- 自己PRで趣味/特技をアピールするのはアリだが、伝え方に注意!
- 自己PRで使える趣味/特技の例文8選を紹介!
- 趣味/特技の自己PRは、エピソードを使って人柄を伝えよう!
- 企業の側から趣味/特技について尋ねられたら、自己PRにつなげよう!
- 自己PRできる趣味/特技がないときは、小さなことでも見せ方を変えてみる!
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この記事では、自己PRで趣味/特技を上手にアピールする例文やコツについて解説していきます。
合わせて、自己PRでアピールできる趣味/特技がないときの対処法や注意点などについても解説しています。
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この記事を読めば「趣味/特技は自己PRにしていいの?どのようにアピールすればいいの?」といった疑問を解決できます。
「趣味/特技を上手く自己PRして、就職活動を成功させたい!」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
目次
自己PRで趣味/特技をアピールするのはアリ(ただし工夫が必要)
就活生ちゃん
私は面接の自己PRで趣味の旅行について話したものの、うまく伝えられなかった経験があります・・・。
それに他の就活生の自己PRに比べるとショボい気がしてしまって・・・。
就活生くん そもそも、自己PRって趣味とか特技を話してもいいんでしょうか・・・。 みんなサークルとか、インターンの話をする中で僕は趣味の話くらいしかできないので不安です。
結論から言うと、自己PRで趣味/特技をアピールするのはアリです。
他の就活生が趣味や特技の話を自己PRすることは確かに少ないですが、だからこそ印象に残ることができるかもしれませんね。
「就活の教科書」編集部 古田
「ショボいかもしれない」ということに関しては、自己PRでエピソードのすごさは求められていないので大丈夫です。
自己PRで求められるのは、エピソードの中であなたのどんな性格や能力が生かされたのか、また培われたのかという内容です。
一方で、自己PRで趣味/特技を伝える上で、気をつけておかなければいけないポイントがたくさんあるのも事実です。
自己PRで趣味/特技を伝える方法をしっかりとマスターしていきましょうね。
「就活の教科書」編集部 古田
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この記事では、自分に合った自己分析ツールや診断後の活かし方まで知ることができます。
就活アドバイザー 京香
趣味/特技の自己PRを企業側から求められる3つの理由
趣味や特技をアピールする例文を紹介する前に、企業側はどういう意図で就活生の趣味/特技を聞いているのかという点から解説していきます。
「就活の教科書」編集部 古田
就活生ちゃん
確かに、自己PR以外でも、エントリーシートや面接で企業の側から趣味/特技欄を聞かれることもありますよね。
企業の側から趣味/特技欄を自己PRさせてくる時、何が見られているのか知りたいです!
そうですね。
以下で紹介する3つの理由を押さえて、趣味/特技を上手に自己PRにつなげる方法を考えてみましょう!
「就活の教科書」編集部 古田
- 意図①:学生の人柄を知るため
- 意図②:学生の社風への適合を知るため
- 意図③:学生の緊張をほぐすため
それでは自己PRで趣味/特技について聞かれる理由について、1つずつ紹介していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
意図①:学生の人柄を知るため
趣味/特技の自己PRを求められる理由の1つ目は、「学生の人柄を知るため」です。
採用担当者は、あなたの人柄を知ることで、一緒に働きたいと思うかどうかを判断します。
趣味からは興味の幅や好きなことへの取り組み方、特技からは長所やどんな自己認識をしているのかなどの人柄が見えてくるでしょう。
例えば人と会話をする趣味をアピールすれば、協調性を買われて一緒に働きたいと思われやすいかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
意図②:学生の社風への適合を知るため
趣味/特技の自己PRを求められる理由の2つ目は、「学生の社風への適合を知るため」です。
どんな企業にも人や文化などの社風があり、社風に合わなかった学生が入社してすぐに辞めてしまうことも多いです。
なので、企業側には社風にあった学生を採用することで、採用のミスマッチを減らしたいという心理があります。
そのため自己PRの趣味や特技といった項目から、あなたがその企業に適合できる性格であるかを確認しているのです。
例えば読書や映画観賞が趣味の人は、どちらかといえば内向的で営業が重視される社風には合わないかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
意図③:学生の緊張をほぐすため
趣味/特技の自己PRを求められる理由の3つ目は、「学生の緊張をほぐすため」です。
学生の緊張をほぐして本音で話せる空気を作ることで、採用のミスマッチを減らしたいというのが面接官側の心理です。
なので面接での趣味/特技についての質問には、学生の好きなことについて喋ってもらうことで面接の空気を柔らかくしようという意図もあります。
「就活の教科書」編集部 古田
