【就職できない?】博士課程おすすめ企業ランキング | 博士号を取るべきなのか

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就活生の皆さん、こんにちは。「就活の教科書」編集部です。
この記事では、博士課程の就職事情について解説していきます。
皆さんは、博士課程の就職・就活がどのようなものか知っていますか?

「就活の教科書」編集部

就活生くん

今、修士1年生ですが将来は研究者になりたいです。
でも、博士の就職は難しいって聞くから修士卒で就職するか、博士課程を取るか悩んでいます。

就活生ちゃん

博士課程に進むと決めましたが、博士を積極的に採用している企業はあるのだろうか・・・?
大学院修士の方は、博士課程に進学するのか、修士卒で就職するのかで迷う人も多いです。
研究したいけど、博士の就職は厳しいって聞きますよね。
また、博士を積極的に採用している企業はそもそも存在するのかも気になりますよね。

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「就活の教科書」編集部

 

そこでこの記事では、博士の就職事情や、博士課程に行くと就職ができないと言われている理由について解説していきます。

合わせて、博士で就職するメリット・デメリットや、博士を積極的に採用している企業一覧も紹介します。

この記事を読めば、博士で就職するメリット・デメリットを客観的に考えられるようになり、あなたが今すべきことが明確になります。

修士卒で就職するのか、博士で就職するのかで迷っている方や、博士を積極的に採用している企業を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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目次

 

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博士課程に行くと就職はできないって本当?

就活生くん

今、修士1年生ですが、将来も研究がしたいから博士課程を取ろうと思っています。
博士課程に行くと就職できないって聞いたのですが、本当なのでしょうか?
博士課程に行くと就職はできないって言われますよね。
博士の就職について解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

結論から言うと、博士課程に進学しても就職はできます。

ただし、博士の就職は修士卒よりも厳しいです。

下の2つの図を見てみてください。

 

R2年度学校基本調査 結果の概要ー文部科学省)

修士卒の就活生と比較すると、博士が就職できる割合は減っています。

また、博士の就職では、学部生や修士の人たちのように就活をしているとおそらく就職できません。

なぜなら、企業が博士に求めるレベルは修士よりもかなり高いからです。

そのため、博士の就職はできますが、修士での就職と比較すると難しくなると言えます。

博士の就職ができない、難しいと言われる理由はまだ他にもあります。
また、大学院修士の就活事情について徹底的に解説した記事があるので、学部生や修士生の方はぜひ読んでみてください。

「就活の教科書」編集部

 

次は、博士の就職が難しいと言われる主な理由について詳しく解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

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博士の就職がかなり難しいと言われる理由3選

就活生ちゃん

「博士の就職はかなり難しい」とよく聞きます。
その理由を教えてください。
わかりました。
では、博士の就職がかなり難しいと言われる理由を3つ紹介します。

「就活の教科書」編集部

博士の就職かなりが難しいと言われる理由3選
  • 理由①:博士課程の就活方法が確立されていないから
  • 理由②:博士を率先して採用する企業がまだ少ないから
  • 理由③:就活を始める時期が安定していないから
博士の就職が難しいと言われる理由3つについて、それぞれ解説していきます。

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「就活の教科書」編集部

 

理由①:博士課程の就活方法が確立されていないから

博士の就職が難しいと言われる理由1つ目は「博士課程の就活方法が確立されていないから」です。

学部生や修士の就活方法はある程度調べられますが、博士になると分野によって違ったり先輩情報が無かったりして、博士の就活方法がわからない場合が多いです。

また、就職するのではなく、アカデミアに残る人も多いです。

博士の就職に関する資料や話が少ないため、博士の就活方法が確立されていないと言えます。

博士で就職するのなら、就活は自分で考えて行わないといけません。

「就活の教科書」編集部

 

理由②:博士を率先して採用する企業がまだ少ないから

博士の就職が難しいと言われる理由2つ目は「博士を率先して採用する企業がまだ少ないから」です。

今では、少しずつ博士を採用する企業も増えてきていますが、それでもまだ少ない方です。

  • 自社の研究者の能力を高める方が、博士修了者を採用するよりも効果的だな。
  • 特定の専門知識を持っているのは良いが、うちではすぐに活用できないな。
  • 博士は視野が狭く即戦力に欠け、実務上の不安が残るな。

博士は採用しないことにしよう!

