- 外資系企業に向いている人の特徴7つ
- 外資系企業に向いていない人の特徴5つ
- 外資系企業で働くメリット・デメリット
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「自分に合った業界を教えてほしい」人におすすめの診断ツール3選
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就活生ちゃん
先生!外資系企業に向いている人と向いていない人の特徴ってありますか?
少し興味があって就活の視野に入れようか悩んでいるんですが……。
もちろんあるよ!
自分が外資系企業に向いていないのに入社してしまったら、ミスマッチによってツライ状況になってしまうから注意しよう。
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「就活の教科書」編集長 岡本恵典
本記事では、外資系企業に「向いている人」と「向いていない人」の特徴を徹底解説します。
就活を有利にするための経験や方法もお伝えしますので、外資系企業への入社を目指している人は参考にしてください。
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就活アドバイザー 京香
目次
そもそも外資系企業とは?
就活生ちゃん
外資系企業に就職できたらかっこいいですよね!……でも外資系企業ってどういう企業のことを指すんですか?
そもそも外資系企業がなんなのか知らないと就活できないよね……。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
外資系企業とは、海外に本社や経営拠点を構えている企業のことです。
明確な定義はありませんが、一般的には「海外の法人や外国人が一定以上出資している企業」といわれています。
「外資系企業だから絶対に〇〇」といった決まりはとくにありません。
単純に会社の経営拠点が海外にあるだけで、日系企業と大きな差はないと考えていて大丈夫でしょう。
本社や経営拠点が海外にあるということは、本社との連携を図るときに英語などの外国語を使わなければならない可能性が非常に高いです。
外資系企業に就職する場合には、語学力は必須だと考えておきましょう。
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就活アドバイザー 京香
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また、「自分に向いている業界が分からない…」という就活生は「向いている業界診断ツールおすすめ14選」という記事を参考にして、自分に向いている業界を見つけましょう。
就活アドバイザー 京香
外資系企業の特徴4つ
就活生ちゃん
外資系企業って、どんな特徴があるんですか?
やっぱ、日本と違う雰囲気とかもあるのかな?
あとで後悔したくないんで、先に特徴教えてください!
外資系企業の特徴と言うと…この4つがあるかな。
- 実力主義・成果重視
- 国際色豊かな職場
- ジョブ型雇用
- 若手の内から裁量権が大きい
それぞれを、もうすこし詳しく見ていこうか。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
特徴①:実力主義・成果重視
外資系企業の特徴1つ目は、「実力主義・成果重視」であることです。
外資系企業では、実力や成果に対して報酬が支払われることが多いです。
集団での協調性以上に、個人の能力を重視する、外資系企業の文化が強く現れています。
「Up or Out(アップ・オア・アウト)」っていう言葉は知ってる?
