- 自分史とは、自分の過去から現在の経験をまとめたもの
- 自分史は過去の経験と喜怒哀楽から作る
- 自分史を作るときの2つの注意点
- 自分史を活用するなら、自分の価値観と行動パターンを見つける
- 自己PRで使える長所を簡単に見つけるには「適性診断AnalyzeU+」「適職診断(公式LINE)」を同時利用するのがおすすめ
突然ですが、自己分析の「自分史の作り方」に悩んでいませんか?
「就活の教科書」編集部 神山
就活生くん
就活生ちゃん
そこでこの記事では、自己分析で自分史の作り方や使い方に悩むあなたのために、内定者の僕がオススメする「自分史の書き方、使い方」を解説します。
また、自分史を作る目的や自分史を作るときの2つの注意点まで説明しています。
この記事を読むと、自分史を簡単に作れて、その自分史を自己分析に活かせるでしょう。
「自分史について知りたい!」そんな方はぜひ読んでみてくださいね!
「自己分析を簡単にやってみたい」という就活生は、自己分析の診断ツールを使ってみるのもおすすめです。
診断ツールの中でも、「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」の同時利用をおすすめしています。
複数の自己分析ツールを併用することで、「社会人で求められる力」「性格傾向」「強み」など、より様々な観点で自分を知ることができますよ。
自己分析を気軽にやってみたい人は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
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目次
そもそも自分史(じぶんし)とは?
「就活の教科書」編集部 神山
就活生くん
詳しく言うと自分史は「自分の過去から現在の経験をまとめたもの」です。
「就活の教科書」編集部 神山
自分史(じぶんし)とは、「自分の過去から現在の経験をまとめたもの」です。
具体的に言うと、「小学校時代から大学時代まで経験してきた出来事を年表のようにまとめたもの」を自分史と言います。
自分史は、自己分析のやり方のうちの1つです。
この自分史をしっかり書くことで、自己分析がうまくいくかが決まってきます。
そもそもの自己分析自体の目的は、こちらの記事で解説しています。
自己分析をする理由が腑に落ちていない人は、しっかり確認しておいてください。
自己分析で自分史を作る目的とは?
「就活の教科書」編集部 神山
就活生ちゃん
自己分析で自分史を作る目的は、「自分の過去を振り返ること」です。
自分史を作って自分の過去の経験を振り返ることで、自分の行動パターンや自分が大事にしている価値観を言葉に直して表現できます。
例えば、「最後までやり遂げる」ことがあなたの価値観なら、それは「責任感」や「継続力」という言葉に置き換えられます。
自分だけの価値観を分かりやすい言葉で表現できると、面接やエントリーシートで自分の価値観や行動パターンをスラスラと話せるようになります。
また、自分史を作ることで「就活の軸」を見つけられます。
そのため就活するにあたって、自分史の作成は非常に重要と言えます。
つまり、自分史を書けば自己分析をより深堀りすることが出来るようになります。
「自己分析をもっと深掘りしたい」「就活の軸を作りたい」人は、以下の記事で自己分析を簡単に深掘りできる方法や就活の軸の作り方を解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
「自分史書いた方がいいって言われたけど、何書いたらいいか分からない…」という就活生もいますよね。
そんな時は、無料の自己分析ツールを使って簡単に自己分析してから、自分史を作るのが1番効率がいいです。
「適性診断AnalyzeU+」を使うと、251の設問に答えるだけで、社会人として働いていく中で求められる力を6タイプ25項目で診断します。
簡単に自己分析できて、完全無料なので気軽に利用してみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
自己分析での自分史の作り方
「就活の教科書」編集部 神山
自分史を作るときのポイントを一言で言うと、「項目ごとに自分の過去の経験を洗い出すこと」です。
この2ステップで自分史が簡単に作れます。
- 表を作って過去の経験を書き出す
- 過去の経験を喜怒哀楽で分ける
それでは、上の2ステップを踏まえながら自分史の作り方を説明します。
ステップ① : 表を作って過去の経験を書き出す
自分史の作成のステップ1は、「表を作って過去の経験を書き出す」ことです。
自分の過去の経験を洗い出す前に、下のような表を作ってみましょう。
小学校時代 | 中学校時代 | 高校時代 | 大学時代 | |
---|---|---|---|---|
頑張ったこと | ||||
趣味・ハマっていたこと | ||||
部活 | ||||
人間関係 | ||||
勉強 |
自分の過去を書き出すための表を作る際のポイントはこの2つです。
- ポイント①:小学校から大学までに経験したことを書く
- ポイント②:過去の経験は項目別に書く
上の表を見てもらうと分かるように、小学校時代から大学時代に体験したことを「頑張ったこと」や「ハマっていたこと」などの5つの項目に分けて書き出します。
表に書いてある「頑張ったこと」などの5つの項目はなんでもいいですが、「頑張ったこと」と「ハマっていたこと」という項目は入れた方がいいです。
