- リクナビとマイナビは掲載企業数やサービス内容が違うがほぼ同じ
- リクナビはOpenES機能が便利
- マイナビは探せる説明会の量が多い
- 迷うならリクナビとマイナビは両方登録しておこう
- リクナビとマイナビ以外の便利な就活サイト
就活生のみなさんは、リクナビ・マイナビって使っていますか?
「就活の教科書」編集部 淀川
就活生くん
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 淀川
多くの就活生が利用しているリクナビとマイナビ。
就活には「とりあえずリクナビとマイナビは登録しとけ!」みたいな風潮ありますよね。
でもそれって本当に正しいのでしょうか。
この記事では「就活の教科書」編集部の淀川が独自の視点で、リクナビとマイナビの違いや本当に登録すべきなのかについて解説します。
合わせて、リクナビとマイナビのそれぞれの特徴やリクナビとマイナビ以外の便利な就活サイトも紹介しています。
この記事を読んで、安心して就活をするための知識をつけていきましょう。
就活に役立つサイト/サービスについては、こちらのまとめ記事が参考になります。
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リクナビとマイナビって何が違うの?
就活生ちゃん
私はこれから就活を始めるのですが、大手就活サイトのどちらを登録すればよいのかわかりません。
どちらかのサイトだけしか登録しなければ、就活が不利になるのかが心配です。
就活生くん
僕は念のためリクナビもマイナビも登録しているのですが違いが分からないです。
どのように使い分けたらいいんですかね・・・
まずは、リクナビとマイナビを数字で比較してみましょう。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビ | マイナビ | |
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学生登録数 | 約80万人 | 約90万人 |
掲載企業数 | 31564社 | 24013社 |
上場企業数 | 2512社 | 2079社 |
説明会・イベント数 | 10579社 | 13919社 |
確かに就活生の中で多くの人がリクナビとマイナビに登録していますよね。
そんな大手就活情報サイトですが大きく分けて、「掲載企業数とサービス内容」が違います。
これらの2つの点を比較しながら、リクナビとマイナビの違いを解説しますね。
「就活の教科書」編集部 淀川
違い①:掲載企業数
リクナビとマイナビの違い1つ目は、掲載企業者数です。
掲載企業者数はリクナビがマイナビを約7000社ほど大きく上回っています。
このことから業界や企業をまだ絞っていなくて、とにかく多くの企業を知りたい就活生にとってはリクナビがおすすめです。
逆に掲載企業を大手に絞っていたり、サービス内容を重視したい就活生にとってはマイナビがおすすめです。
これらのように、リクナビとマイナビは掲載企業者数に違いがあります。
どちらを使うかは、就活生の目的に合わせるのがベストですね。
どちらも使い、お互いの良い点を駆使するという方法もおすすめですよ。
「就活の教科書」編集部 淀川
違い②:サービス内容
リクナビとマイナビの違い2つ目は、サービス内容です。
掲載企業が多いのはリクナビに対して、説明会やイベントの数はマイナビの方が約3000ほど多いです。
そのためある程度、業界や企業を絞っていて説明会を探したい就活生にはマイナビがおすすめです。
また、自己分析ツールなどのサービスも、リクナビよりもマイナビの方が種類が多いです。
このようにリクナビとマイナビではサービス内容にも違いがあります。
大きく分けるとリクナビとマイナビにはこの2つの点が違います。
それでは、リクナビとマイナビの両方に登録すべきなのか、また、どちらかを登録するならどちらが良いかについて見ていきます。
自分の最適な選択肢は何なのかを確かめていきましょう。
ちなみに、「マイナビ」と「マイナビ新卒紹介」も名前は似ていますが、違うサービスです。
詳しくは後ほどお伝えしますね。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビとマイナビって、絶対登録すべき?登録するならどっち?
