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【企業インタビュー】株式会社i-plug代表取締役CEO 中野 智哉さん | 逆求人サイトOfferBox創設者

【企業インタビュー】株式会社i-plug代表取締役CEO 中野 智哉さん | 逆求人サイトOfferBox創設者

「もっと多様性が受け入れられる社会に」

そうおっしゃるのは、就活生の3分の1が使っている新卒逆求人サイト「OfferBox(オファーボックス )」を創り上げた株式会社i-plugの代表取締役 CEOの中野 智哉さんです。

 

「就活の教科書」編集部 木村

今回はそんな中野さんが「就活の教科書」のインタビューを受けてくださるとのことで、「就活の教科書」編集部の木村ヒロシとテラが株式会社i-plugさんにお邪魔しました。

株式会社i-plugの代表取締役 CEOの中野 智哉さんに、新卒逆求人サイトOfferBoxを創り上げた経緯やこだわり、現在の就活生に向けてのアドバイスなどについてお話をお伺いしてきました!

聞き手:木村ヒロシ、テラ(編集部)

 

 

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野 智哉さんってどんな人?

OfferBox

「就活の教科書」編集部 木村

こんにちは。
「就活の教科書」編集部の木村ヒロシです。
本日はお時間いただきありがとうございます。
よろしくお願いします。

「就活の教科書」編集部 テラ

同じく編集部のテラです。

本日は進行を務めます。よろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 テラ

それでは早速ですが、中野さんの自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。

私は株式会社i-plugの代表取締役 CEOを務めている中野 智哉と申します。

簡単にこれまでのキャリアを説明しておくと、

  • 2001年:中京大学経営学部経営学科卒業
  • 2012年:グロービス経営大学院大学経営研究科経営専攻修了(MBA)
  • 2012年:株式会社i-plugを4月18日に設立し、代表取締役 CEOに就任

という感じですね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

とてもキラキラとしたキャリアですね。

実はそんなこともないんですよ。

昔は勉強もできなかったですし、就職後にニートを経験したこともあります。

なんなら前職の株式会社インテリジェンス(現パーソルグループ)では、営業成績で断トツ最下位をとったこともありますよ(笑)

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

えええ、そうなんですね!

今の中野さんからは想像がつかないエピソードですね・・・

それでは、そんな中野さんがOfferBoxをほとんどの就活生が利用する新卒逆求人サービスにまで成長させた歴史についてお話をお伺いしていきます。

 

OfferBoxを作ろうと思った経緯

インタビュー offerbox

「就活の教科書」編集部 テラ

さっそくの質問ですが、中野さんがOfferBoxを作ろうと思った経緯を教えていただいてもよろしいですか?

OfferBoxを作ろうと思ったきっかけは現在の就活における課題を少しでも解決しようと考えたからです。

新卒入社した人の3割が、入社3年後には会社を辞めている。

そして、新卒社会人の25%しか活躍できていないというのが現在の新卒社会人の問題点です。

つまり、新卒就活生の75%がミスマッチを起こしている可能性があるということなんですよ。

この問題点を解決するべく、新卒逆求人サイトOfferBoxを立ち上げました。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

現在の新卒市場への課題がきっかけとなり、新卒逆求人サイトOfferBoxができたということですね。

ですがなぜ、「新卒逆求人」に目を向けたのですか?

一緒に考えてみてほしいんですが、「働いたことがない就活生」が企業を探すという行動と、「社会人経験があり、毎年採用に携わっている採用人事」が自社に合う就活生を探すってどっちの方が良いのでしょうか。

これを考えた時に、企業が自社に合った就活生にオファーをする方がミスマッチを減らせると考えたんですよね。

会社のことを1番知っているのは、その会社で働いている社員であり、就活生が調べても分からないような職場の雰囲気であったり、人間関係まで分かっていますからね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 テラ

確かに、社会人経験のない就活生が数多くの企業から、自分に合っている企業を1つ見つけるよりも、会社のことを誰よりも分かっている採用人事が自社に合っている就活生を探したほうがミスマッチを減らせる気がします。

「就活の教科書」編集部 木村

すごい・・・。世の中の課題を的確に捉え、改善策を考えられているんですね。

 