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就活アドバイザー 京香
自己PRで趣味/特技を上手にアピールする8つの例文
就活生ちゃん
自己PRで趣味/特技を上手にアピールするために、実際の例文を見てアピールの仕方を勉強したいです。
エントリーシートや面接の自己PRで趣味や特技をアピールする時に参考にします。
では次に、自己PRで趣味/特技についてアピールしている例文を紹介しますね。
以下の例文を読んで、実際にエントリーシートや面接の自己PRで趣味/特技について伝えるときの参考にしてみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
- 趣味①:読書
- 趣味②:料理
- 趣味③:散歩
- 趣味④:筋トレ
- 特技①:タイピングが早い
- 特技②:誰とでも仲良くなれる
- 特技③:早起きが得意
- 特技④:スポーツ
それでは、自己PRで趣味/特技を上手にアピールする例文を1つずつ紹介していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
趣味①:読書
私の趣味は読書です。
自分にとって未知な、作者の世界観を追体験できることが好きで、月に4冊は小説を読んでいます。
また1冊読み終わったあとは、感想を自分の言葉で語る練習のために、レビューサイトで感想を投稿するようにしています。
最近では読んだ本のどんなところが面白かったのか、人にプレゼンするのが上手になってきたと感じています。
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就活アドバイザー 京香
読書が趣味の理由や具体的な数字が入っていて、どれくらい読書が好きなのかがしっかりと伝わってきますね。
また「どこが面白かったのか人にプレゼンするのが上手になってきた」と、仕事に生かせそうな能力の自己PRもできています。
読書という趣味を魅力的に伝える方法を詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 古田
趣味②:料理
私は料理が趣味です。
1人暮らしなので毎日の食事を作るのに加え、たまに友人を家に呼んで一緒に料理をしたりもします。
最近では一度作ったあと、味付けの改善できそうな点があればメモしておいてリベンジするようにしています。
先日1人で何度も作ったオムライスを友達に振る舞ったところ「お店で出せるレベル」と言ってもらい、達成感がありました。
自分のために作るのもいいですが、人のために作る料理はとても作りがいがあると感じました。
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就活アドバイザー 京香
「改善点をメモしてリベンジする」という具体的なエピソードが入っていて、好きなことに真摯に取り組む姿勢が伝わってきます。
「人のために作る料理は作りがいがある」という話を広げて、「人のために動ける性格」の自己PRにもつなげられるかもしれませんね。
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「就活の教科書」編集部 古田
趣味③:散歩
私は散歩が趣味です。
ここ3ヶ月ほど、朝起きたらまず近くの川沿いに散歩をするのを日課にしています。
同じ川沿いの景色でも、天気やその日あるイベントなどで少し違った表情が見られた時は嬉しくなります。
この趣味を始めて、小さなことでも継続すれば新たな発見があることを知りました。
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就活アドバイザー 京香
一見地味な散歩という趣味でも、具体的に感じたことを書くことで穏やかな人柄が伝わってくる自己PRに変身しました。
「小さなことでも継続すれば新たな発見がある」というポジティブさから、「物事へのポジティブな見方」の自己PRにもつなげられそうです。
「就活の教科書」編集部 古田
趣味④:筋トレ
私は、体を鍛えることが趣味です。
きっかけは引き締まった体への憧れでしたが、今は適切なトレーニングをすると成果が見た目でわかるところが楽しくて筋トレを行っています。
筋トレは、ただ重たいオモリを上げれば良い訳ではなく、鍛える部位や動きの意識や、トレーニングを長期的に考えて、期間ごとに適切なメニューを組んでいくことが大切です。
体重や食事の管理も、毎日の記録をしながら確認することで、1年間で体重は12kg増えました。
筋トレでトレーニング計画を自分で組むことを習慣化していることで、例えば学校の課題に取り組むスケジュールを直前で焦らずに計画することなどが上手になったと感じています。
目標を設定して、計画的に日々の取り組みに落とし込んでいく強みを活かして、社会人になってからも業務に取り組んでいきたいと考えています。
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就活アドバイザー 京香
筋トレを趣味と言うと「自己管理能力」がありそう、とポジティブなイメージを与えることができますね。
また、筋トレを自己PRやガクチカで使う際の詳しい解説は下の記事で読めますよ。
「就活の教科書」編集部 古田
特技①:タイピングが早い
私の特技はタイピングが早いことです。
大学の研究室で、インタビューの文字起こしのアルバイトをしていたことが生きています。
元々それほどタイピングが早くはありませんでした。