人事さん

 

このように考える企業も多いです。

大学や研究機関のポストは増える見込みがない上に、民間企業も博士の採用に乗り気ではないため、博士の就職は難しいと言われます。

学部生や修士生と就活時期が同じである場合、博士はアカデミアに残るかどうかで悩む人も多いため、積極的に企業に応募するのも難しくなります。

「就活の教科書」編集部

 

理由③:就活を始める時期が安定していないから

博士の就職が難しいと言われる理由3つ目は「就活を始める時期が安定していないから」です。

なぜなら、投稿論文の規約数の採用がなければ卒業ができないからです。

つまり、研究成果に依存するため、卒業見込みがいつ出るかわからない状態になります。

また、研究発表の準備や論文執筆にもかなりの時間がかかります。

そのため、就活の時間を十分に確保できなくなります。

博士課程に進学する人は、学部生や修士生のように、早くから就活を始めることが難しくなります。

次は、博士号を取得して就職するメリットやデメリットについて解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

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博士就職を積極的に採用している企業ランキング一覧【分野別8選】

就活生ちゃん

博士課程の就職を積極的に取り入れている企業はあるのでしょうか?
教えて欲しいです。
博士課程の就職に力を入れている企業はありますよ。
ランキング形式にするには難しいですが、次のように分野別に紹介していきます。

「就活の教科書」編集部

博士の就職を積極的に取り入れている企業一覧
  • 分野①:化学系
  • 分野②:薬学系
  • 分野③:生物・農学系
  • 分野④:医学系
  • 分野⑤:物理学系
  • 分野⑥:情報系
  • 分野⑦:機械系
  • 分野⑧:電気・電子系
それぞれの分野別で紹介していきます。

「就活の教科書」編集部

 

分野①:化学系

  • 3M
  • 東レ
  • AGC
  • 旭化成
  • 大塚製薬
  • 住友化学
  • 三井化学
  • 富士フイルム
  • 積水化学工業
  • 田辺三菱製薬
  • 住友ファーマ
  • アステラス製薬
  • 豊田中央研究所
  • 三菱ケミカルホールディングス

など

化学系は研究所が多いので、博士採用を積極的に行っている企業も比較的多いです。

「就活の教科書」編集部

 

分野②:薬学系

  • テルモ
  • 日本新薬
  • 第一三共
  • 大塚製薬
  • 中外製薬
  • エーザイ
  • 大鵬薬品
  • とめ研究所
  • 協和キリン
  • 塩野義製薬
  • 帝人ファーマ
  • 田辺三菱製薬
  • 武田薬品工業
  • アステラス製薬
  • 住友ファーマ
  • テクノプロ・R&D社

など

化学系と薬品系の企業は博士就職に積極的なので、企業数も多くなります。

「就活の教科書」編集部

 

分野③:生物・農学系

  • いであ
  • 第一三共
  • 中外製薬
  • 日本工営
  • 大塚製薬
  • 栗田工業
  • 協和キリン
  • シオノギ製薬
  • メタウォーター
  • アステラス製薬

など

生物・農学系の博士就職は、バイオ系の企業や製薬会社で募集が多いですね。

「就活の教科書」編集部

 

分野④:医学系

  • 住友化学
  • 三井物産
  • 第一三共
  • 協和キリン
  • トヨタ自動車
  • 武田薬品工業
  • テクノプロ・R&D社
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ボストン・コンサルティング・グループ

など

医学系の博士就職は、化学会社や製薬会社の他にトヨタ自動車でも募集しています。

「就活の教科書」編集部

 

