【例文あり】自己PR/ガクチカ「接客業」の魅力的な伝え方(学生時代力を入れたこと)

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この記事からわかること
  • 自己PR、ガクチカで「接客業」経験をアピールするのはアリ
  • 自己PR、ガクチカで「接客業」経験をアピールしている例文5選(顧客の満足度向上、トラブル解決、マネジメントなど)
  • 「接客業」経験を魅力的に伝えるには、他の就活生との差別化が大切
  • 「接客業」経験からアピールできるスキル一覧(傾聴力、マナー、臨機応変な対応)
  • 自己PR、ガクチカで「接客業」経験をアピールするには、具体性・再現性を意識する
  • 接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときは、エピソードを具体的、定量的に伝えよう

  • 「選考通過できるガクチカ/志望動機/自己PRを書きたい」人に必須ツール3選
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この記事では、自己PRやガクチカで「接客業」経験を魅力的に伝える方法について解説していきます。

合わせて、自己PRやガクチカで「接客業」経験をアピールする例文や、採用担当者に良い印象を与える「接客業」経験の伝え方などについても解説しています。

「接客業」経験を武器にして、就活を成功させたいという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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自己PR、ガクチカで接客業の経験はアピールして良い!

就活生ちゃん

私は自己PRやガクチカでアピールするべきことが見つかりません・・・。

接客のアルバイトを頑張ったのですが、自己PRやガクチカで接客業経験についてアピールしてもいいのでしょうか?

結論から言うと、自己PRやガクチカで「接客業」の経験についてアピールしても大丈夫です。

自己PRやガクチカで企業が聞きたい要素をしっかり押さえることができれば、採用担当者の印象に残るガクチカを書くことができますよ。

就活アドバイザー 京香

企業で「学生時代に力を入れたこと」について質問するのは、あなたが何を考えて、どのような過程で物事に取り組んだのかを見るためです。

そのため、あなたが接客のアルバイトで何を学んだのかどのようなスキルを活かして取り組んだのかなどを伝えるようにしましょう。

 

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接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝える5つの例文

就活生ちゃん

実際に接客のアルバイトの経験を書いた自己PRやガクチカの例文を見たいです。

エントリーシートの自己PR、ガクチカの欄で参考にしてみます。

では、これからエントリーシートの自己PR、ガクチカ欄で接客業の経験について書いた例文を紹介していきます。

就活アドバイザー 京香

自己PR、ガクチカで「接客業」経験についてアピールしている例文
  • 例文➀:ヒアリングをしたことで顧客の満足度を高めた経験
  • 例文②:コミュニケーションを重視して顧客の満足度を高めた経験
  • 例文③:積極的に業務の改善を図ったことで作業効率を上げた経験
  • 例文④:アルバイトリーダーとしてマネジメントをし、課題を解決した経験
  • 例文⑤:臨機応変に対応したことでトラブルを解決した経験

以下の例文を参考に、あなたの経験を当てはめて考えてみてください。

就活アドバイザー 京香

 

例文①:新たな施策を提案したことで売上を増加させた経験

私の強みは問題解決能力があることです。私のアルバイト先の飲食店では、新規のお客様の割合が高く、再来店率の低さが課題でした。そこで、再来店率15%増加を目標にし、2つの取り組みを行いました。1つ目は、来店されたお客様に対して、従業員がクーポンを直接配布することです。これまでは、店内にクーポンを配置し、お客様に自由に取ってもらう形で配布していました。しかし、この方法ではクーポンに気付く人が少なく配布率が約30%と低迷していました。そこで、従業員が直接配布することで、クーポンを利用した再来店を促しました。1つ目は、お客様との交流を行うことです。具体的には、お会計時に料理やサービスの感想を聞きました。お客様と積極的に会話をすることで、居心地のよい環境作りを行うだけでなく、要望を直接聞く機会を創出しました。これらの取り組みの結果、お客様の満足度が向上し、再来店率15%を達成することができました。この経験を通して得た問題解決能力を活かして、入社後も業務に取り組んでいきたいと考えています。(444文字)

PREP法に従って書かれているため、説得力の高い文章になっていますね。

就活アドバイザー 京香

 