就活生くん
実際僕の周りにも、どちらも登録せずに内定を勝ち取った人はいます。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビとマイナビだけが特別な理由、それは圧倒的な規模の大きさです。
掲載している企業数、主催するイベントの規模、登録している就活生の数、全てが他の就活サービスに比べて抜きん出ています。
迷うぐらいなら登録しよう
就活生くん
「就活の教科書」編集部 淀川
当たり前かもしれませんが、マイナビもリクナビも無料のサービスです。
そして、いまだ就活においてリクナビとマイナビが大きな影響力を持っていることも事実です。
実際、僕もリクナビとマイナビだけを使って就活をしましたし、僕の周りの学生もほとんどの人が両方とも登録していました。
ESの書き方などの役立つコンテンツも豊富ですし、登録して損はないですよ。
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 淀川
使ってみてから選べば良い
「就活の教科書」編集部 淀川
マイナビもリクナビも企業の掲載数は毎年変わりますし、一概にどちらが優れているとは言えません。
機能面で言うと、あまり大きな差はありませんが、リクナビとマイナビは少し使い勝手が違います。
僕は両方とも使ってみて、リクナビのほうが使いやすいと感じたのでリクナビをメインで使っていました。(この好みは人によって分かれると思います)
どちらも選考の日程などを1つのアプリで管理できるので、「どちらかのナビサイトをメインで使う」という方法がおすすめです。
僕はリクナビをメインで使いつつ、稀にマイナビにしか載っていない企業もあったので、その時だけマイナビを使っていました。
「就活の教科書」編集部 淀川
とりあえず両方とも登録してみる。
↓
どっちをメインで使うか決める。
↓
基本的にメインを使いつつ、足りない部分を他の就活サービスで補っていく。
僕はリクナビとマイナビだけで就活をしましたが、今思えば他の就活サービスも活用すれば良かったなと思います。
エントリーやスケジュール管理はメインのアプリを使いつつ、
- 例えば就活の個別サポートを受けたいなら「キャリアチケット」
- 選考イベントに参加したいなら「Meets Company(ミーツカンパニー)」
- 就活で自分の力を十分発揮したいなら「就活の教科書公式LINE」
という風に使ってみる方法が良いのではないでしょうか。
もちろん「絶対に行きたい業界がある」という人は、その業界に特化した就活サービスをメインで使うのもアリです。
「隠れ優良企業で自分らしく働ける企業に就職したい!」という方は「キャリアチケットスカウト」「OfferBox」「Lognavi」を使うのが一番おすすめです。
キャリアチケットスカウトを使うと、たった5問の質問に答えるだけで、あなたのキャリアに対する考え方を診断してくれるので、あなたに合う企業がわかります。
OfferBoxでは、251問の質問に回答することであなたの性格を徹底的に診断でき、プロフィール次第で大手や優良企業からスカウトがもらえる就活生に人気のアプリです。
また、Lognaviを使うと、SPIやWebテストの模擬練習もでき、あなたのプロフィール次第で有名企業からスカウトが来ます。
すでに多くの就活生が利用しており、運がよければ優良企業の選考も一部スキップできるので、就活を有利に進められますよ。
就活アドバイザー 京香
それでは、次に自分に合っているサイトを見つけるために、リクナビとマイナビのそれぞれの違いについて説明していきます。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビの特徴
まずは、リクナビならではの特徴を知るために、リクナビの特徴を見ていきましょう。
- リクナビの特徴①:OpenESが便利
- リクナビの特徴②:掲載企業の幅が広い
- リクナビの特徴③:サイトが見やすい
それでは1つずつ確認して、賢く就活サイトを使えるようにしましょう。
リクナビの特徴①:OpenESが便利
リクナビの特徴1つ目は、OpenESが便利ということです。
「リクナビにしかない特徴って何だろう」と考えて、思いついたのがこの「OpenES(オープンイーエス)」という機能です。
就活生にとって書くのが大変であるESに関して、1つ書いたものを使いまわすことが出来るからです。
1社1社考えて書いて、添削してもらって、書き直して・・・という作業をなくすことが出来ると考えたら、とても効率的で魅力的です。
よって、リクナビの特徴1つ目は、OpenESが便利ということです。
OpenESについてや書き方を詳しく知りたい就活生は、「【内定者が教える】「OpenES」の書き方 | 各項目の例文,注意点も」の記事を読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 淀川
就活生くん
確かにESを書く作業はとても大変で嫌になります。
このOpenESは就活生にとってとても魅力的なものですね。
ESとか履歴書を書くのってかなり面倒くさいので、この機能を知った時はマジで感動しましたね。
、、のですが、実際のところ、僕はこの機能はあまり利用しませんでした。
というか、使えませんでした。
なぜなら、リクナビに掲載しているもの、OpenESを取り入れていない企業も多く、意外と使える企業が少なかったからです。
リクナビさんにはこの機能の普及に勤めていただきたい。切実に。
OpenESどころか、「そもそも、エントリーシート(ES)の書き方がわからない」という就活生は、こちらの記事が参考になります。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビの特徴②:掲載企業の幅が広い
リクナビの特徴2つ目は、掲載企業の幅が広いということです。
リクナビの掲載企業数は、マイナビの掲載企業数と約7000社の大きな差があるからです。
志望先が見つからずとにかく求人を探したい人のためにも、上場企業のみならず、幅広い企業を紹介しているリクナビは掲載企業の幅が広いという特徴を持っています。
逆にマイナビは、従業員数1000人以上の大企業を掲載している数をリクナビよりも上回っています。
福利厚生や雇用の安定性を重視している就活生はマイナビがオススメですよ。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビの特徴③:サイトが見やすい
就活生くん
サイトの見やすさなんて人それぞれだし、あまり重要ではないんではないですか?