外資系のコンサルティングファームでよく聞く言葉で、「昇進(Up)するか、退社(Out)するか」っていう風潮を表してるんですよ。
いや、かなりシビアだよね。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
役職や年齢ではなく、成果が重視されるため、自分の実力を試したい人には最適な環境と言えます。
特徴②:国際色豊かな職場
外資系企業の特徴2つ目は、「国際色豊かな職場」であることです。
外資系企業の本社は外国にあることもあり、日本企業とは異なる文化があり、働きやすい風土を求めて入社した外国人も多くいます。
もちろん本社と連絡をとるために英語を使う場面もあり、雰囲気だけでなくワークスタイルもグローバルであると言えるでしょう。
グローバル環境で働くこと。オフィスのフリーアドレスで両隣がターバンの人に挟まれることがあります。お昼にそれぞれ手作りのカレーを食べ始め「お前もどうだ?」と双方からオススメされます。ビックリするくらい美味しくて「2人でカレー屋やったら?」と大笑いします。今日も楽しい外資企業です。
— サカモトヒロキ|外資IT×プロコーチ (@hirokionline) July 26, 2024
特徴➂:ジョブ型雇用
外資系企業の特徴3つ目は、「ジョブ型雇用」であることです。
外資系企業では、職務や役割ごとに採用するジョブ型雇用の形式をとっています。
対して、日本の雇用スタイルは「終身雇用」と言われています。
福利厚生が充実してたり、定年まで働くことを前提とした退職金があったりするよね。
これの良いところは、帰属意識が高くなったり、安心感があったりすることだね。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
外資系企業に入社する社員は、「自身の能力を発揮できるから」入社し、「さらに能力を高めたいから」転職することが多くなります。
予想してなかった部署に異動させられたり、能力を上げづらい環境で働いたりするリスクを抑えられます。
特徴④:若手の内から裁量権が大きい
外資系企業の特徴4つ目は、「若手の内から裁量権が大きい」ことです。
外資系企業では、ジョブ型雇用である・自己主張する人物が評価されやすい、ことから自然と「若手の内から裁量権が大きく」なります。
ジョブ型雇用は、役職よりも個人の能力が重視されています。
外資系企業の文化として、自分の意見をはっきり主張できる人物が、評価されやすいと言えます。
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外資系企業に向いてる人の特徴9つ
就活生ちゃん
外資系企業で働いてみたいのですが、私には向いているのでしょうか……?
就活をガッツリとはじめる前に、自分に向いている企業なのかどうかを判断することは非常に重要だよ!
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
外資系企業に向いている人の特徴は下記のとおりです。
- 特徴①:仕事に主体性をもって、効率的に進められる人
- 特徴②:問題が起きても柔軟な対応ができる人
- 特徴➂:コミュニケーション力が高い人
- 特徴④:成果主義で働きたい人
- 特徴⑤:積極的に自分自身をアピールできる人
- 特徴⑥:自分の能力を試したい人
- 特徴⑦:自己管理能力が高い人
- 特徴⑧:語学が堪能な人
- 特徴⑨:異文化に対する理解を示せる人
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就活アドバイザー 京香
【受かる人って?】外資系企業の適性診断
外資系企業の適性診断は、全部で9問あります。
6問以上当てはまっていれば、外資系企業に向いていると言えるでしょう。
業界と相性のいい性格は、就活の際にもアピールポイントとなります。
質問 | |
1 | 予想外のアクシデントが起きても慌てずに対応できる |
2 | 過程ではなくて成果を見てほしい |
3 | なにかに成功すると、すぐに人に話したくなる |
4 | 自分がどこまでやれるのか、すぐに試したくなる |
5 | 「自分はもっとできるのでは?」と思うことが多い |
6 | スケジュール管理は得意な方 |
7 | 英語以外の外国語を勉強するのも苦じゃない |
8 | びっくりするようなことをしている人がいても「そんな人もいるよな」と思える |
9 | 他の人がYESと言っていても、NOと言える |
特徴①:仕事に主体性をもって、効率的に進められる人
自分の仕事に主体性をもって、効率的に進められる人も外資系企業に向いています。
外資系企業では合理的な考え方が求められるケースが多く、それぞれで個人主義の考えがあります。
そのため各自で仕事はきっちりと終わらせて、自分のタイミングで退社するのが一般的です。
周囲が残業しているからといって、自分もなんとなく付き合い残業をしてしまうような日本とは文化が異なります。
また外資系企業で活躍したいのなら、人から意見されて行動するのでは遅いと考えておきましょう。
自分の考えのもと、しっかりと行動できる人材が重宝されるからです。
ただし、独断でなんでも進めるのは批判されるため注意しよう。
日本と同じく「報連相」はしっかり守って仕事に取り組んでいこう!