例文②:コミュニケーションを重視して顧客の満足度を高めた経験

私は学生時代にスポールジムでのアルバイトに力を注ぎました。その中でも特に、会員様との関係構築に力を入れてきました。スポーツジムでは学生からご年配の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。そのため私は、会員様一人ひとりの悩みやジムに通っている目的などを理解してコミュニケーションを図る方が、より良い運動を提案できると考えました。そして、ノートに会員様の名前や職業、話した内容を書きとめ、コミュニケーションを行う際に活用しました。その結果、会員様と信頼関係を築くことができ、「〇〇さんのおかげでジムに来るのが楽しい、〇〇さんが居るからジムに通い続けられている」とおっしゃって頂くことが多くなりました。今後働く上では、相手と積極的にコミュニケーションを取りながら、アルバイトで培った情報収集力を活かして悩みをヒアリングしたいです。また、一人ひとりに寄り添いながら、役に立つサービスを提供し、お客様が困った際に真っ先に相談したい存在になりたいです。(420文字)

どのように相手に寄り添ったのか、具体的な方法を含めて書くことに注意しましょう。

就活アドバイザー 京香

 

例文③:積極的に業務の改善を図ったことで作業効率を上げた経験

私は、3年間レストランでホールスタッフとしてアルバイトをしており、主に2つのことを目標に取り組みました。1つ目は、お客様が満足できる接客をするための後輩育成を行うことです。当時は後輩育成において、業務内容を伝達するだけの教育を行っていました。しかし、この指導方法ではお客様の満足度は向上しないと考え、社員の方と相談し接客で意識することについても指導するように変更しました。2つ目は、人員削減によるコスト削減です。具体的には、ホールの配置を見直すことによってアルバイトの人数を削減しました。これらの2つの取り組みを行うことで、少ない人員でもお客様に満足していただける接客ができるようになり、お客様アンケートの結果では満足度の高い評価を2倍に増やすことができました。アルバイトでの経験を通して、人材育成の難しさや課題解決力を学ぶことができました。私はこの経験を活かして、入社後は様々な事業に取り組んでいきたいと考えています。(410文字)

取り組みの目標を明確に伝えることで、文章の流れをスムーズにすることができます。

あなたが接客業を行う上で、どのようなことを目標にしていたか振り返ってみましょう。

就活アドバイザー 京香

 

例文④:アルバイトリーダーとしてマネジメントをし、課題を解消した経験

私の長所はリーダーシップです。この長所は、ホテルの宴会スタッフとしてアルバイトをした際に発揮しました。私はアルバイトリーダーとして、その場の統制を取る役割を担っていましたが、100人体制で動く大規模なイベントを担当することが多く、統制を取ることは非常に大変でした。加えて、当時新人アルバイトが20人ほど、チームにいたため時間がない中で指示を的確に行うことにも苦労しました。このような状況では、特に各スタッフが自分の役割を理解し、協力して動くことが求められました。しかし、最初は一人ひとりの業務についての責任感が薄く、連携が上手くいきませんでした。そのため、各部門別の勉強会を行い業務の重要性を認識してもらうことに注力しました。その結果、チーム全体がスムーズに動けるようになり、料理の提供スピードを3分短縮することができました。この経験を通じて、統制の難しさと達成したときの喜びを学ぶことができました。(400文字)

当時の状況や成果を定量的に表しているため、採用担当者が具体的にイメージしやすい文章になっていますね。

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例文⑤:臨機応変に対応したことでトラブルを解決した経験

私は臨機応変に対応することができます。学生時代は、観光地のお土産販売店でアルバイトを行っていました。観光地であったため、外国人観光客が多く常に混雑しているという特徴がありました。しかし、私を含め店員のほとんどが言語がままならないまま、お客様への対応を担当しておりレジに並んでいる間に不満を抱くお客様が多いという課題がありました。この課題を解決するために主に2つのことに取り組みました。1つ目は、レジ前に整列の印をわかりやすく設置することです。2つ目は、あと何分でレジにつくのかを可視化できるようなパネルを設置することです。これらの取り組みを行うことで、店員は慌てずにお客様対応をすることができるようになり、お客様が不満の声を頂く回数を減少させることができました。このように、私はアクシデントが起きた場合も冷静に何が問題なのかを考えて行動することができます。御社に入社した後も、臨機応変な対応で問題解決に努めていきます。(344文字)

