- 自己PR/長所で「粘り強さ」は高く評価される
- 「粘り強さ」を伝える時は言い換えると差別化できる
- 「粘り強さ」をアピールできる例文3選
- 「粘り強さ」を伝える時はエピソードを入れる
- 「粘り強さ」を伝える時の注意点3つ
- 自己PRに使える強みを簡単にを見つけるなら「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」の同時利用がおすすめ
就活生の皆さんこんにちは。「就活の教科書」編集部の潤です。
今回は、エントリーシートや面接で自己PRの「粘り強さ」を上手く伝える方法で悩んでいる就活生に、粘り強さの魅力的な伝え方や、コツを例文付きで解説していきます。
就活生の皆さんは、自己PRで「粘り強さ」を伝える時に困った経験はありませんか?
「就活の教科書」編集部 潤
就活生くん
僕はエントリーシートや面接で聞かれる自己PRで「粘り強さ」を伝えたいと思っています。
粘り強さを上手く言い換えるにはどうすればいいのでしょうか。
また、粘り強さを魅力的に伝える方法はありますか?
就活生ちゃん
私は、エントリーシートや面接の自己PRで「粘り強さ」を主張していますが、そもそも粘り強い人が企業に必要とされているんでしょうか?
企業が粘り強い人を評価しているポイントを教えてほしいです。
また、「粘り強さの言い換え表現ってなんだろう?」と考える就活生もいます。
多くの方は、自己PRで「粘り強さ」を伝える時にどのように伝えたら良いのかで困りますよね。
でも大丈夫です!
「就活の教科書」編集部 潤
そこでこの記事では、自己PRで「粘り強さ」を上手に伝える方法を例文付きで徹底的に解説していきます。
また、自己PRで「粘り強さ」を伝える時のコツや、言い換え表現、NG例文についても同時に紹介していきます。
この記事を読めば、自己PRで「粘り強さ」を書く時に悩む心配はなくなり、面接官に評価される自己PRを伝えられるようになります。
自己PRで「粘り強さ」を上手に伝えたい就活生や、自己PRで「粘り強さ」を伝える時のコツを知りたい就活生は、ぜひ最後まで読んでみてください。
先に伝えておくと「自分の強みを知って上手く自己PRを書きたい!」という方は「適性診断AnalyzeU+」「キミスカ適性検査」の同時利用が一番おすすめです。
同時に利用すると、5分~10分で正確な長所や短所がわかり、面接官に評価してもらえる自己PRを簡単に作れるようになります。
「自己PRなんかで落とされたくない…」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
目次
そもそも自己PRで使える「粘り強さ」とは
就活生くん
では、解説していきます。
「就活の教科書」編集部 潤
「粘り強さ」とは?
「粘り強さ」とは、1つのことを長く継続する力や、目標達成に向けて諦めずに取り組む姿勢のことです。
粘り強い人は、忍耐力があり、難解な物事にチャレンジするのにやりがいを感じます。
「粘り強さ」を自己PRで伝えていいのか
結論から言うと、自己PRで「粘り強さ」は十分にアピールできます。
なぜなら、粘り強く物事をすることは立派な強みで、多くの企業が求めている人材だからです。
自己PRで「粘り強さ」を伝えると、企業側に次のように思わせられます。
- 仕事を諦めなさそう
- 失敗しても立ち直ってくれそう
- 粘り強さで周りを引き込んでくれそう
- 難易度の高い仕事でも成果を出してくれそう
- 最後まで責任をもって仕事に取り組んでくれそう
以上のように「粘り強さ」は企業で強い武器となるので、粘り強さを自己PRに用いるのはとてもおすすめです。
「就活の教科書」編集部 潤
「粘り強さ」の自己PR例文/エピソード3選
就活生ちゃん
でも、どのように「粘り強さ」を伝えらた良いのかわかりません。
だから、自己PRとして使える「粘り強さ」の例文を教えて欲しいです。
では、自己PRや長所で使える「粘り強さ」の例文を3つ紹介します。
今回紹介する3つの「粘り強さ」の例文は、次のとおりです。
「就活の教科書」編集部 潤
- 例文①:部活動
- 例文②:サークル
- 例文③:アルバイト
「就活の教科書」編集部 潤
例文①:部活動
私は高校からバスケットボールを始めましたが、中学からバスケットボールに取り組んでいた仲間との差が大きく、このままではレギュラーになれないと感じました。
