- 志望動機は5つの要素から構成されている
- 志望動機で使うエピソードは起承転結を意識して構成する
- 志望動機の構成のコツは「結論から始めて結論で終わる」(他2つ)
- 内定者の志望動機例文3つの構成をチェック
-
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こんにちは、「就活の教科書」編集部の小渕です。
この記事では志望動機の構成について解説していきます。
就活生のみなさんは、志望動機を書くとき、どんなことに気をつけて作成していますか?
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
esで志望動機を書かなければいけないのですが、どのような構成で書いていけば良いでしょうか・・・
魅力的な志望動機にするために書き方を教えてください。
就活生ちゃん
面接で志望動機を言う際にいつも話がまとまらずに長い時間、話過ぎてしまいます。
志望動機を端的に話すためにも、どのような構成で作っていけば良いでしょうか・・・
志望動機って毎回ゼロから考えると、大変ですし「本当にこれで良いのか?」と不安になりますよね・・・。
多くの就活生が、志望動機を作る時に多くの時間をかけても自分の納得した志望動機ができないって声をよく聞きます。
ちなみに、「志望企業のESで落ちたくない!」という方は、難関企業内定者のESが無料で見れる「選考通過ES(公式LINEで無料配布)」などのサービスを活用しましょう。
「就活の教科書」編集部 小渕
そこでこの記事では、志望動機を構成する5つの要素について解説していきます。
合わせて、志望動機の構成手順3ステップ、志望動機の構成のコツ3選について解説します。
また、内定者の方の志望動機の構成についても例文をもとに解説していきます。
この記事を読めば、志望動機の構成について理解できるようになるので、書類選考を通過できるレベルの濃い内容の志望動機が書けるようになりますよ。
志望動機を書くときに迷ってしまう方、志望動機に書くことがあまりないと感じている方、どの会社の志望動機も似たり寄ったりになってしまう方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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ちなみに「選考通過ES(公式LINEで無料見放題)」以外にも、選考通過ESが71,733枚見放題の「unistyle」、プロからのES添削/面接対策を頼める「キャリアチケット」もおすすめですよ。
就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
目次
【何を書けば正解?】志望動機の5つの構成要素
就活生くん
ESの志望動機の欄って、エントリーする会社を志望する理由さえ書けばOKですよね?
いつも志望動機の欄を埋めるために、文字数を頑張って稼いで書くのがとても大変です…。
就活生くんの言うとおり、ESの志望動機の欄はもちろん「エントリーする会社を志望する理由」を書くところです。
ですが単純に志望理由だけを書けば良いわけではありません。
これから説明する5つの要素を入れて構成すると、志望動機の内容が濃く、伝わるものになりますよ。
自然にボリュームも増えますので、無理やり文字数を膨らませる必要もなくなります。
「就活の教科書」編集部 小渕
- 構成要素①:志望する理由
- 構成要素②:具体的エピソード
- 構成要素③:エピソードの教訓
- 構成要素④:自分がやりたいこと・できること
- 構成要素⑤:なぜその会社でなければダメなのか
「就活の教科書」編集部 小渕
構成要素①:志望する理由
志望動機を構成する5つの要素の一つ目は、「志望する理由」です。
当たり前のことですが、志望する理由を入れなければ志望動機として成立しません。
企業によっては志望する理由が複数ある場合もあると思いますが、欲張ってたくさん入れると、印象に残りづらいだけでなく何が言いたいのかわからなくなってしまうので多くても3つまでに絞りましょう。
それぞれの企業が要求している志望動機の文字数次第でもありますが、志望する理由は1~3つくらいにした方が無難です。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
志望する理由がたくさんあればあるほど、熱意が伝わるというわけではないのですね。
志望する理由は、多くても3つに厳選するようにします。
「志望理由を2つ書きたい!」という方は、以下の記事で詳しい書き方がわかりますので合わせて読んでみてくださいね。
構成要素②:具体的エピソード
志望動機を構成する5つの要素の二つ目は、「具体的エピソード」です。
「~なので貴社を志望します」と志望理由を言うだけでは、説得力や具体性に欠けます。
そこで、自分のこれまでの経験の中から、志望理由につながる具体的エピソードを持ち出します。
志望理由につながる具体的エピソードを添えることで説得力が増し、オリジナリティも生まれるので、より印象に残りやすい志望動機になります。
志望動機の構成に使う具体的エピソードは、志望する理由の根拠(裏付け)になるものにします。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
具体的エピソードは、あらかじめいくつかのパターンを用意しておけば、志望動機の内容によって組み合わせを変えられますね。