分野⑤:物理学系

  • 花王
  • NTT
  • 旭化成
  • ソニー
  • インテル
  • オラクル
  • グーグル
  • とめ研究所
  • 日立製作所
  • トヨタ自動車
  • パナソニック
  • マイクロソフト
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー

など

経営コンサルタント業界の「マッキンゼー・アンド・カンパニー」でも物理学博士の就職に力を入れています。

「就活の教科書」編集部

 

分野⑥:情報系

  • NTT
  • 野村證券
  • 豊田中央研究所
  • みずほ第一フィナンシャルテクノロジー

など

情報系の博士就職は金融や証券会社で多いですね。

「就活の教科書」編集部

 

分野⑦:機械系

  • ソニー
  • 日本製鉄
  • 日産自動車
  • 日立製作所
  • 三菱重工業
  • トヨタ自動車

など

重工メーカーや自動車メーカーで機械系の博士を募集しています。

「就活の教科書」編集部

 

分野⑧:電気・電子系

  • 丸紅
  • IBM
  • NEC
  • NTT
  • 資生堂
  • 三菱電機
  • 日立製作所
  • 島津製作所
  • トヨタ自動車
  • パナソニック
  • マッキンゼー・アンド・カンパニー
  • ボストン・コンサルティング・グループ

など

電気系の博士は情報通信・機械・化学などの業界でも採用されています。

理系就活生の他のカテゴリ別の企業ランキングも知りたい人は、人気企業ランキングやホワイト企業ランキングが分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

「就活の教科書」編集部

 

                                                   

理系就活に関する記事一覧

「大学が忙しく就活をする時間がない」という理系学生・院生には 理系の就職先ランキング という記事がおすすめです。

以下の記事を読めば、理系に人気の就職先TOP100が分かり、効率よく企業選びができるので、ぜひ参考にしてください。

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博士として就職するための対策法4選

就活生くん

博士として就職するためにどのような対策を取れば良いですか?
では、博士として就職するための対策法を4つ紹介します。

「就活の教科書」編集部

博士として就職するための対策法4選
  • 対策法①:研究内容をわかりやすく説明できるようにする
  • 対策法②:過去の選考情報を知る
  • 対策法③:「専門性」と「柔軟性」をアピールする
  • 対策法④:面接での定番質問に回答できるようにする
博士として就職するための対策法4つについて、それぞれ解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

対策法①:研究内容をわかりやすく説明できるようにする

博士として就職するための対策法1つ目は「研究内容をわかりやすく説明できるようにする」ことです。

博士の就職において、研究内容のプレゼンができないとほぼ確実に落ちるからです。

博士就活の面接では、「研究内容」「研究で身に付けた能力」を評価されます。

研究内容をわかりやすく説明するためには、以下のようなことを意識すると良いです。

  • 専門用語を多用せずに高校生でも理解できるように伝える
  • 面接担当者のレベルに合わせてプレゼンを行う
  • 「背景⇒仮説⇒検証⇒結果⇒将来プラン」の流れで明確に伝える
  • 最も言いたい主張を成立させる内容にする
  • 質疑応答では結論から述べてコンパクトに伝える

 

また、質疑応答ではアカデミア並みに厳しい質問が多いです。

博士就職の研究内容のプレゼンでは、とにかく相手を意識して、論理的に無駄のないプレゼンをすることが重要です。

研究内容のプレゼンを通して、身に付けた能力やプレゼン内容をアピールできるように、あらかじめ練習しておきましょう。

博士の就活では、修士までの就活と違って、簡単な自己PRなどをしてから研究内容のプレゼンに移ります。
相手のことを考えてプレゼンすると良いです。

「就活の教科書」編集部

 

対策法②:過去の選考情報を知る

博士として就職するための対策法2つ目は「過去の選考情報を知る」ことです。

過去の選考情報を知ることで、質問される内容や雰囲気、形式がわかるからです。

何も知らない状態で面接に行くのと、あらかじめある程度のことを知って面接に行くのではかなり違いますよね。

そこで、過去の選考情報を知れるおすすめの就活サービスを4つ紹介します。

過去の選考情報が無料で見れる就活サービス4選
  • unistyle(ユニスタイル)
    ー 1つの企業に約200件近くのES・レポートがある
    ー 大企業内定者の約48,000枚のESが見放題
  • 理系ナビ
    ー 理系就活生向けのスカウトサービス
    ー 理系人材を求める文系職種も紹介