文字数に応じてお給料が上がることでモチベーションが上がり、タイピング練習サイトで毎日30分練習をしました。
今では時給換算で、アルバイトを始めた当初の3倍のタイピングスピードになり、普段のレポート執筆などにも役に立っています。
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「時給換算で3倍」という具体的な数字が入っていることで、タイピングがどれだけ得意になったのかが伝わりやすいですね。
またタイピング練習サイトで練習をしたエピソードから、「物事に対して真剣に取り組む姿勢」の自己PRにつなげられそうです。
「就活の教科書」編集部 古田
特技②:誰とでも仲良くなれる
誰とでも仲良くなれることが特技です。
特に初対面の人と仲良くなりたい時は、話さなくていいことを話しすぎず、相手の話も聞くことを心がけています。
具体的には、常に自分が4割、相手が6割くらい喋っているように気をつけることで、心地よく話してもらえると思っています。
このスキルのお陰で、初対面の人に有益な情報を教えてもらえたり、アルバイトを紹介してもらったりと得をすることが多いです。
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就活アドバイザー 京香
「誰とでも仲良くなれる」だけでは、自己PRとしては抽象的ですが、具体的に気をつけていることを書くことで分かりやすくなりました。
得をしていることも書くことで強力な特技であることが分かり、例えばこの特技を営業に生かせる、といった自己PRにもつなげられそうです。
「就活の教科書」編集部 古田
特技③:早起きが得意
私は早起きが得意です。
私は大学から1人暮らしを始めたのですが、初めは早起きが苦手でした。
そこで朝起きたら水を1杯飲む、ベランダに出るといったルーティンをいくつも作って体が目覚めるようにしました。
今では目覚ましをかけなくても朝6時に目が覚めるという特技が身につき、朝の時間を有効活用できています。
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就活アドバイザー 京香
「早起きが得意」というだけでは、自己PRとしては漠然としていますが、「朝6時には目覚める」という具体的な数字があれば特技としての凄さがわかりやすいです。
早起きが得意になった経緯も書かれており、朝に弱いという弱点を克服して強みにしたこともアピールできる自己PRになっていますね。
「就活の教科書」編集部 古田
特技④:スポーツ
私の特技は野球です。
大学から野球を始めましたが、レギュラーになるために誰よりも努力しました。
始めた当初は初心者だったので、周りとの差がありましたが、毎日1時間の素振りと1時間のランニングを欠かさず行いました。
その結果、大学2年生の冬にレギュラーになることができ、目標を達成するために努力をする大切さがわかりました。
そのため、入社後は、困難なことがあっても継続力と努力で乗り越えたいと考えております。
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就活アドバイザー 京香
スポーツが得意な人は、上手になるまでの過程や努力を語るようにすると、「継続力」や「努力に対する姿勢」などアピールできることがたくさんありますよ。
「就活の教科書」編集部 古田
ESで「趣味・特技」を魅力的に書きたい場合は、例文や注意点が分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
また、ガクチカでも「趣味・特技」が聞かれることがあります。
ガクチカで「趣味・特技」を伝えたい人は、魅力的に伝える例文やコツが分かるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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就活アドバイザー 京香
【落ちない】ES/面接で受かるためのコツ3選
就活生ちゃん
私はエントリーシートや面接が苦手です…
選考に通過しやすくなるコツがあれば教えてください。
エントリーシートや面接では何をどのように伝えれば良いか難しいですよね。
エントリーシートや面接で落ちないためのコツを以下で紹介するのでぜひ参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
- コツ①:選考通過ESを参考にする
- コツ②:他の就活生と差別化する
- コツ③:PREP法を意識する
コツ①:内定者のESを参考にする
ES/面接で受かるためのコツ1つ目は、「内定者のESを参考にする」です。
内定者のESを見ることで、どのような内容や経験をアピールすればいいのかが分かるようになります。
そこで「選考通過ES」がおすすめです。
「面接に絶対受かりたい」「ESをどのように書けばいいか分からない」という就活生には、「選考通過ES」を参考にするのがおすすめです。
あなたが志望する企業の内定者がどんな回答をしているのかを知っておくことで、ES/面接通過率が上がるので、ぜひ参考にしてください。
就活アドバイザー 京香
コツ②:他の就活生と差別化をする
ES/面接で受かるたのコツ2つ目は、「他の就活生と差別化する」です。
人事の方は1日に何人もの就活生を評価しています。
そのため、他の就活生と差別化しなければ、落ちてしまいます。
就活生ちゃん
でも、どのように差別化すればいいのでしょうか?