そこで、レギュラーになるために授業が始まる2時間前に学校に行き、シュート練習とランニングを毎日行いました。また、夜にも毎日1時間ランニングを行いました。
その結果、高校2年生の冬頃からレギュラーとして出場することができ、そこからレギュラーを下ろされたことは一度もありません。
この経験から、どのようにすれば目標を達成できるのかを考えて、粘り強くコツコツと継続することが非常に大切だと学びました。
貴社では、営業成績1位を目標とし、目標を達成するためにできることを考え、困難なことがあっても諦めずにやり通したいと考えています。(400字)
エピソードも自分の体験談を書いているので、より具体性が表れています。
また、部活動経験についての自己PRを伝えたい就活生は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
例文②:サークル
なぜなら、サークルで諦めずに考えて行動することを学んだからです。
サークルとして学園祭のイベントを実施することになったとき、学園祭の1週間前になって企画を突然変更することになりました。その時、メンバーの中にはもうイベントをやめようと言う人もいました。しかし、私はメンバーと思い出を作るため、残りの1週間でお客様に良い空間を提供できるような新しいイベントを考え、実行しようと提案しました。そこで学園祭まで、毎日4時間くらい意見を出し合い、協力しながら企画の組み立てを行いました。
その結果、多くのお客様に満足していただき、人気のイベントアンケートで1位を取れました。
この経験から、最後まで粘り強く取り組むことの大切さを感じました。
貴社でも、お客様に満足していただくことと、売上に貢献することを意識しながら、チームで協力して粘り強く取り組みたいです。(397字)
粘り強く考えて行動した結果、どのようになったのかもしっかりと書かれており、チームで協力して会社に貢献することも強調しています。
また、サークル経験についての自己PRを伝えたい就活生は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
例文③:アルバイト
なぜなら、大学時代の4年間、塾講師のアルバイトで生徒からの授業満足度アンケートで1位を取ることができたからです。
私が塾講師を始めた時は、生徒にどのように指導したら良いのか、どのように接すべきなのかがわかりませんでした。そこで、当時の人気講師の方を見て、集中力が長時間持たない生徒には30分ごとに2分間の休憩を取ったり、どんな問題でも解けたら褒めてあげたり、生徒ごとに指導の仕方や振る舞いを変えてみると良いことがわかりました。
その結果、生徒の成績や学習意欲の向上につなげることができ、授業満足度アンケートで1位を取ることもできました。
この経験から、何か問題があっても諦めずに粘り強く考えて、改善していく大切さを学びました。
貴社でも課題があった時には、上司の方や自分の経験をもとに諦めずに考えて、お客様を満足できるように対応し、売上に貢献したいと考えております。(400字)
また、具体的な例を用いてどのような対策を取ったのかが書かれています。
アルバイト経験についての自己PRを伝えたい就活生は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
「面接官に評価されるESが上手く書けない…」という方は「unistyle(ユニスタイル)」を使って内定者のESを参考にするのが一番おすすめです。
難関企業内定者のESや、面接での回答が60,000枚以上見放題になるので、ESの回答で悩んだ時にunistyleを使えば、評価されやすい回答方法がわかりますよ。
「ESの選考で不利になりたくない!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
当サイトがおすすめする無料ES添削サービスは以下の記事にまとめていますので、合わせて参考にしてください。
たった30秒で通過するエントリーシート(ES)が分かる!ESチェック診断
「ESは書いたけど、選考を通過できるか心配...」という方は「ESチェック診断(公式LINE)」を使うのがおすすめです。
ESチェック診断を使うと、今のあなたのESレベルと改善点がわかるので、修正すべき場所が明確になります。
