「就活の教科書」編集部 トッティ
就活生ちゃん
就活生くん
そこでこの記事では、OB訪問後の「お礼メール」の書き方について書きました。
7つのポイントを押さえるだけで、ビジネスマナーに沿った感謝の気持ちが伝わる「お礼メール」を書くことができます。
また、就活が終了した時に送る「内定の報告メール」の書き方についても書いています。
ぜひ読んでみてください。
OB訪問する社会人を探すには、専用のサイト/アプリを利用してみてください。
目次
OB訪問後のお礼メールを書く理由
まず大前提ですが、OB・OG訪問をした後には必ず「お礼のメール」を送りましょう。
社会人の方は、わざわざ忙しい中スケジュールを空けてあなたに会ってくれました。
感謝の気持ちや今後のより良い関係づくりのためにも、必ず送るようにしましょう。
ビジネスマナーとしてはもちろんですが、感謝の気持ちを伝えるために必ずOB訪問をしてもらったその日にお礼のメールを送りましょう。
OB訪問のお礼メールテンプレート
ぜひ、参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 トッティ
【OB訪問のお礼】〇〇大学 就活 太郎
[本文] ××株式会社
○○部△△課
●● ●● 様
お世話になっております。
先ほどOB訪問させていただいた、
〇〇大学の就活 太郎と申します。
本日はお忙しい中お時間を作って頂き、
誠にありがとうございました。
●●さんからは学生に求められる素質や、
自分の強みをどう表現すれば良いのかについて
お話し頂き大変勉強になりました。
また、就職活動がを目標とした考え方ではなく、
●●さんのような「将来どうありたいか」
という人生観を参考にして、今後の就職活動に励みたいと思います。
改めまして、本日は誠にありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
OB訪問のお礼メールの書き方7つの手順
OB訪問のお礼メールを書き方7つの手順をご紹介します。
この7つの手順を押さえるだけで、ビジネスマナーに沿った感謝の伝わる「お礼メール」を書くことができます。
「就活の教科書」編集部 トッティ
手順①:件名
メールを送る上で、件名は必須です。
一目で何を伝えたいのか分かるようにしましょう。
今回は「OB訪問のお礼」で連絡したことを伝え、大学名、氏名を書きましょう。
手順②:宛先と自己紹介
誰宛のメールなのか宛先を書きましょう。
また自分自身は何者なのか、自己紹介の文を書きましょう。
××株式会社
○○部△△課
●● ●● 様
お世話になっております。
先ほどOB訪問させていただいた、
〇〇大学の就活 太郎と申します。
手順③:感謝の気持ちを伝える
始めの文章で、OB訪問を快く受け入れてくれたことに対する感謝を伝えましょう。
社会人の方は忙しいスケジュールの合間を縫って、あなたに会ってくれたのをお忘れなく。
本日はお忙しい中、お時間を作っていただき、誠にありがとうございました。
手順④:OB訪問を通して「学んだこと」
OB訪問を通して得た「学び」や「気づき」を文章で伝えましょう。
OBのどんな話が自分の役に立ったのか?を具体的に書くことによって、OBは「この学生に話をして良かった」と思ってくれるでしょう。
●●さんからは学生に求められる素質や、
自分の強みをどう表現すれば良いのかについて
お話し頂き大変勉強になりました。
手順⑤:今後の意気込み
OB訪問を通じて、今後どのように就職活動に活かせるか、「今後の意気込み」を書きましょう。
OBの学生に対する印象がグッと上がります。
また、就職活動がを目標とした考え方ではなく、
●●さんのような「将来どうありたいか」
という人生観を参考にして、今後の就職活動に励みたいと思います。
手順⑥:再度のお礼と今後のお願い
メールの最後に再度、OB訪問に対するお礼を述べましょう。
加えて「またOB訪問をしたい」「他の部署の社会人を紹介して欲しい」の希望があれば失礼のない範囲で伝えましょう。
今後、貴社の選考を突破しするために精進して参りますので、
引き続き相談にのっていただけると幸いでございます。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
手順⑦:署名
最後に、改めて誰からのメールだったのかを伝えるため、署名を書きます。
「大学」「名前」「連絡先」などを書きましょう。
———————————————–
【大学】〇〇大学経済部経済学科
【氏名】就活 太郎
【電話】090-××××-××××
【メール】taro-riashu@riashu.jp
———————————————–
OB訪問で送るメールには、他にも「依頼メール」「リマインドメール」があります。
それぞれのメールの送り方については以下の記事で解説しています。合わせて参考にしてください。
OB訪問のメールで気をつけるべきこと3つ
次に、OB訪問のメールで気をつけることについて解説します。
OB訪問のメールで気をつけるべきことは以下3点です。
- 返信はその日のうちにしよう
- 早朝や深夜のメールはやめよう
- 件名をわかりやすいものにする
