【年収/売上別】総合電機メーカーランキング一覧 | メーカー比較,課題,将来性,今後の課題も

監修者:岡本 恵典(株式会社Synergy Career CEO)

この記事からわかること
  • 総合電気メーカーの概要と現状
  • 大手総合電気メーカーの平均年収ランキング
  • 大手総合電気メーカーの売上高ランキング
  • 大手総合電気メーカー10社の比較
  • 総合電気メーカーは今後IoTとAI技術を活用しグローバルに展開していく
  • 「自分に合う業界や企業がわからない…」という就活生は、LINE適職診断で無料診断するのがおすすめ

みなさん、こんにちは。「就活の教科書」編集部のなつこです。

今回は、総合電気メーカーの年収・売上高ランキングについて紹介していきます。

就活生のみなさんは、「総合電気メーカーの年収はどれくらい?」「大手総合電機メーカーはどんな企業があるの?」など、さまざまな疑問や不安があるのではないでしょうか。

「就活の教科書」編集部 なつこ

就活生くん

僕は、総合電気メーカーに就職したいと考えています。

総合電気メーカーの年収やランキングについて知りたいです。

就活生ちゃん

私は総合電気メーカーに興味があります。

総合電気メーカーにはどんな企業があるのか教えてください。

確かに、総合電気メーカーのランキングやどんな企業が気になりますよね。

「就活の教科書」編集部 なつこ

そこでこの記事では、総合電気メーカーの年収・売上高ランキングについて解説していきます。

合わせて、大手総合電気メーカーの比較総合電気メーカーの将来性や今後の動向についても説明していきます。

この記事を読めば、総合電気メーカーのランキング総合電気メーカーの今後についてわかります。

「総合電気メーカーにはどんな企業があるの?」「総合電気メーカーの年収はどれくらい?」などの疑問を持っている就活生は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

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総合電機メーカーとは

就活生くん

僕は総合電気メーカーへの就職を視野に入れています。

総合電気メーカーがどんな事業をしているのか現在の状況について知りたいです。

わかりました。

総合電気メーカーのビジネスモデルと現状を詳しく解説していきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカーの概要

総合電機メーカーでは、業務用製品を取り扱うBtoB消費者向け製品を取り扱うBtoCの両方の事業を幅広く行なっています。

さらに細かく分けると、家電業界、重電業界、時計業界、OA機器業界、半導体業界などの事業に分類されます。

どの事業においても基本的に、顧客や消費者のニーズを満たすための製品設計、製造に必要な部品の調達製造国内販売もしくは輸出を全て行います。

重電機部門では、一般的には受注販売で、設計段階から設置、メンテナンス・サービスまでを一貫して行います。

家電などの販売部門では、販売子会社や代理店、卸売業者に対して行い、製品が顧客や消費者に渡った後のアフターサービスを担います。

個々の事業には好不況の波がありますが、それぞれが支え合っており、1つの事業に依存していないことが総合電気メーカーの強みです。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカーの現状

総合電機メーカーは、経済の影響を非常に大きく受ける業界です。高度経済成長を背景に一気に飛躍し、その後のバブル経済の崩壊、リーマンショックなどの影響により低迷しました。

現在でも大きな市場規模ではありますが、競合他社の台頭、海外メーカーの流入などによって総合電気メーカーを取り巻く事業環境はどんどん変わっています。

そのような近年の業績悪化に伴い、携帯電話、半導体、家電事業を売却し、優位性の高い通信・電力などのインフラ事業に力を入れるという生き残り戦略に舵を切るメーカーが多くなっています。

特定市場でのシェアを獲得していく海外の新興企業の登場により、幅広い分野を取り扱っていた日本の総合電機メーカーでも「選択と集中」が進められています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 


大手総合電機メーカーの平均年収ランキング

就活生くん

僕は総合電気メーカーに就職したいです。

大手の総合電気メーカーの年収について教えてください。

わかりました!