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
特徴②:問題が起きても柔軟な対応ができる人
外資系企業では「問題を起こさないように行動する人」よりも、「チャレンジしてみて失敗してしまったときにどう対処するかを考えられる人」が好まれます。
また日本とは違って組織変更が頻繁に起こる会社や、事業スピードが速い会社も多くあります。
そのため上司が替わったり自分の配属部署が異動になったり、新しい事業がスタートしたりしても、その都度すぐに頭を切り替えて仕事に打ち込めるような柔軟性も大切です。
特徴➂:コミュニケーション力が高い人
コミュニケーション能力が高い人も外資系企業に向いているといえるでしょう。
ただしこれは上司や同僚と仲良くなったりなど、日本におけるコミュニケーション能力ではなく、グローバルな世界で要点を押さえて傾聴する力を指します。
外資系企業では社内の人間とうまく付き合っていくのは当たり前。
それを踏まえてたとえば、会議で自分の意見をハッキリと述べて充実した時間にしたり、商談の場で相手のニーズをうまく引き出すだけではなく、それに応えて満足してもらったりとビジネスシーンでもコミュニケーションを発揮しなければなりません。
就活生ちゃん
日本におけるコミュニケーション能力は「円滑な人間関係を築くため」にある場合が多いけど、海外では「有意義なビジネスにするため」にあるんですね!
特徴④:成果主義で働きたい人
外資系企業は「成果主義で働きたい」と考えている人にとって適した環境といえるでしょう。
なぜなら年齢や性別はあまり関係なく、成し遂げた成果で評価される仕組みが多いからです。
一方で日本の企業は、ある程度年齢や性別などで区切られてしまいます。
もちろん日系企業でも成果主義を掲げている会社もありますが、数は少なく、ほとんどの場合が年功序列の社風です。
年功序列は、勤続年数が増えれば増えるほど待遇も良くなります。
しかし若手のうちに個人の努力が評価されることはあまりありません。
こうした環境に身を置くのではなく、成果主義のもと、自分の努力が報われる場所で働きたいと考えている人に外資系企業は向いているのです。
特徴⑤:積極的に自分自身をアピールできる人
積極的に自分自身をアピールできる人も、外資系企業において大きな成長を見込めます。
前述のとおり、外資系企業では成果主義で評価されるケースが多いでしょう。
しかし自分自身が積極的にアピールしなければ、どのような成果を出せたのかが上司に伝わりません。
しっかりと自分が出した成果を報告して「できる人材アピール」をしていきましょう。
就活生ちゃん
できる人アピール……。
日本の企業で自分自身を盛大にアピールすれば、上司や同僚からイヤな顔をされそうですね……。
日本は協調性を重んじる性格の人が多いから、誰かが頭一つ抜きん出て評価されることを嫌う人もいるよね。
「謙虚さが評価されるのは日本だけ」と考えておいたほうがいいかもしれない。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
特徴⑥:自分の能力を試したい人
自分の能力を試したい人も、外資系企業に向いているといえます。
外資系企業は、ジョブ型雇用であり、「UP or OUT」という考え方もあることから、役職や年齢よりも実力が注目されると言えます。
定年まで働くことを想定した終身雇用とは異なり、ジョブ型雇用は役割や仕事ごとに採用されるため、そもそも能力が低ければ採用されません。
また、「UP or OUT(昇進か退職か)」という言葉があるほどシビアな環境では、自分の能力を試しやすいでしょう。
特徴⑦:自己管理能力が高い人
自己管理能力が高い人も、外資系企業に向いていると言えます。
外資系企業には終身雇用がないこともあり、外資系企業で働いている人は、企業を自身のキャリアの通過点と捉えることが多いです。
「これからどこでどんな能力を身に着けるか」「そのためになにをすべきか」を考えられる人でなければ、外資系企業では働きづらいでしょう。
特徴⑧:語学が堪能な人
先にもご説明したとおり、外資系企業で活躍するには語学力に長けていなければ厳しいでしょう。
そのうえ語学といっても「英語」とは限りません。
英語は世界の公用語ですが、希望する企業によってはさまざまな国の言葉がビジネス上で用いられます。
一方で企業によってはそれほど高い英語力を求められない場合もあります。
たとえば外資系企業の顧客が「日系企業」もしくは「日本人」の場合で考えてみましょう。
この場合、日本人を相手に商品やサービスを販売したり提供したりする営業職に対して、高い語学力は不要ですね。
このように外資系企業では高い語学力が求められるのが一般的ですが、それも企業によってレベルが異なります。
