就活でエントリーシート(ES)や面接でガクチカについて聞かれる機会があると思います。
そこで、みなさんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 もりぴー
就活生ちゃん
就活生くん
でも書き方のポイントを押さえれば、ガクチカでインターンシップを上手にアピールすることができますよ。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
そこで、この記事では、「就活の教科書」編集部のもりぴーが「ガクチカでインターンシップをアピールする書き方」について解説していきます。
記事では、エントリーシート(ES)のガクチカにインターンをアピールする書き方や、実際にガクチカにインターンを書いた例文を紹介しています。
この記事を読むと「ガクチカでインターンをアピールする書き方」を詳しく理解でき、実際にアピールできるようになります。
ガクチカでインターンシップをアピールしたい就活生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
なぜ就活の選考でガクチカを聞かれるの?
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 もりぴー
ガクチカとは「学生時代に力を入れたことについて教えてください」という質問に対する答えのことです。
力を入れたエピソードには、あなたの性格や物事の考え方が強く影響しています。
そのため、学生時代に力を入れたエピソードから、「就活生がどんなことを考えて、どのような過程で物事に取り組んだか」を企業は確認しています。
論理立ててしっかりとガクチカを書くことが大切です。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
また、エントリーシートには「ガクチカ」に似ている「自己PR」という項目がありますが、エントリーシートを書いてもガクチカと自己PRの差を理解できていない人もいるはずです。
以下の記事で、ガクチカと自己PRの違いについて説明しているので、合わせて読んでみてください。
インターン先を見つけられるサイトおすすめについては、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてください。
ガクチカでインターンのことを書いてもいいの?
就活生くん
結論から言うと、エントリーシート(ES)のガクチカにインターンシップのことを書いても大丈夫です。
先ほど説明しましたが、ガクチカには「学生時代に頑張ったこと」を書きます。
企業がガクチカで見ているのは、就活生の物事への取り組み方と成長した過程です。
今回の記事で紹介する書き方さえ意識すれば、ガクチカにインターンシップのことを上手に書けます。
長期インターンシップに参加した就活生は、他の就活生にはない経験をしているはずです。
ぜひ、ガクチカでインターンシップをアピールしましょう。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
ガクチカにインターンを書いた例文
それでは、実際に今回解説した書き方を意識して書いた例文を紹介します。
内容はあくまで例ですので、文章の構成を参考にしてみてください。
私が学生時代に力を入れたことは、ITベンチャー企業での長期インターンシップです。
元々マーケティングに興味があった私は他大のインターン生5人と一緒に、マーケティング部に配属されました。
業務内容は、会社ブログを使った集客業務でした。
ほとんど毎日ブログ更新を行っていましたが、最初の2ヶ月間はユーザーに記事を全く読んでもらえませんでした。
そこで私は、何が原因で記事が見られていないのかを分析し、コンテンツの文字数・内容不足であると判断しました。
その後1記事あたり5000文字は絶対に書くようにし、本当にユーザーが求めているコンテンツを発信できているかを考え直しました。
また、チームとして結果を出さなければ意味がないと考え、分析結果をマーケティング部全員に共有しました。
その結果、分析前に比べて上位表示される記事が3倍に増え、会社に入るお問い合わせが毎月2件程増えました。
この結果から、壁にぶつかった時は何がいけないのかを落ち着いて分析し、分析結果をチームに共有する大切さを学びました。
課題を分析し、分析結果を共有できる力は、チームで結果を出すことを重視する貴社のマーケティング職でも活かせると考えます。
皆さんもガクチカをアピールする書き方を参考にしてエントリーシートを書いてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
エントリーシートのもっと詳しい書き方については、この記事を参考にしてみてください。
ちなみにガクチカで人事の評価をあげたいなら、「自己分析」が必須になります。
自己分析で最もおすすめな自己分析診断は、統計データをもとにした分析結果を参考に自己分析できます。
たとえば「キミスカ適性検査」を使い、41項目の分析結果から自分の強みを見つけて、ガクチカで差をつけちゃいましょう。
人事さん
また、ガクチカは人事が注目するポイントですが、志望動機や自己PRなども回答によって評価が大きくわかれます。
そこで就活の教科書公式LINEでは参加者限定特典として「ES質問/回答61選」を無料でプレゼントしています。
ガクチカや志望動機などの定番質問と回答例を合わせて見れるので、ぜひ受け取ってみてくださいね。
また、オンラインでのインターンシップについては、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
ガクチカでインターンをアピールする書き方3つ
「就活の教科書」編集部 もりぴー
エントリーシートでガクチカをアピールする書き方は以下の3点を意識して下さい。
- インターンシップで取り組んだ内容をわかりやすく書く
