- 自己PRで性格をアピールする例文7選
- 自己PRや自己紹介で使える性格15選
- 自己PRで性格を言う時のコツは、自分の短所も把握しておくこと
- 自己PRで性格を言う時の注意点は、自分の性格を偽らないようにする
こんにちは。「就活の教科書」編集部の古田です。
この記事では、自己PRで性格をアピールしたい就活生の悩みを解決します。
就活生の皆さんは、自己PRで性格をアピールする時に、どう伝えたらいいか悩んだ経験はありませんか?
「就活の教科書」編集部 古田
就活生ちゃん
私は、面接で「あなたはどんな性格ですか?」と質問されてうまく答えられなかった経験があります・・・。
自己PRで上手に性格をアピールするにはどうしたらいいのか、知りたいです。
就活生くん
僕は、自己PRといっても大学でやっていたことを話せばいいのか性格のことを話せばいいのか、分かりません・・・。
そもそも自己PRで性格をアピールするのはアリなんでしょうか。
自己PRで性格をアピールする学生は多いのですが、実はアピールの仕方で気をつけるべきポイントがたくさんあります。
「就活の教科書」編集部 古田
この記事では、自己PRで性格を上手にアピールする例文やアピールできる例文一覧を紹介しています。
合わせて、自己PRで性格をアピールする時のコツや注意すべきことも解説しています。
この記事を読めば、「自己PRでどうやって性格をアピールすればいいか分からない・・・」という悩みを解決できます。
自己PRや自己紹介で性格を上手にアピールして就活を成功させたい就活生は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
自己PRで性格をアピールするのはアリ?
就活生くん
自己PRって、実績を自慢すればいいのか自分の性格について話せばいいのか、分かりません。
そもそも自己PRで自分の性格をアピールするのはアリなんでしょうか・・・?
結論からいうと、自己PRで性格をアピールするのはアリです。
エントリーシートや面接において、一緒に働きたい、人柄の良い学生と思われることは大切です。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PRであなたの性格を魅力的にアピールできれば、採用担当者に良い印象を残すことができるでしょう。
一方で、自己PRで性格をアピールするときに気をつけた方がいい場合もあります。
自己PRであなたの性格を抽象的にアピールしても、自分が意図したのと違ったイメージで伝わってしまう場合があるからです。
例えば、あなたが自己PRで「私は真面目な性格です」とアピールしても、どう真面目なのか採用担当者には伝わりません。
そのため、自己PRで性格をアピールする時は、言い換えや具体的な表現を使って伝える必要があるのです。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PRで「性格」を上手にアピールする例文/エピソード7選
就活生ちゃん
自己PRで性格をアピールしている例文を見て、どうやって性格について伝えたらいいか知りたいです。
エントリーシートや面接の自己PRで性格をアピールする時に参考にします。
では、次に自己PRで性格をアピールした例文を紹介しますね。
以下の例文を読んで、実際にエントリーシートや面接で自己PRをするときの参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
- 例文①:素直
- 例文②:好奇心が旺盛
- 例文③:忍耐力がある
- 例文④:世話好き
- 例文⑤:几帳面
- 例文⑥:落ち着いている
- 例文⑦:元気
それでは、自己PRで上手に性格をアピールしている例文を、1つずつ紹介していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
例文①:素直
素直な性格がセールスポイントです。
私は学生団体で事業の責任者を務めていました。
事業を進めるには報・連・相が大事だと考え、グループLINEでは常に最新の情報が共有されるように気を配りました。
特に、悪い報告ほど最優先で隠すことなく伝えることを意識しました。
事業が終わって、仲間から「君は嘘をつかなくて素直だから信頼できる」と言ってもらい、素直な性格が身を結んだと感じました。
