【例文あり】自己PR/ガクチカ「接客業」の魅力的な伝え方（学生時代力を入れたこと）

私の強みは問題解決能力があることです。私のアルバイト先の飲食店では、新規のお客様の割合が高く、再来店率の低さが課題でした。そこで、再来店率15％増加を目標にし、2つの取り組みを行いました。1つ目は、来店されたお客様に対して、従業員がクーポンを直接配布することです。これまでは、店内にクーポンを配置し、お客様に自由に取ってもらう形で配布していました。しかし、この方法ではクーポンに気付く人が少なく配布率が約30％と低迷していました。そこで、従業員が直接配布することで、クーポンを利用した再来店を促しました。2つ目は、お客様との交流を行うことです。具体的には、お会計時に料理やサービスの感想を聞きました。お客様と積極的に会話をすることで、居心地のよい環境作りを行うだけでなく、要望を直接聞く機会を創出しました。これらの取り組みの結果、お客様の満足度が向上し、再来店率15％を達成することができました。この経験を通して得た問題解決能力を活かして、入社後も業務に取り組んでいきたいと考えています。（444文字）

私は学生時代にスポールジムでのアルバイトに力を注ぎました。その中でも特に、会員様との関係構築に力を入れてきました。スポーツジムでは学生からご年配の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。そのため私は、会員様一人ひとりの悩みやジムに通っている目的などを理解してコミュニケーションを図る方が、より良い運動を提案できると考えました。そして、ノートに会員様の名前や職業、話した内容を書きとめ、コミュニケーションを行う際に活用しました。その結果、会員様と信頼関係を築くことができ、「〇〇さんのおかげでジムに来るのが楽しい、〇〇さんが居るからジムに通い続けられている」とおっしゃって頂くことが多くなりました。今後働く上では、相手と積極的にコミュニケーションを取りながら、アルバイトで培った情報収集力を活かして悩みをヒアリングしたいです。また、一人ひとりに寄り添いながら、役に立つサービスを提供し、お客様が困った際に真っ先に相談したい存在になりたいです。（420文字）

私は、3年間レストランでホールスタッフとしてアルバイトをしており、主に2つのことを目標に取り組みました。1つ目は、お客様が満足できる接客をするための後輩育成を行うことです。当時は後輩育成において、業務内容を伝達するだけの教育を行っていました。しかし、この指導方法ではお客様の満足度は向上しないと考え、社員の方と相談し接客で意識することについても指導するように変更しました。2つ目は、人員削減によるコスト削減です。具体的には、ホールの配置を見直すことによってアルバイトの人数を削減しました。これらの2つの取り組みを行うことで、少ない人員でもお客様に満足していただける接客ができるようになり、お客様アンケートの結果では満足度の高い評価を2倍に増やすことができました。アルバイトでの経験を通して、人材育成の難しさや課題解決力を学ぶことができました。私はこの経験を活かして、入社後は様々な事業に取り組んでいきたいと考えています。（410文字）

私の長所はリーダーシップです。この長所は、ホテルの宴会スタッフとしてアルバイトをした際に発揮しました。私はアルバイトリーダーとして、その場の統制を取る役割を担っていましたが、100人体制で動く大規模なイベントを担当することが多く、統制を取ることは非常に大変でした。加えて、当時新人アルバイトが20人ほどチームにいたため、時間がない中で指示を的確に行うことにも苦労しました。このような状況では、特に各スタッフが自分の役割を理解し、協力して動くことが求められました。しかし、最初は一人ひとりの業務についての責任感が薄く、連携が上手くいきませんでした。そのため、各部門別の勉強会を行い業務の重要性を認識してもらうことに注力しました。その結果、チーム全体がスムーズに動けるようになり、料理の提供スピードを3分短縮することができました。この経験を通じて、統制の難しさと達成したときの喜びを学ぶことができました。（400文字）