OfferBoxのサービス内容に込めたこだわり

「就活の教科書」編集部 テラ

次は、OfferBoxのサービス内容に込めたこだわりについて教えていただきたいです。

まずOfferBoxの機能としてのこだわりは企業が就活生に送れるオファーの数に制限をかけたということですね。

なぜそのようなことをしたかと言うと、採用人事が将来一緒に働くかもしれない就活生と多くのコミュニケーションを取る必要があるからです。

そのためには、企業が自社に「合う学生」と「合わない学生」を分類し、合う学生とのコミュニケーションの時間を多く確保する必要があります。

そこでオファー数に制限をかけることで、採用人事も1人ひとりとのコミュニケーションを確保できるようにしました。

OfferBoxはこのような工夫をすることで、就活生のミスマッチを減らすという点に焦点を当てているんです。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 テラ

企業が制限なくオファーを送ることができれば、またミスマッチに繋がってしまうかもしれませんよね。

制限があるからこそ、企業も就活生に本気で向き合い、自社に合う学生を探しているのだと思います。

その他のOfferBoxのこだわりとしては、マネタイズモデルを「成功報酬型」にしたことですね。

企業と学生がマッチングをし、入社が決定して始めて報酬がもらえる仕組みです。

つまり、どこかですれ違ったり、不成立になったりしてしまうと、報酬がもらえなくなってしまうんです。

ただそのおかげで、OfferBoxはサービスの改善をし続ける体制を取ることができました。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

企業と就活生のニーズに合わせた成功報酬型というOfferBoxのマネタイズモデル。

だからこそ、OfferBoxは企業と就活生の両者にとって、使いやすい人気のサービスになっているのですね。

成果報酬型で売上が出なくなったら、やめてしまうとはならなかったんですか?

そこは絶対に譲らないですね。

顧客のニーズに合わせて、マッチングが決まり、採用が決まった時に報酬を頂くべきなサービスになっています。

厳しい結果も良い結果も全部可視化されるからこそ、ユーザーの声に耳を傾けながら、ずっとサービス向上に取り組めるのです。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

終始、顧客ファーストで確固たる核を持っている中野さん。

本当にかっこいいです・・・。

 

OfferBoxを作り、広げる時に苦労したこと

OfferBox

「就活の教科書」編集部 テラ

それでは次に、OfferBoxを作り広げる時に苦労したことについてお話しいただきたいです。

苦労したことは山ほどありますよ(笑)

強いて言うなら「文化との戦い」ですかね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

文化との戦いとはどういうことでしょうか。

20年くらい前にさかのぼるのですが、就活って最初「本」だけ行われていたんですよ。

そして、莫大な量の企業があったので、就活生は情報を取得することがすごく難しかったんですよね。

また、スカウト型は、大学に直接採用人事が足を運び、就活生を集めるという形で行われていました。

そこから一気にインターネットが普及し、就活生が情報を集められるようになったので、企業の倍率が膨れ上がったんです。

エントリーも自由化されたため、なにもしなくても大量の就活生が企業に受けに来るようになったのです。

つまり、採用人事側から就活生に声をかける文化が全くなかったのですね。

そしてこの課題に関しては、今でも完全に乗り越えられたというわけではないですよ。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

インターネットが普及し、就活生にとって、情報を集めやすくなったことで就活の主導権を就活生が握った。

そして、企業側は受け身となり、採用人事からオファーをする必要がなくなったということですね。

インターネットが普及したことは、就活にとってもちろん良い影響もあったんだけど、その反面課題点も浮き彫りになってしまったんですよね。

徐々にOfferBoxを通して、企業と就活生の距離が近くなってくれれば良いと思っています。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

採用人事から就活生にアプローチする機会が減っている中で、OfferBoxを使って課題を軽減しているのですね。

 

OfferBoxをどんな就活生に届けたいか

「就活の教科書」編集部 テラ

それでは次の質問に移らせていただきます。

OfferBoxをどんな就活生に届けたいと考えていますか?

基本的には全就活生に利用してほしいと考えていますね。

ただ、全就活生にOfferBoxだけを使ってほしいとは、全く思っていないです。

就活の一種の手段にすぎないですし、ナビ型があり、オファー型もあり、合同説明会型もあり、エージェント型もどれも必要なサービスだと思っています。

だからこそ、1度全就活生にOfferBoxを使ってもらい、自分に合うかどうかを試してほしいという想いがありますね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

OfferBoxを利用する就活生にどのようなことを感じてほしいと思いますか?

就活生の人生の全てをさらけ出しても、求められる会社はあるということを知ってほしいですね。

就活では、こうならなければならないという風潮がありますが、実際に世の中はもっと多様性が認められています。

1つの評価軸に合わせて、自分を制限し、無理に合わせる必要なんて全くないんです。

人生の多様性があるということを認識してもらいたいからこそ、OfferBoxがどのような学生が使うべきという答えがないんですよね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

企業も就活生も、もっと自由な生き方や働き方を求めても良いんですね。

とても勉強になります、自分の就活についても考え直してみます!