具体的に心がけていたことが書かれており、「素直な性格」が具体的に伝わる自己PRになっています。
素直さはどんな職場でも求められる性格ですから、幅広い業種の自己PRでアピールしやすいと言えますね。
「就活の教科書」編集部 古田
例文②:好奇心が旺盛
私は、人一倍好奇心が強いです。
大学ではwebメディアのライターや軽音、テニスサークルなど色々なことに関心を持って取り組みました。
どんな分野でも敬遠せず、まず飛び込んでみて体験したことで、知識の引き出しが広がりました。
性格を生かして、貴社で様々な仕事に関心を持って取り組むことで、オールラウンドに働いていきたいと思います。
大学で様々な活動に取り組んだ具体的なエピソードを通じて、「好奇心の強さ」の具体性が上がりました。
好奇心旺盛な性格は、仕事の幅が広いメディア企業などの自己PRでアピールしやすいですね。
「就活の教科書」編集部 古田
例文③:忍耐力がある
私のセールスポイントは忍耐力の強さです。
大学1年の時から居酒屋でアルバイトをしています。
深夜まで営業しているため初めは体力的にも辛く、お客さんに強く当たられることもありました。
しかし辛抱強く続け、常連のお客さんからは「アルバイト大変だろ、ずっと辞めずに続けてて偉いな」と言っていただけるようになりました。
辞めたいと思ったこともありましたが、継続することでお客さんや社員さんにも気に入られ、忍耐力が身を結んだと感じています。
お客さんからかけられた言葉など、具体的なエピソードがあることで忍耐力の強さが伝わる自己PRになっています。
忍耐力の強い性格は色々な企業で求められる性格ですし、特に営業職などの自己PRでアピールすると好印象でしょう。
「就活の教科書」編集部 古田
例文④:世話好き
私は、世話好きな性格です。
大学1年の時から塾講師を務めています。
心がけているのは、徹底的に時間をかけて生徒の苦手ポイントを洗い出し、理解できるまで付き合うということです。
授業時間外にも生徒に向き合うことは大変ですが、人のために自分の時間を使うことはやりがいがあると感じます。
このように、自分の世話好きな性格を生かして、貴社では顧客と徹底して向き合って成果をあげていきたいと思います。
人のために時間をかけられる性格であることを「世話好き」と言っていることが分かり、具体性のある自己PRになっています。
例文にもあるように、お客さんに向き合って仕事をすることが多い業界では、世話好きな性格を自己PRでアピールしやすいですね。
「就活の教科書」編集部 古田
例文⑤:几帳面
私は几帳面な性格です。
コンビニでアルバイトをしていたとき、この性格が実を結びました。
入った当初から、商品の陳列などの手順やタバコの番号をとにかく正確に覚えることを心がけました。
また他のシフトの人が疎かにしてしまうトイレ掃除も丁寧にこなしました。
その結果オーナーさんの信頼を獲得することに繋がり、同期の中では最速で最高段階まで昇給することができました。
仕事に対する几帳面な性格を生かして、貴社でも丁寧な仕事で成果をあげていきたいです。
仕事に対して「几帳面」な性格が信頼獲得につながったエピソードを、昇給スピードという具体的な観点で伝えられている自己PRです。
几帳面な性格は、特に数字を扱う職種の自己PRではアピールしやすいですね。
「就活の教科書」編集部 古田
例文⑥:落ち着いている
私は落ち着いている性格を活かしてミスなく目標を達成することができます。
私は大学時代派遣のアルバイトで工場勤務を行っていました。
工場勤務の仕事では作業のスピードと正確性が求められていました。
私は箱詰めの作業を担当していましたが、一日のノルマは1000個と決まっていました。
そのため、正確に行いながらも素早く箱詰めしていく必要がありましたが、早さを求めるあまり箱詰めが雑になる同僚もいました。
私は過去に頼んだ商品が乱雑に包装され不快な気分を味わったため、同じ思いをお客様にさせないように正確性を重視してミスをしないように気をつけました。
正確性を重視した結果、月間でミスゼロを達成することができ、一日のノルマも全て達成することができました。
私はこの冷静沈着な性格を活かして、ミスなく仕事をこなし、御社の業績に貢献したいと思います。
この自己PR例文は、落ち着いて物事に取り組める性格を活かして、ミスの無い丁寧な仕事をする力をアピールしています。
