- SPI推論は難しい!
- SPI推論はどのテスト形式でも必ずでる頻出問題!
- SPI推論の問題例と解き方
- SPI推論は問題文をよく読んで条件を整理しよう!
- SPI推論は高得点のためには必須!
- の対策には、SPI頻出問題集(LINEで無料配布)を使うのがおすすめ
皆さん、こんにちは。「就活の教科書」編集部の平井です。
この記事では、「SPIの推論」について徹底解説していきます。
就活生の皆さんの中には、「SPIの推論が難しい・・・」や、「SPIの推論の解き方のコツは?」など、様々な不安や疑問があるのではないでしょうか?
「就活の教科書」編集部 平井
就活生くん
僕は、最近SPIの対策をはじめました。
ですが、推論が難しくて困っています。
就活生ちゃん
私も、SPIの推論は難しいと感じます。
SPIの推論の解き方のコツってありますか?
たしかに、SPIの推論は難しいですよね。
また、SPIの推論の対策方法や解き方のコツも気になると思います!
「就活の教科書」編集部 平井
なので、この記事では、「SPIの推論」について徹底解説していきます。
併せて、「SPI推論の問題例と解き方」や、「SPI推論は捨てるべきか?」についても紹介していきます。
「SPI推論の問題が難しいと感じる就活生」や、「SPI推論の問題や解き方のコツが知りたい就活生」は、ぜひこの記事を最後まで読んで自分の就職活動に活かしてください。
この記事を最後まで読めば、SPIの推論について理解が深まります。
先に伝えると「SPIやWebテストで落ちたくない!」という方は、「SPI頻出問題集」を同時に使うのが一番おすすめです。
同時に使うと、苦手な単元の演習ができたり、性格検査で時間切れになって落ちる心配がなくなるので、面接対策に専念できるようになります。
「第一志望企業のWebテストはなんとしても通過したい!」という方は、すでに多くの就活性がこの方法で対策しているので、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
目次
【特徴を解説】SPIの推論とは
就活生くん
SPIの推論の問題は、どんな特徴があるんですか?
平井さん、教えてください!
わかりました!
それでは、SPIの推論問題の特徴を解説していきます!
「就活の教科書」編集部 平井
SPI推論の問題の特徴
SPI推論の問題の特徴は、「SPIの中で難易度が高く、かつ重要な問題」です。
推論はSPIの出題範囲の中でも難易度の高い問題です。
SPIの推論は、複雑な計算も、特別な前提知識も必要ありません。
ですが、制限時間の中で、与えられた情報をもとに正しい結論を推測する必要があるため、特に難易度の高い問題です。
また、推論はSPIにおいて非常に重要な問題です。
なぜなら、SPI非言語で高得点をとるには、推論問題が占める割合が大きいからです。
たとえば、テストセンターの場合、非言語で前半の問題の正答数が多い人は、後半の問題は推論ばかりになります。
ペーパーテストの場合、30問のうち7問以上は推論の問題が出題されます。
SPI推論の出題頻度
SPI推論問題は、「頻出問題である」と言えます。
SPIには、「テストセンター」「ペーパーテスト」「Webテスティング」の3つの受験方式があり、出題範囲も変わります。
ですが、推論は3つのどの形式でも、必ず出題されます。
SPIの受験方式による違いを詳しく知りたい方は下の記事を読んでみてください。
出題範囲だけでなく、制限時間や問題数についても解説しています。
「就活の教科書」編集部 平井
SPI推論は難しい
推論はSPIの出題範囲の中でも難易度が高いです。
また、多くの人が推論の問題に慣れていないため、問題を解くのにも時間がかかります。
なので、SPI推論の問題を難しいと感じているのは、あなただけではありません。
最初は解けなくても、少しずつ対策をして、高得点を目指しましょう。
SPI推論の問題例と解き方
就活生ちゃん
SPI推論には、どんな問題が出るんですか?
また、問題の解き方も教えてください!
わかりました!
では、SPI推論の問題例と解き方を紹介していきます!