構成要素③:エピソードの教訓
志望動機を構成する5つの要素の三つ目は、「エピソードの教訓」です。
志望動機の構成要素②の「具体的エピソード」から得たこと・考えたこと・学んだことを明確にします。
エピソードを添えるだけでは、ただの体験談で終わります。
体験をきっかけに、どんな教訓を得たのかまで書くことで志望理由を裏付ける根拠になります。
志望動機に使うエピソードは【〇〇という体験をした ⇒ それをきっかけに〇〇だと考えた ⇒ だから貴社を志望したい】という構成が理想です。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
志望動機の構成って、まるで小さなひとつの物語みたいですね。
構成要素④:自分がやりたいこと・できること
志望動機を構成する5つの要素の四つ目は、「自分がやりたいこと・できること」です。
企業は「就活生が自社で将来的にどんな活躍をしてくれそうか」を想像しながら採用活動をしています。
単なる志望動機で終わるのではなく、入社後に自分がやりたいこと・できることまで書くことで、企業側に「この部署でこんな仕事を任せてみたい」というイメージをさせることができます。
また、自分がやりたいこと・できることを書くことで、仕事に対し積極的な姿勢でいることや、入社後のビジョンを考えるほど熱意があることをアピールできます。
志望動機の構成の中に「自分がやりたいこと・できること」まで入れることができる就活生は多くありません。
自分がやりたいこと・できることをしっかりと具体的に書くことができれば、他の就活生と差をつけられますよ。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
そうなんですね。
志望動機の構成には「自分がやりたいこと・できること」を入れるようにします。
構成要素⑤:なぜその会社でなければダメなのか
志望動機を構成する5つの要素の五つ目は、「なぜその会社でなければダメなのか」です。
「なぜその会社でなければダメなのか」は、志望動機の構成の中でも重要度が高いものです。
なぜならどんな業界においても競合する企業が存在するからです。
たとえばあなたが商社Aを志望しているとして、「他の商社ではなく、なぜ商社Aを志望するのか」を示せなければ、志望動機としての説得力が弱いですよね。
企業側から「わざわざうちの会社でなくても良いのでは?」という疑問を持たれても不思議ではありません。
企業研究や業界研究をしっかりと行い、志望動機の構成の中に「なぜその会社でなければダメなのか」を入れるようにしましょう。
企業研究や業界研究を行えば、「その会社だけの特色」が見えてきます。
時間がないという人も、志望する企業のホームページだけでもチェックしておくと、その会社が強みとしていることについて知ることができます。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
「なぜその会社でなければダメなのか」までは、突き詰めて考えられていませんでした。
企業研究をして、志望動機の構成に入れるようにします。
企業研究のやり方が知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
- 難関企業内定者の自己PRやガクチカ、志望動機などの文章が見れる
- 評価されるESの書き方がわかるので、選考突破率UP
- 自分のESを考える時間がない方はESをそのままパクってもOK
選考通過ES
また、ES添削については「【誰に頼むのが良い?】エントリーシート添削の無料サービスおすすめ15選 | ES添削の有料サイトも」という記事にまとめています。
この記事を読むと選考に通過するES添削をしてもらえます。
就活アドバイザー 京香
【落ちない】ES/面接で受かるためのコツ3選
就活生ちゃん
私はエントリーシートや面接が苦手です…
選考に通過しやすくなるコツがあれば教えてください。
エントリーシートや面接では何をどのように伝えれば良いか難しいですよね。
エントリーシートや面接で落ちないためのコツを以下で紹介するのでぜひ参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
- コツ①:選考通過ESを参考にする
- コツ②:他の就活生と差別化する
- コツ③:PREP法を意識する
コツ①:内定者のESを参考にする
ES/面接で受かるためのコツ1つ目は、「内定者のESを参考にする」です。
内定者のESを見ることで、どのような内容や経験をアピールすればいいのかが分かるようになります。
そこで「選考通過ES」がおすすめです。
「面接に絶対受かりたい」「ESをどのように書けばいいか分からない」という就活生には、「選考通過ES」を参考にするのがおすすめです。
あなたが志望する企業の内定者がどんな回答をしているのかを知っておくことで、ES/面接通過率が上がるので、ぜひ参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
コツ②:他の就活生と差別化をする
ES/面接で受かるたのコツ2つ目は、「他の就活生と差別化する」です。
人事の方は1日に何人もの就活生を評価しています。
そのため、他の就活生と差別化しなければ、落ちてしまいます。
就活生ちゃん
でも、どのように差別化すればいいのでしょうか?