 

博士課程の就職を少しでも有利にしたい就活生は、ぜひ利用してみてください。

技術面接の情報だけでなく、ES選考情報も無料で知れるのはありがたいですよね。

また、今回紹介した就活サービスの評判について知りたい就活生は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

「就活の教科書」編集部

 

対策法③:「専門性」と「柔軟性」をアピールする

博士として就職するための対策法3つ目は「専門性」と「柔軟性」をアピールすることです。

博士で就職する時に大切なことは、「企業が求める専門性と博士学生の専門性が一致する」ことです。

しかし、博士学生の研究内容と企業の研究が一致する可能性はかなり低いです。

だからこそ、専門性柔軟性をアピールして、博士の研究内容とは異なる研究でも真剣に取り組むことをアピールする必要があります。

就活生くん

僕はこの研究を続けてきたため、〇〇の専門的な知識まで把握しています!

就活生ちゃん

私は博士課程で〇〇の研究をしていたから、入社しても〇〇の研究をもっと深めたいです!

 

このように、企業が求めていない専門性をアピールするのはNGです。

どんな分野であっても本気で取り組む「柔軟性」と、「専門性」を手に入れるための努力をアピールすると良いです。

博士の就職では、企業にとって扱いやすい人材になることが大切です。

「就活の教科書」編集部

 

対策法④:面接での定番質問に回答できるようにする

博士として就職するための対策法4つ目は「面接での定番質問に回答できるようにする」ことです。

博士就職の面接では、技術面接と人事面接がありますが、内定を勝ち取るためには面接の定番質問に回答できるようにすることが重要です。

そこで、博士就職でよく聞かれる定番質問を書いておくので、ぜひ参考にしてみてください。

博士就職でよく聞かれる定番質問
  • なぜ研究者ではなく民間就職なのか?
  • 会社の志望度は?
  • なぜうちの会社なのか?
  • どの領域に興味がある?
  • 他に受けている会社は?
  • 会社で挑戦したいことは?
  • なぜこの業界に興味を持ったのか?
  • どのような点で会社に貢献できるのか?
  • 後輩への指導はどのように行っている?
  • 教授と意見が割れた場合どうしてる?
  • どんな研究をしていたのか?
  • 研究で困ったことは?
  • 最近気になった論文はある?
  • チームで研究したことはある?
  • 研究テーマはどうやって決めた?
  • 研究はいつもどのようにすすめてる?
  • 実験はどうやって計画を立てていたの?

 

他にもたくさんのことを聞かれます。

特に、研究内容についてはかなり専門的なことまで聞かれるので、しっかりと理解し、わかりやすい説明を心がけてみてください。

博士の就職に限らず学部生や修士の就活でも、質問内容には結論から答えコンパクトに伝えましょう。

次は、博士課程におすすめできる就職サイトについて紹介してきます。

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博士におすすめできる就職サイト4選

就活生ちゃん

博士の就職に詳しい就職サイトはないのでしょうか?
ありますよ!
博士におすすめできる就職サイトは以下の4つになります。

「就活の教科書」編集部

博士におすすめできる就職サイト4選
博士におすすめできる就職サイト3つについて、それぞれ解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

就職サイト①:OfferBox

博士におすすめできる就職サイト1つ目は、OfferBoxです。

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就職サイト②:理系ナビ

理系ナビ

博士におすすめできる就職サイト2つ目は、理系ナビです。

理系ナビでは、理系就活生のためのエントリーシートの対策講座や面接対策などさまざまなイベントに参加できます。

また、理系就活に特化しているので、理系職種を募集している企業のインターンシップ情報も満載です。

「理系ナビ」を使うことで、理系就活に詳しくなり、就活を有利に進められますよ。

理系ナビは忙しい就活生にはありがたい就活対策イベントをたくさん開催しています。
無料面談もできるので、一度利用してみるのをオススメします。

「就活の教科書」編集部

理系ナビを見てみる

 