 

中野さんから就活生に向けて熱いアドバイス

OfferBox

「就活の教科書」編集部 テラ

それでは最後に、就活市場の最前線でご活躍されている中野さんから、就活生に熱いアドバイスを頂けないでしょうか。

まず前提として、入社する先(業界・企業)で人生が大きく変わることはあまりありません。

正直、その会社に入ってあなたがどこまでやれるかでほとんどが決まります。

まずこの考え方は全就活生に持っておいてほしいですね。

価値を受け取る側から価値を生み出す側になった時に、自分がどんなことをしていたいかを考えると、自分のやりたいことやしたい仕事が見つかるかもしれませんよ。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

就活生として、確かに入る業界や企業にこだわってしまっています。

入社してから、何をどこまでやるかについても視野を広げて考えてみます。

その視点で言うと、プロマインドを持つということが1番大切です。

仕事をしている人はみんなプロなんだけど、どの世界のプロになりたいかを考えてみてほしいです。

そしてあなたがプロマインドになるために、周りの環境がどんな雰囲気なのかであったり、今後も新しいことに取り組めるの産業なのかについて、考える必要があると思いますよ。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

プロとしてどんな人間になりたいのか・・・。

大切な原点に振り返って、これからも就活を頑張っていこうと思います。

就活生の皆さんが自分らしい就活ができるよう応援しています。

頑張ってくださいね。

株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野さん

「就活の教科書」編集部 木村

中野さん、本日は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。

 

メモ

以前、中野さんが新型コロナウイルスで状況が変わってしまうと不安を抱えている就活生に向けて、「OfferBoxコロナ座談会」というオンラインセミナーを開催してくださいました。

その時のお話が詳しく分かりますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

【OfferBox社長に聞いた】就活はコロナ後どう変わる? 21卒22卒の採用数は減るのか

 

編集後記:学生としてもたくさんの学びがありました

offerbox

「就活の教科書」編集部 木村

インタビューは1時間半ほどだったのですが、終始おもしろい話であっという間に終わってしまいました。

僕にとって1番印象的だったことは「就活生1人ひとりの多様性がもっと認められるべき」ということです。

業界や企業に合わせる必要があるのかとよく悩むことがありましたが、自分は自分らしいプロマインドを持って働けることを大切にこれからも就活を頑張っていこうと思いました。

「就活の教科書」編集部 テラ

最初は有名な会社の社長さんとのお話ということで、緊張してしまいましたが、中野さんがとても優しくて良い人だったので、すぐにリラックスしてインタビューができる雰囲気を作ってくださいました。

中野さん自身の話もたくさんしてくれてとても面白かったです。

まるでドラマの主人公のような人生を送られている中野さんですが、その裏で物凄い努力をされていただんだろうなと伝わっていきました。

僕ももっと頑張ろうと思えるとても有意義な時間でした。

 

まとめ:OfferBoxは多様性が受け入れられる社会を目指している

「就活の教科書」編集部 木村

今回のインタビューでは、株式会社i-plugの代表取締役 CEOの中野 智哉に新卒逆求人サイトOfferBoxを創り上げた経緯やこだわり、現在の就活生に向けてのアドバイスなどについてお伺いしました。

多様性が受け入れられる社会を目指して、OfferBoxのサービスの改善に取り組んでいるのが、改めて認識できました。

新卒逆求人サイトOfferBoxの深い歴史を知ることができたので、これからもOfferBoxを利用して、就活をする人は多いのではないでしょうか。

OfferBoxについてもっと知りたい人は、OfferBoxの評判や使い方が分かりますので、こちらの記事を読んでみてくださいね。

 

株式会社i-plugのプロフィール

株式会社i-plugのプロフィール

株式会社i-plugのプロフィール
会社名 株式会社i-plug (アイプラグ)
設立 2012年4月18日
資本金 資本金:2億1,500万円
資本準備金:1億8,500万円
代表取締役 CEO 中野 智哉
事業内容 新卒逆求人サイト「OfferBox(オファーボックス)」シリーズの運営
適性検査サービス「コレカナ」の運営
Webサイト http://i-plug.co.jp

 

今回、「就活の教科書」のインタビューに協力していただいた株式会社i-plugさんのHP(ホームページ)はこちらです。

株式会社i-plug HP