これは一見、他の特徴に比べてしょーもない特徴に思えるかもしれません。
しかし実際に就活を経験すると企業を探す時間の長さに驚きます。
そのため、見やすさやデザインの質もサイトとしての使いやすさに大きく関わってくると感じました。
「就活の教科書」編集部 淀川
リクナビの特徴3つ目は、サイトが見やすいということです。
個人的にリクナビの方がPC版のWebサイトの文字が見やすく、PCサイト・アプリともにデザイン的に使いやすかったからです。
もちろん使っているパソコンや設定で個人差があると思いますが、僕が使っている環境では、リクナビのほうが字が大きくて見やすかったんです。
「見たいページに飛びやすい」といった点や「欲しい情報がどこにあるかわかりやすい」といった点でも使いやすかったです。
これらのより、リクナビの特徴3つ目は、サイトが見やすいということです。
サイトの見やすさは就活を進めていくうえで重要になってくるので、自分に合っている就活サイトを見つけてくださいね。
次にマイナビの特徴を見ていきます。
「就活の教科書」編集部 淀川
マイナビの特徴
次にマイナビならではの良さを知るために、マイナビの特徴を見ていきます。
- マイナビの特徴①:各地でイベントを頻繁に開催
- マイナビの特徴②:自己分析ツールの量が多い
- マイナビの特徴③:掲載インターン数が多い
それでは1つずつ確認して、賢く就活サイトを使えるようにしましょう。
マイナビの特徴①:各地でイベントを頻繁に開催
マイナビの特徴1つ目は、各地でイベントを頻繁に開催しているということです。
マイナビはリクナビに比べて、地方都市だけでなく、全国各地で就活イベントを積極的に開催しているからです。
実際にマイナビもリクナビも登録すると、家に「イベント開催告知」のDMが届くようになりますが、マイナビの方が届く回数多かったです。(もちろんリクナビも届きます。)
よって、マイナビの特徴1つ目は、各地でイベントを頻繁に開催しているということです。
地方出身の就活生にとって情報不足やイベントによる経験不足は大きな不利になってしまいます。
なのでマイナビの格機でイベントを開催しているというのは、地方に住む学生にとって、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
「就活の教科書」編集部 淀川
マイナビの特徴②:自己分析ツールの量が多い
マイナビの特徴2つ目は、自己分析ツールの量が多いということです。
リクナビが自己分析ツールが「リクナビ診断」の1種類であるのに対して、マイナビは「AI適職診断」「長所短所診断」「適職診断MATCH」の3種類の自己分析ツールがあるからです。
「自分がどんな人間になりたいのか」や「どんな仕事が向いているのか」など様々な角度から自己分析をしてくれるツールが用意されています。
自己分析ツールが多いというマイナビの特徴は、就活を始めたばかりの人にとっては、魅力的なポイントですね。
就活生満足度がマイナビが1位になっているのは、たくさんの企業を掲載するという点だけではなく、就活生に対して手厚いサポートが施されているからかもしれませんね。
実際にマイナビの自己分析ツールを試してみての感想が書かれており、イメージを膨らませやすい記事がありますので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 淀川
マイナビの特徴③:掲載インターン数が多い
マイナビの特徴3つ目は、掲載インターン数が多いということです。
リクナビに比べて、実際にエントリーできるインターンや説明会が掲載されている数が約3000ほど多いからです。
掲載インターンだけでなく、説明会やイベントも多いため、実際に志望企業や業界を絞れていて1つの会社を良く知りたいという人は、マイナビがとても使いやすいです。
よって、マイナビの特徴3つ目は、掲載インターン数が多いということです。
マイナビは先輩を発見する機能が多く、OBの方の入社を決めた理由などが簡単に見れるシステムになっているため、より1つの企業を知りていひとにとってオススメになります。
「就活の教科書」編集部 淀川
就活生ちゃん
