょうか・・・
就活生ちゃん
私は、留学では学んだことがたくさんありますが、それが普通すぎて、面接官に印象を残せる自信がありません。
自己PR/ガクチカで留学のエピソードを魅力的に伝える方法を教えてください!
留学で学んだことを伝えるのって案外難しいですよね。
でも、大丈夫です。
この記事で、その悩みを1つずつ解決していきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
この記事では、「自己PR/ガクチカで留学」を伝えることに悩んでいる人に、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツや、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことを解説します。
合わせて、「自己PR/ガクチカで留学」を書いた例文も紹介しています。
この記事を読めば、「自己PR/ガクチカで留学」を伝えることについての悩みを解決でき、安心して選考に臨めるようになります。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
「自己PR/ガクチカで留学」を書いた例文2つ
ここでは、「自己PR/ガクチカで留学」を書いた2つの例文を紹介していこうと思います。
- 例文①:コミュニケーション力と行動力
- 例文②:語学力とグローバル思考
それでは、1つずつ見ていきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
例文①:コミュニケーション力と行動力
まずは、「ガクチカで留学」を書いた時に、コミュニケーションと行動力を身に着けたと伝える時の例文です。
私は、グローバル展開をしている企業で活躍できる人材になるという目標を達成するために、大学2回生の4月から1年間、オーストラリアのメルボルンに語学留学をしていました。
現地の授業を受ける中で、語学力はもちろん、特に、他国の留学生とグループを組み、ディベートやプレゼンをしていく中で、コミュニケーション力が付きました。
また、この1年間は、オーストラリアでホームステイを行い、授業外での活動にも力を入れました。
その中で、いかに現地の方とのコミュニケーション量を確保できるかを考え、勇気を出してコミュニティの中に飛び込んでいく行動力を身に着けることが出来ました。
その時に、自発的に行動していく大切さを学び、帰国後も意識して、常に行動からたくさんのモノを吸収するよう努力しています。
また、帰国後のTOEICのテストでは850点を獲得しました。
語学力はもちろん、これらの経験を通して身に着けた、コミュニケーション力と行動力でグローバル展開で急成長を遂げている御社に貢献していきたいと考えています。
語学力が向上しているのは、当たり前という前提で自分が留学で身に着けたことを、企業で貢献できることに結び付けて記述していますよね。
このように語学力+αで身に着けたことを話せると企業にとっても魅力的です!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
例文②:語学力とグローバル思考
次は、「ガクチカで留学」を書いた時に、語学力とグローバル思考を身に着けたと伝える時の例文です。
私は、留学に取り組むに際し、留学で語学力とグローバル思考を身につけたいと考え、1年間カナダのトロントに行きました。
現地では、語学力を向上させるために、1人で現地のサッカーチームに参加したり、お店に行ったときは、自分から話しかけたりする等、たくさんのコミュニケーションをとる工夫をしました。
たくさんの交流を重ねる中で、文化の壁を感じることもありましたが、逆に様々な価値観に触れることができ、自分の価値観の幅も広げることが出来ました。
1年間のカナダ留学に行き、留学前後でTOEICの点数を600点から890点まで向上させることができました。
また、たくさんの異文化交流の中で、グローバル思考を身に着けたため、文化や言語の壁にあまり弊害なく、グローバルにコミュニケーションをとることが出来るようになりました。
海外での業務が多い御社にとって、この留学で身に着けた語学力とグローバル思考で幅広いグローバル展開の第一線として貢献したいと考えます。
語学力を、留学前と留学後の点数の比較で自身の成長を語っています。
このように数字で伝えると、より説得力が付くので、数字で成長率や成果を伝えることを意識すると良いでしょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
実際に例文があれば、エントリーシートや面接で「自己PR/ガクチカから学んだこと」を伝える時のイメージがしやすいです!
就活生ちゃん
具体的にどのような形で伝えると良いかは分かりましたが、他にも上手く伝えるためのコツなどがあれば知りたいです。
例文で全体像を確認したところで、次は、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツと「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことについて見ていきたいと思います!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
エントリーシートのガクチカについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ちなみにガクチカで人事の評価をあげたいなら、「自己分析」が必須になります。
自己分析で最もおすすめな自己分析診断は、統計データをもとにした分析結果を参考に自己分析できます。
たとえば「キミスカ適性検査」を使い、41項目の分析結果から自分の強みを見つけて、ガクチカで差をつけちゃいましょう。
人事さん
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ4つ
それではまず、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツについて見ていきましょう!