差別化するためには、具体性が大切です。
就活アドバイザー 京香
ガクチカや自己PR、志望動機の内容が似てしまうことは仕方のないことですが、同じ経験であっても、「どうしてその活動をしようと思ったのか」「その経験からどのようなことを学んだのか」「なぜそのような考えに至ったのか」という内容は他の就活生と全く同じにはならないと思います。
その部分を具体的に書いたり、伝えたりすることで、他の就活生と差別化でき、あなたの人となりや大切にしている価値観を人事の方に理解してもらえます。
コツ③:PREP法を意識する
ES/面接で受かるためコツ3つ目は、「PREP法を意識する」です。
人事は、「相手にわかりやすく伝えようとしているか」を見ています。
わかりやすく書くためにはPREP法がおすすめです。
PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の順番に伝える方法で、わかりやすく簡潔に伝えられます。
ESや面接で伝える場合であれば以下のようになります。
- 結論:設問に対する回答
- 理由:その結論に至った理由
- 具体例:その結論が生まれた背景(過去の経験)
PREP法は、ガクチカ、自己PR、志望動機のいずれの場合でも使えます。
論理的に伝えられるので、人事から高く評価され、ESや面接で落ちにくくなりますよ。
就活アドバイザー 京香
「ESが上手く書けない…」「ES選考で落ちてしまう…」なら、就活の教科書公式LINEから無料で受け取れる「選考通過ES」がおすすめです。
選考通過ESは、大手企業内定者のESが見放題なので自己PR・ガクチカ・志望動機などでの悩みがなくなります。
また実際に利用した就活生からは、「ESを何社か書いていて、なかなか上手く書けていなかったので、これを知ってうまく書けるようになりました。」などの口コミもいただいています。
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選考通過ES
志望動機のエピソードは「起承転結」を意識して構成しよう
就活生くん
志望動機を構成する5つの要素の中で、具体的エピソードをどのように書けば良いのか悩みます。
どうすれば志望する理由をしっかり補強するエピソードが書けるようになりますか?
志望動機のエピソードは、起承転結を意識して構成すると具体的かつ説得力のある内容に仕上がりますよ。
「就活の教科書」編集部 小渕
- 起:私は〇〇に力を入れてきました
- 承:〇〇という問題がありました
- 転:そこで〇〇をした結果、問題が解決しました
- 結:このことから〇〇を学びました
就活生ちゃん
起承転結を意識して書いたエピソードは、話の流れがわかりやすいですね。
志望動機だけでなく、自己PRを書くときにも使えそうです。
志望動機に文字数制限があるときは、起承転結のすべてを詰め込むとエピソード部分のボリュームが多くなりすぎる場合があります。
その場合は、起承転結の「起」・「結」のみの構成にして「私は〇〇に力を入れてきました。このことから〇〇を学びました」としても良いですね。
全体の構成バランスをみて、臨機応変に対応しましょう。
「就活の教科書」編集部 小渕
志望動機の作成に役立つ記事一覧
「志望動機が思いつかない」「内定者の志望動機の例文を見たい!」という就活生には 志望動機の書き方 という記事がおすすめです。
この記事を読めば、志望動機の書き方のコツや例文について分かり、ESの選考で落ちにくくなるので、ぜひ参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
就活アドバイザー 京香
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志望動機の構成手順3ステップ
ここまで志望動機を構成している要素について説明してきました。
志望動機はいきなり書き始めるのではなく、先に構成を決めておくことで「早く」「上手く」書くことが可能になります。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
志望動機を「早く」「上手く」書けるのは魅力的ですね。
先に構成を決める方法で、志望動機を書いてみたいです。
志望動機の構成の手順について教えてください。
志望動機の構成手順は3ステップあります。
ひとつずつ説明していきますね。
「就活の教科書」編集部 小渕
ステップ①:志望動機を構成する5つの要素を書く
志望動機の構成手順の1つ目は「志望動機を構成する5つの要素を書く」です。
まずは「志望動機を構成する5つの要素」について、箇条書きで良いのでざっくり簡単に書きましょう。
- 志望する理由
- 具体的エピソード
- エピソードの教訓
- 自分がやりたいこと・できること
- なぜその会社でなければダメなのか
毎回5つの要素で構成できるように意識してみましょう!