大手総合電気メーカーの年収をランキング形式で紹介します。

「就活の教科書」編集部 なつこ

順位 企業名 平均年収
1位 ソニー 1,057万円
2位 マクセルホールディングス 1,043万円
3位 日立製作所 902万円
4位 東芝 867万円
5位 オムロン 828万円
6位 リコー 827万円
7位 NEC 814万円
8位 三菱電機 806万円
9位 富士通 803万円
10位 象印マホービン 794万円
11位 パナソニック 774万円
12位 キヤノン 760万円
13位 シャープ 759万円
14位 山善 742万円
15位 JVCケンウッド 729万円

総合電気メーカーでは市場の変化が激しいため、厳しい経営環境が年収に直接影響を与えてきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

 

大手総合電機メーカーの売上高ランキング

就活生ちゃん

私は総合電気メーカーについて調べています。

売上高が上位のメーカーがどこなのか知りたいので、教えてください!

わかりました。

総合電気メーカーの売上高ランキングを一覧で紹介します。

「就活の教科書」編集部 なつこ

順位 企業名 売上高
1位 日立製作所 8.7兆円
2位 ソニー 8.2兆円
3位 パナソニック 7.4兆円
4位 三菱電機 4.4兆円
5位 富士通 3.5兆円
6位 キヤノン 3.1兆円
7位 東芝 3兆円
8位 NEC 2.9兆円
9位 シャープ 2.4兆円
10位 リコー 1.6兆円

売上高ランキングでは、家電以外にも多くの事業で成功している企業が上位を占めています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

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大手総合電機メーカー10社の比較

就活生くん

僕は総合電機メーカーに興味を持って調べています。

いろいろな総合電気メーカーがあって、メーカーの違いがわかりません・・・

どんな特徴があるのか教えてください。

わかりました!

大手の総合電気メーカーの特徴を比較しやすいように、1つずつまとめてみました。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー①:日立製作所

総合電気メーカーの1つ目は、日立製作所です。

日立製作所は総合電気メーカーで最も売上規模が大きい企業で、行なっているセグメント事業も多岐に渡っています。

日立建機や日立化成などの上場子会社も堅調で、バランスの取れた事業ポートフォリオ・国内海外比率となっています。

日立製作所はlotの基盤技術を重視し、BtoB領域でデジタルソリューションを提供する「ルマーダ」事業を展開し、新たな収益減に育てています。

また、創業以来、社会課題を解決する社会イノベーション事業に注力していることが特徴で、「IT」「エネルギー」「インダストリー」「ライフ」「モビリティ」の5つの分野を注力事業領域として設定しています。

日立製作所について
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:31,442名
  • 平均年収:902万円
  • 月間平均残業時間:34.7時間
  • 求める人材:信頼関係を構築しつつリーダーシップを発揮し、主体性を持って目標を達成できる人材

日立製作所は、産業用機器・エレベーター・各種発電所システムの開発を行う「社会・産業システム」分野が社内で売上高の割合を拡大させています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー②:ソニー

総合電気メーカーの2つ目は、ソニーです。

ソニーは重電部門がなく、エレクトロニクスエンタテインメント金融の3つの事業を中心として、身の回りにある電子機器に関する事業行なっています。

早期から映像・オーディオ機器の開発・製造・販売に注力しており、現在でも高い技術力とAV機器におけるブランド力が特徴です。

CMOS画像センサーが世界シェアで首位を誇り、スマートフォン向けカメラの製造や車載カメラ、医療機器への利用が期待されている圧倒的なセンサー技術が強みです。

ソニーについて
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:111,700名
  • 平均年収:1,057万円
  • 月間平均残業時間:35.1時間
  • 求める人材:探究心を持って新たな領域にチャレンジし、協働して創造できる人材

ソニーは家電部門でのシェアは少ないですが、半導体のイメージセンサーでの利益率が非常に高く、その需要は今後右肩上がりになっていくことが予想されています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー③:パナソニック

総合電気メーカーの3つ目は、パナソニックです。

パナソニックは、BtoC主体のビジネス構造からBtoB主体へと大きく方向転換している総合電機メーカーです。

従来の家電事業を主として行いつつ、ビジネス用AV機器・電動自動車向けの部品や機械の開発・住宅事業で業績を伸ばしています。

その中でも、車載リチウム電池は世界的なEV化が進む中で最も注力していく事業になっています。

また、将来を担う新技術や新製品の開発を進めており、「顔認証技術」において確固たる地位を築き、空港ゲートやオフィスでの運用など、NTTと連携してセキュリティ分野に力を入れています。