一緒に働く上司や同僚が外国人である可能性も十分に考えられるため、一定以上の語学力は必要でしょう。
特徴⑨:異文化に対する理解を示せる人
語学と同じくらい大切なのは、異文化への理解を示せるかどうかです。
外国人である上司や同僚と一緒に働くときに、多様な国の文化に触れる可能性があります。
「え?なんでそんなことをするの?」と驚くのではなく、相手を寛大な精神で受け入れましょう。
異文化への理解を示すのは、円滑な人間関係を築くために重要です。
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就活アドバイザー 京香
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就活アドバイザー 京香
3 外資系企業に向いていない人の特徴5つ
就活生ちゃん
外資系企業に向いている人の特徴はわかりました!ちなみに「外資系企業に向いていない人」っているんですか?
もちろん「こんな人は外資系企業におすすめできない」といった人もいるよ。それじゃあ、一つずつ説明していこう。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
外資系企業に向いていない人の特徴は下記の5つです。
- コミュニケーションや語学などを含め、自分に自信がない人
- 生活環境は変えたくない人
- 消極的な考え方で自分自身をアピールできない人
- 成果を出すまでの努力を認めてほしい人
- 安定した雇用を求める人
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就活アドバイザー 京香
特徴①:自分に自信がない人
外資系企業に向いている人の特徴では、高いコミュニケーション能力や語学力が求められるとお伝えしました。
そのため自分のコミュニケーション能力や語学力に自信がない人は、外資系企業に向いていません。
たとえば各企業で求められる語学力のレベルは異なるにしても、ビジネスシーンにおいて必ず英語などの外国語が必要になります。
むしろ日本語はほとんど話さずに、毎日英語で会話するかもしれません。
そのため外資系企業ではビジネスができる程度の英語力、具体的にはTOEICスコア「700~800点」は最低ラインといわれています。
また「日本ではコミュニケーション能力が高いほうだけど、海外で通用するかな…?」と不安に感じていると、その不安が表に出てしまうため注意しましょう。
自分に自信がない人は外資系企業では評価されにくく、「弱気な人に仕事を任せたくない」と思われてしまいます。
特徴②:生活環境は変えたくない人
従来までの生活環境を変えたくない人も外資系企業には不向きです。
なぜなら外資系企業に就職する場合、海外で暮らす可能性が高いからです。
外資系企業に就職しても日本支社に配属されれば、これまでと同じく日本で暮らすため生活環境はあまり変わりません。
しかし本社勤務や海外支社勤務になった場合には、当然ながら海外生活を強いられます。
このように「外資系企業に勤めたいけど、日本以外では暮らせない…」と考えている人は、日系企業を選んだほうが無難でしょう。
うまい具合に日本支社勤務にしてもらえればいいけど、数年後に異動を命じられて海外勤務になる可能性は十分にあり得るから注意しよう。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
特徴③:消極的な考え方で自分自身をアピールできない人
消極的な考え方しかできず、自分自身をアピールできない人も外資系企業には向かないでしょう。
前述のとおり日本では「謙虚さが美徳」とされていますが、海外では違います。
自分自身のスキルや知識をしっかりとアピールし、できる人材として認めてもらわなければ評価してもらえません。
「私なんかがこんなところにいていいのかな…?」「僕にはできないよ…」などと、消極的な考え方をしていると外資系企業では活躍できませんので覚えておきましょう。
特徴④:成果を出すまでの努力を認めてほしい人
仕事の成果を出すまでの「努力」を認めてほしいと考えている人は、日系企業をおすすめします。
なぜなら完全な成果主義で評価制度を定めている外資系企業には不向きだからです。
外資系企業の多くは、成果を出せればそれに応じて昇給したりボーナスをもらいます。
反対に成果が出なければ、とくになにもありません。
成果を出すために血の滲むような努力をしたとしても、その過程の努力は評価されないのです。
一方で日本では仮に成果が出せなくても、過程にある努力が上司に伝われば多少の評価が受けられます。
勤続年数が長くなるほど昇給したり評価されたりする日本と違い、外資系企業において勤続年数はほとんど関係ありません。