「就活の教科書」編集部 小渕
ステップ②:具体的エピソードに起承転結をつける
志望動機の構成手順の2つ目は「具体的エピソードに起承転結をつける」です。
ステップ①で書いた「具体的エピソード」と「エピソードの教訓」をもとに、起承転結をつけてみましょう。
- 起:私は〇〇に力を入れてきました
- 承:〇〇という問題がありました
- 転:そこで〇〇をした結果、問題が解決しました
- 結:このことから〇〇を学びました
「起承転結」を意識すると、誰が読んでも話の流れが分かりやすくなります。
「就活の教科書」編集部 小渕
ステップ③:志望動機の構成を並び替える
志望動機の構成手順の3つ目は「志望動機の構成を並び替える」です。
基本的には以下のような順番に構成を並び替えるとまとまりやすいです。
- 志望する理由
- エピソード&教訓(起承転結)
- 自分がやりたいこと・できること
- なぜその会社でなければダメなのか
- 志望する理由
志望動機の構成は、志望動機を「早く」「上手く」書くための大切な下準備です。
いきなり志望動機を書き始めてうまくいかない就活生の方は、まずは構成を考えることから始めてみてください。
志望動機の構成で悩んでしまう就活生の方は、「【埋めるだけ】志望動機のフレームワーク6ステップ | 5分で完成します(ES)」で、埋めるだけで完成する志望動機のフレームワークも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 小渕
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選考通過ESは、大手企業内定者のESが見放題なので自己PR・ガクチカ・志望動機などでの悩みがなくなります。
また実際に利用した就活生からは、「ESを何社か書いていて、なかなか上手く書けていなかったので、これを知ってうまく書けるようになりました。」などの口コミもいただいています。
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書類選考の通過率アップ!志望動機の構成のコツ3選
就活生くん
私は公務員か就職するか迷っていますが、志望動機はどちらでも必要なので構成手順を知れてよかったです!
就活生ちゃん
実際に志望動機を作成してみようと思うのですが、書類選考の通過率をアップするための志望動機の構成のコツはありますか?
良い質問ですね。
書類選考の通過率をアップするための志望動機の構成のコツは3つあります。
「就活の教科書」編集部 小渕
- コツ①:結論から始めて結論で終わる
- コツ②:とことん具体的に書く
- コツ③:話の一貫性にこだわる
「就活の教科書」編集部 小渕
コツ①:結論から始めて結論で終わる
志望動機の構成のコツの1つ目は「結論から始めて結論で終わる」です。
なぜなら、先に結論を述べることで話の要点がわかりづらくなるのを防ぎ、最後に結論で終わることで何が言いたかったのかを改めて確認することができるからです。
要するに「結論から始めて結論で終わる」という構成にすると、わかりやすく、印象に残る志望動機になるのです。
ESの志望動機は、単純な志望理由だけでなく「具体的エピソード」や「なぜその会社でなければダメなのか」を入れて構成するので、始めと終わりを結論にして「一番言いたいこと=志望理由」を強調することが大切です。
「具体的エピソード」や「なぜその会社でなければダメなのか」は、あくまでも志望理由を補強するための構成要素なのです。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
志望動機の中で一番言いたいことは「志望理由」ですね。
志望動機の最初と最後は志望理由で構成するようにします。
志望動機の最初と最後の書き方次第で、人事への印象が大きく変わります。
「書き出しと締め方で評価を上げたい!」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
コツ②:とことん具体的に書く
志望動機の構成のコツの2つ目は「とことん具体的に書く」です。
なぜなら志望動機の内容が具体的であればあるほど説得力が増し、印象にも残りやすくなるからです。
「家庭教師のアルバイトで〇〇を学びました」よりも、「3年間続けた英語の家庭教師のアルバイトで、合計5名の生徒を担当しました。その中で〇〇を学びました」のようにとことん具体的に書くようにしましょう。
家庭教師のアルバイトをしていた就活生は、あなたの他にもたくさんいることでしょう。
しかし、家庭教師のアルバイトを3年間続け、5名の生徒を担当した就活生はそう多くはないはずです。
もしかしたらあなただけかもしれません。
とことん具体的に書くことで、「学んだこと」の説得力が増し、オリジナリティが生まれ、印象に残りやすくなります。
とことん具体的に書くためには、「〇年間」「〇名」など数字を使うのも効果的です。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