「就活の教科書」編集部 平井
- SPI推論の問題例①:順序
- SPI推論の問題例②:密度
- SPI推論の問題例③:発言の正誤
- SPI推論の問題例④:対戦
- SPI推論の問題例⑤:位置
- SPI推論の問題例⑥:平均
- SPI推論の問題例⑦:内訳
SPI推論の問題例①:順序
SPI推論の問題例の1つ目は、「順序」です。
順序の問題は、与えられた情報から想定できる順序を導き、正しい推論を選択する問題です。
順序の問題を解くときは、想定できる順序のパターンをすべて書き出すことがポイントです。
P、Q、R、S、Tの5人で徒競走をした。5人の順位について次のことが分かっている。
- ⅰ)Rの順位は、Sより上である
- ⅱ)Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった
- ⅲ)Qの順位は、Pより上である
- ⅳ)同着の順位の者はいない
問題:次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
- アQは1着である
- イSは5着である
- ウ2着はPまたはTである
正解:Eアとウの両方
順位を推論する問題は、想定できる順位のパターンを全て洗い出す。
下記のルールにしたがって、与えられた情報を図式化する。
「順位の高低関係のみ」を表現するときは、「[ 順位がより高い方 ] > [ 順位がより低い方 ]」と表す。
「連続する順位の並び」を表現するときは、「[ 順位が高い方 ] → [ 順位が低い方 ]」と表す。(ただし、この問題では使わない。)このルールにしたがって、問題文の情報を図式化する。
ⅰ)「Rの順位は、Sより上である」より、RとSの順位関係は、「R > S」・・・①
ⅱ)「Tの順位は、Rよりも上だが、1着ではなかった」より、TとRの順位関係は、「□ > T > R」・・・②
①、②より、「□ > T > R > S」・・・③ⅲ)「Qの順位は、Pより上である」より、「Q > P」・・・④
③、④より、考えられる順位は、次の4通りである。
順位 1位 2位 3位 4位 5位 パターン1 Q P T R S パターン2 Q T P R S パターン3 Q T R P S パターン4 Q T R S P ここで、推論ア~ウについて考えると
表より、1着はQである。よって、ア「Qは1着である」は必ず正しい。
表より、5着はSかPである。よって、イ「Sは5着である」は正しいとは限らない。
表より、2着はPまたはTである。よって、ウ「2着はPまたはTである」は必ず正しい。したがって、正しい推論はアとウの両方。
SPI推論の問題例②:密度
SPI推論の問題例の2つ目は、「密度」です。
密度の問題は、与えられた密度の情報から、正しい推論を選んだり、異なる条件の密度を計算する問題です。
多くの場合、密度に加えて、「2倍」や「半分」などの比率に関する情報が与えられています。
密度の問題を解くときは、計算しやすくするために、簡単な数値を当てはめましょう。
P市、Q市、R市の人口密度(面積1km2当たりの人口)は下表の通りである。P市とQ市の面積は等しく、それぞれR市の面積の半分である。
市 人口密度 P 200 Q 180 R 120 次のア、イの正誤を考え、AからIまでの中から正しいものを1つ選びなさい。
- ア、P市の人口はR市より少ない
- イ、Q市とR市を合わせた人口密度は135である
- アもイも正しい
- アは正しいが、イは分からない
- アは正しいが、イは誤り
- アは分からないが、イは正しい
- アもイも分からない
- アは分からないが、イは誤り
- アは誤りだが、イは正しい
- アは誤りだが、イは分からない
- アもイも誤り
正解:C.アは正しいが、イは誤り
人口密度や食塩水の濃度を推論する問題では、問題文に「2倍」や「半分」など、比率に関するキーワードがある。 「比率」から「実際の値」を仮定して問題を解く。
問題文には「P市とQ市の面積は等しく、それぞれR市の面積の半分である」とあるため、 P市、Q市の面積を1km2、R市の面積を2km2と仮定して、それぞれの市の人口を次の式で求める。