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツは全部で4つあります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
- コツ①:現地でのエピソードだけでなく、留学前後のプロセスまで伝える
- コツ②:留学で学んだことを企業とマッチさせ、どう貢献できるかまで伝える
- コツ③:留学経験自体ではなく、感じたことや学んだことを差別化する
- コツ④:留学で身に付いた英語力をアピールする
それでは、1つずつ見ていきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ①:現地でのエピソードだけでなく、留学前後のプロセスまで伝える
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ1つ目は、現地でのエピソードだけでなく、留学前後のプロセスまで伝えるということです。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、現地で力を入れたエピソードを話す人は多いですが、留学前後のプロセスを話す人が少ないです。
企業としては、留学に行ってどう成長したいかや、留学後の課題をどのように解決しているかを知りたがっているので、就活生は、そこに焦点を当てて話を進めていくべきなのです。
「留学に挑戦する理由」「留学で見つけた課題に対する取り組み」にまで話を広げることを意識しましょう。
これにより、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝える時に、現地でのエピソードだけでなく、留学前後のプロセスまで伝えるということが大切になるのです。
現地での話は、留学に行った人には、誰にでもできるんですよね。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝えようとしている人は、自分特有の留学エピソードになることを意識しましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ②:留学で学んだことを企業とマッチさせ、どう貢献できるかまで伝える
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ2つ目は、留学で学んだことを企業とマッチさせ、どう貢献できるかまで伝えるということです。
企業としては、「留学に行った人が欲しい」のではなく、「留学に行って成長し、企業に貢献してくれる人」が欲しいのです。
グローバルに展開してる企業は、もちろん語学力やグローバル思考を必要とするし、人と会う職種の企業は、コミュニケーション力や行動力を必要としています。
「自己PR/ガクチカ」を伝える時は常に、その会社が何を求めているかを考える癖をつけましょう!
よって、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝える時に、留学で学んだことを企業とマッチさせ、どう貢献できるかまで伝える必要があります。
グローバル展開を今後考えていない企業に「語学力があります」とアピールしたとしても、それは無駄なのです。
きちんと「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、企業が求めていることとマッチさせることを意識してください。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ③:留学経験自体ではなく、感じたことや学んだことを差別化する
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ3つ目は、留学経験自体ではなく、感じたことや学んだことを差別化するということです。
留学に行った人は、みんなほとんど同じ経験をしているため、経験や現地エピソードで差別化を図ろうとしても限界があります。
語学学校に行って、勉強をしたり、現地の人と積極的にコミュニケーションを取ったり、ホームステイを経験したりと経験の幅がどうしても限られてくるのです。
なので、面接官の印象に残るためにも、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、留学経験自体ではなく、感じたことや学んだことを差別化するということが大切なのです。
同じ留学に行ったとしても、感じたことや学んだことは、人それぞれですよね。
その差別化できるポイントをいかにアピールできるかが印象に残すことかのキーポイントなのです。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生ちゃん
なるほど!
上記のコツを踏まえた上で、「自己PR/ガクチカで留学」を伝えるとより面接官に上手く伝えることができるのですね。
はい!しかし、安心するのはまだ早いですよ。
最後に「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことを紹介します。
多くの人が「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時によくするミスも頭に入れて置いて、きちんとアピールできるようにしましょう。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
コツ④:留学で身に付いた英語力をアピールする
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ4つ目は、留学で身に付いた英語力をアピールするということです。
企業の人は、何か目標を持って物事に取り組み、成果を残したという経験を評価してくれます。
そこで、留学に真剣に取り組んだ成果として、英語力向上をアピールすれば、より強い自己PRが完成します。
アピールする時は「TOEIC何点上がりました」「外国の方と日常会話なら出来るようになりました」のように具体的に話しましょう。
ガクチカで、留学をアピールするのならその成果を証明できる実績を用意しておくことをオススメします。
就活生くん
でも、実は英語留学に行ったけど英語力をアピールできるような資格や実績がありません。
ガクチカで留学を話すために、少しくらいは英語力をアピールしたいです。
確かに、留学に行ったのなら英語力を証明できるものが一つくらいは欲しいですよね。
英語力をアピールするなら、TOEICは意外とすぐに結果が出やすいのでオススメです。
出来れば、TOEIC800点以上あると心強いです。
「就活の教科書」編集部 木村
就活生くん
でも、TOEIC800点以上って結構難しくないですか?