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気をつけること①:返信はその日のうちにしよう
OB訪問のメールで気をつけるべきこと1つ目は、「返信はその日のうちにしよう」です。
前提として、社会人の方は、忙しい合間を塗って学生の面談をしてくださいます。
その中で返信がなかなか返ってこないと、「あまりOB訪問に乗り気じゃないのかなぁ」「そっちが乗り気じゃないなら、こっちも協力しないでいいや」などと、ネガティブな印象を抱かれてしまいます。
きちんと礼儀や誠意を示すという意味でも、返ってきた日中に、返信することを心がけましょう。
私の知り合いで、OB訪問を積極的にしている方がいるのですが、「学生の返信が遅くて本当に面談したいのかわからない」と嘆いている方がいました。
連絡の頻度を高くするだけでも、いい印象を与えることができるので、早急な返信を意識しましょう。
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気をつけること②:早朝や深夜あのメールはやめよう
OB訪問のメールで気をつけるべきこと2つ目は、「早朝や深夜のメールはやめよう」です。
就活生くん
こんな意見もあると思います。
しかし、人によっては、ケータイにメールが転送される設定にしている方や、仕事柄メールを確認し続けなければいけない人もいます。
その人たちへの配慮という意味でも、早朝や深夜のメールは避け、日中のメールを心がけましょう。
例えば、Gmailでは、送信時間の設定ができるので、深夜に書いたメールでも自動で朝に送ってくれます。
ぜひそういう便利な機能を使ってみてください。
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気をつけること③:件名をわかりやすいものにする
OB訪問のメールで気をつけるべきこと3つ目は、「件名をわかりやすいものにする」です。
社会人の方は、社内外問わず、莫大な量のメールが届きます。
そんな中で、大切なメールかどうかを判断するのは、件名です。
件名で、重要なもの、もしくは緊急性のあるものではないと判断されると、開封されるのが遅くなり、中には内容も読まずに放置される場合もあります。
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内定が決まったら改めてお礼のメールを
就活生くん
就活生くん
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「OB訪問をしてくれた社会人」との縁は大切にしておきたいものです。
社会人の方も、あなたがどこの企業に内定を貰ったのかは気になるものです。
今後の縁のためにも「内定の報告メール」を送るようにしましょう。
「忙しい中、わざわざOB訪問をしてくれた感謝の気持ち」や「今後、何かの機会に一緒に仕事をする可能性があること」を踏まえて書きましょう。
こちらもテンプレートを用意しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
[本文] ××株式会社
○○部△△課
●● ●● 様
お世話になっております。
●月●日(月)に、OB訪問でお時間を頂きました、
〇〇大学に在籍している就活 太郎です。
その節は貴重なお話を頂き、
誠にありがとうございました。
このたび、××会社から内定をいただき、就職活動が終了しました。
●●さんの就職活動を目標とした考え方ではなく、
「将来どうありたいかが大切」という話が
その後の就職活動の軸となりました。
これから〇〇業界で精一杯頑張りますので、今後お付き合いがあればよろしくお願いします。
その節はお忙しい中お時間を頂き、誠にありがとうございました。
今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
OB訪問のお礼はメールでなければいけないの?
基本的にはメールでお礼メールをするのが一般的なマナーです。
ですが、メールでなれけばいけない訳でもありません。
LINEで連絡を取り合っていたならLINEでも構いませんし、Facebookで連絡を取り合っていたならFacebookでも構いません。
連絡を取り合っていた手段に応じて、臨機応変に対応しましょう。
OBとの連絡をLINEで取ることについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
OB訪問に加えて、お礼メールは面接後や合同説明会でも使えます。
面接後や説明会後のお礼メールの書き方については、こちらの記事で解説していますので、合わせて参考にしてください。
まとめ:OB訪問のメールで、ライバルと差をつけよう
いかがだったでしょうか。
この記事では「就活の教科書」編集部のトッティが、OB訪問後のお礼メールの書き方について紹介しました。
7つのポイントを抑えることで感謝の伝わるお礼メールを書くことができます。
この記事に書かれていることを参考にして、ぜひ皆さんの就職活動に役立ててください。
「就活の教科書」編集部 トッティ