[ 人口(人) ] = [ 人口密度(人 / km2) ]×[ 面積(km2) ]
市 人口密度 面積 人口 P 200人 / km2 1km2 200人 Q 180人 / km2 1km2 180人 R 120人 / km2 2km2 240人 上表をもとに、推論ア、イについて考えていこう。
アP市の人口はR市より少ない → 正しい。
表より、P市の人口は200人、R市の人口は240人である。
よって、ア「P市の人口はR市より少ない」は正しい。イQ市とR市を合わせた人口密度は135である → 誤り。
Q市とR市の人口密度は
- 式)[ 人口密度(人 / km2) ] = [ 人口(人) ]÷[ 面積(km2) ] = (180 + 240)÷(1 + 2)
= 420÷3
= 140(人 / km2)よって、イ「Q市とR市を合わせた人口密度は135である」は誤り。
SPI推論の問題例③:発言の正誤
SPI推論の問題例の3つ目は、「発言の正誤」です。
発言の正誤の問題は、不確実な発言がいくつか与えられ、お互いの発言の関係性として、正しいものを選ぶ問題です。
発言の正誤の問題を解くときは、それぞれの発言の関係性をすべて洗い出しましょう。
52枚1組のトランプから、カードが1枚配られた。この1枚のカードについて、次の発言があった。
- ⅰ)配られたカードは、ハートの5ではなかった
- ⅱ)配られたカードは、ハートではなかった
- ⅲ)配られたカードは、スペードの5であった
ⅰ)~ⅲ)までの発言は信頼できるとは限らない。そこで、いろいろな場合を想定して推論がなされた。
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、正しいのはどれか。
- アⅰ)が正しければ、ⅱ)も必ず正しい
- イⅱ)が正しければ、ⅲ)も必ず正しい
- ウⅲ)が正しければ、ⅰ)も必ず正しい
- アだけ
- イだけ
- ウだけ
- アとイの両方
- アとウの両方
- イとウの両方
- アとイとウのすべて
- 正しい推論はない
正解:C.ウだけ
発言の正誤を推論する問題は各発言の関係性を全て洗い出す。
発言ⅰ)~ⅲ)によって、配られたトランプの取りうる範囲は、下図のように変わる。
よって、発言の関係性は以下の通り。
したがって、正しい推論はウだけ。
SPI推論の問題例④:対戦
SPI推論の問題例の4つ目は、「対戦」です。
対戦の問題は、与えられた情報から、対戦結果として正しい推論を選ぶ問題です。
対戦の問題を解くときは、与えられた情報を対戦表にまとめてから、選択肢を考察しましょう。
P、Q、R、Sの4チームが、バスケットボールの試合を総当たり戦で行った。その試合結果について、次のことが分かっている。
- Pは2勝1敗だった
- PはQに勝った
- RはPに勝った
- SはQに勝った
- 引き分けの試合は無かった
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ずしも誤りとはいえない推論はどれか。
- アQは1勝2敗だった
- イRは全勝だった
- ウSは全勝だった
- アだけ
- イだけ
- ウだけ
- アとイの両方
- アとウの両方
- イとウの両方
- アとイとウのすべて
- 必ずしも誤りとは言えない推論はない
正解:Dアとイの両方
対戦成績を推論する問題は、まず与えられた情報を対戦表にまとめる。
問題文より、分かっていることを対戦表にまとめる。
まず、表にそのまま書き込める情報を書き込んでいく。
この問題では
ⅱ)「PはQに勝った」
ⅲ)「RはPに勝った」
ⅳ)「SはQに勝った」ⅰ)「Pは2勝1敗だった」より、Pは残ったSとの試合には勝ったことが分かる。
上表で、空欄部分は問題文の情報では分からなかった試合結果である。上表をもとに、推論ア、イ、ウについて考えていこう。
必ずしも誤りとはいえない推論を見つけるためには、1つでも正しい例を挙げればよい。アQは1勝2敗だった → 必ずしも誤りとはいえない。
表の空欄「Q対R」がQの勝ちである場合、Qは1勝2敗である。
よって、ア「Qは1勝2敗だった」は必ずしも誤りとはいえない。イRは全勝だった → 必ずしも誤りとはいえない。