差別化するためには、具体性が大切です。
就活アドバイザー 京香
ガクチカや自己PR、志望動機の内容が似てしまうことは仕方のないことですが、同じ経験であっても、「どうしてその活動をしようと思ったのか」「その経験からどのようなことを学んだのか」「なぜそのような考えに至ったのか」という内容は他の就活生と全く同じにはならないと思います。
その部分を具体的に書いたり、伝えたりすることで、他の就活生と差別化でき、あなたの人となりや大切にしている価値観を人事の方に理解してもらえます。
コツ③:PREP法を意識する
ES/面接で受かるためコツ3つ目は、「PREP法を意識する」です。
人事は、「相手にわかりやすく伝えようとしているか」を見ています。
わかりやすく書くためにはPREP法がおすすめです。
PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の順番に伝える方法で、わかりやすく簡潔に伝えられます。
ESや面接で伝える場合であれば以下のようになります。
- 結論:設問に対する回答
- 理由:その結論に至った理由
- 具体例:その結論が生まれた背景(過去の経験)
PREP法は、ガクチカ、自己PR、志望動機のいずれの場合でも使えます。
論理的に伝えられるので、人事から高く評価され、ESや面接で落ちにくくなりますよ。
就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
自己PRで趣味/特技を上手にアピールする3つのポイント
就活生くん
自己PRで趣味/特技について上手く伝える方法が分かりません・・・。
エントリーシートや面接の自己PRで、趣味や特技について上手く伝えるポイントがあれば教えて欲しいです。
自己PRで趣味/特技について上手に伝えるためには、抑えておくべきポイントがいくつかあります。
趣味/特技の上手なアピール方法を知り、他の就活生と差をつける自己PRを作ってみましょう!
「就活の教科書」編集部 古田
- ポイント①:入れ込みの度合いが分かるエピソードを伝える
- ポイント②:趣味を知らない人でもわかるように伝える
- ポイント③:仕事に生かせそうな要素もアピールする
それでは、以下で1つずつ説明していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
ポイント①:入れ込みの度合いが分かるエピソードを伝える
自己PRで趣味/特技を上手にアピールするポイントの1つ目は、「入れ込みの度合いが分かるエピソードを伝える」ことです。
エントリーシートや面接の自己PRで趣味/特技を尋ねられるのは、あなたの人柄が「一緒に働きたい」と思わせるものかどうか確かめるためです。
そのため自己PRで趣味/特技を伝える時はあなたの人柄が伝わらなければいけません。
趣味/特技を伝える時にエピソードを入れることで、あなたが好きなことに取り組む姿勢が分かり、人柄が伝わりやすくなります。
「就活の教科書」編集部 古田
ポイント②:趣味を知らない人でもわかるように伝える
自己PRで趣味/特技を上手にアピールするポイントの2つ目は、「趣味を知らない人でもわかるように伝える」ことです。
専門用語ばかりを使って趣味や特技について説明しても、あなたの人柄が伝わる自己PRにはなりません。
例えばカメラが趣味であれば、専門用語を使って機材の使い方の説明をするのではなく、どんな写真を撮るようにしているかなどを伝えるとよいでしょう。
「就活の教科書」編集部 古田
ポイント③:仕事に生かせそうな要素もアピールする
自己PRで趣味/特技を上手にアピールするポイントの3つ目は、「仕事に生かせそうな要素もアピールする」ことです。
あなたの人柄をアピールすることができたら、次はその人柄をどう仕事に生かせるのかを伝えられれば好印象です。
例えば誰とでも仲良くなれる特技を持っているのであれば、そのコミュニケーション能力を営業に生かすことができるでしょう。
自己PRでは、最後の締めの部分も重要になってきます。
自己PRの魅力的な締め方に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
そもそもなぜ就活で「趣味・特技」が聞かれるか分からない人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 古田
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就活アドバイザー 京香
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけない5つのこと
就活生ちゃん
自己PRで趣味/特技を上手に伝える方法については分かりました。
逆に、自己PRで趣味/特技をアピールする時にやってはいけないことはありますか?