そんな簡単に点を上げるなんて出来そうにありません。
とにかく早くTOEICを上げたいなら、スタディサプリENGLISH(TOEIC対策/ベーシックプラン)がオススメです。
たったの月2,980円で質の高い授業が受け放題なので気軽に取り組めて苦手を潰し、TOEICの点数を上げることが出来ます。
1週間の無料体験から気軽に始められるので、教材で迷っている人はまずは無料体験から試してみましょう。
「就活の教科書」編集部 木村
また、英会話など他にも英語力をアピール方法はたくさんあります。
以下の記事でTOEICのオススメ勉強方法や教材などが紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないこと3つ
次は、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことについて紹介します。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことは3つあります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
- やってはいけないこと①:学んだ語学力だけをアピールし、他の人と差別化できない
- やってはいけないこと②:留学経験自体を評価してもらおうとする
- やってはいけないこと③:留学に行った理由や行った時の目標を伝えない
それでは、1つずつ見ていきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
やってはいけないこと①:学んだ語学力だけをアピールし、他の人と差別化できない
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないこと1つ目は、学んだ語学力だけをアピールし、他の人と差別化できないです。
正直、留学に行って語学力を身に着けるには、当たり前なんです!
身に着けていない方が何をしてたの?というマイナスな印象を与えてしまうほどです。
だからこそ、語学力以外の点で他の就活生と差別化する必要があります。
「身に着けた語学力を活かして、ホームステイ先の人と毎日1時間話す習慣をつけ、同時にコミュニケーション能力を身につけました」などと具体的な話で差別化することが出来ると尚良いですよね。
学んだ語学力だけをアピールし、他の人と差別化できないという「自己PR/ガクチカで留学」を伝える人がやってしまうミスには気を付けてくださいね。
「自己PR/ガクチカで留学」を語学+αで身に着けたことを話せたら、企業にとっても魅力的です!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
やってはいけないこと②:留学経験自体を評価してもらおうとする
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないこと2つ目は、留学経験自体を評価してもらおうとするということです。
留学経験者の中には、留学が特別な経験で、留学経験がない人が多いと考えている人がいるかもしれませんが、俺は間違いです。
近年、グローバル化が進むとともに、留学に行く人の割合が増えてきており、留学経験が数少ない特別なものではなくなってきました。
つまり、留学経験をする人が多くなったことにより、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時に、留学経験自体を評価してもらおうとしたとしても面接官の評価は期待できないのです。
やはり、結局は、現地で何を感じ、何を学び、何を身に着けることができたのかということが一番大切なんですよね。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
やってはいけないこと③:留学に行った理由や行った時の目標を伝えない
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないこと3つ目は、留学に行った理由や行った時の目標を伝えないということです。
留学は、お金と時間がかかる一大イベントです。
その分、留学に行く理由や、現地での目標、留学を経験してどのような姿になりたいのかまでを伝えて、いかにその留学経験が有意義だったものかをアピールする必要があるのです。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、留学に行った理由や行った時の目標を伝えないと留学にノリで行ったと感じられてしまうので気を付けてくださいね。
明確な理由とそれが留学後にかなっているのか、課題を解決するために行動をすることが出来ているのかという点を面接官の人は確認しているそうなので、就活生で「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、意識しましょうね!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生くん
気を付ける点がたくさんあるのですね!
やってはいけないことを理解しつつ、コツを踏まえて「自己PR/ガクチカで留学」を伝えて、アピールしていきたいと思います!
就活生ちゃん
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時の悩みを解消することが出来ました。
特に、学んだこと、身についたことを他の就活生と差別化しながら話していきます。
そうですね!