- なぜ取り組んだかを明確に書く
- 成果・実績を定量的に書く
この3つの書き方を意識するだけで、ガクチカにインターンシップのことを上手に書けます。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
書き方①:インターンで取り組んだ内容をわかりやすく書く
ガクチカでインターンシップをアピールする書き方の1つ目は、「インターンで取り組んだ内容をわかりやすく書く」です。
インターンシップでは初めての実務経験ということもあり、これまで感じたことない苦労や困難があると思います。
しかし、それを乗り越えようと努力したエピソードや仕事から生まれた工夫の話は魅力的です。
多くの就活生はサークルやアルバイトのエピソードをガクチカで話します。
そのため、インターンシップをガクチカで話すと採用担当者の興味を惹くことができます。
実務経験は多くの企業で良い評価をされることが多いです。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
書き方②:なぜ取り組んだかを明確に書く
ガクチカでインターンシップをアピールする書き方の2つ目は、「なぜ取り組んだかを明確に書く」です。
企業は就活生が学生時代に力を入れたことの内容だけではなく、就活生の人柄も知りたいです。
ガクチカにはインターンシップの内容だけを書くのではなく、「なぜインターンシップに取り組んだか」や「どういう過程で取り組んだか」をできる限り具体的に書きましょう。
そうすることで、インターンシップのことでも魅力的なガクチカを書くことができます。
文章を論理的に書くように心がけましょう。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
書き方③:成果・実績を定量的に書く
ガクチカでインターンシップをアピールする書き方の3つ目は、「成果・実績を定量的に書く」です。
定量的とは「状況、状態を数値化して表すこと」です。
ガクチカでのインターンシップの内容に、営業を一生懸命に取り組んだ経験を書きたいとします。
もし、そういった活動の中で成果・実績を得たのであれば、その内容をぜひ書きましょう。
定量的な「成果・実績」があった方がガクチカの内容のインパクト・具体性が増すことは間違いありません。
インターンシップで取り組んだ営業での成果・実績を定量的に書くと次のようになります。
インターンシップで営業としてかなりの売上を上げました
↓
インターンシップで営業として月間売上100万円を上げました。
ガクチカでインターンシップでの成果・実績をうまく伝えられるように工夫しましょう。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
また、エントリーシート(ES)のガクチカにインターンシップを書くためには、結論から書くPREP法が効果的です。
- P:結論、話のポイント(POINT)
- R:理由(REASON)
- E:具体的な事例(Example)
- P:結論(POINT)
ガクチカの詳しい書き方については、この記事を参考にしてみてください。
ガクチカにインターンを書くときの注意点2つ
「就活の教科書」編集部 もりぴー
ガクチカにインターンシップを書くときの注意点は以下の2つです。
- 企業が欲しい人材を意識する
- 短期インターンシップは書くべきではない
この2点はガクチカにインターンシップを書くとき絶対に守るべきです。
それでは、ガクチカにインターンシップを書くときの注意点をそれぞれ説明していきます。
注意点①:企業が欲しい人材を意識する
ガクチカにインターンシップを書くときの1つ目の注意点は「企業が欲しい人材を意識する」です。
企業は欲しい人材と就活生がマッチしているかをエントリーシート(ES)のガクチカで確認しています。
就活生の人柄や考え方が、企業の考え方に合わなければ当然落選します。
企業のHPを確認するなどして、企業が欲しい人材を事前に確認しておきましょう。
エントリーシートを書く前に絶対に確認しましょう。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
注意点②:短期インターンシップは書くべきでない
ガクチカにインターンシップを書くときの2つ目の注意点は「短期インターンシップは書くべきでない」です。
インターンシップでは実務経験が積めるため、選考でも他の就活生に比べて有利になることが多いです。
しかし、2〜3日程度の短期インターンシップと1ヶ月程度の長期インターンシップでは実務経験の差は大きいです。
短期インターンシップをガクチカで話すと企業の採用担当者はこんな風に感じるかもしれません。
人事さん
(たった三日間で本当にそこまで考えて行動したのかな…)
ガクチカでインターンをアピールするときは、できる限り長期インターンシップのことを書くようにしましょう。
しかし、あまり自信がないのであれば違うことをガクチカで話しましょう。
2つの注意点を意識してガクチカにインターンシップを書いてみてください。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
エントリーシートに通過すると、次は面接でガクチカを聞かれる場合が多いです。
面接で何を聞かれるかを逆算して、エントリーシートのガクチカを書くのも良い方法です。
面接で評価されるガクチカの話し方はこの記事で詳しく解説しています。
また、インターンの経験以外にガクチカが思い浮かばない人は、以下の記事で学生時代に頑張ったこと思いつかない時の対処法について解説しています。
「ガクチカを作るポイント」「ガクチカに向いているテーマ」なども分かるので、ぜひ参考にしてくださいね。
「インターンシップ経験」以外の、ガクチカに関するよくある質問