完全な成果主義のため、入社1年目でも10年目でも成果をしっかりと出した者が評価されます。
就活生ちゃん
日本の古き良き年功序列の社風がよいと思っている人が、外資系企業で働くのは厳しそうですね……。
特徴⑤:安定した雇用を求める人
成果重視の外資系企業では、成果をしっかりと出せなければ安定性はないと考えておきましょう。
終身雇用や年功序列の社風が根強く残っている日系企業では、成果が出ないからといって解雇されるケースはほとんどありません。
しかし外資系企業ではまれにクビになるケースもみられます。
このため安定した雇用を求めている場合には、どちらかといえば日系企業が向いているといえるでしょう。
日系企業も今の時代、なにが起こるかわかりません。
突然の経営難に陥って倒産する可能性もゼロではないことを念頭に置いておきましょう。
また近年の外資系企業では「現状改善プログラム」を設けている会社も多いようです。
ビジネスで失敗したとしても「3ヶ月後までに改善する」などの期限を設けて、人材のサポートをしてくれます。
即刻クビになる可能性は低いと考えられますので、安心してチャレンジしてくださいね。
就活生ちゃん
外資系企業でビジネスに失敗するとすぐにクビになるイメージがありましたが、そうでもないんですね!
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外資系企業で働くメリット・デメリット
就活生ちゃん
これまでのお話を聞いてきて、私は外資系企業に向いていると思いました!
外資系企業に強い憧れをもっているようだけど、しっかりとデメリットも把握しておかないと入社後のミスマッチで苦しんでしまうから注意してね。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
メリット(給与が高い・チャレンジする機会が多い)
- 仕事の成果に対して責任を持ち、自分の裁量で仕事を進められる
- 年齢は関係なくチャレンジできる
- スピード出世が可能
- 意思決定が早くビジネスがスピーディーに進む
- 給与が高い
メリット1つ目は、自分の裁量で仕事を進められることです。
主体性をもって合理的に仕事を進められる人は、ある程度自分の裁量で仕事を任せてもらえるため自由に働けます。
メリット2つ目は、完全成果主義のため、年齢に関係なくビジネスにチャレンジできる点も大きな魅力です。
日本では「先輩や上司を立てないと…」といった暗黙のルールが存在するため、自由にチャレンジできないケースも多いですね。
メリット3つ目は、外資系企業ではスピード出世をすることもできる点です。
若いうちから成功して重要なポストに任命される人も珍しくありません。
メリット4つ目は、給与が比較的高いことです。
外資系企業の給与が高いのは、日本とは違う給与形態が理由です。
- 外資系企業:基本給+インセンティブ(成果による給与)
- 日系企業:基本給+賞与
成果主義を掲げている外資系企業では、頑張って成果を出している人ほど高い給与が支給される仕組みなのです。
また、以下の記事ではおすすめの外資系企業について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
デメリット(研修期間が短い・孤独を感じやすい)
- 長期的な人材育成という視点がなく入社してすぐに仕事を任せられる
- 結果が出せない人は解雇される可能性もゼロではない
- 上司や同僚と仲良く仕事をしたい人は孤独を感じやすい
デメリット1つ目は、新人研修が短い点です。
外資系企業は基本的に「長期的な人材育成」といった視点がありません。
そのため入社してからの新人期間は短く、すぐに仕事を任せられてしまうケースも多いでしょう。
ある程度の能力がある人を採用するわけだから、丁寧な新人研修は必要ないと考えてるんだよね。
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
デメリット2つ目は、解雇されるリスクが大きいことです。
前述のとおり、なにをやっても結果が出せない人は解雇される可能性もゼロではありません。
デメリット3つ目は、孤独を感じやすいことです。
上司や同僚と仲良く仕事をしたい人にとっては、孤独を感じやすいかもしれません。
協調性を重んじる日本とは異なり、海外では個人プレーが好まれるからです。
外資系企業に就職する場合には、メリットだけではなくデメリットも考慮していきましょう。
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就活アドバイザー 京香
外資系企業への就活で有利になる/受かる経験とは?
