- ES(エントリーシート)で改行を適切に使うと書類選考に通過しやすくなる理由
- ES(エントリーシート)で改行するときの注意点3つ
- 改行できないwebエントリーシートを見やすくするテクニック3つ
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就活生のみなさん、こんにちは!「就活の教科書」編集部の浅井です。
この記事では、「ES(エントリーシート)の改行」について解説します。
就活生のみなさんは、エントリーシートを書いているとき、改行をした方が良いか迷うことはありませんか?
「就活の教科書」編集部 浅井
就活生ちゃん
改行した方が良いか迷ったのですが、結局改行しないままエントリーシートを提出しちゃいました。
エントリーシートで改行しなかったらマイナス評価になるのでしょうか・・・
就活生くん
インターネットで調べていると「エントリーシートは改行した方が良い」ってよく出てきます!
でも、改行すると文字数が減ってしまうので、本当に改行を使っても大丈夫なのかな。
エントリーシートの改行について悩む就活生は多いですよね。
でも、エントリーシートには改行を使うべきです!
ちなみに、「志望企業のESで落ちたくない!」という方は、難関企業内定者のESが無料で見れる「選考通過ES(公式LINEで無料配布)」などのサービスを活用しましょう。
「就活の教科書」編集部 浅井
そこでこの記事では、エントリーシート通過率90%の「就活の教科書」編集部の浅井が、ES(エントリーシート)で改行を使うべき理由を解説します。
あわせて、ES(エントリーシート)で改行するときの注意点や改行できないwebエントリーシートを見やすくするテクニックも紹介します。
この記事を読めば、採用担当者の目に留まりやすいES(エントリーシート)を書けるようになります。
「エントリーシートの通過率を上げたい!」そんな就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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就活アドバイザー 京香
目次
ES(エントリーシート)での改行は、適切に使うと書類選考に通過しやすくなる
就活生くん
エントリーシートは改行をした方が良いのでしょうか?
結論から言うと、適切に改行されたエントリーシートは書類選考に通過しやすいです!
「就活の教科書」編集部 浅井
なぜなら、改行されておらず文章の塊になったエントリーシートよりも、改行されたエントリーシートの方が印象が良くなるからです。
企業の採用担当者は、あなたのエントリーシートだけをじっくり見てるわけではありません。
一日に数十枚・数百枚ものエントリーシートを、採用担当者は見ています。
そのため、印象が良いエントリーシートの方が書類選考に通過しやすいです。
次の項目では、なぜ改行されたエントリーシートは印象が良くなるかについて、詳しく解説していきます!
「就活の教科書」編集部 浅井
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また、ES添削については「【誰に頼むのが良い?】エントリーシート添削の無料サービスおすすめ15選 | ES添削の有料サイトも」という記事にまとめています。
この記事を読むと選考に通過するES添削をしてもらえます。
就活アドバイザー 京香
ES(エントリーシート)で改行を使うべき3つの理由(ES例文あり)
就活生ちゃん
印象が良いエントリーシートは、書類選考を通過しやすいことは分かりました。
でも、そもそもなんで改行されたエントリーシートは印象が良いのでしょうか。
では、改行を使ったエントリーシートの方が印象が良くなる理由を紹介します。
「就活の教科書」編集部 浅井
- 理由①:空白が多くて見やすくなるから