「3年間」と書くことで継続力、「5名の生徒を担当」と書くことで実績をさりげなくアピールすることができますね。
具体的にするために「箇条書き」で書くというテクニックもありますよ。
箇条書きを入れて、魅力的な志望動機にする方法が知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
コツ③:話の一貫性にこだわる
志望動機の構成のコツの3つ目は「話の一貫性にこだわる」です。
なぜなら話に一貫性がなければ、志望動機の説得力や信憑性が損なわれるからです。
例えば「私の強みであるコミュニケーション能力を活かし、貴社の営業として〇〇の拡大販売に携わりたいです」という志望動機で使うエピソードは、「コミュニケーション能力」を裏付けるものにするべきです。
自分の体験をもとにしたエピソードであれば何でも良いというわけではなく、志望理由にきちんと結びつくものを選択するようにしましょう。
志望動機の構成を考えるときには、最初から最後まで一貫性のある内容になっているかを客観的な視点で確認しましょう。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
友達や先輩など、自分以外の人に読んでもらって、一貫性があるかどうかチェックしてもらうのも良いですね。
また、志望動機を添削してもらいたい就活生は、以下の記事で紹介している就活のプロに添削してもらうのがおすすめですよ!
いくつかのサービスを登録して、自分に合ったサービスで志望動機を添削してもらいましょう。
就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
内定者が提出した志望動機の例文3つ
就活生くん
志望動機の構成のやり方や、構成のコツについては理解しました。
でも実際、文章になると、どんな志望動機に仕上がるのでしょうか。
例文がみてみたいです。
「就活の教科書」編集部 小渕
- 味の素株式会社の志望動機例文の構成
- 日本銀行の志望動機例文の構成
- 京セラ株式会社の志望動機例文の構成
それでは内定者の方の志望動機の例文と構成について、ひとつずつ見ていきましょう。
例文①:味の素株式会社の志望動機例文の構成
世界各地へニーズに応えた食を届けて「日本といえば味の素」を世界中に広めたい。
そう思う理由は2つある。
1つ目はタイでの経験だ。現地の人は日本人を見るなり「味の素」と声をかけた。
それだけ、味の素が現地の生活を支えている事実を誇りに思った。
2つ目は不動産営業での経験だ。
ニーズを引き出し、提案を通して感謝される業務は他に代え難いものだ。
グローバルに現地のニーズにあった食を届ける貴社で、上記を実現したい。
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就活アドバイザー 京香
200文字以下という制約ありの志望動機ですが、「志望する理由」「具体的エピソード」「エピソードの教訓」「自分がやりたいこと・できること」「なぜその会社でなければダメなのか」をすべて入れて構成されています。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
「なぜその会社でなければダメなのか」は、志望先の商品名やブランド名を持ち出すことでも表現できるんですね。
例文②:日本銀行の志望動機例文の構成
私は社会に広く貢献できるような公共性の高い仕事に携わりたいという想いがあります。
公的機関で働く意義は、一般企業と異なり利益に捉われずに公益のために仕事ができることだと考えます。
貴行は日本の中央銀行であり、自社の利益向上ではなく日本の経済のために働くことができるという点に魅力を感じました。
国民全体が安心して暮らせるような社会を築いていくために貴行で貢献したいです。
また、私は輸入食品店のアルバイトで常に従業員に気を配り、行動することで店舗全体の円滑な業務遂行を支えてきました。
この経験からチームの仕事を効率よく進めるためのサポートしていく仕事がしたいと考えました。
貴行では実務のエキスパートとして、自身の強みである行動力を発揮し、より業務の生産性を高めるための工夫や付加価値の高いアウトプットを提案・実行することで貢献したいです。
この例文は、就活の教科書が内定者から譲り受けたもので、その他の例文は、公式LINEからGETできる「選考通過ES」で無料公開しています。
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就活アドバイザー 京香
志望動機の構成要素のうち、「自分がやりたいこと・できること」「なぜその会社でなければダメなのか」が特にしっかりと考えられている例文です。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生ちゃん
志望先の特色をきちんと理解した上で書かれた志望動機だということが伝わってきます!