特に、金銭を扱う仕事や、ミスの許されない製造現場などで活躍する性格です。
落ち着いている性格の就活生は、以下で紹介する記事の自己PRもおすすめです。
「就活の教科書」編集部 古田
例文⑦:元気
私は明るさと元気でムードメーカーとしてチームに勝利をもたらすことができます。
この長所はビジネスコンテストで入賞したときに活かされました。
通常3ヶ月以上かけて応募する中、私の班は1ヶ月で取り組みました。
賞を受賞するという目標があり、毎日朝から夜まで会議をしましたが、私は集まりのない時間に新聞、雑誌、記事を読み1日5つの案を考え誰よりも努力してチームに貢献しました。
しかし、それでも新規ビジネス案は生まれませんでした。
そのため、私は議論が行き詰まった時には冗談を交え、チームをリラックスさせ「もう一度頑張ろう」と笑顔で明るい声かけをしていました。
そのように取組んだ結果、予選大会を通過できました。そして大きな大会で入賞することができました。
私は同じように取組み、他の大会でも賞を受賞していました。
このように私は明るさと元気でチームを勝利に導く力があります。
この自己PR例文は、元気な性格でチームの雰囲気を良くすることができることだけでなく、勝利をもたらすことができるという強いメリットも述べることができています。
この自己PRのように具体的な功績を述べることで、あなたの性格がどう役立つか、面接官に伝わりやすくなります。
元気な性格の就活生は、以下で紹介する記事の自己PRもおすすめです。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PR/自己紹介でアピールできる性格一覧
就活生くん
例文で挙げられた以外にも、自己PRでアピールできる性格があれば教えて欲しいです。
自分に当てはまる性格があれば、自己PRを考える時の参考にしたいです。
それでは次に、自己PRでアピールできる性格一覧を紹介します。
あなたの性格に当てはまるものを探して、自己PRで使ってみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 古田
- 明るい
- ポジティブ
- 冷静
- 穏やか
- 謙虚
- 負けず嫌い
- 向上心がある
- 我慢強い
- 慎重
- 大胆
- 柔軟
- 真面目
- 気配りができる
- 人当たりがいい
- 外向的
他にも、以下の記事では自己PRでアピールできる性格についてまとめているので合わせて読んでみてくださいね。
また、就活で使える性格一覧に自分の性格が当てはまらなかった人は、あなたの性格を分析することができますので、こちらの記事から無料の性格診断ツールを活用してみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
「自分の強みを言い換えて、他の就活生と差別化したい!」という方は「適性診断AnalyzeU+」と「キミスカ適性検査」を同時に使って言い換え表現を探すのが一番おすすめです。
両方使うことで、あなたの長所が文章でわかるので、面接官に評価される言い換え表現が簡単に見つかります。
「自己PRで好印象を与えたい!」という方は、ぜひ利用してみてくださいね。
就活アドバイザー 京香
自己PRで性格を尋ねる採用担当者の意図
就活生ちゃん
面接で「あなたはどんな性格ですか」と聞かれて、答え方に迷いました。
採用担当者が性格の自己PRを求める意図が知りたいです・・・。
「就活の教科書」編集部 古田
会社として営利を出すためには、採用コストに見合うだけの働きをしてくれる就活生を採用する必要があるのです。
例えば営業職が多い会社であれば、営業で成果を上げられそうな快活な学生を採用するものです。
また細かい事務作業の多い会社であれば、1つの物事に集中できる性格の学生を採用したいと思っています。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PRで性格を上手にアピールする3つのコツ
就活生ちゃん
自己PRで伝えたい性格があるのですが、うまくアピールするにはどうしたらいいのでしょうか。
性格についてうまく自己PRするコツなどがあれば教えて欲しいです・・・。
自己PRで性格をアピールするためには、押さえるべきコツがいくつかあります。
上手に性格を伝えるためのコツを押さえて、他の就活生と差をつける自己PRを考えてみましょう!