もうすでに30,000人以上の就活性が利用しているので「志望企業の書類選考で落ちたくない!」という方は、ぜひ使ってみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
「粘り強さ」の言い換え一覧
粘り強く考えたり、行動したりできる人を求めている企業は多いため、自己PRで「粘り強さ」をアピールすることは全く問題ありません。
しかし、自己PRで「粘り強さ」を伝える就活生は意外と多いので、他の就活生と差別化できません。
そこで、自己PRで「粘り強さ」をアピールする時は「粘り強さ」を別の言葉で言い換えると良いです。
「粘り強さ」の言い換え表現を下に書いておくので、ぜひ参考にしてみてください。
- 忍耐力
- 我慢強さ
- 勝負強さ
- 忍耐強さ
- しぶとさ
- ここ一番の強さ
- ここ一番の集中力
- 最後までやり通す力
- 諦めずに頑張る気力
- 継続的に努力できる力
「粘り強さ」の言い換え一覧に当てはまる人は、粘り強い特徴としてアピールできます。
ただ単に「粘り強さ」を自己PRとして伝えるのではなく、言い換えて「粘り強さ」を表現してみてください。
自己PRで「粘り強さ」を伝える就活生が多いからこそ、「粘り強さ」を別の表現で言い換える必要があります。
「就活の教科書」編集部 潤
「自分の強みを言い換えて、他の就活生と差別化したい!」という方は「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」を同時に使って言い換え表現を探すのが一番おすすめです。
両方使うことで、あなたの長所が文章でわかるので、面接官に評価される言い換え表現が簡単に見つかります。
「自己PRで好印象を与えたい!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
「粘り強さ」が自己PRで強み/長所となる理由
就活生くん
そもそも、粘り強さをアピールしたところで企業の人に高く評価されるのでしょうか?
企業が粘り強い人を求めているのかわからずに心配です。
自分の長所をアピールしたいと思っても、企業にどう評価されるのかが気になってしまいますよね。
そこでどうして就活で「粘り強さ」が強み/長所となるのかを解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 潤
- 理由①:長く仕事を続けてくれそうだから
- 理由②:ストレス耐性がありそうだから
- 理由③:地道に努力を続けてくれそうだから
以上の3つに分けて、粘り強い人を求める3つの理由を解説していきますね。
「就活の教科書」編集部 潤
理由①:長く仕事を続けてくれそうだから
企業が粘り強い人を求める1つ目の理由は「長く仕事を続けてくれそうだから」です。
企業は毎年新入社員を採用しますが、せっかく採用の3割がわずか3年で離職してしまうのが現状です。
企業は新卒1人を採用するのに50万円も使っているため、せっかくお金と時間を使って採用した社員がすぐに辞めることを良く思っていません。
その為、粘り強さを持っている人ならばすぐに辞めないだろうと考え、粘り強さを持っている人を高く評価しています。
お金をかけて採用して3年間育成した社員がすぐに辞めてしまうと、企業は社員の育成に投資したお金を回収できずに損してしまいます。
「就活の教科書」編集部 潤
理由②:ストレス耐性がありそうだから
企業が粘り強い人を求める2つ目の理由は「ストレス耐性がありそうだから」です。
特に証券・広告業界などのハードな働き方をする業界では、給料が高い分長時間労働や莫大な仕事量など常にストレスがかかる状態になりがちです。
ストレス耐性がない人が働けば大きなミスをしてしまったり、会社を辞めるリスクがあるため企業はストレス耐性がない人は採用したくありません。
しかし、粘り強い人はストレス耐性があり、ハードワークを乗り越えて成果を出せると考えられるため、企業は粘り強い人を評価しています。
粘り強いのにストレスに弱い人はあまりいないですよね。
実際の仕事では学生と違い責任がありストレスがかかるため、企業はストレス耐性がある人を高く評価しているんですね。
「就活の教科書」編集部 潤
理由③:地道に努力を続けてくれそうだから
企業が粘り強い人を求める3つ目の理由は「地道に努力を続けてくれそうだから」です。
新卒が3年以内に退職する理由として最も多いのが、希望の仕事と業務内容とのミスマッチです。