私は臨機応変に対応することができます。学生時代は、観光地のお土産販売店でアルバイトを行っていました。観光地であったため、外国人観光客が多く常に混雑しているという特徴がありました。しかし、私を含め店員のほとんどが言語がままならないまま、お客様への対応を担当しておりレジに並んでいる間に不満を抱くお客様が多いという課題がありました。この課題を解決するために主に2つのことに取り組みました。1つ目は、レジ前に整列の印をわかりやすく設置することです。2つ目は、あと何分でレジにつくのかを可視化できるようなパネルを設置することです。これらの取り組みを行うことで、店員は慌てずにお客様対応をすることができるようになり、お客様が不満の声を頂く回数を減少させることができました。このように、私はアクシデントが起きた場合も冷静に何が問題なのかを考えて行動することができます。御社に入社した後も、臨機応変な対応で問題解決に努めていきます。（344文字）

私は課題発見力と改善行動に強みがあります。学生時代、家電量販店の携帯販売ブースでアルバイトをしていました。当初、1日の契約件数が平均1件と低迷しており、ブース前を素通りするお客様が多いことが課題でした。私は「1日3件契約」を目標に、通行者への声掛け文言を曜日・時間帯別に記録し、反応率の高い文言に絞るPDCAサイクルを回しました。その結果、月間平均成約件数は1件から3.2件に増加しました。この経験から、課題を数値で捉え改善に繋げる力を培いました。御社でも現状を分析し、数値をもとに改善施策を提案する姿勢を活かしていきます。（262文字）

私は提案力と傾聴力を活かして成果を上げました。ファッションビル内のアパレルショップで接客をしていた際、お客様から「話しかけないでほしい」との声が多く、スタッフ全体の売上が落ち込んでいました。私は「目線と表情で接客する」工夫を行い、実際に声をかけずともお客様の視線や行動からニーズを読み取り、最適なタイミングで商品を差し出す接客スタイルを実施。結果、月間個人売上が目標比140%を記録しました。この経験から、顧客のサインを観察して最適な対応をする重要性を学びました。御社でも顧客に寄り添い、言語外のニーズを汲み取る接客に貢献します。（265文字）

私はスピードと正確さの両立を意識した接客を強みとしています。大学時代、駅ナカのカフェチェーンでアルバイトをしていた際、ピーク時の注文待ち時間が長く、「急いでいるのに遅い」といった不満の声が多く寄せられていました。そこで、待ち時間の短縮を目標に掲げ、自分の作業を動画で記録・分析したところ、材料の配置や手順の無駄により、時間をロスしていることが分かりました。私は、よく使う材料を作業台近くにまとめる、カップや器具の事前準備を徹底するなど、3つの改善策を実施しました。さらにスタッフにも共有し、店舗全体でオペレーションの効率化を図りました。その結果、ピーク時の平均待ち時間は7分から4分に短縮され、月間売上は前年比で5％増加しました。この経験から、現場で課題を見つけ、数字に基づいて改善策を考え、実行する力を身につけました。御社でも、状況を的確に捉えながら、スピードと正確性を兼ね備えた対応でお客様に満足いただけるサービスを提供していきたいと考えています。（426文字）

私は常にお客様視点に立った接客を心がけています。大学時代、大型スーパーでレジ業務を担当していた際、ご年配のお客様から「袋詰めが大変」「重たい商品を分けて入れてほしい」といった声を頻繁に耳にしました。しかし当時の店舗では、レジ業務と袋詰めは完全に分かれており、スタッフが袋詰めを手伝う体制が整っていませんでした。私はこの課題を解決するため、自主的に「袋詰め台にスタッフが定期巡回し、必要に応じてサポートを行う」仕組みを提案し、1ヶ月間の試験導入を実施しました。スタッフ同士でシフト内の役割を調整し、対応をマニュアル化することで効率的な運用を目指しました。その結果、導入前に比べてお客様アンケートでの満足度は73％から92％へと大幅に向上し、「気遣いが嬉しかった」といった声も多数いただきました。この経験を通して、小さな声に耳を傾けることの大切さと、それを行動に移す実行力の重要性を学びました。御社でも一人ひとりのお客様の立場に立ち、サービス向上に努めてまいります。（431文字）