パナソニックについて
  • 本社所在地:大阪府
  • 従業員数:243,540名
  • 平均年収:774万円
  • 月間平均残業時間:26.8時間
  • 求める人材:常にチャレンジングかつタフで、新しいソリューションを創造し続ける人材

パナソニックは、エンドユーザーが一般消費者になる事業が多いことが特徴です。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー④:三菱電機

総合電気メーカーの4つ目は、三菱電機です。

三菱電機は、「産業メカトロニクス」「重電システム」を中核事業としている総合電機メーカーです。

「産業メカトロニクス」では、産業用ロボットや電動車両用モーター・カーナビシステムなどの自動車機器などを扱っています。特に、自動車の運転支援系システムの競争力強化に向けて開発がすすめられています。

「重電システム」では、エレベーターやビル管理システムなどを手がけ、なかでも鉄道車両用のインバータや液晶パネルを扱う「交通システム」関連事業に力を入れています。

lotやAI技術を活用し、新しい分野を開拓していく事業展開が特徴です。

三菱電機について
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:146,518名
  • 平均年収:806万円
  • 月間平均残業時間:35.8時間
  • 求める人材:強い意志を持ち、周囲と協働しながら大きな力を生み出しやり遂げる責任感を持つ人材

三菱電機は、創業から継続して開発・販売を手がけている産業用機器関連の事業に強い企業です。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑤:富士通

総合電気メーカーの5つ目は、富士通です。

富士通は、テクノロジーソリューションが中核事業の総合電機メーカーで、企業向けのシステムインテグレーションやICT分野における総合的なソリューション提供を行なっています。

現代のグローバル競争が加速する中で、新しいテクノロジーを確保し、防災、エネルギー、環境、医療など社会の課題解決に貢献できる事業が期待されています。

ICT分野においては、400社以上の富士通関連会社があり、各社でコンサルティング・POSシステム提供・ネットワーク構築と運用を行いつつ、連携して富士通独自のサービスを提供していることが特徴です。

富士通について
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:129,071名
  • 平均年収:803万円
  • 月間平均残業時間:31.6時間
  • 求める人材:変化に柔軟に対応し、謙虚さ、素直さ、情熱、突破力を兼ね備えた人材

富士通は、BtoB事業、BtoC事業の両方で大きな存在感を示しています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑥:キヤノン

総合電気メーカーの6つ目は、キヤノンです。

キヤノンは、映像の入力から出力まで「IMAGING」に関わるあらゆる分野において事業を展開している総合電機メーカーです。

グローバルリーディングカンパニーとして、「イメージングシステム」「オフィス」「メディカル」「産業機器その他」の4つのビジネスユニットで幅広く技術イノベーションを追求しています。

カメラやプリンターのみならず、映像作品機器や医療機器なども扱っています。

また、グローバルの多角化を推進し、グループ総売上のうち海外の比率は約80%を占めており、約370のグループ会社でグローバルに活躍できることが特徴です。

キヤノンについて
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:16,544名
  • 平均年収:760万円
  • 月間平均残業時間:18.5時間
  • 求める人材:自発・自治・自覚の「三自の精神」を持った人材

キヤノンでは近年ネットワークカメラシステムの本格的な事業展開を開始し、業務用4Kディスプレイの開発などさらなる事業領域の展開に挑戦し続けています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑦:東芝

総合電気メーカーの7つ目は、東芝です。

東芝は以前は家電製品も扱っていましたが、現在ではインフラのシステム開発半導体・センサー技術の開発に集中している総合電機メーカーです。

上下水道管システム、放送システム、道路システム、交通機器といった生活インフラやPOSシステム・複合機器などのBtoC事業に力を入れていることが特徴です。

特に、「社会インフラ」「エネルギー」「電子デバイス」「デジタルソリューション」の4事業に注力し、リカーリング事業への構造転換を図っています。

東芝について
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:269,067名
  • 平均年収:867万円
  • 月間平均残業時間:33.5時間
  • 求める人材:誠実であり続け、未来を思い描いて変革への情熱を抱いた人材

東芝は、lotやAI技術などのデジタル技術を組み合わせたソリューションの提供にビジネスをシフトしています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑧:NEC