しかし、実際にはミスマッチというよりもやりたい仕事ができるようになるまでの下積みに耐えられない人が退職するというのが現実です。
粘り強い人ならば地道な下積みに耐えて実力をつけていってくれる可能性が高いと考えるため、企業は粘り強い人を高く評価しています。
最初からやりたい仕事ができる企業は多くはありません。
どんな仕事でもそうですが、規模の大きい仕事や人気のある仕事は経験を積んで実力がついてから任されるものです。
「就活の教科書」編集部 潤
「就活の教科書」編集部 潤
自己PRで「粘り強さ」を魅力的に伝える5つの手順
就活生くん
でも「粘り強さ」の例文をそのまま使うわけにはいかないので、自己PRや長所で「粘り強さ」を伝える方法について解説してほしいです。
では、自己PRや長所で「粘り強さ」を魅力的に伝えるテクニックを5つ紹介します。
「就活の教科書」編集部 潤
- 手順①:「粘り強さ」を言い換える
- 手順②:なぜ「粘り強さ」が長所なのかを伝える
- 手順③:「粘り強さ」を裏付ける具体的なエピソードを入れる
- 手順④:自分の「粘り強さ」から得た結果を書く
- 手順⑤:仕事で自分の「粘り強さ」がどのように活かせるのかを伝える
「就活の教科書」編集部 潤
手順①:「粘り強さ」を言い換える
自己PR/長所で「粘り強さ」を魅力的に伝える1つ目の手順は、「粘り強さ」を言い換えることです。
なぜなら、エントリーシートや面接で「粘り強さ」を自己PRとして使う就活生は多いからです。
「粘り強さ」の言い換え表現は、次のようになります。
- 忍耐力
- 我慢強さ
- 勝負強さ
- 忍耐強さ
- しぶとさ
- ここ一番の強さ
- ここ一番の集中力
- 最後までやり通す力
- 諦めずに頑張る気力
- 継続的に努力できる力
言い換え表現を使うことで、他の就活生と差別化ができ、面接官の印象にも残ります。
そのため、自己PRとして「粘り強さ」を伝える場合には「粘り強さ」を言い換えて表現してみてください。
自己PRでは言い換えが大事です。
「就活の教科書」編集部 潤
手順②:なぜ長所だと言えるのか、理由を伝える
自己PR/長所で「粘り強さ」を魅力的に伝える2つ目の手順は、「なぜ長所だと言えるのか、理由を伝える」です。
単純に「粘り強さ」を主張しても意味がありません。
なぜ「粘り強さ」が自己PRなのかを明確に伝えることで、あなたの人柄や性格がわかります。
「粘り強さ」がある理由を簡単に伝えるだけでも、具体的なエピソードに繋げられます。
そのため、自己PRとして「粘り強さ」を伝える時は、なぜ「粘り強さ」が長所なのかを簡潔に伝えてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
手順③:裏付けする具体的なエピソードを入れる
自己PR/長所で「粘り強さ」を魅力的に伝える3つ目の手順は、「粘り強さ」を裏付ける具体的なエピソードを入れることです。
具体的なエピソードを入れることで、他の就活生と差別化しやすくなるからです。
例えば「粘り強さ」を裏付けるエピソードのテーマとして次のようなものがあります。
- 趣味でのエピソード
- アルバイトでのエピソード
- 部活やサークルでのエピソード
- 大学受験や資格勉強でのエピソード
大切なのは、自分のエピソードからどのような経験をして、どのように対処して、どのような時に「粘り強さ」を感じたのかを明確にすることです。
自己PRとして「粘り強さ」を伝える時は、具体的なエピソードから「粘り強さ」の裏付けを行ってみてください。
自己PRでエピソードが見つからない就活生は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
手順④:自分の「粘り強さ」から得た成果を書く
自己PR/長所で「粘り強さ」を魅力的に伝える4つ目の手順は、自分の「粘り強さ」から得た成果を書くことです。
「粘り強さ」を主張して、具体的なエピソードを入れただけだと、ただの経験談になってしまいます。
そこで、自分の「粘り強さ」から得た結果を書くと中身の濃い内容になります。
自分の「粘り強さ」から得た結果として考えられるものは次のようになります。
- 「粘り強さ」を感じて何が変わったのか
- 「粘り強さ」があったからこそ達成できたものは何か
「粘り強さ」を通して得た考え方や価値観を明確に伝えることが重要です。
