【インタビュー】「女子会みたいな就活対策」って? | 株式会社OnePile創業者岩田さん、三浦さん

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「就活の教科書」編集部 森川

みなさん、こんにちは。

「就活の教科書」編集部の森川です。

今回は、「女子会みたいな就活対策」という就活生向けのイベントや長期インターン求人サイトを運営している株式会社OnePileの岩田さんと三浦さんにお話を伺っていきます!

 

インタビュー内では、会社を立ち上げたきっかけ、長期インターンにまつわる話についてもお聞きしていきます。

 

「地方で就活していて不安。」「長期インターンってどうやって選べばいいの?」という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

「女子会みたいな就活対策」とは、名古屋付近に住む女子大生向けのイベント

「就活の教科書」編集部 森川

それでは早速インタビュー始めて行きます!

まず、初めに「女子会みたいな就活対策」のイベント内容について教えていただけますでしょうか?

「女子会みたいな就活対策」っていうのは文字通り、女子会みたいな気軽さと就活対策を組み合わせるのをメインとしてやっています。

早期より就職活動に興味を持つ女子大生で集まり、自己理解や就職活動への理解を深めるといったことをしています。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

イベントを開催しようと思ったきっかけなどあったら教えていただきたいです。
就活の早期化が進んでいる中で、名古屋では積極的に就職活動を進められない子も中にはいまして。

東京の学生とかは1,2年生のうちから長期インターン始めたり、就活の対策をしたり、その中で名古屋や地方都市はまだ追いついていない現状があるなと感じていました。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

就活における東京と地方の格差に課題を感じられたんですね。
そこで、まずは大学1,2年生というまだあまり就活のことを知らない子達でも、気軽に参加できる就活の第1歩になるようなイベントを開催していきたいなと思って始めました。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

ありがとうございます。

実は私も滋賀に住んでいるんですけれども、東京に比べて関西でインターンを探すの難しいと思っていたので素敵な取り組みですね!

 

「女子会みたいな」というところで、まさに女子会みたいな雰囲気になるようにサービス設計や工夫されているところがあればぜひお聞きしたいです。

まず1点目は今はコロナの影響でオンラインのみの開催で、オンラインで大人数だとコミュニケーションが取りづらいので、基本的には参加者3から5人くらいの規模で行っているというところですね。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

確かに、オンラインで大人数となると話すタイミングとか難しいですもんね。
そして2点目は、イベントが始まってすぐメインコンテンツに移るのではなく、アイスブレイクの時間や雑談の時間などコミュニケーションをとる時間を大事にしています

だから本当に女の子たちがご飯屋さんやカフェで集まって、雑談の中で就活のことも話しながら、ワークもしていくみたいな雰囲気を意識しています。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

そうなんですね。

ちなみにスタッフの方はどんな人柄の方がいらっしゃるのでしょうか?

スタッフは私含め2人だけで、1人は話しやすい柔らかい雰囲気で、ちょっと大人っぽい頼れるお姉さんみたいな感じの人です。

2人とも20卒の代なので大学1,2年生の子たちよりちょっと年上くらいの関係性でやっています。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

三浦さんもすごいニコニコされていて、とても話しやすい感じになっているんだろうなって思います!

 

女子会みたいなっていうところで女子にターゲットを絞った理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?

やっぱり男の子よりも女の子の方がより周りの目を気にしがちなところがあると思っていて。

学生とお話していても就活の話とか周りの子とはできない子が本当に多くて、だからこそそういう女の子でも気軽に就活に触れられる機会を届けたいと思って女子にターゲットを絞りました。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

ありがとうございます。

名古屋付近にお住まいで、「女子会みたいな就活対策」に参加してみたいっていう方は下の三浦さんのTwitterアカウントから連絡してみてください!!

そこからイベント申し込みができます。

▶︎「女子会みたいな就活対策」連絡はこちらから

 


「就活をする中で、長期インターンの機会格差を感じた」

「就活の教科書」編集部 森川

次に会社についてなんですが、三浦さんは代表の方と共同創業されたということで、創業時に感じられていた就職活動における課題ってありましたか?
私自身、学生時代に休学して長期インターンを探す際、愛知県でできるところを探してたんですね。

でもなくて、わざわざ東京で下宿をしながらインターンをしていたことがあって、名古屋と東京では長期インターンの機会の差が全然違うなって思いました。

名古屋の学生とかは自分に合った仕事を見つけたり、長期インターンで下積みをする経験が全然できない状態で、その機会の格差に課題を感じていました。

株式会社OnePile三浦さん

「就活の教科書」編集部 森川

実際に経験したことで、その課題を強く感じられたんですね。

ところで、OnePileさんは長期インターン生が働かれている会社だと思うんですけれども、どんな動機で参加されている学生が多いんでしょうか?