私的には、マイナビの方が親しみやすいイメージを持っています。
なぜなのでしょうか。
それはあの「ドラえもん」がマイナビのイメージキャラクターになっていました。
やっぱりマイナビと言えばドラえもんですよね。
マイナビのWebサイトや交通広告、DMに至るまでどこでも登場するドラえもん。
僕はドラえもんを見るたびに就活を思い出し、「就活しなきゃ!」って気持ちになりましたよ。
マイナビの全体的な評判が知りたいという人は、マイナビの評判やより詳しい情報について分かりますので、参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 淀川
ちなみに、「マイナビ」と「マイナビ新卒紹介」の名前は似ていますが、違うサービスです。
「マイナビ新卒紹介」とは、キャリアカウンセラーが面談を通してあなたにぴったりの企業を提示してくれるサービスです。
「キャリアカウンセラーと面談したい」や「キャリアカウンセラーが提示する特別推薦枠の選考を進みたい」という就活生は、「マイナビ新卒紹介」も合わせて利用しておくことをおすすめします。
では次に、リクナビとマイナビ以外の就活オススメサイトについてお伝えしますね。
「就活の教科書」編集部 淀川
就活支援サービス:就活の教科書公式LINE
おすすめの就活支援サービスは「就活の教科書公式LINE」です。
「就活の教科書公式LINE」は、このサイトが配信しているメルマガです。
就活の流れや他の就活生と差別化するにはどうすべきか、内定を獲得するまでにすべきことなどを配信しています。
さらに今、登録していただいた学生に特典として「就活完全マニュアル(3年生)」「就活逆転マニュアル(4年生)」をプレゼントしています。
就活の教科書公式LINEの配信内容や特典内容については、こちらの記事にまとめています。
就活生くん
マイナビやリクナビを使わなくても、内定はもらえるんですね。
就活生ちゃん
実をいうと、僕はリクナビとマイナビ両方とも登録して、しかもその2つだけで就活しました。
でもそれぞれのサイトの良さがあるので、上手く使い分けしておいたら良かったと思っています。
就活生のみなさんにも、それぞれのサイトの良さを知った上で何を使うのかを判断してほしいと思います。
「就活の教科書」編集部 淀川
マイナビ・リクナビで新卒スカウトをもらうポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んでみてくださいね。
【企業の方へ】当サイトへの情報掲載について
当サイト「就活の教科書」では、100以上の就活サービス、1000社以上の企業情報を掲載しています。
サービス掲載・企業掲載のご希望や、情報修正のご依頼などありましたら、下記リンクよりお気軽にお問い合わせください。
まとめ:リクナビとマイナビは迷うならどっちも登録しよう
この記事では「就活の教科書」編集部の淀川が、リクナビとマイナビは本当に登録すべきなのかについて解説しました。
最後にこの記事のまとめをおさらいしておきましょう。
リクナビとマイナビって何が違うの?
- 違い①:掲載企業数
- 違い②:サービス内容
リクナビとマイナビって、絶対登録すべき?登録するならどっち?
- 迷うぐらいなら登録しよう
- 使ってみてから選べば良い
リクナビの特徴
- リクナビの特徴①:OpenESが便利
- リクナビの特徴②:掲載企業の幅が広い
- リクナビの特徴③:サイトが見やすい
マイナビの特徴
- マイナビの特徴①:各地でイベントを頻繁に開催
- マイナビの特徴②:自己分析ツールの量が多い
- マイナビの特徴③:掲載インターン数が多い
リクナビとマイナビ以外の就活オススメサイト
まとめ:リクナビとマイナビは迷うならどっちも登録しよう
あらためて結論を言うと、「迷うぐらいならどっちも登録しておこう」ってことです。
よくよく考えると、就活といっしょですね 。迷うぐらいならエントリーしとけってことです。
違うなと思ったら、辞退すれば良いんですから。
「就活の教科書」には他にも、就活に役立つ記事がたくさんあります。
ぜひ合わせて参考にしてくださいね。
「就活の教科書」編集部 淀川