例文③:京セラ株式会社の志望動機例文の構成
私は学生時代の3年間やシンガポールでの8か月にわたる寮生活を通じ、「生活の快適さは身の回りの製品に支えられている」ということを強く感じ、将来は生活を快適にする製品づくりに関わりたいと考えました。
現在、生活を快適にする家電製品や車、医療器材等は通信機能を有し大きく変化しています。
私はその変化の激しい中で、その製品の核となっている電子部品や電子デバイスに高い関心を持つようになったことが応募のきっかけです。
貴社は数多くの独自製品と特にセラミックパッケージにおける圧倒的なシェアを持ち、グローバル展開する中でヨーロッパ・北米に留まらずこれから更に世界への経済的影響力を強めていくであろうアジア圏にも尽力されています。
貴社で私自身の留学などで培ったコミュニケーション力を活かし、貴社の製品をより快適な社会の実現へ向け国内そして将来的にはアジア圏へ更に売り込んでいきたいと考え国内もしくは海外での営業職を志望致します。
この例文は、就活の教科書が内定者から譲り受けたもので、その他の例文は、公式LINEからGETできる「選考通過ES」で無料公開しています。
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就活アドバイザー 京香
しっかりと企業研究をしていることが伺える志望動機です。
各事業の中で競合が存在し「なぜその会社でなければダメなのか」を表現するのが難しかったと思いますが、上手く構成されています。
「就活の教科書」編集部 小渕
就活生くん
「シンガポールでの8か月にわたる寮生活」というエピソード部分が、「アジア圏への営業」に上手くつながっていると感じます。
「ESが上手く書けない…」「ES選考で落ちてしまう…」なら、就活の教科書公式LINEから無料で受け取れる「選考通過ES」がおすすめです。
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まとめ:5つの構成要素を取り入れて選考通過する志望動機を作ろう
この記事の「【流れを押さえよう】志望動機の構成要素5つ | 仕上げる3つの手順,例文も」は、いかがだったでしょうか?
「志望する理由」「具体的エピソード」「エピソードの教訓」「自分がやりたいこと・できること」「なぜその会社でなければダメなのか」という志望動機の5つの構成要素を取り入れることで、わかりやすく濃い内容の志望動機を作ることができます。
書類選考を通過するESを書きたい人や、「早く」「上手く」志望動機を作りたい人は、まずは志望動機の構成から考えるようにしてみましょう。
この記事のまとめは以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 小渕
◆志望動機の5つの構成要素
- 構成要素①:志望する理由
- 構成要素②:具体的エピソード
- 構成要素③:エピソードの教訓
- 構成要素④:自分がやりたいこと・できること
- 構成要素⑤:なぜその会社でなければダメなのか
◆志望動機のエピソードは【起承転結】を意識して構成すると説得力がアップする
- 起:私は〇〇に力を入れてきました
- 承:〇〇という問題がありました
- 転:そこで〇〇をした結果、問題が解決しました
- 結:このことから〇〇を学びました
◆志望動機の構成手順3ステップ
- ステップ①:志望動機を構成する5つの要素を書く
- ステップ②:具体的エピソードに起承転結をつける
- ステップ③:志望動機の構成を並び替える
⇒ 構成から先に考えることで「早く」「上手く」志望動機が書ける
◆書類選考の通過率をアップするための志望動機の構成のコツ3選
- コツ①:結論から始めて結論で終わる
- コツ②:とことん具体的に書く
- コツ③:話の一貫性にこだわる
◆内定者の志望動機例文3つの構成
志望動機が思うように書けなくて困っている就活生の方は、構成から考えるようにすると書きやすくなりますよ。
まずは箇条書きで良いので、志望動機にまとめたいことを書いてみましょう。
「就活の教科書」では、就活に役立つ情報をたくさん紹介しています。
他の記事もぜひ読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 小渕
この記事をご紹介いただいたサイト
career ticket 「志望動機を構成する4つの要素を解説!書き方のコツも例文付きで紹介」