表の空欄「R対Q」「R対S」が、いずれもRの勝ちである場合、Rは全勝である。
よって、イ「Rは全勝だった」は必ずしも誤りとはいえない。ウSは全勝だった → 必ず誤り。
表より、SはPに負けたことが分かっている。
よって、ウ「Sは全勝だった」は必ず誤り。
SPI推論の問題例⑤:位置
SPI推論の問題例の5つ目は、「位置」です。
位置の問題は、位置関係についての情報から、正しい推論を選ぶ問題です。
位置の問題を解くときは、想定される位置関係のパターンを全て洗い出しましょう。
上図のような2階建てのアパートに、P、Q、R、S、T、Uの6人が1人1部屋で住んでいて、次のことが分かっている。
- Pは201号室に住んでいる
- Qの真下にはTが住んでいる
- Rの隣のうち、一方には誰かが住んでいて、もう一方は空き室である
- Sの右隣にはUが住んでいる
- Uは端には住んでいない
(1)次のア、イの正誤を考え、AからIまでの中から正しいものを1つ選びなさい。
- アPの真下は空き室である
- イSの左隣にはTが住んでいる
- アもイも正しい
- アは正しいが、イは分からない
- アは正しいが、イは誤り
- アは分からないが、イは正しい
- アもイも分からない
- アは分からないが、イは誤り
- アは誤りだが、イは正しい
- アは誤りだが、イは分からない
- アもイも誤り
正解:Fアは分からないが、イは誤り
位置関係を推論する問題は、想定できる位置関係のパターンを全て洗い出す。
まず・・・
ⅰ)「Pは201号室に住んでいる」
ⅳ)「Sの右隣にはUが住んでいる」
ⅴ)「Uは端には住んでいない」
ということから、P、S、Uについて、1-a~1-cの3パターンが考えられる。次に・・・
ⅱ)「Qの真下にはTが住んでいる」
ということから、QとTを加えて、1-aから1パターン(2-a)、1-bから2パターン(2-b、2-c)、1-cから1パターン(2-d)、計4パターンが考えられる。最後に・・・
ⅲ)「Rの隣のうち、一方には誰かが住んでいて、もう一方は空き室である」
ということから、Rと空き室を加えて、2-aから1パターン(3-a)、2-cから2パターン(3-b、3-c)、2-dから2パターン(3-d、3-e)、計5パターンが考えられる。3-a~3-eをもとに、推論ア、イについて考えていこう。
アPの下は空き室である → 分からない。
3-a、3-d、3-eではPの真下が空き室だが、3-b、3-cではPの真下がSである。
よって、ア「真下は空き室である」は分からない。イSの左隣にはTが住んでいる → 誤り。
3-a~3-eのいずれも、Sの左隣はTではない。
よって、ア「Sの左隣にはTが住んでいる」は誤り。
SPI推論の問題例⑥:平均
SPI推論の問題例の6つ目は、「平均」です。
平均の問題は、平均から値段について推測する問題です。
平均の問題を解くときは、まず、平均から合計を求めましょう。
P、Q、Rの商品の価格について、次のことが分かっている。
- PとQの価格の平均額は7000円である
- QとRの価格の平均額は9000円である
次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
- アQの価格は、Pの価格より高い
- イRの価格は、Pの価格より高い
- ウRの価格は、Qの価格より高い
- アだけ
- イだけ
- ウだけ
- アとイの両方
- アとウの両方
- イとウの両方
- アとイとウのすべて
- 必ず正しい推論はない
正解:B.イだけ
平均から値段や得点を推論する問題は、平均から合計を求める。
ⅰ)「PとQの価格の平均額は7000円である」より、PとQの価格の合計を求める。
- 式)P + Q = 7000×2 = 14000(円)・・・①
ⅱ)「QとRの価格の平均額は9000円である」より、QとRの価格の合計を求める。
- 式)Q + R = 9000×2 = 18000(円)・・・②
② – ①より
- – ) – P +Q + R = 18000
– ) -P + Q+ R= 14000
– )- P+ Q+ R = 4000
– ) – P + Q +R = P + 4000したがって、Rの価格はPより4000円高い。・・・③