取り組みの内容が複数ある場合は、事前に「〇個のことに取り組みました」と数を提示することで、わかりやすく伝えることができます。

就活アドバイザー 京香

 

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【落ちない】ES/面接で受かるためのコツ3選

就活生ちゃん

私はエントリーシートや面接に苦手意識があります・・・。

選考に通過しやすくなるコツがあれば教えて欲しいです。

エントリーシートや面接では、何をどのように伝えれば良いか難しいですよね。

エントリーシートや面接で落ちないためのコツを以下で紹介するので、ぜひ参考にしてください。

就活アドバイザー 京香

ES/面接で受かるためのコツ
  • コツ➀:内定者のESを参考にする
  • コツ②:他の就活生と差別化する
  • コツ③:PREP法を意識する

 

コツ①:内定者のESを参考にする

接客業の経験を魅力的に伝えるためのコツ1つ目は、内定者のESを参考にすることです。

なぜなら、内定者の接客経験をアピールしたESを参考にすることで、どのような内容や経験をアピールすると良いのかが分かるようになるからです。

内定者のESは、就活会議やOPENWORKで閲覧することができます。

例えば、就活会議には以下のような接客経験をアピールしているESが掲載されていました。

ハンバーグ屋でのアルバイトでは、 ホールとキッチンを担当しています。お客様の席へのご案内や電話対応、オーダーから料理の提供など業務の内容は幅広く大変ですが、より良いお店作りのために、お客様に寄り添った接客を心掛けております。お客様が注文内容で迷っている際には、私もお客様と一緒に悩み、お客様がどのようなものを食べたいかをお聞きし、それに沿ってメニューやトッピングをおすすめしております。お客様の帰り際に、「おすすめしてくれてありがとう。美味しかった。」と声を掛けていただくこともあり、とてもやりがいに感じて おります。

参照:就活会議

上記の例文では、「傾聴力」を活かしてお客様に寄り添った経験をアピールしています。

お客様からの言葉を提示することで、エピソードに深みが出て強みが伝わりやすくなっていますね。

就活アドバイザー 京香

私がアルバイトの際に意識することは、「お客様に寄り添ったサービス」と「笑顔を絶やさない姿勢」です。私は都内のパン屋でアルバイトをしているのですが、大きな駅の近くにあるため様々なお客様がご来店します。そのため、私はお客様の様子をチェックし、たとえば急いでいる様子のお客様にはなるべく素早く、またトランクを持っているお客様には旅行なのではないかと推測し、おしぼりなどを用意します。このようにお客様に寄り添い、こまやかなサービスを意識することで、お客様にまた来たい、と思っていただけるよう努力しています。

参照:就活会議

上記の例文では、「臨機応変に対応する力」を活かして、接客を行った経験をアピールしています。

どのようなポイントを意識したのか具体的に挙げられており、状況をイメージしやすいですね。

就活アドバイザー 京香

 

コツ②:他の就活生と差別化をする

接客業の経験を魅力的に伝えるためのコツ2つ目は、他の就活生と差別化をすることです。

採用担当者は、一日に何人もの就活生のESを読んだり、面接をしたりしています。

そのため、他の就活生と差別化をしなければ、使用担当者の目に留まりにくいため、ESや面接を通過することが困難です。

就活生ちゃん

採用されるためには、他の就活生との差別化が大切なんですね。

でも、どうやって差別化したら良いんですか?

他の就活と差別化することは難しいことではありません。

差別化をするためには、あなたの接客の特徴を具体的に書くことが大切です。

就活アドバイザー 京香

他の就活生と強みやアピールポイントが同じになってしまうことは仕方がありません。

しかし、接客を行う上で大切にしていることや、気を付けていること、意識していることは一人ひとり異なっています。

例えば、「お客様に寄り添うこと」や「提供スピード」、「効率性」など接客の特徴は様々です。

そのため、あなたの接客の特徴を具体的に書くことで、あなたの性格や人間性が伝わり、他の就活生と差別化することができます。

 