ではその辺りは僕の方からお話ししますね。

結構いろんな切り口があると思っているんですけど、1つは社会人としての実務経験、成長する機会を得たいというところですね。

一方で僕は採用の際にインターン生とお話しさせてもらった上で絶対「助けて欲しい」っていうふうに言うんですね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

「助けて欲しい」というのはどういうことなんでしょうか?
インターン生それぞれに対して話した時の感触やその子の経験を見て、多分こういうの得意なんだろうなと思った子に対して、「うちここ足りていないからあなたの経験で助けて欲しい」っていうのを伝えます。

そうすることで僕たちが成長できる機会を与える一方で、そこに彼らは僕らが助けて欲しい部分に価値提供してくれるというお互いに価値を提供し合っているような関係性になっています。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

まだ始まったばかりの会社というところでどんどん学生でも活躍してもらいたい感じなんでしょうか?
もう活躍どころではなくて、入って1,2ヶ月で僕が責任を負っていた部分を1.5倍にして全責任を負ってもらったり、そんな形で成長せざるを得ない環境になっていますね。

今月も目標を大幅に超えて達成してくれたので、学生にとってとてもやりがいのある環境なんじゃないかと思っています。

株式会社OnePile岩田さん

「愛知と東京では30倍以上も格差がある!?」

「就活の教科書」編集部 森川

インターンシップには長期インターンと短期インターンがありますが、OnePileさんが長期インターンシップにこだわる理由を教えてもらってもよろしいですか?
短期のインターンは例えばマイナビやリクナビなど全国区のサービスであるし、地方関係なく全国の学生がやれるんですね。

地方でも短期インターンはやろうとしている企業が結構多くなっています。

一方で長期インターンは東京以外の地域において、長期インターンという時給を払って学生も社会人のような形で働いてもらうという概念を知らない企業や学生が非常に多いなって感じたんです。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

それは実際に経験した上で感じられたのでしょうか?
はい。

僕が21卒で就活している中で、東京のサマーインターンに行くと学生で起業していたり、1年生の時からコンサルでインターンしていた人ばかりだったんですね。

僕は運よく長期インターンできていたんですけど、周りの友達を見てると長期インターンを知らない、でも知ったらやるだろうなっていう子が沢山いたんですよ

その機会損失に課題感を自分ごととして捉えられたから、長期インターンにこだわっていますね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

そんな経験があったんですね。

東京と地方で長期インターンの機会に格差があるとおっしゃっていましたが、具体的にどれくらい格差があるのでしょうか?

例えば業界のトップを走っている企業の長期インターンの掲載案件数の話をさせてもらうと、5月の時点で東京では980件前後の長期インターンシップを選べます

一方で愛知県だと30件しかないっていう、そこに30倍以上の格差があるというところが現状の格差ですね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

そんなに違うものなんですね!!
                                                   

今後の展望「日本にもっと希望を作って行きたい」

「就活の教科書」編集部 森川

今は名古屋の長期インターンを当たり前にすることをやられていると思うんですけど、将来的にどうしていきたいみたいな考えはありますか?
大阪なども地方とそこまで変わらない長期インターンの普及度や認知度だという話を聞くので、各地方で長期インターンを広めていきたいです。

その先に何を目指すかというと、僕は日本にもっと希望を作っていきたいなと思っていまして。

元々父親が大手に勤めていたので、自分も大手に勤めるのが正解だと思っていたんですね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

たしかに、就活を始めるととりあえず大手に行こうって考える人は多いですよね。
ただそれが長期インターンを通じて、大手よりも小さい会社であっても役員や社長の近くで、自分がやったことが世の中に届けられる環境で働く方がやりがいがあって楽しいって気づいたんですね。

そう気づいてからは自分の能力ってもっとあるんじゃないかと思い始めました。

そこからは起業した方が早いと思って起業して、今は6年後に上場するという目標を掲げています

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

気付いてからの行動力がすごいですね!!
そうなったらいち大手企業でいいやって思っていた人間が、6年後に上場する会社を作るまでの世の中に与える付加価値は大きく変化したと思うんですね。

僕はそれのきっかけは絶対長期インターンだと思っていて。

そういう人が各地で出てきて、繋がりあって一緒にやろうよっていう話ができると、東京の人は地方盛り上がってるから俺たちも頑張ろうってなるし、僕らは東京を追いかけます。

そうやってお互いが盛り上がることで、日本全体が盛り上がっていくと思っています。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

東京は進んでいて地方は遅れているみたいな認識ではなく、東京と地方でお互いに刺激を与え合うのはいい関係性ですね!
さらに若い人たちが頑張っていると年上の方も、自分たちが持っている知見を若い世代に託して頑張ってほしいって応援してくれるんですね。

そうなると、日本全体がそれぞれ点じゃなくて線になって大きく盛り上がって、世の中全体を良くしていける

そして未来に対して明るく思える、ワクワクした状態で毎日過ごせる日本の人たちが増えていく

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

地域間だけじゃなくて、世代間でも流れができるということですね。
それで学生のメンバーだけで上場まで行った話になってくると、今までやれたことがなかったことに対して学生でもできるんだという希望になると思います。

僕たちは希望の対象になるチームを作っていきながら、そういう社会も作っていきたいと思っています

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

とても熱くてワクワクするようなお話でした!!