- 理由②:内容ごとに区切るので意味が通じやすくなるから(ES例文あり)
- 理由③:内容の抜け漏れを防げる
それでは、エントリーシートで改行を使うべき3つの理由について、それぞれ解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 浅井
理由①:空白が多くて見やすくなるから
エントリーシートで改行を使うべき理由の1つ目は「空白が多くて見やすくなるから」です。
改行を使うと、エントリーシートの中に空白・余白が生まれます。
空白・余白には「ホワイトスペース効果」というものがあり、空白・余白が増えると読解力が上がることが証明されています。
そのため、改行せず文章が詰まったエントリーシートよりも、改行されて余白があるエントリーシートの方が採用担当者は読みたくなります。
採用担当者に「このエントリーシート読みやすい!」と思わせると、書類選考の通過率も上がりやすくなりますよ。
ただ、ESの空白・空欄には注意すべき点があります。
ESの空欄が多ければ、落ちるのかを知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 浅井
理由②:内容ごとに区切るので意味が通じやすくなるから(ES例文あり)
エントリーシートで改行を使うべき理由の2つ目は「意味が通じやすくなる」です。
文章の前後で内容が変わるときに改行をするので、「これから違う内容の文章に展開される」と読者は理解できるからです。
「結論→理由→具体例→結論」が、エントリーシートの基本的な流れです。
改行をすることで、今から読む文章はエントリーシートのどの段階にあるかを、読者は理解しやすいです。
そのため、「結論・理由・具体例・結論」の4つの段落に分けましょう。
では、実際に例文を比較して、エントリーシートで改行を使ったときの効果を確認していきましょう。
以下の2つの文章を見ていきます。
「就活の教科書」編集部 浅井
私の強みは、様々な意見を調整する力です。15人が所属するマーケティングゼミで、話し合いを繰り返すことでこの力は培われました。私のゼミには、自分の意見を曲げない人や主張が苦手な人など様々な特徴の人がいます。そこで私は、ゼミリーダーとしてメンバーの意見を取りまとめる役に徹しました。例えば、意見が偏りすぎないように、意識的に主張が苦手な人に話を振りました。その結果、教授からも功績を認められ、ゼミの成績はメンバー内で最高のものでした。貴社の仕事においても、私の強みである調整力を活かしてチームメンバーを取りまとめます。
私の強みは、様々な意見を調整する力です。
15人が所属するマーケティングゼミで、話し合いを繰り返すことでこの力は培われました。
私のゼミには、自分の意見を曲げない人や主張が苦手な人など様々な特徴の人がいます。そこで私は、ゼミリーダーとしてメンバーの意見を取りまとめる役に徹しました。例えば、意見が偏りすぎないように、意識的に主張が苦手な人に話を振りました。その結果、教授からも功績を認められ、ゼミの成績はメンバー内で最高のものでした。
貴社の仕事においても、私の強みである調整力を活かしてチームメンバーを取りまとめます。
下の文章の方は、改行されてない例文に比べると、余白があって見やすいですね。
また、「結論→理由→具体例→結論」に段落分けされていて意味が分かりやすいです。
「就活の教科書」編集部 浅井
理由③:内容の抜け漏れを防げるから
エントリーシートで改行を使うべき理由の3つ目は「内容の抜け漏れを防げる」です。
エントリーシートを書くときは、基本のフォーマットを作り、企業ごとに詳細を変える人が多いです。
そんな時は、内容が抜けてしまいやすいです。
しかし、改行を使うと、内容ごとに段落分けされるので抜け漏れに気づきやすくなります。
僕も実際、ESに改行を使い始めてからミスがなくなりました!