自己PRとして「粘り強さ」を主張する場合は、具体的なエピソードの後に自分の中で得たものや変わったことを伝えてみてください。
そのため、具体的なエピソードとの一貫性を保つことも大切です。
「就活の教科書」編集部 潤
手順⑤:仕事でどう活かせるのかを伝える
自己PR/長所で「粘り強さ」を魅力的に伝える5つ目の手順は、自分の「粘り強さ」を仕事でどのように活かせるのかを伝えることです。
企業側はあなたの「粘り強さ」という自己PRを知りたいのではなく、仕事でどのように活かせるのかを考えています。
就活生くん
就活生ちゃん
就活生ちゃんのように自己PRの「粘り強さ」が、どのように仕事に活かせるのかを具体的に伝えることで、仕事への取り組みがイメージできますよね。
そのため、自己PRとして「粘り強さ」を伝える時には、どのように仕事に活かせるのか・どのように企業に貢献できるのかを具体的に伝えてみてください。
次は、自己PRで「粘り強さ」を伝える時のコツについて解説していきます。
「就活の教科書」編集部 潤
「粘り強さ」のエピソードを自己PRで伝えるコツ3選
就活生くん
では、自己PR/長所で「粘り強さ」を伝える時にはどのようなことに注意をすれば良いのでしょうか?
教えて欲しいです。
自己PR/長所で「粘り強さ」を伝える時の注意点は、主に次の3つです。
「就活の教科書」編集部 潤
- コツ①:長所の「粘り強さ」をポジティブにアピールする
- コツ②:具体的な数字を使って「粘り強さ」をアピールする
- コツ③:長所が「粘り強さ」である思考プロセスを明確にする
「就活の教科書」編集部 潤
コツ①:「粘り強さ」をポジティブにアピールする
自己PR/長所で「粘り強さ」を伝えるコツ1つ目は、長所の「粘り強さ」をポジティブにアピールすることです。
なぜなら「粘り強さ」は長所であるとともに、短所も持ち合わせており、ネガティブに捉える面接官もいるからです。
「粘り強さ」は次のようなネガティブな印象を与えてしまいます。
- 頑固
- 諦めが悪い
- 効率が悪い
- 視野が狭い
- 計画性がない
- 見切りをつけるのが遅い
など
例えば「頑固な人」と捉えられたら「協調性」をアピールできるように伝え、ネガティブ印象を与えないような対策が必要です。
自己PRとして「粘り強さ」をアピールする場合には、短所にならないようにどのような考えがあるのかをしっかりと伝えてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
コツ②:数字を使って「粘り強さ」をアピールする
自己PR/長所で「粘り強さ」を伝えるコツ2つ目は、数字を使って「粘り強さ」をアピールすることです。
具体的な数字を使うことで「粘り強さ」がどれだけあるかを伝えられるからです。
就活生くん
就活生ちゃん
このように、明らかに就活生ちゃんの方が、明確に「粘り強さ」のすごさが伝わり、「粘り強さ」をイメージできます。
そのため、自己PRで「粘り強さ」を伝える時には、具体的な数字を使ってアピールしてみてください。
自己PRを具体的にかつ簡潔に話すことが苦手な就活生は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
コツ③:なぜ「粘り強さ」が長所なのかを伝える
自己PR/長所で「粘り強さ」を伝えるコツ3つ目は、長所が「粘り強さ」である思考プロセスを明確にすることです。
人事の方は、就活生がどれだけ粘り強いかを知りたいのではなく、「粘り強さ」を自己PRにした思考プロセスを知りたいからです。
自己PRとして「粘り強さ」を論理的に伝えるには、次のような構成で伝えると良いです。
- ①:「粘り強さ」があるという結論
- ②:「粘り強さ」がある簡潔な理由
- ③:「粘り強さ」を裏付けるエピソード
- ④:「粘り強さ」から得た結果・考え
- ⑤:「粘り強さ」の仕事での活かし方
①から⑤の順番で伝えることで、自然に思考プロセスが明確になります。
このように、思考プロセスを明確にするような伝え方で「粘り強さ」をアピールしてみてください。
むしろ思考プロセスを明確にできていないと、普通に落とされます。
次は、自己PRで「粘り強さ」を伝える時のNG例文について解説します。
「就活の教科書」編集部 潤
「粘り強さ」を自己PRする時のNG例文
就活生ちゃん
では逆に、自己PRで「粘り強さ」を伝える時に不合格になる例文はどのようなものでしょうか?