それでは、就職市場みたいな規模においては今後サービスや事業を通してどう変えていきたいとお考えですか?

僕たちは長期インターンの市場を大きくするところにコミットしていきたいなと思っています。

今は広まりきっていないけど確実に価値があるいいものを世の中に広めていって、新たなインパクトを生んでいきたいと考えています。

競合についても、ライバルというより長期インターンをもっと世の中に広めていくパートナーとして、長期インターンがもっと当たり前になるような社会にしていきたいです。

株式会社OnePile岩田さん

就活生へのアドバイス「長期インターンを選ぶ際のコツ」

「就活の教科書」編集部 森川

最後にこのサイトを見てくれている就活生に対してぜひアドバイスをお聞きしたくて、長期インターン先を選ぶ上で大事にした方がいいところなどをお聞きしてもよろしいでしょうか?
ポイントとしては職種で選ぶことですね。

サッカーをやったことない人はサッカーの楽しさや面白さわからないと思うんですよ。

それと一緒で仕事もやってみないとその面白さや楽しさがわからないし、自分に向いているかもわからない

じゃあ自分がその仕事向いているかを長期間やることで、自分で実際にやってみて良かったから良いんだという経験ベースに持って行って欲しいんですね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

たしかに、実際にやってみることで自分の向き不向きや好みもわかってきますよね!
あとはインターン先を選ぶこと以上に大事なのがとにかくやることですね。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

とにかくやることですか。それはどういった意図があるんでしょうか?
長期インターンに興味あるんだけど、周りがやっていないし今やる意味あるかなとか、怖いしもうちょっと後でもいいんじゃないかって先送りにしちゃう子がとにかく多いんです。

僕も昔は長期インターン本当にやれるかなとかバイトでも別にいいじゃんって思っていたんですけど、実際にやってみるとだいぶ変わったんですね。

一緒に働いてくれているインターン生も口を揃えてとにかくやってみることが大事と言っていますし、これを1番伝えたいです。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

就職したい業界や職種が決まっていないのに、長期インターンに行くのは意味がないんじゃないかと思う方もいらっしゃると思うんですけど、そんなことはなくまずはやってみることが大事ということですかね?
はい、僕もインターンしていたのは全く興味がない業界だったんですけど、そこでのオフィスの雰囲気や営業の人がどういうふうに電話をかけているかみたいな情報がすごい入ってくるんですよ。

例えば営業に対してもどんな仕事なのか、会社で働くってこういう雰囲気なのかっていう、業界に限らず会社全体に通用する情報が長期インターンでは得られます

だからまずはやってみて、その中で見えてくるものが多いと思います。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

最後に、今はフルリモートで働くインターンが増え、別の職種の人がどういうふうに働いているか見えづらいなどデメリットもあると思うんですが、オンラインのインターンに関して何かお考えがあればお聞きしたいです。
長期インターンを初めてやる人に関してはオフラインもしくはハイブリッド、基本オンラインだけど週1はオフラインで出社みたいなインターンシップに参加してほしいなと思っています。

やっぱりその職場の雰囲気とか見れるのは確実にオフラインで、僕もその中で就活の軸や自分に向いている仕事や会社の規模が分かったので。

オンラインよりオフラインの方が見やすいので、1社目はオフラインで会社の雰囲気を見てほしいなって思います。

株式会社OnePile岩田さん

「就活の教科書」編集部 森川

お二人ともありがとうございました!

OnePileさんは名古屋の長期インターン求人サイト「JobPacker」も運営しており、求人数も多く実際に名古屋の学生によく使われているサービスです。

名古屋で長期インターンを考えている方はぜひこちらもチェックしてみてください!!

▶︎「JobPacker」のサイトはこちらから


株式会社OnePileの会社概要

 

会社名 株式会社OnePile
所在地 名古屋市中村区名駅1-1-3JRゲートタワー27階
名古屋大学オープンイノベーション拠点
代表者 岩田知旺(名古屋大学修士1年)
設立 2020年6月2日
事業内容 人材紹介(有料職業紹介事業許可番号 23−ユ-302284)
URL https://onepile.jp/