コツ③:PREP法を意識する

接客業の経験を魅力的に伝えるためのコツ3つ目は、PREP法を意識することです。

採用担当者は、相手にわかりやすく伝えているか、論理的に物事を伝えられるかを判断しています。

そのため、PREP法を用いてわかりやすく伝えることが良い評価に繋がります。

PREP法とは、結論・理由・具体例・結論の順番に伝える方法です。

ESや面接で接客業の経験について伝える場合は、以下のようになります。

PREP法での伝え方
  • 結論:設問に対する回答(得られた強み、挙げた成果)
  • 理由:その結論に至った理由(エピソード)
  • 具体例:今後の活かし方の例(入社後の姿)

PREP法は、ガクチカ・自己PR・志望動機のいずれの場合でも使用できます。

PREP法を用いると、接客業の経験について論理的に伝えられるため高い評価を得ることができ、ESや面接で落ちにくくなりますよ。

就活アドバイザー 京香

 

ガクチカのテーマに悩んでいる人におすすめの記事一覧

「ガクチカが無くて書けない」「ガクチカの書き方が分からない」という人には、 記事ガクチカの書き方 がオススメです。

ガクチカができたら、添削を受けることで選考通過率がアップします。

以下にガクチカの書き方について例文を交えて解説している記事やおすすめガクチカ添削サービス解説記事をまとめました。

ESや面接で通用するガクチカ を書くのに役立つので、合わせて読んでみてください。

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接客業の自己PR、ガクチカでアピールでき、評価されるスキル一覧

就活生ちゃん

私は自己PRやガクチカで、接客業の経験をアピールしたいと思っています。

接客業に取り組んだ家庭の部分で、どのようなスキルをアピールすれば評価されるのでしょうか・・・。

接客業で得られるスキルで、自己PRやガクチカとしてアピールできるものはいくつかあります。

アピールすべきスキルを知って、接客業についてアピールする他の就活生と差をつけましょう。

就活アドバイザー 京香

接客業の自己PR、ガクチカでアピールでき、評価されるスキル一覧
  • スキル➀:臨機応変に対応する力
  • スキル②:傾聴力
  • スキル③:マナーや接客スキル

それではこれから、自己PRやガクチカで伝えるべきスキルについて1つずつ解説していきます。

就活アドバイザー 京香

 

スキル①:臨機応変に対応する力

接客業の自己PR、ガクチカでアピールでき、評価されるスキルの1つ目は、「臨機応変に対応する力」です。

接客業では、クレーム対応や混雑時の対応、予想外の要望など、様々な状況に合わせた柔軟な対応を求められる場面が数多く存在しています。

そのため、予想外の状況で落ち着いて行動した経験を用いて「臨機応変に対応する力」をアピールしましょう。

臨機応変に対応する力がある人材はビジネスにおいて、トラブルに冷静に対応すること、リスク管理、柔軟な働きかけをすることができます。

したがって、接客業で身に着けた臨機応変に対応する力は、ビジネスパーソンとして必須の力ということができます。

臨機応変というキーワードをもとに、具体的なエピソードを話しながら適切に面接官に自己アピールする必要があります。

就活アドバイザー 京香

 

スキル②:傾聴力

接客業の自己PR、ガクチカでアピールでき、評価されるスキルの2つ目は、「傾聴力」です。

接客業の経験において、顧客のニーズや好みに寄り添い、商品を提案した経験があれば「傾聴力」をアピールすることができます。

傾聴力がある人材は、多くの話を引き出すこと、良好な人間関係の構築、営業力や交渉力の向上をすることができます。

したがって接客業で身に着けた傾聴力は、周囲の人と円滑にコミュニケーションを取り、目標達成につながるため、評価されやすい長所といえます。

「お客様の体型に関する悩みを聞いて、悩みを改善できる服を提案した」など、具体的なエピソードを使って「傾聴力」をアピールしましょう。

就活アドバイザー 京香

 

スキル③:マナーや接客スキル

接客業の自己PR、ガクチカでアピールでき、評価されるスキルの3つ目は、「マナーや接客スキル」です。

接客業の経験において、接客スキルを磨きお客様に喜んでもらったエピソードがあれば、「マナーや接客スキル」をアピールすることができます。

接客業で身に着けたマナーや接客スキルは、働くうえで周囲の人と円滑なコミュニケーションを行ったり、ニーズを汲み取る際に役立ちます。

そのため、「マナーや接客スキル」を入社後どのように活かすのかを明確にして、自己PRやガクチカでアピールするようにしましょう。

マナーや接客スキルは抽象的な言葉です。

そのため、特にどのようなことに気を付けていたか具体的に伝えることを心がけましょう。

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接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝える3つのポイント

就活生ちゃん

自己PRやガクチカで接客業について伝えるときに、どんな内容についてアピールすれば良いのか理解できました。

これから自己PRを書いていこうと思うのですが、魅力的にするためのポイントなどはありますか?