理系ナビの評判については以下の記事で詳しく解説しているので、読んでみてください。

 

就職サイト③:キャリアチケットスカウト

博士におすすめできる就職サイト3つ目は、逆求人サイト「キャリアチケットスカウトです。

5つの質問に答えるだけであなたにキャリアの考え方が分かり、それをみた企業からスカウトが届きます。

その結果、理系学生も自分らしく働ける企業と出会えるようになりますよ。

さらに、テンプレート機能で自己PRやガクチカが簡単に書けることもキャリアチケットスカウトのメリットです!

「就活の教科書」編集部

>> キャリアチケットスカウトを利用してみる

 

就職サイト④:博士情報エージェント

博士におすすめできる就職サイト4つ目は博士情報エージェントです。

博士情報エージェントは、博士人材を対象とした就職支援サービスで、博士人材と研究開発力を求める企業とマッチングできます。

また、会員の方限定で求人情報を見れ、非公開求人も取り扱っています。

博士人材の支援に力を入れているので、博士就職を目指している就活生は、ぜひ利用してみてください。

求人情報は毎週更新されており、いろんな業界の求人が掲載されています。

「就活の教科書」編集部

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博士号を取得して就職するメリット/デメリット6選

就活生くん

博士に行くか修士で就職するか迷っています。
博士号を取得して就職するメリットやデメリットについて教えて欲しいです。
わかりました。
では、博士号を取得して就職するメリットとデメリットを3つずつ紹介します。

「就活の教科書」編集部

博士号を取得して就職するメリット/デメリット6選
  • メリット①:研究職に就ける可能性が高くなる
  • メリット②:付加価値が上がる
  • メリット③:グローバル的に認められる
  • デメリット①:就職が遅れてしまう
  • デメリット②:視野が狭くなってしまう
  • デメリット③:就職に失敗した場合のリスクが大きすぎる
博士号を取得して就職するメリット3つ、デメリット3つについて、それぞれ解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

メリット①:研究職に就ける可能性が高くなる

博士号を取得して就職するメリット1つ目は「研究職に就ける可能性が高くなる」ことです。

なぜなら、博士号を取得していれば、研究を自分で進めていく能力があると見なされるからです。

  • 修士での研究⇒ 教授から与えられたテーマの研究
  • 博士での研究⇒ お金につながらなくても意義のある研究も可能

 

このように、博士課程では修士と違って自分の研究を深められます。

自分で実験したり、自分で学びに行ったりするため、一人で研究できる能力が身に付きます。

そのため、博士で就職した時には、研究職に就ける可能性がかなり高くなります。

考えてみると、博士を事務的な作業が多い開発職や、工場管理の部署に配属させるメリットがありません。
研究職の実態について知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

「就活の教科書」編集部

 

メリット②:付加価値が上がる

博士号を取得して就職するメリット2つ目は「付加価値が上がる」ことです。

博士で就職すると、名刺に「ドクター」の肩書きを入れられます。

博士の肩書きがあると・・・
  • 周りから一目置かれる存在になる
  • 取引先で名刺を渡した時に第一印象としてインパクトを与えられる
  • 海外の研究者と対等に議論できる場合がある

 

博士号を持って就職するとこのようなメリットがあります。

そのため、博士で就職すると、あなたの付加価値が上がります。

一度取得した学位は失われることはないので、ずっと博士号です。

「就活の教科書」編集部

 