「頑張ったこと」や「ハマっていたこと」を書くことで、自分の価値観やどういうモチベーションで自分は行動するのかということを簡単に見つけられます。
そのため、過去から現在までにあなたが「頑張っていたこと」と「ハマっていたこと」のエピソードをしっかりと書き出しましょう。
「就活の教科書」編集部 神山
ステップ② : 過去の経験を喜怒哀楽で分ける
自分史作成のステップ2は、「過去の経験を洗い出す」ことです。
先ほど説明した表を使って、小学校から大学時代まで項目別に過去の経験を書き出しました。
あなたの過去の経験を書き出した後は、その書き出した経験を「喜怒哀楽」ごとに分けてみましょう。
例えば、喜怒哀楽の「楽(楽しかったこと)」についてこのように書いていくと見やすくなります。
楽しかったこと |
---|
【小学校時代】 : 友達とポケモンのゲームにハマった。友情も深まり、非常に楽しかった。 |
【中学校時代】 : 釣りにどハマりし、ほぼ毎日川に出かける。時間を忘れるほど楽しかった。 |
【高校時代】: 喫茶店でアルバイトを始めて、人と話せる接客が楽しかった。 |
【大学時代】: オーストラリアに留学した。自分が知らなかった海外の文化に触れることができたり、外国人の友達ができたりして楽しかった。 |
過去のエピソードを「喜怒哀楽」の感情に分けることで、自分がどういうときに喜怒哀楽を感じるのかが一目で分かるようになります。
自分がどういうときに喜怒哀楽を感じるのかが分かれば、自分だけの価値観を見つけやすくなります。
このようにして自分史を作成し、自己分析を深めていきましょう。
ちなみに「自己分析めんどくさいから早く終わらせたい!」という方は「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」を同時に使って自己分析するのが一番おすすめです。
両方使うことで、自分の強みや性格が詳しく知れますし、自己PRでも使える長所が見つかります。
多くの就活性が「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」を使っているので、自己分析を短時間で詳しく終わらせたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
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ここで、自分史作成のステップ①と②をおさらいしておきましょう。
- ① : 小学校から大学時代までの過去のエピソードを項目別に洗い出す
- ② : 「喜怒哀楽」の感情ごとに過去のエピソードを分類する
自己分析で作った自分史は、専用のオリジナルノートを作ってまとめておきましょう。
このノートを見返すことで、自己分析に迷った時に振り返りやすくなります。
自己分析ノートの書き方やおすすめのノートはこちらの記事にまとめています。参考にしてください。
自己分析で自分史を作るときの2つの注意点
就活生ちゃん
それでは、自分史を作るときの2つの注意点について説明していきます。
「就活の教科書」編集部 神山
自己分析で自分史を作るとき、この2つに注意してください。
- ①:事実のみを書く
- ②:未来のことは書かなくていい
それでは、自分史を作るときの2つの注意点を1つ1つ説明しますね。
注意点①:事実のみを書く
自分史を作るときの注意点1つ目は、「事実のみを書く」ということです。
面接で自分を良く見せるために、あなたが経験したことのないエピソードを作って書き出していくのはタブーです。
嘘のエピソードを書き出して自己分析などできません。
自分史で作成した嘘のエピソードを面接で話したとしても、人事の人はあなたのエピソードが嘘だとすぐに分かります。
自分史では、あなたが経験した事実のみを書き出しましょう。
注意点②:未来のことは書かなくて良い
自分史を作るときの注意点2つ目は、「未来のことは書かなくても良い」ということです。
自分史はあくまで「自分の過去から現在までの経験を振り返ること」が目的のため、未来のことは書く必要はありません。
自分史を作成して自分の価値観や行動パターンを見つけてから、未来のことを考えましょう。
自分史を作るにあたって、第三者と話してみるのもおすすめです。
客観的に自己分析が進められ、納得のいく自分史を作ることができます。
おすすめの就活サービスは「DiG UP CAREER」です。
プロのキャリアアドバイザーによる一対一のカウンセリングで自己分析が進みますよ。
また、自己分析結果からあなたにあった企業も紹介してくれるので、就活を効率よく進められます。
「就活の教科書」編集部 神山
自己分析での自分史の使い方
ここからは、作成した自分史の使い方を説明します。
「就活の教科書」編集部 神山
自己分析での自分史の使い方はこの2つです。
- ①:自分の価値観を見つける
- ②:自分の行動パターンを見つける
それでは、自分史の使い方を1つずつ説明していきます。
自分史の使い方①:自分の価値観を見つける
自分史の使い方1つ目は、「自分の価値観を見つける」です。
自分史に書き出したあなたの過去のエピソードを深く考えることで、「どういうときに自分は楽しいと思うのか」「やりがいを感じるのはどういうときか」などが見えてきます。
そうなると、自分だけの価値観や考え方がはっきりと分かるでしょう。
そして、その自分だけの価値観を分かりやすい言葉で表現してみましょう。
自分史を使って見つけた自分だけの価値観を分かりやすい言葉で表現できるようになると、自己分析が簡単にできます。