自己PRで趣味/特技をアピールする際にやってはいけないことはいくつかあります。
以下の5点に注意しながら、自己PRの趣味/特技のアピール方法を考えてみてください。
「就活の教科書」編集部 古田
- 注意①:「特になし」にはしない
- 注意②:マイナスイメージになりそうな趣味や特技は書かない
- 注意③:面接で趣味や特技について長く話しすぎない
- 注意④:ありきたりな能力を特技としない
- 注意⑤:特技の過剰なアピールはしない
それでは以下で1つずつ説明していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
注意①:マイナスイメージになりそうな趣味や特技は書かない
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけないことの1つ目は、マイナスイメージになりそうな趣味を書くことです。
趣味/特技を通じて、採用担当者があなたと一緒に働きたいと思えなかった場合、それが原因で落とされてしまうかもしれません。
例えばギャンブルや、お酒を大量に飲むといった趣味/特技は、本当に好きなことであっても自己PRで話すべきではないでしょう。
また仕事が忙しくまとまった休みが取れない業界では、例えば長期の海外旅行などの趣味は支障になると捉えられるかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
注意②:面接で趣味や特技について長く話しすぎない
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけないことの2つ目は、面接で趣味や特技について長く話しすぎることです。
自己PRの趣味/特技は、面接では比較的好きなことを話すことができる項目です。
ですが、好きなことだからといって長く話しすぎてしまうと、志望動機など他の大事なことについて話す時間が減ってしまいます。
「就活の教科書」編集部 古田
「自己PRが長くなっちゃう・・・」という方は、以下の記事で、自己PRを短くまとめる方法がわかります。
合わせて読んでみてくださいね。
注意③:ありきたりな能力を特技としない
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけないことの3つ目は、ありきたりな能力を特技とすることです。
社会人として最低限度あるべき能力は、あなたにオリジナルの特技として自己PRすることはできません。
例えば、「時間を守ることができる」能力などは、特技ということはできないでしょう。
ただ「小学校から大学まで無遅刻無欠席で、常に他の遅刻、欠席した人のフォロー役になった」など、伝え方を変えて差別化を図れば、好印象を与えられるかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
能力をキャッチーに言い換えることで、採用者の印象が変わります。
「ポジティブな言い換えを考えたい」という方は、以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみてくださいね。
注意④:特技の過剰なアピールはしない
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけないことの4つ目は、特技の過剰なアピールをすることです。
自己PRで特技をアピールする時に、あまりに自信過剰になってしまうと自己本位な人物なのではないかと思われてしまうかもしれません。
例えば「絶対に商品を購入させることができる話術」などの誇大表現は避けたほうがいいでしょう。
「お客さんと丁寧に対話し、満足して買い物をしてもらうことができます」というように表現を柔らかく改めてみましょう。
「就活の教科書」編集部 古田
注意⑤:企業の側から趣味/特技を聞かれた時は「特になし」にしない
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけないことの5つ目は、企業の側から趣味/特技を聞かれた時に「特になし」にしてしまうことです。
自己PR欄で自分から趣味や特技について話すシチュエーションについて話してきましたが、企業によっては趣味や特技を積極的に聞いてきます。
エントリーシートや面接では、全ての項目がアピールのチャンスになります。
趣味/特技を「特になし」にしてしまうと、貴重なアピールのチャンスを逃してしまいますよ。
また採用担当者によっては、あなたが何にも興味を持てない、熱意のない学生だと捉えるかもしれません。
「就活の教科書」編集部 古田
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
趣味/特技欄で自己PRできることがないときの3つの対処法
就活生くん
今度提出するエントリーシートに、趣味/特技をアピールする欄がありました。