メリット③:グローバル的に認められる

博士号を取得して就職するメリット3つ目は「グローバル的に認められる」ことです。

なぜなら、博士号は自分の研究で成果を出さないと取得できないからです。

また、日本での博士の就職は難しいですが、世界で活躍できる選択肢は広がります。

研究者として世界的に活躍したいのであれば、博士号の取得は最低条件です。

博士号を取得して能力やスキルを証明し、海外で就職すれば日本では不可能に近い年収をもらうこともできます。

次は、博士号を取得して就職するデメリットについて解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

デメリット①:就職が遅れてしまう

博士号を取得して就職するデメリット1つ目は「就職が遅れてしまう」ことです。

博士課程に進み、ストレートに卒業できても27歳で、新卒で入社した人と比べて5年も遅れることになります。

企業は、高い専門性があるものの、社会人経験がない30歳近い博士に高い給与を払うことを嫌がります。

そのため、企業側は博士を採用することに慎重になります。

また、企業は博士を即戦力として求めているので、同じ年齢の同期と差を埋めるには短期間で成果を出す必要があります。

「就活の教科書」編集部

 

デメリット②:視野が狭くなってしまう

博士号を取得して就職するデメリット2つ目は「視野が狭くなってしまう」ことです。

なぜなら次のような理由があるからです。

博士で就職する時に視野が狭くなる理由
  • 今までの研究を活かせる分野に就職したいと思う人が多いから
  • 長年個人で研究してきた場合には、協調性を持って研究することが難しくなるから

 

このような理由がある結果、就職の選択肢がかなり縮まります。

博士で就職する場合には、幅広い視点と協調性を持つことが大切です。

博士で就職する時には、社会人としての基本的なビジネスマナーや常識も必要です。

「就活の教科書」編集部

 

デメリット③:就職に失敗した場合のリスクが大きすぎる

博士号を取得して就職するデメリット3つ目は「就職に失敗した場合のリスクが大きすぎる」ことです。

博士号を取得して就職に失敗した場合、次のような状態になりえます。

  • 就職できずにニートになる
  • 奨学金などの借金が残る
  • 収入がないため結婚できない

 

このようになるのは、自分で考えずに適当に就活をしたり、適当に研究をした場合です。

しかし、誰でも陥る可能性はあります。

そのため、博士号を取得して就職に失敗するとかなり困難な状況になります。

ちなみにポスドクになることもできますが、ポスドクになると年収も低い上に就職への道のりはさらに厳しくなる可能性が高いです。

「就活の教科書」編集部

 

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博士課程の就職事情8選

就活生くん

博士課程での就職についていろんな不安があります。
博士課程の就職事情について教えて欲しいです。
わかりました。
では、博士課程の就職事情を8つ紹介します。

「就活の教科書」編集部

博士課程の就職事情8選
  • 事情①:博士の就職ではマイナス意見が多い
  • 事情②:ポスドクの年収はかなり低い
  • 事情③:博士の就活は早くから始まる
  • 事情④:大学教員のポストはほぼない
  • 事情⑤:修士卒で企業に就職してからも博士号は取得できる
  • 事情⑥:博士就職ではポテンシャル採用の力は弱い
  • 事情⑦:博士課程を中退する人も意外といる
  • 事情⑧:文系の博士は大学教員になる人が多い
博士課程の就職事情8つについて、それぞれ具体的に解説していきます。

「就活の教科書」編集部

 

事情①:博士の就職ではマイナス意見が多い

博士課程の就職事情1つ目は「博士の就職ではマイナス意見が多い」ことです。

博士の就職についての声をまとめてみたので、ぜひ見てみてください。

日本では、博士号の評価があまり高くなく、海外企業や外資系の企業だとかなり高評価です。

「就活の教科書」編集部

 

博士で就職できなかったため、アルバイトで生活している人もいます。
博士で就職するには、幅広い視点で見た時の企業との相性の良さが重要ですね。
博士で身に付けた能力をアピールすると良いです。

「就活の教科書」編集部

 

博士に行ったことを後悔している方もいます。
就職できたとしても契約社員の場合である可能性も十分にあり得ます。
「修士卒で就職するか、博士に行くかで迷う時点で修士で就職すべき」という意見も多く見られました。

「就活の教科書」編集部

 

博士でも大手の民間企業に就職できた方はたくさんいます。
また、「博士」という肩書きだけで、見る目が変わる場合もあります。

「就活の教科書」編集部

 