では、推論ア~ウについて考えていこう。
アQの価格は、Pの価格より高い → 正しいとは限らない。
①より、PとQの価格の合計は14000円であることが分かっているが、どちらが高いかは分かっていない。
例えば、P = 1000円、Q = 13000円ということもあり得る。
よって、ア「Qの価格は、Pの価格より高い」は正しいとは限らない。イRの価格は、Pの価格より高い → 必ず正しい。
③より、Rの価格はPより4000円高いことが分かっている。
よって、イ「Rの価格は、Pの価格より高い」は必ず正しい。ウRの価格は、Qの価格より高い → 正しいとは限らない。
②より、QとRの価格の合計は18000円であることが分かっているが、どちらが高いかは分かっていない。
例えば、Q = 13000円、R = 5000円ということもあり得る。
よって、ウ「Rの価格は、Qの価格より高い」は正しいとは限らない。
SPI推論の問題例⑦:内訳
SPI推論の問題例の7つ目は、「内訳」です。
内訳の問題は、与えられた情報から、個数の内訳を推測する問題です。
内訳の問題を解くときは、想定できる個数のパターンを全て書き出しましょう。
青玉、黄玉、赤玉が合わせて8個ある。それぞれの個数について次のことが分かっている。
- 青玉、黄玉、赤玉は、それぞれ少なくとも1個はある
- 黄玉の数は青玉より少ない
次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
- ア青玉が3個であれば、黄玉は2個である
- イ黄玉が3個であれば、赤玉は1個である
- ウ赤玉が3個であれば、青玉は4個である
- アだけ
- イだけ
- ウだけ
- アとイの両方
- アとウの両方
- イとウの両方
- アとイとウのすべて
- 必ず正しい推論はない
正解:B.イだけ
個数の内訳を推論する問題は、想定できる個数のパターンを全て列挙する。
ⅰ)「青玉、黄玉、赤玉は、それぞれ少なくとも1個はある」
ⅱ)「黄玉の数は青玉より少ない」より
個数の組合せパターンは以下の9通りが考えられる。
[青玉,黄玉,赤玉] = [6,1,1]、[5,2,1]、[5,1,2]、[4,3,1]、[4,2,2]、[4,1,3]、[3,2,3]、[3,1,4]、[2,1,5]組合せのパターンを列挙するときは、漏れをなくすために「列挙するル-ル」が必要。
この解説では、青玉が多い順番 ⇒ 黄玉が多い順番、というルールで列挙する。では、推論ア~ウについて考えていこう。
ア青玉が3個であれば、黄玉は2個である → 正しいとは限らない。
上の9通りのうち、アの「青玉が3個」という条件を満たすものは以下の2通りである。
[青玉,黄玉,赤玉] = [3,2,3]、[3,1,4] よって、ア「青玉が3個であれば、黄玉は2個である」は正しいとは限らない。イ黄玉が3個であれば、赤玉は1個である → 必ず正しい。
上の9通りのうち、イの「黄玉が3個」という条件を満たすものは以下の1通りである。
[青玉,黄玉,赤玉] = [4,3,1] よって、イ「黄玉が3個であれば、赤玉は1個である」は必ず正しい。ウ赤玉が3個であれば、青玉は4個である → 正しいとは限らない。
上の9通りのうち、ウの「赤玉が3個」という条件を満たすものは以下の2通りである。
[青玉,黄玉,赤玉] = [4,1,3]、[3,2,3] よって、ウ「赤玉が3個であれば、青玉は4個である」は正しいとは限らない。
就活アドバイザー 京香
SPIやWebテストに関する詳しい解説は、以下の記事でまとめているので、興味のある就活生はぜひ読んでみてくださいね。
「WebテストやSPIで落ちるかもしれない」「対策が間に合わず、手遅れになりそう…」と悩んでいるなら「SPI頻出問題集」が便利です。
SPI頻出問題集は公式LINEに登録することで無料で受け取れます。
頻出問題と丁寧な解説、頻繁に使われる単語をまとめているので、Webテスト対策に活用してください。
SPI推論の解き方のコツや対策方法
就活生くん
SPI推論の解き方のコツはありますか?
はい、SPI推論には解き方のコツがあります!
今から5つほど紹介します!