自分の価値観についてもっと知りたい就活生は、以下の記事で価値観を見つける方法を詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
自分史の使い方②:自分の行動パターンを見つける
自分史の使い方2つ目は「自分の行動パターンを見つける」です。
あなたの過去のエピソードを深く考えることで、「自分はこういうときに行動している」という自分だけの行動パターンを発見できるでしょう。
そして、その自分だけの行動パターンを分かりやすい言葉で言い換えて説明できるようになると、自己分析が簡単になるだけでなく、面接でも人事の質問にスムーズに答えられます。
自己分析が簡単にできるフレームワーク7つと、自分史を使った自己分析のやり方について詳しく説明されています。
「就活の教科書」編集部 神山
自分史と自己分析ツールを同時活用して、自己分析を完璧にしよう
自己分析をする目的は、「自分の譲れない価値観」と「社会で活かせる自分の強み」を知ることです。
自分の譲れない価値観と異なっていたり、自分の強みが活かせない企業に入社してしまうと、どんなに良い企業でもあなたに合わず失敗してしまうからです。
そこで就職活動の段階で、以下の自己分析をしっかり行うことで、あなたの失敗を防げます。
- 自分史を作って譲れない価値観を知る
- 客観的に自分の強みを知る「適性診断AnalyzeU+」
「自分の譲れない価値観」は、自分史を作り、過去の経験を振り返ることで自ずと見えてきます。
自分が何に幸せを感じてきたか、どういうことにやりがいを持ったかを過去の経験から見つけましょう。
「社会で活かせる自分の強み」は、自己分析ツールを使って、客観的に知ることをおすすめします。
特におすすめの自己分析ツールが「適性診断AnalyzeU+」です。
適性診断AnalyzeU+では、251問の質問に答えるだけで、6タイプ25項目の診断結果から自分の強みが詳しくわかります。
また強みだけでなく、職務適性・ストレス耐性などあらゆる観点から分析してくれます。
就活を失敗しない自己分析をするために自分史と自己分析ツールを同時活用しましょう。
「価値観や強みについてもっと知りたい」人は、以下の記事で価値観の見つけ方や強み(長所)一覧を紹介しているので合わせて読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 神山
自己分析やり方一覧
自己分析ツールや自己分析のやり方の一覧を以下にまとめています。
自己分析をしている人は、様々な自己分析ツールや、自己分析のやり方が分かり、さらに自己理解が深まりますので、あなたに合う自己分析のやり方を選んで、参考にしてみてくださいね。
自己分析には無料の診断ツールも便利
就活生ちゃん
自己分析のやり方は理解してるつもりだけど、やっぱりちょっと難しい・・・。
簡単に自己分析を進める方法ってないのかな?
自己分析を簡単に進めたいなら、「自己分析の診断ツールを利用する」という方法もありますよ。
自己分析の診断ツールは、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格や強みが分かるツールです。
かかる時間も10分ほどで、手軽に客観的な自己分析ができます。もちろん無料です。
就活アドバイザー 京香
代表的な自己分析ツールには、以下のようなものがあります(同時利用がおすすめ)
- 適性診断AnalyzeU+(OfferBox):22卒就活生が185,000人が利用していて、累計100万人の診断結果に基づいて分析できる
- キミスカ適性検査(キミスカ):診断時間5分で分析でき、41項目・9つの観点から自分の強みが詳しくわかる
自己分析ツールで自己分析すると、あなたの診断結果に魅力を感じた企業から直接スカウトが届きます。
自己分析を進めつつ、企業からのオファーも来るなんて一石二鳥ですよ。
おすすめの自己分析ツールの評判や使い方は、「【内定者が選んだ】自己分析ツールおすすめ16選 | 簡単な適性診断サイト,アプリ (全て無料)」という記事で解説しているので、参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
まとめ:自分史を作って自己分析を上手に進めよう!
今回の「【内定者が教える】自己分析の「自分史」とは? オススメの作り方,使い方も解説!」はいかがでしたでしょうか。
この記事では、自己分析で自分史を作る目的や自分史の作り方、自分史を作るときの注意点について解説しました。
加えて、自分史の使い方まで説明しています。
以下がこの記事のまとめになっています。
◆そもそも自分史(じぶんし)とは?
◆自己分析で自分史を作る目的とは?
◆自己分析での自分史の作り方
- ステップ① : 表を作って過去の経験を書き出す
- ステップ② : 過去の経験を喜怒哀楽で分ける
◆自己分析で自分史を作るときの2つの注意点
- 注意点①:事実のみを書く
- 注意点②:未来のことは書かなくて良い
◆自己分析での自分史の使い方
- 自分史の使い方①:自分の価値観を見つける
- 自分史の使い方②:自分の行動パターンを見つける
◆自分史と自己分析ツールを同時活用して、自己分析を完璧にしよう
◆自己分析やり方一覧
自分史を作って、自分を深く考えている人ほど就活はうまくいきます。
みなさんもこの記事を読んで、自分史を作ってみてくださいね!
「就活の教科書」では他にも就活に役立つ記事を数多く書いています。
ぜひ、読んでみてくださいね!
「就活の教科書」編集部 神山