上手く「自己PR/ガクチカで留学」を伝えることが出来れば、かなり武器になるので、どんどんアピールしていきましょうね!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じること3つ
就活生ちゃん
そもそも、「自己PR/ガクチカで留学」の話をすると面接官は、どのような印象を受けるのかが気になります。
確かに、何を感じられるかでその就活生のイメージも変わってきますもんね!
そこで、まず初めに、就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じることについて解説していきたいと思います。
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じることは3つあります。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
- 感じること①:留学経験者は要注意!留学経験自体は良いことだけど・・・
- 感じること②:留学経験者はクセが強い
- 感じること③:目標・目的を持っておらず、ノリで留学に行く人が多い
それでは、1つずつ見ていきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
感じること①:留学経験者は要注意!留学経験自体は良いことだけど・・・
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じることの1つ目は、留学経験者は要注意!留学経験自体は良いことだけど・・・ということです。
就活生くん
ちょっと待ってください!
留学で頑張ってきたのに、要注意とはどういうことですか!!
確かに、留学経験自体は、とても良い経験で学びが多いものです。
しかし、実際に人事の方が留学経験者には要注意していると仰っていたのです。
その理由を詳しく解説します!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
留学経験者は、面接官に、ネガティブなイメージを持たれているようです。
具体的には、「留学経験を特別なものだと考えている」「明確な目的・目標を持っていない」「海外文化に慣れており、日本人感覚とずれている」などのイメージがあるそうです。
しかし、逆にきちんと「ガクチカで留学経験」をどのように伝えたら良いかを理解していれば、とても魅力的なエピソードになります。
だから、留学に行って満足している人は要注意です。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、注意すべき点がいろいろ隠れているため、しっかり対策をしておく必要がありますよ!
他にも、面接官の感じることを見ていきましょう!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
感じること②:留学経験者はクセが強い
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じることの2つ目は、留学経験者はクセが強いということです。
これは、長期留学により海外文化に慣れてしまい、日本人との感覚に違和感があるからです。
例えば、1年間、アメリカやヨーロッパに留学に行っていた人が面接やグループワークの際に協調性の無さが表れることです。
これらにより、就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、留学経験者はクセが強いと感じられてしまうことがあるのです。
海外文化には、日本人の感覚と違和感があり、それが良さであり、ネガティブに捉えられるきっかけにもなります。
吸収した海外文化をポジティブに感じさせられるよう意識したいですね!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
感じること③:目標・目的を持っておらず、ノリで留学に行く人が多い
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じることの3つ目は、目標・目的を持っておらず、ノリで留学に行く人が多いということです。
留学は、明確な目標・目的を持たずに行ってしまうと、ただの海外旅行になってしまいます。
大学生でセブ島語学留学に行く人が多いですが、帰ってきたときの語学力は人それぞれですよね。
それは、留学に明確な目標・目的を持ち、現地でやるべきことをやった人と、ノリで行った人の違いです。
だから、就活生が「ガクチカで留学」で目標・目的をしっかりと伝えなければ、ノリで留学に行ったと思われることがあります。
「自己PR/ガクチカで留学」を伝えるには、それまでに至る経緯と現地での目標を明確に持つことが大切です。
これらのイメージを持たれる可能性があるということを知っておくだけでも、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時の意識が変わるんじゃないでしょうか。
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ
ガクチカで留学以外のエピソード一覧
ガクチカで使いやすいエピソードの一覧を紹介します。
あなたの経験と当てはまっている場合は、ぜひその記事も参考にしてみてくださいね。
就活のエントリーシート/面接で、どうして「ガクチカ」を聞かれるの?
ガクチカとは「学生時代に力を入れたことについて教えてください」という質問に対する答えのことです。
学生時代に力を入れたエピソードには、あなたの性格や物事の考え方が強く影響しています。
そのため、学生時代に力を入れたエピソードから、「就活生がどんなことを考えて、どのような過程で物事に取り組んだか」を企業は知ろうとしています。
また、「ガクチカから学んだこと」で会社でどのように活躍し、この会社では、どのように学び、成長するかまで確認しているようです。
「そもそも、ガクチカがない」、「とにかく、ガクチカを伝えるのが苦手」という就活生は、「ガクチカの作り方」が網羅的に書かれている記事があるので、参照してみてくださいね!