「就活の教科書」編集部 浅井
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ES(エントリーシート)で改行するときの注意点
就活生ちゃん
改行されたエントリーシートの方が読みやすいですね。
エントリーシートで改行を使うときの注意点ってあるのかな。
改行を使うときの注意点も抑えておきたいですよね。
エントリーシートで改行を使う注意点は3つあります。
「就活の教科書」編集部 浅井
- 注意点①:全文改行してはいけない
- 注意点②:改行しすぎて枠からはみ出さない
- 注意点③:マス目のあるエントリーシートは改行しない
上記3つの注意点を知っておくだけで、エントリーシートでマイナス評価を受けることを避けられます。
それでは、エントリーシートで改行するときの注意点について、それぞれ解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 浅井
注意点①:箇条書きのように全文改行してはいけない
エントリーシートで改行するときの注意点1つ目は「箇条書きのように全文改行してはいけない」です。
なぜなら、エントリーシートで改行する効果が全てなくなるからです。
エントリーシートで改行をする効果は、見た目の印象が良くなることと意味が通じやすくなることだと紹介しました。
しかし、全文改行してしまうと余白ばかりで幼稚な印象になり、内容のまとまりが分かりにくく意味が通じないようになってしまいます。
400字のエントリーシートであれば、2~3回改行するのがちょうど良いでしょう。
以下の記事で、箇条書きの正しい使い方がわかるので、合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 浅井
注意点②:改行しすぎて枠からはみ出さない
エントリーシートで改行するときの注意点2つ目は「枠からはみ出さない」です。
改行をすると、使わなければいけないスペースが増えてしまいます。
手書きのエントリーシートの場合、改行していなかった文章をそのまま改行してしまうと、スペースが足りずに枠からはみ出る可能性があります。
枠からはみ出ている場合「計画性がない」と見なされ、マイナス評価になってしまいます。
webエントリーシートの場合でも、しっかり下書きをしてからエントリーシートを記入しましょうね。
「就活の教科書」編集部 浅井
注意点③:マス目のあるエントリーシートは改行しない
エントリーシートで改行するときの注意点3つ目は「マス目のあるエントリーシートは改行しない」です。
手書きのエントリーシートの場合、原稿用紙のように一マスずつ区切られているエントリーシートもあります。
マス目のあるエントリーシートを企業が使うは、字数を正確に確認するためです。
そのため、マス目のあるエントリーシートでは改行しないようにしましょう。
webエントリーシートは字数が正確に分かるため、改行してもOKですよ!
また、エントリーシートで間違ってしまった場合の訂正方法について知りたい方は、下記の記事を参考に訂正してみてください。
「就活の教科書」編集部 浅井
ESの対策に悩んでいる人にオススメの記事一覧
「エントリーシートで落とされる…」という人は、まず、 自己分析をやり直してみましょう。
また、自己分析後の流れは以下記事で説明しています。
スムーズにES作成ができ就活が上手くいくので、合わせて読んでみてください。
就活アドバイザー 京香
①自己分析をする
⇒自己分析ツール/アプリおすすめ41選
②企業研究をして企業の強みや求める人物像を知る
⇒企業分析の簡単なやり方7選
③ESに書く内容を決めて書く
⇒ESの書き方
⇒ES作成ツールおすすめ10選
⇒ES頻出質問100選
④添削してもらう
⇒ES添削の無料サービスおすすめ19選
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また、ES添削については「【誰に頼むのが良い?】エントリーシート添削の無料サービスおすすめ15選 | ES添削の有料サイトも」という記事にまとめています。
この記事を読むと選考に通過するES添削をしてもらえます。
就活アドバイザー 京香
改行できないwebエントリーシートを見やすくするテクニック
就活生くん
webエントリーシートの場合、自動的に改行できなくなるエントリーシートがあります。
改行できない場合、エントリーシートを見やすくすることはできないのでしょうか。
改行できないwebエントリーシートでも、見やすくするテクニックがあります!
そこで、改行できないエントリーシートを見やすくするテクニックを紹介していきます。
「就活の教科書」編集部 浅井
- テクニック①:一文を50文字以内にする
- テクニック②:(1)(2)(3)など数字を用いて箇条書きにする
- テクニック③:手書きの場合、強調したい文には太字/下線/カギ括弧を使う
それでは、改行できないエントリーシートを見やすくするテクニックについて、それぞれ解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 浅井
テクニック①:一文を50文字以内にする
改行できないエントリーシートを見やすくするテクニックの1つ目は「一文を50文字以内にする」です。
一文がダラダラ長くなってしまうと、意味が通じにくくなります。
以下の文章はどちらの方が読みやすいでしょうか。
私の強みは課題解決能力ですので、貴社では、この強みを活かしてクライアントに信頼される営業マンになります。
私の強みは、課題解決能力です。
貴社では、この強みを活かしてクライアントに信頼される営業マンになります。
下の文章の方が読みやすいですよね。
「~ので」「~たり」が出てくると文章が長くなってしまっている証拠です。
また、できるだけ読点「、」を使わないように意識すると、一文が短くなりますよ!