博士課程の就職に関してマイナスな意見が多いですが、少しずつ改善されてきています。

今回はTwitterをメインに口コミを集めましたが、否定意見が多い理由として、博士でしっかりと就職できている人はマイナス意見を書かないからと考えられます。

修士卒で就職するにしても、博士で就職するにしてもメリット・デメリットはあるので、しっかりと自分で考えることが大切です。

博士で就職するのなら、簡単ではありませんが、海外研究者として働くことも視野に入れると良いでしょう。

「就活の教科書」編集部

 

事情②:ポスドクの年収はかなり低い

博士課程の就職事情2つ目は「ポスドクの年収はかなり低い」ことです。

ポスドクは博士研究員とも呼ばれ、博士号取得後の期間限定の研究者として働く人です。

ポスドクの平均年収は300万円程度で、かなり良くて500万~600万円となっています。

しかし、30代でも200万~300万円が多いです。

博士号を取得してポスドクになるのなら、ある程度の間は低収入でいる覚悟が必要です。

また、大学教員や研究者の年収を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

大学教員の年収
  • 助教:400万~600万円
  • 准教授:700万~900万円
  • 教授:900万円~1000万円以上
  • 企業の研究職:500万円以上

 

ポスドクから年収を上げるためには、助教や准教授を目指すしかありません。

「就活の教科書」編集部

 

事情③:博士の就活は早くから始まる

博士課程の就職事情3つ目は「博士の就活は早くから始まる」ことです。

博士課程の就活では、学部生や修士生の就活と違って、早くから始まることが多いです。

具体例として、2021年卒の博士で考えると次のようになります。

2021年卒の博士就職
  • 2019年6月(博士2年)~:インターンシップ開始
  • 2019年10月(博士2年)~:早期選考開始
  • 2020年3月(博士2年)~:通常選考開始
  • 2021年4月(入社)

 

企業によっては博士2年の9月頃から選考が始まります。

また、早くから選考が始まる企業ほど、博士就職に積極的です。

博士で民間企業に就職する場合は、研究の成果も出しつつ、早くから就活を始める必要があります。

博士就職では、研究と就活の両立がかなり大変です。

「就活の教科書」編集部

 

事情④:大学教員のポストはほぼない

博士課程の就職事情4つ目は「大学教員のポストはほぼない」ことです。

博士課程修了者は増加していますが、財政難により、大学教員ポストの数が増えていないからです。

今では、博士課程修了者の約15人に1人くらいしか大学教員になれていません。

そのため、博士で就職しても大学教員になれる可能性はかなり低いです。

運よく大学教員になれたとしても、非常勤講師の場合も十分にありえます。

「就活の教科書」編集部

 

事情⑤:修士卒で企業に就職してからも博士号は取得できる

博士課程の就職事情5つ目は「修士卒で企業に就職してからも博士号は取得できる」ことです。

会社から「博士号を取ってきなさい」と命令があったり、企業で自分が挙手して取れる場合があるからです。

 

このように、就職してから博士号を取って、また就職することも可能である企業はあります。

そのため、次のように考えておくと良いです。

  • 「絶対に研究者になりたい」「大学教員になりたい」⇒ 博士で就職
  • 「企業の研究職に就けたらいいな」「企業で就職したいな」⇒ 修士で就職
博士号取りたいけど、企業で就職したいのなら、就職してから博士号を取ることも視野に入れると良いです。

「就活の教科書」編集部

 

事情⑥:博士就職ではポテンシャル採用の力は弱い

博士課程の就職事情6つ目は「博士就職ではポテンシャル採用の力は弱い」ことです。

博士で就職する場合は、年齢が30歳手前だからです。

学部生や修士生は「若さ」や「未熟さ」も考慮して就活ができますが、博士は「即戦力」が求められます。

だからこそ、博士就職では、幅広い視点で見た時の専門性のマッチが大切です。

専門性のマッチと、研究で身に付けた能力をアピールし、即戦力として使えることを伝える必要があります。

「就活の教科書」編集部

 

