突然ですがエントリーシート作成や面接は順調ですか?
「就活の教科書」編集部 アオイ
就活生くん
就活生ちゃん
そんな皆さんの不安を少しでも軽くできるよう、この記事では「楽しかったこと」の答え方を考えてみました。
「就活の教科書」編集部 アオイ
この記事では、面接での「人生で一番で楽しかったこと」の質問意図、「楽しかったこと」の答え方を例文付きで説明しています。
この記事を読めば、「楽しかったこと」の回答イメージがついて面接に臨む時の不安が一つ減りますよ!
面接に不安がある就活生はぜひ一度この記事を読んでみて下さいね。
「人生で一番で楽しかったこと」と関連する質問は、以下のページで答え方や例文を解説しています。
目次
面接での「人生で一番で楽しかったこと」の質問意図
就活での面接やエントリーシートでは「人生で一番で楽しかったこと」の質問が頻出です。
ですので、面接で「楽しかったこと」を聞かれたときはすぐに要点を押さえて話せるようにしておくべきです。
では、なぜ企業は「楽しかったこと」を聞くのでしょうか?
これから質問の意図をご紹介しますね。
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面接での「楽しかったこと」の質問意図は主に4つあります。
- どんなことに楽しみを感じるか人柄を知るため
- 辛い課題を達成した後の楽しみを経験しているか知るため
- 厳しさの中に楽しみを見出せる人かを知るため
- どのようなことを学んだか知るため
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質問意図①:どんなことに楽しみを感じるか人柄を知るため
面接での「楽しかったこと」の質問意図1つ目は、どんなことに楽しみを感じるか人柄を知るためです。
面接官は就活生に楽しかったことを聞き、仕事上でもどんなことに楽しく感じるか想像しています。
また、楽しく感じるポイントから深掘りされたときは、その人の価値観も見ています。
楽しく感じたポイントでは、人のモチベーションの根源や価値観に基づく思いが詰まっていることが多いからです。
質問意図②:辛い課題を達成した後の楽しみを経験しているか知るため
面接での「楽しかったこと」の質問意図2つ目は、辛い課題を達成した後の楽しみを経験しているか知るためです。
辛い課題を達成した楽しみを知っている人には、「入社後に困難な問題に直面しても達成に向け努力する」イメージが湧きます。
ですので、もし辛い課題を乗り越えて楽しみを感じたエピソードがあれば、ぜひ「楽しかった」ことで回答してみて下さい。
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質問意図③:厳しさの中に楽しみを見出せる人か知るため
面接での「楽しかったこと」の質問意図3つ目は、厳しさの中に楽しみを見出せる人かを知るためです。
厳しさの中に楽しみを見出せる人には、「厳しささえ楽しめる精神の強さ」があります。
厳しさの程度は関係ありません。
あなたが「辛い環境だが今思えば楽しんでやっていたと思う」エピソードがあれば、ぜひ面接の「楽しかった」ことで回答してみて下さい。
ですが、今考えると、部活仲間と切磋琢磨して過ごす時間が楽しくて続けられたと思います。
本音としてはみんなで頑張って上手くなって、「堅物の顧問に部活の延長やめろ一揆」を起こそうというモチベーションがありました(笑)
さすがに、そんなことまでは面接では言わなくてもいいですが、モチベーションは何でもいいんですよ。
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質問意図④:どのようなことを学んだか知るため
面接での「楽しかったこと」の質問意図4つ目は、どのようなことを学んだか知るためです。
面接官は就活生が楽しかったことから何を感じ・学び、どのような行動に移したか確認します。
そこから、入社後どのようなことに興味を持って主体的に動いてくれるかを見ています。
楽しかったことの話から何を学んだのか分かりやすい例文を考えてみました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
それ以降の団体行動では、どのようにしたら相手が達成感と幸福感を与えられるかを考えて振る舞うようになった。
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また、面接は練習をすることで誰でも苦手はなくなります。
面接の練習方法はこの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
自己分析ツールを活用して「人生で一番嬉しかったこと」を的確に回答しよう
「人生で一番楽しかったこと」は、あなたが自身の人生を掘り下げる質問。上手く答えるには、自己分析を通じて、自分自身の特徴を深く理解する必要があります