総合電気メーカーの8つ目は、NEC(日本電気株式会社)です。

NECはパブリック事業を中心に、その他企業向けのインフラ提供電子機器の販売などを行なっている総合電機メーカーです。

人々がより豊かに生きる社会を実現するための「社会ソリューション事業」に注力し、社会課題や企業の経営課題に対してその本質を見極め、ICTアセットを活用して解決に導きます。

また海外向け事業の拡大にも力を入れており、国内だけでなく海外においてもそれぞれの地域ごとに特性やニーズに合った製品を創り出すことで、世界中の社会インフラの高度化を支えています。

NECについて
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:114,714名
  • 平均年収:814万円
  • 月間平均残業時間:27.6時間
  • 求める人材:柔軟性とチャレンジ精神を持ち合わせ、”社会を支えること”に熱意がある人材

公共施設、官公庁、医療機関向けのシステムインテグレーションなどを主に行なっており、公共機関に携わる仕事がしたい人におすすめです。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑨:シャープ

総合電気メーカーの9つ目は、シャープです。

シャープはこれまで日本初、世界初の製品を数多く創り出し、現在でも新しい商品やサービスを創出するために「8K +5GとAlotで世界を変える」を事業ビジョンとして挑戦を続けている総合電機メーカーです。

「スマートライフグループ」「8Kエコシステムグループ」「ICTグループ」の3つの事業をドメインに、技術・商品開発力・販売力を強みとしています。

BtoB、BtoC共に事業展開しており、幅広い事業展開をしながらも「選択と集中」を繰り返しながら業績を上げていることが特徴です。

シャープについて
  • 本社所在地:大阪府
  • 従業員数:50,478名
  • 平均年収:759万円
  • 月間平均残業時間:23.4時間
  • 求める人材:「専門性と独創性」「起業家精神と人間力」「当事者意識」を持ち合わせ、「有限実現」できる人材

シャープは、他社の多くが手放してしまったTV事業を現在でも協業で続けており、海外ではTV事業のさらなる拡大を狙っていることが特徴です。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

総合電機メーカー⑩:リコー

総合電気メーカーの10つ目は、リコーです。

リコーは、デジタル複写機、カラーレーザープリンタにおいてトップクラスのシェアを誇り、OA機器の製造販売オフィスソリューション事業を中核事業としている総合電機メーカーです。

売上の9割近くがオフィスプリントやオフィスサービスなどの印刷分野で占めていることが特徴です。

また、デジタルカメラ、ソフトウェア、半導体、化成品など幅広い分野でワールドワイドにビジネスを展開しており、長年手がけているカメラ分野でも強みを持っています。

リコーについて
  • 本社所在地:東京都
  • 従業員数:81,184名
  • 平均年収:827万円
  • 月間平均残業時間:19.7時間
  • 求める人材:価値観の異なる人とも協力して成果をあげ、今までにない仕組みや企画を提案して実現できる人材

近年では、インタラクティブホワイトボードや産業用インクジェットヘッド、脳磁計測システムなどの新規事業も積極的に展開しています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

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総合電機メーカーの課題3つ

就活生くん

僕は総合電機メーカーの業界研究をしています。

総合電機メーカーが抱えている課題について教えてください。

わかりました。

総合電機メーカーの課題を以下に大きく3つ紹介し、それぞれ解説していきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

総合電機メーカーの課題3つ
  • 課題①:海外市場で稼ぐことが難しくなる
  • 課題②:人口減少により国内の市場が減少していく
  • 課題③:ブランド力が低下していく

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それでは、総合電機メーカーの課題についてひとつずつ詳しく解説していきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

課題①:海外市場で稼ぐことが難しくなる

総合電機メーカーの課題の1つ目は、海外市場で稼ぐことが難しくなることです。

これまで日本の総合電機メーカーは、より高性能な製品の開発に力を注ぎ、そのために必要な多額の費用は海外市場で収益を得ることで採算をとってきました。

しかし近年の先進国の長期的な不況と中国や韓国のメーカーの進出により、現在の世界シェア上位3位は韓国と中国に占められ、15位以内に入っている日本の総合電機メーカーは4位のパナソニックのみになっています。