「就活の教科書」編集部 浅井
文章が長くなりがちな就活生は、下記の記事を読むと短く文章をまとめる方法がわかります。
合わせて読んでみてくださいね。
テクニック②:(1)(2)(3)など数字を用いて箇条書きにする
改行できないエントリーシートを見やすくするテクニックの2つ目は「(1)(2)(3)など数字を用いて箇条書きにする」です。
数字を用いた箇条書きは、複数の文章を並列するときに使います。
例えば志望動機が2つあるとき、(1)(2)を使うことによって、どこから2つ目の理由が始まるのか分かりやすくなります。
複数の文章を並列したいときは、数字を用いて箇条書きにしてみましょう。
文字数を少なくすることもできるので一石二鳥です!
「就活の教科書」編集部 浅井
テクニック③:手書きの場合、強調したい文には太字/下線/カギ括弧を使う
改行できないエントリーシートを見やすくするテクニックの3つ目は「手書きの場合、強調したい文には太字/下線/カギ括弧を使う」です。
太字や下線、「カギ括弧」を使うと、文章を目立たせる効果があります。
私の強みは、課題解決能力です。
貴社では、この強みを活かしてクライアントに信頼される営業マンになります。
上の文章では太字の課題解決力を強調したいのが一目で分かりますよね。
あなたが一番伝えたい文言を強調しましょう。
全ての文章を強調すると逆に読みにくくなるので、気をつけてください。
ESの注意てとしては、改行の他にも「ですます調」で書くのか否かが注意すべき点です。
「ですます調」か「である調」かどちらを使うべきか知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 浅井
「ESが上手く書けない…」「ES選考で落ちてしまう…」なら、OfferBoxの無料適性診断 「AnalyzeU+」がおすすめです。
AnalyzeU+を使えば、簡単に自分の強みや個性がわかるようになるので、選考で落とされないエントリーシートを書けるようになります。
また実際に利用した就活生からは、「診断するだけでESに何を書けばいいかわからない...ということがなくなった!」などの口コミもいただいています。
ESで落ちる確率をかなり減らせるだけでなく、あなたにあった職種や役割もわかるので、まずは、無料簡単登録から自己分析をしてみてくださいね。
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まとめ:読み手の立場になって改行するのが良いエントリーシート
この記事の「【ES例文付き】改行されたエントリーシートは通過しやすい?注意点も」はいかがでしたか。
このページでは、エントリーシートで改行する効果について解説しました。
合わせて、エントリーシートで改行するタイミングや、エントリーシートで改行するときの注意点も紹介しました。
この記事で学んだ内容をまとめると、以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 浅井
◆改行されたエントリーシートは書類選考に通過しやすい
◆エントリーシートで改行を使うべき3つの理由
- 理由①:余白が多くて見やすくなるから
- 理由②:内容ごとに区切るので意味が通じやすくなるから
- 理由③:内容の抜け漏れを防げるから
◆エントリーシートで改行するときの注意点
- 注意点①:箇条書きのように全文改行してはいけない
- 注意点②:改行しすぎて枠からはみ出さない
- 注意点③:マス目のあるエントリーシートは改行しない
◆改行できないエントリーシートを見やすくするテクニック
- テクニック①:一文を50文字以内にする
- テクニック②:(1)(2)(3)など数字を用いて箇条書きにする
- テクニック③:手書きの場合、強調したい文には太字/下線/カギ括弧を使う
手書きでもwebでも、エントリーシートを書くときは読み手の感情を考えることが大切です。
あなたが今書いているエントリーシートは、一目見て採用担当者が「読みたい!」と感じるものでしょうか。
この記事に書いている注意点とテクニックを意識して改行を使い、採用担当者の目に留まりやすいエントリーシートを書きましょう!
「就活の教科書」では他にも、エントリーシートに関する記事をたくさん掲載しています。
合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 浅井