そんな時に便利なのが、無料の自己分析ツール「My analytics」です。
36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み・性格のタイプを診断できます。
My analyticsを活用して、自分を深く理解し、面接官を唸らせる回答を完成させましょう。
面接での「楽しかったこと」の例文2つ
こちらでは面接での「楽しかったこと」の例文2つを「自分で何かを始めた」経験と「ノルマを達成した」経験で紹介します。
面接で実際に使った例文ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
面接での「楽しかったこと」例文1つ目~自分で何かを始めた経験~
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両部活の意見をヒアリングしながら、本学初めての部活コラボオリジナル舞台をゼロから作りました。
部活マネージャーとの交渉や裏方のスタッフ集め、監督という役割で、創立者として全体を引っ張っていきました。
学校サイドと意見が合わなかったり、立てていた予定が遅れたり、講演枠がなかったりと本当に苦労の連続でした。
全体スケジュールが文化祭直前に完成し、多くの人に来館し見てもらったときは、この企画に関わってくれた全てのと一緒に泣きました。
同時に達成感や皆とゼロから企画を実行に移した喜びは今でも忘れられません。
この体験を通じて人と自分のモチベーションの維持の仕方や時にはしっかりと意見する大切さも学びました。
今後もゼロから価値を生み出す仕事に挑戦して、再び喜びを感じていきたいです。
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面接での「楽しかったこと」例文2つ目〜ノルマを達成した経験〜
続いて、例文2つ目は、ノルマを達成して「楽しかったこと」です。
私は大学入学と同時に演劇サークルに入りました。
大学2年生の冬には、講演チケットの販売責任者になりました。
自分がチケット販売の責任者をした年は以前よりも公園規模が大きくなり、チケットのノルマが2倍の70枚でした。
もし売れ残ればその分は自腹になるため、友人や知人、さらに友人の友人知人にも声をかけ、協力をあおりました。
それに加え、SNSでの広報もはじめ、投稿毎にそのリアクション数を調べ、分析をすることで改善を重ねました。
このような目標達成のための戦略の練り直しを続けた結果、公演5日前に無事ノルマは達成できました。
責任と戦いながらも様々な手法に挑戦できたこの成功体験は、人生で一番楽しい瞬間でした。
いかがでしたでしょうか。皆さんもぜひ参考にしてみて下さいね。
続いては、「楽しかったこと」を回答する時のポイントを説明します!
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ちなみに面接で人事の印象をあげたいなら、面接練習の他に「自己分析」が必須になります。
自己分析で最もおすすめな自己分析診断は、統計データをもとにした分析結果を参考に自己分析できます。
たとえば「キミスカ適性検査」で、41項目の分析結果から自分の強みを見つけて、面接を突破しましょう。
人事さん
面接での「楽しかったこと」の答え方5つ
面接での「楽しかったこと」の答え方は5つはこちらです。
- 面接の場であることを忘れない
- 一番楽しかったこと/理由/状況を感情をこめて話す
- 主体的に関わったエピソードを選ぶ
- 辛い/厳しい環境で楽しみを感じられたエピソードを選ぶ
- 学んだこと/今後への展望を簡潔に話す
では1つづつ解説していきますね。
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答え方①:面接の場であることを忘れない
面接での「楽しかったこと」の答え方1つ目は、面接の場であることを忘れないことです。
当たり前ですが、「楽しかったことは?」という一見ラフな質問でも面接の場であることを忘れてはいけません。
面接では以下のいずれか一つは当てはまるような楽しかった話をしましょう。
- 楽しみを感じるまでに努力した過程がある
- 楽しみを感じた理由を説明できる
- 自分のモチベーションが上がるポイントがある
- 自分の人柄が伝わる
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答え方②:一番楽しかったこと/理由/状況を感情をこめて話す
面接での「楽しかったこと」の答え方2つ目は、一番楽しかったこと/理由/状況を感情をこめて話すことです。
当たり前ですが、面接では態度やコミュニケーション能力も見られています。
無感情の人より表情豊かで詳しく話してくれる人の方が感じが良く、一緒に仕事をしたいと思いますよね。
また、楽しかった根拠や状況も詳しく説明した方が、どれくらい楽しかったか面接官に伝わりやすいです。