自己PRにつなげられるような趣味や特技がない人はどうしたらいいのでしょうか。
自己PRにつなげられる趣味や特技が思いつかず、悩んでいる就活生は多いですよね。
では最後に、以下の対処法を参考に、自己PRにつなげられる趣味/特技を考えてみましょう。
「就活の教科書」編集部 古田
- 対処法①:最近楽しかったことから考える
- 対処法②:つい夢中になってしまうことから考える
- 対処法③:小さなことでも見せ方を変えてみる
それでは自己PRでアピールする趣味/特技がないときの対処法を1つずつ紹介していきますね。
「就活の教科書」編集部 古田
探し方①:最近楽しかったことから考える
自己PRでアピールする趣味/特技がないときの対処法の1つ目は、「最近楽しかったことから考える」ことです。
最近楽しかったことの中で、普段から繰り返し楽しいと感じていることが見つかれば、趣味に言い換えられるかもしれません。
例えば普段バスで行くような距離の場所に歩いて行ったことが楽しかったとします。
そこで過去を振り返ったとき同じ経験を何度もしていれば、「散歩が趣味です」と言うこともできるでしょう。
「就活の教科書」編集部 古田
探し方②:つい夢中になってしまうことから考える
自己PRでアピールする趣味/特技がないときの対処法の2つ目は、「つい夢中になってしまうことから考える」ことです。
最近の生活の中でつい没頭して時間を溶かしてしまったことがあれば、趣味に言い換えることが可能でしょう。
例えば、ついつい部屋の掃除に没頭してしまう人は、部屋を自分好みにコーディネートすることが趣味と言えるかもしれません。
この場合、普段から部屋のコーディネートにこだわっていることを話せば、自己PRで話せる趣味になると言えますね。
「就活の教科書」編集部 古田
探し方③:小さなことでも見せ方を変えてみる
自己PRでアピールする趣味/特技がないときの対処法の3つ目は、「小さなことでも見せ方を変えてみる」ことです。
自己PRでアピールできる趣味/特技ではないと思うような小さいことでも、見せ方を変えればあなたならではの自己PRになります。
例えば、「毎朝朝ごはんを作ること」は、自己PRの趣味としては印象が弱いかもしれません。
「毎朝朝ごはんのメニューを変え、常におしゃれさと美味しさを追求して作る」というように伝え方を変え、差別化を図りましょう。
「就活の教科書」編集部 古田
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その他の自己分析ツールを利用してみたいという就活生には「自己分析ツールおすすめ25選」という記事がおすすめです。
就活アドバイザー 京香
まとめ:自己PRで趣味/特技を伝えるときは人柄を魅力的に伝えよう!
いかがだったでしょうか。
今回は「就活の教科書」編集部の古田が、自己PRで趣味/特技を上手にアピールする方法について解説しました。
合わせて、自己PRでアピールできる趣味/特技がないときの対処法や注意点も紹介しました。
これらをまとめると、以下の通りです。
「就活の教科書」編集部 古田
自己PRで趣味/特技をアピールするのはアリ(ただし工夫が必要)
趣味/特技の自己PRを企業側から求められる3つの理由
- 意図①:学生の人柄を知るため
- 意図②:学生の社風への適合を知るため
- 意図③:学生の緊張をほぐすため
自己PRで趣味/特技を上手にアピールする3つのコツ
- コツ①:入れ込みの度合いが分かるエピソードを伝える
- コツ②:趣味を知らない人でもわかるように伝える
- コツ③:仕事に生かせそうな要素もアピールする
自己PRで趣味/特技をアピールするときにやってはいけない5つのこと
- 注意①:マイナスイメージになりそうな趣味や特技は書かない
- 注意②:面接で趣味や特技について長く話しすぎない
- 注意③:ありきたりな能力を特技としない
- 注意④:特技の過剰なアピールはしない
- 注意⑤:企業の側から趣味/特技を聞かれた時は「特になし」にしない
趣味/特技欄で自己PRできることがないときの3つの対処法
- 探し方①:最近楽しかったことから考える
- 探し方②:つい夢中になってしまうことから考える
- 探し方③:小さなことでも見せ方を変えてみる
自己PRで趣味や特技をアピールするときは、人柄と、その人柄が仕事で生かせることが伝わるよう意識しましょう。
また自己PRの趣味/特技は、マイナスイメージになりそうなものや、ありきたりすぎる伝え方はやめた方がいいです。
趣味/特技を聞かれた時に「特になし」と回答するのはNGで、最近楽しかったことなどから考えてみると趣味が見つかるかもしれませんね。
この記事を参考に、あなたが趣味や特技を上手く自己PRし、内定を勝ち取ることを心から祈っています。
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「就活の教科書」編集部 古田