就活生ちゃん
先生、外資系企業への就活で有利になるような経験とかってありますか?
そうだね。やっぱり海外留学やホームステイ、インターンシップなどを経験している人は強いと思うよ!
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
外資系企業への就活では、次のような経験が有利に働きます。
- 海外留学
- ホームステイ
- インターンシップ
- 海外での生活経験 など
先にもご紹介したように外資系企業で働く場合、高いコミュニケーション能力と語学力、異文化への理解などが必要です。海外で暮らした経験がある人や外国人とスムーズにコミュニケーションを図れる人は、とくに異文化への理解があると判断されやすいのです。
語学やコミュニケーション能力はあとからでも身につけられますが、異文化への理解は実際に経験しているだけで大きなアドバンテージになるため覚えておきましょう。
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外資系企業のインターンに参加してみるのがおすすめ
「自分は外資系企業に適しているんだ!」と強くアピールするには、外資系企業が開催するインターンシップに参加してみるといいよ!
「就活の教科書」編集長 岡本恵典
インターンシップは就活生のための就業体験プログラムです。実際に働いている社員の人のそばで実務を体験できます。
インターンシップに参加すると、自分が就職したあとのイメージをもちやすくなりますよ。その企業で働く想像ができれば、自分がいかにその企業に向いている人材なのかを面接官にハッキリと伝えられるでしょう。
外資系企業に対して働けるかどうか不安に感じている人や、自分の可能性を信じてチャレンジしてみたいと考えている人は、ぜひインターンシップで労働環境を事前に知っておきましょう。
たとえば外資系金融で有名な「シティグループ」では、次のようなサマーインターンが募集されていました。
- 投資銀行・資本市場
→第一線で戦うインベストメントバンカーから投資銀行業務を学べるプログラム。投資銀行業務の多面的な内容を講義で学んだり、グループワークや交流会を開催したりして学習できる。
- マーケッツ
→マーケッツ業務についての講義をはじめ、トレーディングフロアでの実務体験、グループワーク、交流会などがあり実際に働く社員と直接話せるプログラム。
- リサーチ
→グローバルリサーチ体制などの紹介やグループワークを通して、アナリストの業務体験が可能なプログラム。社員との交流会も開催されているため、実際の業務について詳しく質問できる。
(参考:リクナビ_シティグループ)
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就活アドバイザー 京香
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また、「自分に向いている業界が分からない…」という就活生は「向いている業界診断ツールおすすめ14選」という記事を参考にして、自分に向いている業界を見つけましょう。
就活アドバイザー 京香
外資系企業に向いている人はどんどんチャレンジしよう!
外資系企業に向いている人は、主体性をもって仕事に取り組み、しっかりと自分の成果を上司にアピールできる人です。加えて語学力やコミュニケーション能力、柔軟性の高さも求められます。
自分がこれらの特徴に当てはまり、かつ外資系企業で大きく活躍したいと考えている学生はぜひチャレンジしてみてください。
ただし就活のライバルが多いのも外資系企業の特徴です。そこで就活を有利に進めるために、まずはインターンシップに参加して実際の職場を体験してみましょう。