ですので、面接では感情をこめて詳しく話してくださいね。
でも、感情的になって白熱しすぎないように、笑顔も忘れないでくださいね!(笑)
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答え方③:主体的に関わったエピソードを選ぶ
面接での「楽しかったこと」の答え方3つ目は、主体的に関わったエピソードを選ぶことです。
主体的に関わった話には、モチベーションの根源や何にわくわくするのかその人の価値観が隠されていることが多いからです。
人は何か行動を起こす時、何かしらの理由があるはずなので、楽しかった経験の始まりの頃を思い出してみて下さい。
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答え方④:辛い/厳しい環境で楽しみを感じられたエピソードを選ぶ
面接での「楽しかったこと」の答え方4つ目は、辛い/厳しい環境で楽しみを感じられたエピソードを選ぶことです。
辛い/厳しい環境下でも楽しさを見出せる人は精神的に強いです。
また、そのような経験のある人は入社後にしんどいことがあっても頑張ってくれるイメージが付きます。
ですので、楽ではない環境で楽しみ見出した経験があれば、上手にかいつまんで話せるよう準備しておきましょう。
答え方⑤:学んだこと/今後への展望を簡潔に話す
面接での「楽しかったこと」の答え方5つ目は、学んだこと/今後への展望を簡潔に話すことです。
面接では辛かったことの回答をした後、基本的に深掘りされ、学んだことと起こした行動を聞かれます。
例えば初めて試合で優勝したことが楽しかった話をすれば、「次の試合へのモチベーションは何だったの?」といった具合です。
ですので、学んだこと/今後への展望も分かりやすく伝えられるよう概要の回答を用意しておきましょう。
それから「努力はついてくることを実感して、どんなことでも最初から諦めずに挑戦するようになった」と伝えたところ、面接官も納得した表情をしてくれました。
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「人生で一番で楽しかったこと」の他にも「嬉しかったこと」「感謝されたこと」「悲しかったこと」「辛かったこと」なども面接で質問されることがあります。
以下のページで答え方や例文を解説していますので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
面接には「人生で一番で楽しかったこと」のように対策しておくべき質問がたくさんあります。
面接でよく聞かれる質問を全部知りたい就活生はこの記事を参考にしてみてください。
面接力診断で、苦手な分野を見つけよう
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面接を突破するために、自分の強みを明らかにしよう
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面接の勝率を上げるために、場数を踏んでおこう
就活生ちゃん
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就活アドバイザー
また、面接のおすすめ練習方法をこちらの記事で紹介していますので、自分に合った方法を見つけてみてください。
まとめ:楽しかったことからあなたの人柄をアピールを
いかがでしたか。
この記事では、面接での「楽しかったこと」の質問意図、「楽しかったこと」の答え方を例文付きで説明しました。
面接での「楽しかったこと」の質問意図はこちらです。
- どんなことに楽しみを感じるか人柄を知るため
- 辛い課題を達成した後の楽しみを経験しているか知るため
- 厳しさの中に楽しみを見出せる人かを知るため
- どのようなことを学んだか知るため
面接での「楽しかったこと」の答え方はこちらです。
- 面接の場であることを忘れない
- 一番楽しかったこと/理由/状況を感情をこめて話す
- 主体的に関わったエピソードを選ぶ
- 辛い/厳しい環境で楽しみを感じられたエピソードを選ぶ
- 学んだこと/今後への展望を簡潔に話す
面接での「楽しかったこと」に含まれるべき内容はこちらです。
- 楽しみを感じるまでに努力した過程がある
- 楽しみを感じた理由を説明できる
- 自分のモチベーションが上がるポイントがある
- 自分の人柄が伝わる
面接での「楽しかったこと」の答え方を押さえて就活を楽しみましょう!
また、面接では他にもたくさんの質問があります。
そんな面接の質問は「【内定者が教える】面接の質問内容100選と答え方 | NG回答例,注意点も」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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