私の強みは、現場の小さな違和感から課題を見つけ出す「課題発見力」です。書店でのアルバイト中、毎週の新刊陳列に多くの時間がかかり、ピークタイムの接客対応が十分に行えていないことに気づきました。表立った不満の声があるわけではありませんでしたが、私はこの非効率さが店舗全体のサービス低下につながっていると感じ、改善に取り組みました。具体的には、陳列作業を効率化するために「ジャンル別の陳列マップ」と「POP掲示のテンプレート」を作成し、スタッフ間で共有しました。その結果、陳列にかかる時間は1日平均90分から55分に短縮され、接客時間を30％確保できるようになりました。結果的に、接客品質が向上し売上にも貢献することができました。このように、目に見えにくい課題にも気づき、改善の糸口を見出して行動に移せる力を、御社でも発揮し、組織全体の成長に貢献したいと考えています。（381文字）

私が学生時代に最も力を入れたのは、映画館での接客業務の改善です。アルバイト先では、週末や祝日にお客様が集中し、チケット確認やフロア案内の場面で混雑が起こることが課題でした。「列の進みが遅い」「どこに行けばいいのかわからない」といったお声を、毎月5件ほどいただいていました。そこで私は、スタッフ間での動線の見直しや、上映作品ごとの案内看板の設置を提案しました。また、混雑時には誰がどの役割を担当するかを事前に決めておき、スムーズに案内と誘導を進められるようにしました。こうした取り組みを続けた結果、待ち時間は15分から7分に短縮され、クレームもほとんどなくなりました。この経験から、現場の小さな違和感を見逃さず、仲間と協力して改善につなげる力が身についたと思います。これからも、目の前の課題に真摯に向き合い、より良い環境をつくる姿勢を大切にしていきたいです。（378文字）

私が学生時代に力を入れたのは、カラオケ店でのトラブル対応体制の改善です。夜間勤務中に、酔ったお客様同士のトラブルが頻繁に発生し、月に7件ほどのクレームが寄せられていました。私はこの状況を放置せず、何か改善できることはないかと考えました。まず、過去のクレーム内容や発生時間帯を記録して分析し、退店時の声かけ不足や巡回の間隔がトラブルの一因であることに気づきました。そこで「退店時の声掛けフレーズの統一」や「巡回頻度を30分から15分に変更」を提案し、スタッフ全員で対応方法を見直す体制を整えました。その結果、クレーム件数は月7件から2件にまで減少し、トラブルの発生件数も大きく減りました。この経験を通じて、冷静に状況を捉えて課題を分析し、仕組みで解決する力が身についたと感じています。今後も、目の前の課題に落ち着いて向き合い、改善に結びつける姿勢を大切にしていきたいと考えています。（390文字）

私が学生時代に力を入れたのは、コンビニの早朝シフトでの業務改善です。授業との両立を考え、朝5時からの勤務を選びましたが、常に人手不足で、納品された商品の品出しが開店時間に間に合わないという問題がありました。私はこの状況を改善するため、同じシフトの先輩と協力し、納品リストに優先順位をつけ、品出し順を見直す仕組みを提案しました。特に売れ筋商品や冷蔵品など、時間帯に応じた重要度を意識して分類し、効率的に作業できるように工夫しました。その結果、品出し完了率は2週間で45％から90％に向上し、業務が大きく改善されました。この取り組みが評価され、店舗責任者から「月間MVP」にも選んでいただきました。この経験から、限られたリソースの中でも仲間と協力しながら成果を出すチームワークの大切さを学びました。今後も周囲と連携しながら、最善の結果を目指して行動していきたいです。（381文字）

◆定量的な成果の伝え方の例

• 〇〇の対策を行うと、売上が3％増加した
• 〇〇を心がけて接客を行うと、20人のアルバイトのなかで接客の良いスタッフNO.1に選ばれた
• 〇〇の対策を行うと、提供までの時間を〇分縮めることができた　など