接客業の自己PR、ガクチカを魅力的に伝えるためには、押さえるべきポイントがいくつかあります。

これから、押さえるべきポイントを1つずつ紹介していきますね。

就活アドバイザー 京香

接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝えるポイント
  • ポイント➀:取り組んだ内容をわかりやすく伝える
  • ポイント②:なぜ取り組んだかを明確に伝える
  • ポイント③:「売り上げが〇円上がった」など、定量的に成果を伝える

 

ポイント①:取り組んだ内容をわかりやすく伝える

接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝えるポイントの1つ目は、取り組んだ内容をわかりやすく伝えることです。

なぜなら、取り組んだ内容をわかりやすく伝えることで、採用担当者が取り組みの状況を具体的にイメージできるからです。

例えば、「お客様への声掛けを工夫した」というエピソードについてです。

上記のみの内容よりも、「お客様の表情や仕草に注目し、ニーズに添った声掛けを行った」という内容の方がイメージしやすい内容になっています。

以下に、取り組んだ内容をわかりやすく伝えるために含むと効果的な要素を紹介します。

取り組んだ内容に含むべき要素
  • どのような課題があったのか
  • 取り組みを思いついた過程
  • 取り組みを行うにあたり立てた目標
  • 過程で発生したトラブル・困難
  • 取り組んだ人数
  • 取り組んだ期間

上記の内容を含んで自己PRやガクチカを書き、採用担当者にわかりやすく自分の経験を伝えることを意識しましょう。

就活アドバイザー 京香

 

ポイント②:なぜ取り組んだかを明確に伝える

接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝えるポイントの2つ目は、なぜ取り組んだかを明確に伝えることです。

なぜなら、取り組みを行うきっかけとなった背景を具体的に説明することで、あなたが置かれていた当時の状況を伝えることができるからです。

加えて、取り組んだ理由を伝えることで、あなた自身が行動力を発揮する状況や意欲を感じる瞬間がどのようなときかを伝えることができます。

例えば、「〇〇という課題を発見した」「お客様に〇〇と言われた」「バイトリーダーに昇格した」などのきっかけが挙げられます。

取り組みを行うことになった理由を明確に伝え、接客業の経験から現れるあなたの性格や強みを効果的にアピールしましょう。

取り組みを行うことになったきっかけは一人ひとり異なっています。

どのようなことが要因で、行動を起こしたのか振り返ってみましょう。

就活アドバイザー 京香

 

ポイント③:「売り上げが〇円上がった」など、定量的に成果を伝える

接客業の自己PR、ガクチカを上手に伝えるポイントの3つ目は、「売り上げが〇円上がった」など、定量的に成果を伝えることです。

なぜなら、結果や実績を具体的な数字で提示すると、接客業経験はより具体的になり、採用担当者にあなたの努力や実力が伝わりやすくなるからです。

◆定量的な成果の伝え方の例

  • 〇〇の対策を行うと、売上が3%増加した
  • 〇〇を心がけて接客を行うと、20人のアルバイトのなかで接客の良いスタッフNO.1に選ばれた
  • 〇〇の対策を行うと、提供までの時間を〇分縮めることができた など

結果を出すことができる人材は、利益を追求している企業にとって非常に重要です。

特に、営業職やマーケティング職を希望している人は、成果を定量的に提示することを意識しましょう。

具体的な数字で成果や実績を表すことができない人も、採用担当者がイメージしやすいよう、できるだけ具体的に書くことを心がけましょう。

就活生ちゃん

「多くのお客様」よりも「30人のお客様」、「売り上げが増加した」よりも「売り上げが3%増加しました」と書く方が、内容がイメージしやすいですよね。

 

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また、ES添削については【誰に頼むのが良い?】エントリーシート添削の無料サービスおすすめ15選 | ES添削の有料サイトもという記事にまとめています。

この記事を読むと選考に通過するES添削をしてもらえます。

就活アドバイザー 京香


接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときにやってはいけない3つのこと

就活生ちゃん

接客業の経験を伝えるときに、どのように伝えたら良いかは分かりました。

最後に、自己PR、ガクチカを伝えるうえで注意した方が良いことはありますか?