事情⑦:博士課程を中退する人も意外といる

博士課程の就職事情7つ目は「博士課程を中退する人も意外といる」ことです。

博士を中退する人の理由は主に以下のようになります。

  • 就職が決まったから
  • 経済的理由
  • 研究が困難だから

 

博士を中退しても、中退理由をしっかりと説明できれば普通に就職できます。

また、年齢が若いので市場価値は意外と高いです。

博士を中退して就職する場合は、中退理由を論理的に伝えることが大切です。

「就活の教科書」編集部

 

事情⑧:文系の博士は大学教員になる人が多い

博士課程の就職事情8つ目は「文系の博士は大学教員になる人が多い」ことです。

文系の博士は、一般企業に就職することが極めて難しいからです。

必然的に、大学教員公務員くらいしか選択肢はなくなります。

 

このように、文系の博士課程に進学したことを後悔したり、行方不明になったりする場合があります。

文系の博士として就職するのなら、かなりの覚悟が必要です。

文系博士は需要があまりないため、就職もかなり難しくなります。

「就活の教科書」編集部

 

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まとめ:博士号を取得して就職したい場合は幅広い視点を持とう!

この記事では、博士課程に進学すると就職できないと言われている理由や、博士課程の就職事情について解説しました。

合わせて、博士で就職するメリット・デメリットや、博士課程の就職に積極的な企業一覧も紹介しました。

いかがだったでしょうか。

最後にこの記事の内容をまとめておきます。

修士卒で就職するか、博士に行くかで悩んでいる方は、ぜひ復習してみてください。

「就活の教科書」編集部

この記事のまとめ

◆ 博士課程に行っても就職はできるが修士よりもかなり難しい

◆ 博士の就職がかなり難しいと言われる理由3選

  • 理由①:博士課程の就活方法が確立されていないから
  • 理由②:博士を率先して採用する企業がまだ少ないから
  • 理由③:就活を始める時期が安定していないから

◆ 博士就職を積極的に採用している企業一覧【分野別8選】

  • 分野①:化学系
  • 分野②:薬学系
  • 分野③:生物・農学系
  • 分野④:医学系
  • 分野⑤:物理学系
  • 分野⑥:情報系
  • 分野⑦:機械系
  • 分野⑧:電気・電子系

◆ 博士におすすめできる就職サイト3選

◆ 博士として就職するための対策法4選

  • 対策法①:研究内容をわかりやすく説明できるようにする
  • 対策法②:過去の選考情報を知る
  • 対策法③:「専門性」と「柔軟性」をアピールする
  • 対策法④:面接での定番質問に回答できるようにする

◆ 博士号を取得して就職するメリット/デメリット6選

  • メリット①:研究職に就ける可能性が高くなる
  • メリット②:付加価値が上がる
  • メリット③:グローバル的に認められる
  • デメリット①:就職が遅れてしまう
  • デメリット②:視野が狭くなってしまう
  • デメリット③:就職に失敗した場合のリスクが大きすぎる

◆ 博士課程の就職事情8選

  • 事情①:博士の就職ではマイナス意見が多い
  • 事情②:ポスドクの年収はかなり低い
  • 事情③:博士の就活は早くから始まる
  • 事情④:大学教員のポストはほぼない
  • 事情⑤:修士卒で企業に就職してからも博士号は取得できる
  • 事情⑥:博士就職ではポテンシャル採用の力は弱い
  • 事情⑦:博士課程を中退する人も意外といる
  • 事情⑧:文系の博士は大学教員になる人が多い
理系の博士として就職することは十分に可能です。
実際に、69%程度の博士は就職できています。
しかし、幅広い視点で見た時の自分の専門分野と、企業の専門分野がマッチしていないとなかなか難しいです。
そのため、博士の就職では幅広い視点を持って就活をするのがベストです。
また、博士の就活は、博士採用に積極的な企業ほど早くから始めるので、研究しながら就活も早めに始めておきましょう。

「就活の教科書」編集部