ガクチカを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
就活生くん
ガクチカが完成したので、どんどん選考を受けていきたいです。
でも正直、企業探しは面倒なんだよなー・・・。
せっかくガクチカが完成したなら、逆求人サイトの利用をオススメします。
ガクチカやプロフィールを一度記入しておくだけで、企業から選考オファーが来るので、企業を探しの手間が省けて効率的ですよ。
就活アドバイザー
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
就活生3人に1人が使っている「OfferBox」
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ガクチカを登録すれば選考オファーを受け取ることが出来るので、まずOfferBoxから使ってみましょう。
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就活アドバイザー
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- 自分の選考状況を書いておけば、選考をスキップできる場合もある。
ガクチカを記入して自分に合った企業とマッチングしたい就活生の方は、キミスカを使ってみましょう。
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キミスカも全て無料、1分で気軽に登録できます。
就活アドバイザー
ガクチカの通過率をさらに上げる3つの方法
通過したエントリーシートを参考にしよう
ガクチカを上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にしてガクチカを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
人事さん
ガクチカを書く前に、自分の強みを理解しよう
就活生くん
内定者のエントリーシートを参考にしてみたけど、自分の強みがいまいちわかりません・・・
どうやればガクチカにも書ける自分の強みを見つけられるのかな。
自分の強みを見つける最も効率的なやり方は、自己分析診断をすることです。
「キミスカ適性検査」では、統計データをもとに性格の傾向や職務適性など9つの観点からあなたの強みを分析できます。
人事さん

たった5分で診断できるので、強みを見つけたい人は試してみてくださいね。
人事さん
ちなみに、自分の強みをガクチカに活かして突破率をあげたいなら、複数の自己分析診断で精度の高い分析結果がわかります。
たとえば「適性診断AnalyzeU+」「適性検査GPS」を使って、強みを武器にしたガクチカを書いてみましょう。
ガクチカを書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートのガクチカをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
このガクチカで本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートのガクチカを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事にガクチカを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー
まとめ:「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は語学力+で自身特有の学んだことを伝える
【内定者が教える】就活の「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時のコツ | 例文,やってはいけないこともの記事はいかがでしたか。
この記事では、「自己PR/ガクチカで留学」を伝えることに悩んでいる人に、「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツや、「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないことを解説しました。
合わせて、「自己PR/ガクチカで留学」を書いた例文も紹介しています。
それでは、最後にこの記事のまとめをおさらいしておきましょう!
就活生が「自己PR/ガクチカで留学」を伝えた時に、面接官の感じること3つ
- 感じること①:留学経験者は要注意!留学経験自体は良いことだけど・・・
- 感じること②:留学経験者はクセが強い
- 感じること③:目標・目的を持っておらず、ノリで留学に行く人が多い
「自己PR/ガクチカで留学」を書いた例文2つ
- 例文①:コミュニケーション力と行動力
- 例文②:語学力とグローバル思考
「自己PR/ガクチカで留学」を上手く伝えるコツ4つ
- コツ①:現地でのエピソードだけでなく、留学前後のプロセスまで伝える
- コツ②:留学で学んだことを企業とマッチさせ、どう貢献できるかまで伝える
- コツ③:留学経験自体ではなく、感じたことや学んだことを差別化する
- コツ④:留学で身に付いた英語力をアピールする
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時にやってはいけないこと3つ
- やってはいけないこと①:学んだ語学力だけをアピールし、他の人と差別化できない
- やってはいけないこと②:留学経験自体を評価してもらおうとする
- やってはいけないこと③:留学に行った理由や行った時の目標を伝えない
就活のエントリーシート/面接で、どうして「ガクチカ」を聞かれるの?
まとめ:「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は語学力+自身特有の学んだことを伝える
「自己PR/ガクチカで留学」を伝える時は、留学で身に着けた語学力だけでなく、自身特有の学んだことを伝えましょう。
それを企業でどのように活かすことが出来るか、また、留学で見つかった課題をどのように克服するかを意識して伝えるようにしましょう。
「就活の教科書」では、他にも様々な就活情報をわかりやすく解説しています。
ぜひ他の記事も読んでみて下さいね。
みなさんの就活が成功することを心から祈っております!
「就活の教科書」編集部 木村ヒロシ