特に家電業界で、アジア企業のめざましい成長が日本シェアを低下させています。

これまでのように海外市場で稼ぐことが難しくなっている日本の総合電機メーカーでは、従来の在り方を見直して海外事業で勝ち残る戦略を考える必要があります。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

課題②:人口減少により国内の市場が減少していく

総合電機メーカーの課題の2つ目は、人口減少により国内の市場が減少していくことです。

日本では少子化が進んでおり、それに伴う人口減少によって日本における市場自体が縮小傾向にあります。

性能が高く良い製品を製造しても、そもそも消費者そのものの数が減ってしまうと購買数は相対的に減っていき、企業の収入や業界全体の規模も縮小してしまいます。

そのため、少子化や人口減少などの国内の流れにともなった経営展開が重要となってきます。

国内市場では、業績悪化を避けるために現状を慎重に見極め事業展開していくことが求められます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

課題③:ブランド力が低下していく

総合電機メーカーの課題の3つ目は、ブランド力が低下していくことです。

日本の製造業において、技術力は世界に誇れるトップクラスです。

しかし、スマートフォンではiPhoneやHuaweiのシェアが高く、ノートパソコンでもhpやAppleにおされ、ソニーのexperiaやNECのノートパソコンLAVIEは非常に厳しい状況です。

さらに家電業界においても、SAMSUNGの液晶テレビやダイソンの掃除機などその分野に特化したブランドが強く、総合電機メーカーのブランド力の低下に歯止めがかかりません。

性能とコスパの両方の観点から、中国企業をはじめとする海外勢に圧倒されています。

モノ消費からコト消費へと変化が進む現代において、どこに不可価値をつけていくかがブランド力を保つための鍵となっています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

就活生くん

なるほど。

総合電機メーカーでは、海外企業の影響を非常に受けていることがわかりました。

そうなんです。

「総合」電機メーカーはひとつの事業に集中していないため、各分野に特化した海外企業に対抗することは厳しいです。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

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総合電機メーカーの将来性と今後の動向

就活生ちゃん

総合電機メーカーの課題についてはわかったのですが、今後どのようになっていくのか不安です・・・

総合電機メーカーの将来性について教えてください。

わかりました。

それでは、総合電機メーカーの将来性と今後の動向について説明していきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

総合電機メーカーの将来性と今後の動向
  • 将来性:国内でのシェア獲得は厳しい
  • 動向①:IoTやAI技術を活用する企業が増える
  • 動向②:川上と川下に注力する
  • 動向③:グローバルに展開していく

それでは、それぞれの内容について詳しく解説していきます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

将来性:国内でのシェア獲得は厳しい

総合電機メーカーの将来性は、国内でのシェア獲得は厳しいことです。

先ほどの総合電機メーカーの課題でも説明したように、国内市場は今後さらに人口減少社会となっていくだけでなく、各分野に特化した海外メーカーが大きなシェアを獲得しています。

国内シェアが特に厳しくなる家電業界を離れ、インフラ提供・IoTやAI技術の開発などで国内外どちらにも通用する事業展開をしていく総合電機メーカーがさらに増加していくことが予測されます。

日本の総合電機メーカーの優位性がまだ十分発揮できるBtoB事業においてグローバル化を進めていくことが求められます。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

動向①:IoTやAI技術を活用する企業が増える

総合電機メーカーの動向の1つ目は、IoTやAI技術を活用する企業が増えることです。

IoTとは、モノや機械などからセンサリングでデータを取得し、情報をインターネットでやり取りする技術です。

このIoTによって、遠隔操作を可能にしたりセンサリングで機械の不具合を自動で知らせたり、自動運転車同士の譲り合いを可能にしたりするなど、機械間の通信ができるようになります。

また、人の顔や声の自動識別を可能にするAI技術はデータセンターの監視・管理顔認証システムに活用されています。

日本のAI技術は世界でのAI関連特許数を年々増加させており、出願数トップ10のうち半分を日本の総合電機メーカーが占めています。

特にNEC富士通日立製作所が力を入れており、今後さらにIoTやAI技術に力を入れる総合電機メーカーは増えていくことが予想されます。

日本の総合電機メーカーでは昔から高い技術力が強みです。IoTやAI技術部門は、その強みを生かしてますます発展が期待できる分野です。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