「就活の教科書」編集部 平井
- SPI推論の解き方のコツ①:問題をしっかり読む
- SPI推論の解き方のコツ②:図式化して整理する
- SPI推論の解き方のコツ③:設問内容から確実に言えることだけで判断する
- SPI推論の解き方のコツ④:解き方を覚える
- SPI推論の解き方のコツ⑤:過去問や問題集を使って問題に慣れる
SPI推論の解き方のコツ①:問題をしっかり読む
SPI推論の解き方のコツ1つ目は、「問題をしっかり読む」です。
当たり前のことですが、SPI推論では、落ち着いて文章を読むことが大切です。
推論は他の問題に比べ時間に余裕があるので、しっかり問題文を読みましょう。
問題をしっかり読むことで、情報の洩れを防ぎ、正答率を上げることができます。
まずは、正確に問題を読み解くことを意識しましょう。
SPI推論の解き方のコツ②:図式化して整理する
SPI推論の解き方のコツ2つ目は、「図式化して整理する」です。
問題文にはたくさんの条件が書かれているため、頭の中だけで考えるのは無理があります。
そのため、図や記号を使い、条件を整理して書き出しましょう。
図式化して整理することで、必要な条件が整理・可視化され、理解しやすくなります。
また、条件をいちいち問題文から確認する必要が無くなります。
SPI推論の解き方のコツ③:設問内容から確実に言えることだけで判断する
SPI推論の解き方のコツ3つ目は、「設問内容から確実に言えることだけで判断する」です。
SPI推論では、図式化して整理した条件と選択肢を照らし合わせて答えを導きます。
この時、設問の条件から断言できることだけで解答を選んでください。
設問の条件にないことから解答を選んでしまうと、誤答につながります。
もし、整理した条件から答えが出ないなら、条件を勘違いしていないか、条件に漏れがないか確認しましょう。
SPI推論の解き方のコツ④:解き方を覚える
SPI推論の解き方のコツ4つ目は、「解き方を覚える」です。
SPI推論問題は個別の問題に対するアプローチ方法は違っても、似たようなパターンで解ける問題が多いです。
そのため、頻出の問題パターンの解き方は覚えてしまいましょう。
解き方を覚えることで、問題を解くスピードが上がります。
また、見慣れない問題が出たとしても、覚えた解き方を応用することで解ける場合があります。
SPI推論の解き方のコツ⑤:過去問や問題集を使って問題に慣れる
SPI推論の解き方のコツ5つ目は、「過去問や問題集を使って問題に慣れる」です。
SPI推論は初見では難しく感じるでしょうが、解いていくうちに問題のパターンが分かってきます。
問題に慣れることで、問題を解くスピードが上がり、時間に余裕ができます。
また、本番のテストで焦って頭が回らなかったり、全く見たことのない問題にパニックになることを防げます。
問題を解くときは、「本番に近い形でやるために、実戦形式の過去問を使う」、「苦手を克服するために範囲ごとに問題集を解いていく」など、目的を決めて取り組みましょう。
SPI推論は捨てるべき?
就活生ちゃん
SPI推論は難しいし、時間もかかります・・・
推論は捨てて他の問題で高得点を狙うのはダメなんですか?
SPI推論は捨てたらダメなのか気になりますよね!
SPIは捨てるべきか解説していきます!
「就活の教科書」編集部 平井
結論:推論は捨てるべきでない
推論が難しいと感じる人は多いと思います。
「時間ばかりかかるし、いっそ推論は捨てよう・・・」
「推論を飛ばして他の問題で点数を稼げばいいのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
ですが、推論は捨てるべきではありません。
理由:推論はSPIで高得点を取るためには必須だから
なぜなら、「推論はSPIで高得点をとるためには必須だから」です。
SPIテストセンターでは、出来が良いと推論の問題数が多くなる仕組みになっています。
実際に、推論が半分以上というのがSPI非言語の高得点の目安になっています。
ペーパーテストやWebテスティングでも推論の重要性は変わりません。
そのため、高得点をとるためには、推論問題で正解することが必須だと言えます。
SPIテストセンターの結果の確認方法が知りたい人や、高得点の目安が知りたい人は板の記事をチェックしてください。
「就活の教科書」編集部 平井
また、「推論を含むSPI非言語全般が苦手・・・」という就活生もいると思います。
以下の記事では、SPIの非言語が壊滅的でもSPIに通過できるのかについて解説していますので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 平井
SPI推論が苦手な人におすすめの対策法
就活生くん
SPI推論のおすすめの対策法を教えてください!
分かりました。
では、SPI推論のおすすめの対策法を2つ紹介していきます!
「就活の教科書」編集部 平井
- 対策法①:SPIの問題集を解く
- 対策法②:SPIのアプリを使う
SPIの問題集を解く
これが本当のSPI3だ! 2024年度版 【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテステ...