「インターンシップ経験」以外の、ガクチカに関するよくある質問は、以下の記事で解説していますので、読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 もりぴー
ガクチカを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
就活生くん
ガクチカが完成したので、どんどん選考を受けていきたいです。
でも正直、企業探しは面倒なんだよなー・・・。
せっかくガクチカが完成したなら、逆求人サイトの利用をオススメします。
ガクチカやプロフィールを一度記入しておくだけで、企業から選考オファーが来るので、企業を探しの手間が省けて効率的ですよ。
就活アドバイザー
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
就活生3人に1人が使っている「OfferBox」
- 就活生の3人に1人(14万人以上)が利用している「業界no.1の安心感」
- 大手からベンチャーまで7,450社以上の企業からオファーが来る
- 東証一部企業の19%(5社に1社)がOfferBoxを利用している
- さらに、適性検査AnalyzeU+で正確な自己分析も出来る
ガクチカを登録すれば選考オファーを受け取ることが出来るので、まずOfferBoxから使ってみましょう。
多くの大手企業が登録しているので、OfferBoxは安心して使うことが出来ますよ。
OfferBoxは全て無料で、たったの1分で気軽に登録できます。
就活アドバイザー
適職診断で自分に向く職業が分かる「キミスカ」
- 他のサービスよりも、企業からオファーを受け取りやすい。
- キミスカ適性検査で、職務適性やビジネス戦闘力まで分かる。
- ガクチカや人物像、就活軸を書いておけばキミスカがあなたを企業に推薦してくれる。
- 自分の選考状況を書いておけば、選考をスキップできる場合もある。
ガクチカを記入して自分に合った企業とマッチングしたい就活生の方は、キミスカを使ってみましょう。
キミスカは適性検査で職務適性まで分かるためマッチング精度が高く、企業からスカウトをもらいやすいというメリットもあります。
キミスカも全て無料、1分で気軽に登録できます。
就活アドバイザー
ガクチカの通過率をさらに上げる3つの方法
通過したエントリーシートを参考にしよう
ガクチカを上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にしてガクチカを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
人事さん
ガクチカを書く前に、自分の強みを理解しよう
就活生くん
内定者のエントリーシートを参考にしてみたけど、自分の強みがいまいちわかりません・・・
どうやればガクチカにも書ける自分の強みを見つけられるのかな。
自分の強みを見つける最も効率的なやり方は、自己分析診断をすることです。
「キミスカ適性検査」では、統計データをもとに性格の傾向や職務適性など9つの観点からあなたの強みを分析できます。
人事さん

たった5分で診断できるので、強みを見つけたい人は試してみてくださいね。
人事さん
ちなみに、自分の強みをガクチカに活かして突破率をあげたいなら、複数の自己分析診断で精度の高い分析結果がわかります。
たとえば「適性診断AnalyzeU+」「適性検査GPS」を使って、強みを武器にしたガクチカを書いてみましょう。
ガクチカを書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートのガクチカをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
このガクチカで本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートのガクチカを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事にガクチカを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー
エントリーシートでよく出る質問/回答61選!
就活生くん
エントリーシートを企業ごとに書くの疲れてきたな・・・
しかも企業によってESの質問違うし、いちいち調べるのもめんどくさいな。
就活の教科書公式LINEでは、「エントリーシートの質問と回答例を一覧で見たい」という要望にお答えして「ES質問/回答61選」を作成しました。
「ES質問/回答61選」は公式LINE参加者限定で無料プレゼントしています。
「知ってるだけで差がつく就活の方法」も毎日配信しているので、見てみてくださいね。
人事さん
まとめ:ガクチカでインターンはアピールできる
いかがでしたか。
この記事では、「就活の教科書」編集部のもりぴーが、ガクチカでインターンシップをアピールする書き方を紹介しました。
加えて、エントリーシート(ES)のガクチカでインターンシップを書いた例文や注意点についても解説しました。
ガクチカにインターンシップを書くときに意識すべきポイントは次の3つです。
- インターンで取り組んだ内容をわかりやすく書く
- なぜ取り組んだかを明確に書く
- 成果・実績を定量的に書く
ガクチカにインターンシップを書くときの注意点は次の2つです。
- 企業が欲しい人材を意識する
- 短期インターンシップは書くべきではない
今回の記事で紹介した書き方・注意点を頭に入れながら、ガクチカでインターンシップをアピールしてみてください。
また、ここまで読んで「ガクチカにインターンシップを書くのは難しそうだな…」と感じた就活生は他の内容でのガクチカの書き方も紹介しています。
ぜひ他の記事も参考にしてみてください。
ガクチカの詳しい書き方については、「【内定者が教える】ガクチカのエントリーシートの書き方と例文(学生時代に力を入れたこと)」で解説しています。
「就活の教科書」編集部 もりぴー