教えて欲しいです。
では、自己PRで「粘り強さ」を伝えた時に不合格になるNG例文を紹介します。
「就活の教科書」編集部 潤
なぜなら、大学時代の部活を通して、粘り強く取り組むことが大切だと学んだからです。
私は大学時代、野球部に所属していました。私自身、野球は高校の時からやっていましたが全国から集まる大学では、全員野球が上手な人ばかりでレギュラーになれないと感じました。そこで粘り強く練習に取り組み、大学2年生の夏からレギュラーになることができました。
この経験を通して、粘り強く取り組むことの大切さを学びました。
「就活の教科書」編集部 潤
まず「粘り強さ」を言い換えられていません。
自己PRで「粘り強さ」を伝える就活生は多いので「粘り強さ」をもっと別の表現に言い換えた方が良いです。
また、大学時代のエピソードを入れているのは良いですが「粘り強く練習に取り組み」が抽象的過ぎます。
どのように考え、どのように練習をして、レギュラーを取ったのかを具体的に書く必要があります。
最後に、自己PRである「粘り強さ」をどのように仕事で活かせるのかが書かれていません。
企業は就活生の自己PRを聞きたいのではなく、どのように仕事で活かせるのかを考えているので、「粘り強さ」を企業で活かす方法を書くと良いでしょう。
次は、自己PRで「粘り強さ」をアピールすることをやめた人が使えるおすすめの自己PR集を紹介します。
「就活の教科書」編集部 潤
「粘り強さ」以外におすすめの強み/長所一覧
就活生ちゃん
だから、他の自己PRがあれば知りたいです。
「粘り強さ」が特徴の人におすすめの自己PR集を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 潤
「就活の教科書」編集部 潤
自己PRに使える強みを見つけたい時は、診断ツールを活用してみよう
就活生くん
自己分析をしているけど、自己PRに使える長所や強みが上手く見つけられないです・・・。
簡単に自分の長所や強みを見つけられる方法があれば教えてください。
自己PRに使える長所や強みを簡単に見つけたいなら、「自己分析の診断ツールを利用する」という方法もありますよ。
自己分析の診断ツールは、いくつかの質問に答えるだけで、あなたの性格や強みが分かるツールです。
かかる時間も10分ほどで、手軽に客観的な自己分析ができます。もちろん無料です。
就活アドバイザー 京香
代表的な自己分析ツールには、以下のようなものがあります(同時利用がおすすめ)
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- キミスカ適性検査(キミスカ):診断時間5分で分析でき、41項目・9つの観点から自分の強みが詳しくわかる
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自己分析を進めつつ、企業からのオファーも来るなんて一石二鳥ですよ。
おすすめの自己分析ツールの評判や使い方は、「【内定者が選んだ】自己分析ツールおすすめ16選 | 簡単な適性診断サイト,アプリ (全て無料)」という記事で解説しているので、参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
その他の自己PRに使える長所診断ツールは、こちらの記事でまとめているので、あなたに合う長所診断ツールを試してみてくださいね。
自己PRを逆求人サイトに登録すると、企業から選考オファーが来る
就活生くん
自己PRが完成したので、どんどん選考を受けていきたいです。
でも正直、企業探しは面倒なんだよなー・・・。
せっかく自己PRが完成したなら、逆求人サイトの利用をオススメします。
自己PRやプロフィールを一度記入しておくだけで、企業から選考オファーが来るので、企業を探しの手間が省けて効率的ですよ。
就活アドバイザー 京香
参考:【内定者が選んだ】逆求人サイトおすすめ15選! スカウト型の選び方,デメリットも
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
自己PRの通過率をさらに上げる2つの方法
内定者のエントリーシートを参考にしよう
就活生くん
頑張ってエントリーシートの自己PRを書いてるんだけど、あんまりうまく書けない・・・
自己PRを上手に書くコツってあるんですか?