接客業の経験を伝えるときに注意するべきことは3つあります。

以下の3つに気を付けながら、自己PR、ガクチカを考えるようにしてみてください。

就活アドバイザー 京香

接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときにやってはいけないこと
  • 注意➀:売上増加の要因を自分だけにしている
  • 注意②:具体性・再現性がないエピソードを書いている
  • 注意③:他者からの評価や定量的な結果を入れていない

それでは、接客業の経験を伝えるときに注意するべきことについて1つずる説明していきますね。

就活アドバイザー 京香

 

注意①:売上増加の要因を自分だけにしている

接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときの注意点1つ目は、売上増加の要因を自分だけにしていることです。

なぜなら、アルバイト1人だけの行動によって売上を増加させることは困難な場合が多いからです。

そのため、売上増加の要因を自分だけにすると、他のスタッフの活躍も自分の成果にする傲慢な性格だと判断される可能性があります。

傲慢な印象を与えないようにするためには、他者と協力したエピソードを含めることが効果的です。

例えば、「他のスタッフに助言をもらった経験」や「上司と相談して対策を考えた経験」など第三者の行動も含めたエピソードを書くようにしましょう。

成果の伝え方によって、人柄に悪いイメージを抱かれるのは非常にもったいないですよね。

したがって接客業での成果を伝えるときには、謙虚な姿勢で伝えるようことを意識しましょう。

就活アドバイザー 京香

 

注意②:具体性・再現性がないエピソードを書いている

接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときの注意点2つ目は、具体性・再現性がないエピソードを書いていることです。

採用担当者は、あなたが接客業を通して得た経験やスキルが入社後にどのような形で企業に役立つのかを確認しています。

そのため、あなたの経験やスキルが企業にとって必要な要素であることをアピールする必要があります。

例えば、事務職志望で「コミュニケーション能力」をアピールするエピソードを書くと、採用担当者は仕事に当てはめたイメージが困難です。

入社後の姿に当てはめやすいエピソードで自己PRを作成し、効果的にあなたの経験やスキルをアピールするようにしましょう。

就活生ちゃん

志望している職種や企業で、活かすことができる力をアピールする必要があるんですね。

私がアピールしようとしている力が、エントリーする企業で活かせる力なのかもう一度確認してみます!

 

注意③:他者からの評価や定量的な結果を入れていない

接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときの注意店3つ目は、他者からの評価や定量的な結果を入れていないことです。

自己PRやガクチカにおいて、自分の人柄を表現するのは非常に重要です。

しかし、自分自身で「私は傾聴力があります」と言っても説得力に欠けています。

そこで「〇〇に心がけて接客を行った結果、店長から人の話を深く聞く力が優れていると言われました」など他者からの評価を含めて伝えましょう。

そうすることで、第三者からの客観的な評価として認められて説得力が高まります

接客業は人と関わることがメインの業種なので、お客様からの評価を直接受けやすいです。

そのため、お客様から言われた感謝の言葉や褒められた出来事を覚えておき、自己PRやガクチカに含めるようにしましょう。

自分に対する第三者からの評価が分からない場合には、自分からアルバイト先の人に「私ってどんな性格?」と聞いてみることも効果的ですよ。

就活アドバイザー 京香

 

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まとめ:接客業の自己PR、ガクチカを伝えるときは、エピソードを具体的、定量的に伝えよう!

いかがでしたか。

今回は、ESや面接で「接客業」の自己PR・ガクチカを上手に伝える例文や書き方について解説しました。

合わせて、自己PRやガクチカで「接客業」経験について書くときにアピールできるスキルなどについても紹介しました。

この記事が、「接客業」経験を使った自己PRやガクチカを魅力的に伝える為の参考になれば幸いです。