SPI推論が苦手な人におすすめの対策法1つ目は、「SPIの問題集を解く」です。
SPI推論を対策する上でもっとも大切なのは、問題に慣れることです。
問題に慣れることで、解き方のパターンも覚えられ、解くスピードも速くなります。
そして推論の問題に慣れるには問題集を繰り返し解くことが効果的です。
1冊の問題を繰り返し解くと、問題パターンごとの解き方を効率よく身に付けられるので、おすすめです。
SPIのおすすめ問題集はこちらの記事で紹介しています!
「就活の教科書」編集部 平井
SPIのアプリを使う
SPI推論が苦手な人におすすめの対策法2つ目は、「SPIのアプリを使う」です。
SPIの問題に慣れるためには、問題集に加えてSPIの対策アプリを使うこともおすすめです。
「SPI言語・非言語 一問一答」が、一番評価の高いアプリケーションになっています。
アプリがあれば、スキマ時間でSPIの対策ができます。
アプリを活用して、たくさんの問題に触れておきましょう。
また、SPI非言語には推論以外にも様々な問題があります。
SPI非言語の他の問題については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 平井
【やばい人必見!】SPI/Webテストが短時間で対策できるおすすめのサービス
就活生ちゃん
WebテストやSPIの対策をしているけど、全落ちしてしまいます。
このままだと、就職できないかもしれません…
どうすれば良いのでしょうか?
WebテストやSPIは対策していないとよく落ちますよね。
しかし、ESや面接対策でなかなかWebテストを対策する時間が取れない就活生も多いです。
そこで、SPIやWebテストの対策が短時間でできるおすすめの無料サービスを特別に紹介するので、併用して使ってみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
SPI頻出問題集

- 「SPI頻出問題集」ならSPIで出題される問題と対策方法がわかる
- やるべき選考対策がわかるので、選考で落ちにくくなる
- 意中の企業から内定が貰えて、就活を最短で終えられる
- SPI以外のWebテストにも対応している
- すでに就活生61,079人以上が登録済み
キミスカ適性検査

- 他のサービスよりも、企業からオファーを受け取りやすい
- キミスカ適性検査で、職務適性やビジネス戦闘力まで分かる
- 自己PRや人物像、就活軸を書いておけばキミスカがあなたを企業に推薦してくれる
- 自分の選考状況を書いておけば、選考をスキップできる場合もある
上記のサービスを併用して使えば、就活WeテストSPIの対策に時間が取れない就活生でも短時間で十分に合格できるレベルに到達します。
「WEbテストとSPIがやばい…けど、落ちたくない!」という方は、ぜひ使ってみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
まとめ:SPI推論は難問のため、対策が必須
本記事はいかがだったでしょうか?
就活生の皆さんの悩みに少しでも答えられていたら幸いです。
本記事では、「SPIの推論」について徹底解説しました。
併せて、「SPI推論の問題例と解き方」や、「SPI推論は捨てるべきか?」についても紹介しました。
最後にこの記事を簡単にまとめておきます。
◆【特徴を解説】SPIの推論とは
- SPI推論の問題の特徴
- SPI推論の出題頻度
- SPI推論は難しい
◆SPI推論の問題例と解き方
- SPI推論の問題例①:順序
- SPI推論の問題例②:密度
- SPI推論の問題例③:発言の正誤
- SPI推論の問題例④:対戦
- SPI推論の問題例⑤:位置
- SPI推論の問題例⑥:平均
- SPI推論の問題例⑦:内訳
◆SPI推論の解き方のコツや対策方法
- SPI推論の解き方のコツ①:問題をしっかり読む
- SPI推論の解き方のコツ②:図式化して整理する
- SPI推論の解き方のコツ③:設問内容から確実に言えることだけで判断する
- SPI推論の解き方のコツ④:解き方を覚える
- SPI推論の解き方のコツ⑤:過去問や問題集を使って問題に慣れる
◆SPI推論は捨てるべき?
- 結論:推論は捨てるべきでない
- 理由:推論はSPIで高得点を取るためには必須だから
◆SPI推論が苦手な人におすすめの対策法
- SPIの問題集を解く
- SPIのアプリを使う
◆まとめ:SPI推論は難問のため、対策が必須