自己PRを上手く書くなら、合格した内定者のエントリーシートを参考にするのがおすすめです。
知らない就活生も多いですが実は、エントリーシートはネット上で無料で公開されているんです。
通過したエントリーシートを参考にして自己PRを書けば、通過率がグッと上がりますよ。
就活アドバイザー 京香
ちなみに、就活の教科書がおすすめするエントリーシート無料サイトは、unistyle(ユニスタイル)です。
ユニスタイルでは、エントリーシートが業界別/企業別/選考別にまとめられており、全て無料で見ることができます。
公開されているエントリーシート数は17,000件と、他のサービスと比べても圧倒的です。
unistyleの評判や使い方については、「【unistyle(ユニスタイル)の評判は?】実際に利用した僕の感想 | 就活生の口コミも」という記事で紹介しているので、参考にしてくださいね。
就活アドバイザー 京香
自己PRを書いた後は、ES添削に出してみよう
就活生ちゃん
エントリーシートの自己PRをとりあえず書いてみたけど、これで合ってるかわからないです。
この自己PRで本当にエントリーシート通過するのかな? 正直不安・・・
エントリーシートの自己PRを一旦書き終えたら、客観的な意見を加えるために、一度人に添削してもらいましょう。
こちらの記事に自己PRを添削してくれる就活サービスをまとめましたので、自分に合ったものを利用してみましょう。
就活アドバイザー 京香
まとめ:自己PRで「粘り強さ」を伝える時は具体的なエピソードを盛り込もう!
この記事では、自己PRで「粘り強さ」を上手く伝える方法について解説しました。
また、自己PRとして「粘り強さ」に関係する例文や注意点についても紹介しました。
いかがだったでしょうか。
最後にこの記事のまとめを書いておきます。
「就活の教科書」編集部 潤
◆ 自己PRで「粘り強さ」は十分にアピールできる!言い換え表現を使うともっと良い
◆ 「粘り強さ」の自己PR例文/エピソード3選
- 例文①:部活動
- 例文②:サークル
- 例文③:アルバイト
◆「粘り強さ」の言い換え一覧
◆ 「粘り強さ」が自己PRで強み/長所となる理由
- 理由①:長く仕事を続けてくれそうだから
- 理由②:ストレス耐性がありそうだから
- 理由③:地道に努力を続けてくれそうだから
◆自己PRで「粘り強さ」を魅力的に伝える手順5つ
- 手順①:「粘り強さ」を言い換える
- 手順②:なぜ「粘り強さ」が長所なのかを伝える
- 手順③:「粘り強さ」を裏付ける具体的なエピソードを入れる
- 手順④:自分の「粘り強さ」から得た結果を書く
- 手順⑤:仕事で自分の「粘り強さ」がどのように活かせるのかを伝える
◆ 「粘り強さ」のエピソードを伝えるコツ3選
- コツ①:「粘り強さ」をポジティブにアピールする
- コツ②:数字を使って「粘り強さ」をアピールする
- コツ③:なぜ「粘り強さ」が長所なのかを伝える
◆ 「粘り強さ」を伝える時のNG例文
◆ 「粘り強さ」以外におすすめの強み一覧
だからこそ、「粘り強さ」を言い換えて他の就活生と差別化する必要があります。
また「粘り強さ」に関わらず、自己PRでは「結論⇒理由⇒具体例⇒結論⇒仕事への活かし方」のように伝えると自然に良い文章になります。
企業はあなたの「粘り強さ」の自己PRを聞きたいのではなく、どのように仕事で活かせるのか・伝える能力はあるのかなどを見ています。
自己PRで「粘り強さ」を伝える就活生は、アルバイトや部活、サークルでのエピソードを選ぶ方が多いです。
だからこそ、思考プロセスや企業でどのように「粘り強さ」を活かして働くかを具体的に伝えてみてください。
さらに、自己PRの「粘り強さ」は部活やアルバイト、サークルだけでなく、学生時代の実験や研究、資格、社会人の転職にも使えます。
自分なりの自己PRを考えてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 潤