「就活の教科書」編集部 古田
- コツ①:書く前に他己分析をしてもらう
- コツ②:企業の求める人物像に合わせる
- コツ③:自分の性格のデメリットも押さえておく
それでは、自己PRで性格をアピールするコツについて、以下で1つずつ紹介していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
コツ①:書く前に他己分析をしてもらう
自己PRで性格を上手にアピールするコツの1つ目は、「書く前に他己分析をしてもらう」ことです。
他己分析とは、友達などに客観的な視点から「自分はどんな人か?」を指摘してもらうことです。
誰しも自分の性格の中で、自己分析だけでは気づかない部分が存在するものです。
エントリーシートや面接対策の前に他己分析をしてもらって、自己PRでアピールできる性格がないか考えてみましょう。
「就活の教科書」編集部 古田
コツ②:企業の求める人物像に合った性格をアピールする
自己PRで性格を上手にアピールするコツの2つ目は、「企業の求める人物像に合わせる」ことです。
どんな企業にも社員や文化などに表れる社風があり、社風に合わない学生が入社してすぐに辞めてしまうことも多いです。
そのため採用担当者は、就職にミスマッチが起きないように、就活生の社風へのマッチを自己PRで確認しているのです。
「就活の教科書」編集部 古田
コツ③:自分の性格のデメリットも押さえておく
自己PRで性格を上手にアピールするコツの3つ目は、「自分の性格のデメリットも押さえておく」ことです。
自分の性格のデメリットが分かっていれば、あなたが欠点を把握して克服しようとしていると印象付けることができます。
例えば好奇心が旺盛な人は飽きっぽい側面があるかもしれませんし、謙虚な性格なら闘争心が低いかもしれません。
そしてデメリットを見つけたら、自分はそのデメリットをどのように克服しようとしているのかまで考えて自己PRを作ってみましょう。
自己分析で自分の性格の良い点も悪い点も知りたい人は、客観的に性格を知る方法が分かりますので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PRで性格をアピールする時に注意すべき3つのこと
就活生くん
自己PRで上手に性格をアピールにはどうしたらいいのか、よく分かりました。
最後に、自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことがあったら教えて欲しいです。
自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことはいくつかあります。
以下の3点に気をつけて、自己PRを考えるようにしてみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
- 注意①:嘘をつかない
- 注意②:誰にでもある性格をアピールしない
- 注意③:面接でアピールする性格が本当か疑われないようにする
それでは、自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことについて1つずつ説明していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
注意①:嘘をつかない
自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことの1つ目は、「嘘をつかない」ことです。
自己PRで嘘の経験や性格についてアピールしても、面接で深掘りされる中で嘘だとバレてしまうことは多いです。
自己PRでは企業が求める性格をアピールすることも大事ですが、最終的にミスマッチのない会社に就職することが自分のためになります。
自分の本当に思う性格を最大限アピールして落ちるのであれば、企業や業界が自分に合っていないのかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
注意②:誰にでもある性格をアピールしない
自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことの2つ目は、「誰にでもある性格をアピールしない」ことです。
例えばある程度の「真面目さ」は、誰にでもあるべき性格であり、自己PRであなたに特有の性格としてアピールすることはできません。
「人に嘘をつかない」「時間を守る」から「真面目な性格」である、というような伝え方では平凡な自己PRだと思われてしまいます。
自己PRでは、「誰よりも真面目にアルバイトに取り組み、同期では最速で昇給した」など、人より飛び抜けている点をアピールしましょう。
「就活の教科書」編集部 古田
注意③:面接でアピールする性格が本当か疑われないようにする
自己PRで性格をアピールする時に注意すべきことの3つ目は、「面接でアピールする性格が本当か疑われないようにする」ことです。
性格は自己PRの文面だけでなく、あなたの立ち振る舞いからも感じ取られるものです。
例えば「明るい性格」をアピールする就活生が面接でボソボソと喋り、目も合わせなければ、嘘の自己PRなのではないかと思われてしまいます。
「就活の教科書」編集部 古田
ここまで読んでまだ不安が残ったあなたは、以下の記事を読んで自己分析を進め、自分の性格をより深く理解してみましょう。
まとめ:自己PRや自己紹介で性格をアピールする時は、具体的なエピソードを使おう!
いかがだったでしょうか。
今回は「就活の教科書」編集部の古田が、自己PRで性格を上手にアピールする例文やアピールできる例文一覧を紹介しました。
合わせて、自己PRで性格をアピールする時のコツや注意すべきことも紹介しました。
これらをまとめると、以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 古田
◆ 自己PRで性格をアピールするのはアリ?
◆ 自己PRで性格を上手にアピールする5つの例文
◆ 自己PRでアピールできる性格一覧
◆ 自己PRで性格を尋ねる採用担当者の意図
◆ 自己PRで性格を上手にアピールする3つのコツ
- コツ①:書く前に他己分析をしてもらう
- コツ②:企業の求める人物像に合った性格をアピールする
- コツ③:自分の性格のデメリットも押さえておく
◆ 自己PRで性格をアピールする時に注意すべき3つのこと
- 注意①:嘘をつかない
- 注意②:誰にでもある性格をアピールしない
- 注意③:面接でアピールする性格が本当か疑われないようにする
自己PRで性格をアピールする時は、具体的なエピソードを基にアピールすると良いです。
他己分析をしてもらって客観的な視点を入れたり、デメリットも押さえておくことでより好印象を与えられます。
面接の自己PRで性格をアピールする時は、その性格が嘘だと思われないように振舞うことも大事です。
あなたが自己PRで性格を上手にアピールして、納得のいく内定を勝ち取ることを心から祈っています。
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「就活の教科書」編集部 古田