動向②:川上と川下に注力する

総合電機メーカーの今後の動向の2つ目は、川上と川下に注力することです。

競争環境が激しいBtoC事業では、川上と川下に付加価値をつけて展開していくことがトレンドとなっています。

川上とは収益性の高いデバイスの外販であり、車載用機器や産業用製品などのBtoBビジネスへの注力を意味します。

工場の自動化へのニーズが高まっている中で、AI技術やロボティックス、IoT技術の融合・応用の分野が広がっていことが期待されています。

川下とは、サービス業への展開・転換を意味します。

製品販売後に利用されるソフトやメンテナンス・サービスで収益を上げていく事業を育てていき、多様化する消費者ニーズにいかに価値を提供するかが重要となります。

継続的に収益をあげていくリカーリングと呼ばれるこのビジネスは、IoTを基盤としたビックデータの分析やセンサ技術の発展によって新たな市場を作ることができます。

川上と川下に分けて注力された事業展開は、「選択と集中」を実現させています。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

動向③:グローバルに展開していく

総合電機メーカーの動向の3つ目は、グローバルに展開していくことです。

人口減少による日本市場の縮小と新興国の市場拡大によって、総合電機メーカーの海外進出はますます進んでいきます。

日本の人口が2004年を目処に減少傾向にあるのに対し、インド・中国などアジア各国の人口は増加傾向にあり、その増加は10〜20年続くと言われています。

また、アフリカの人口は2050年には現在の2倍になるとされており、今後海外市場においてシェアを獲得していくことが予測できます。

新興国事業においては、システムソリューション事業やインフラ事業などで事業拡大ができるかどうかが重要な鍵となっています。

総合電機メーカーに就職を考えているみなさんは、グローバル市場を相手にビジネスをしていくことを前提に考えておくことをおすすめします。

「就活の教科書」編集部 なつこ

 

   

業界研究に役立つスカウトサイトを活用してみよう

就活生くん

業界研究を進めているつもりですが、正直できている実感があまりありません・・・

どうすれば上手に業界選びができるのでしょうか。

業界選びにはスカウトサイトを活用するのがおすすめです。

スカウトサイトは、あなたの人柄や経験を見た企業から、面談やインターンのオファーが直接届くので自分に合った業界が選べます。

キャリアチケットスカウト」は5つの質問に答えるだけであなたのキャリアに対する考えがわかり、あなたらしく働ける優良企業に出会えるスカウトサイトです。

多くの就活生が利用しているキャリアチケットスカウトを使って、自分に合った企業を見つけてみましょう。

就活アドバイザー 京香

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企業からオファーが届くスカウトサイトとして、他にも「キミスカ」があります。

同時活用して自分が活躍できる業界を見つけてみましょう。

また、業界選びが上手にできるスカウトサイトの記事をまとめたので、読んでみてくださいね。

 

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まとめ:総合電機メーカーの国内シェアは今後厳しくなっていく可能性が高い

本記事、「【年収/売上別】総合電機メーカーランキング一覧 | メーカー比較,課題,将来性,今後の課題も」はいかがだったでしょうか?

この記事では、総合電機メーカーの平均年収・売上高ランキングについて紹介し、上位10社を詳しく解説しました。

合わせて、総合電機メーカーの現状や課題、今後の動向についても説明しました。

最後に、今回の内容を簡単にまとめておきます。

この記事のまとめ

◆総合電機メーカーとは

  • 総合電機メーカーのビジネスモデル
  • 総合電機メーカーの現状

◆大手総合電機メーカーの平均年収ランキング

◆大手総合電機メーカーの売上高ランキング

◆大手総合電機メーカー10社の比較

◆総合電機メーカーの課題3つ

  • 課題①:海外市場で稼ぐことが難しくなる
  • 課題②:人口減少により国内の市場が減少していく
  • 課題③:ブランド力が低下していく

◆総合電機メーカーの将来性と今後の動向

  • 将来性:国内でのシェア獲得は厳しい
  • 動向①:IoTやAI技術を活用する企業が増える
  • 動向②:川上と川下に注力する
  • 動向③:グローバルに展開していく

◆まとめ:総合電機メーカーの国内シェアは今後厳しくなっていく可能性が高い