- 「ジョハリの窓」とは自己分析ツール
- 「ジョハリの窓」をひとりで行うには診断ツールを使う
- 「ジョハリの窓」は自分を見つめなおすことができる
- 「ジョハリの窓」を行う際にはポジティブな言葉を使う
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こんにちは。「就活の教科書」編集部のハリーです。
今回は、ジョハリの窓について解説していきます。
みなさんは「ジョハリの窓」ってなんのことか知っていますか?
「就活の教科書」編集部 ハリー
就活生くん
「ジョハリの窓」って診断テストですよね!
けど、詳しくは知らなくて・・・
友達から「ジョハリの窓は就活に効果的」って聞いたんですが、本当ですか?
就活生ちゃん
私も「ジョハリの窓」が診断テストってことは知ってるんですけど、どうやって実施するのかは分かりません。
あと、「ジョハリの窓」を実施するとどんなメリットがあるんですか?
「ジョハリの窓」なんて学校では教えてくれませんし、聞きなじみのない言葉なので分かりにくいですよね。
「就活の教科書」編集部 ハリー
そこでこのページでは、「ジョハリの窓」とはどういうものかについて解説しています。
合わせて、「ジョハリの窓」を実施する流れも解説しています。
また、「ジョハリの窓」を実施するメリット、実施する際の注意点についても解説しています。
この記事を読めば、「ジョハリの窓」についての理解が深まり、効果的に「ジョハリの窓」を実施できるようになります。
ひとりでもできる「ジョハリの窓」のやり方についても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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診断ツールの中でも、「キャリアチケットスカウト診断」「Lognavi適性診断」をおすすめしています。
自己分析ツールを併用することで、「就活の軸」「社会人で求められる力」「性格傾向」「強み」など、様々な観点で自分を知ろうことができますよ。
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就活アドバイザー 京香
目次
「ジョハリの窓」とは?
就活生くん
そもそも「ジョハリの窓」ってなんですか?
「ジョハリの窓」とは、コミュニケーションを円滑にするためのツールとして提唱された心理学モデルのことです。
「就活の教科書」編集部 ハリー
私たちが社会で成長していくためには、自分を知り、自分を開発していくことが必要です。
そのための手段として有効なのが、この「ジョハリの窓」です。
「ジョハリの窓」は、1955年にアメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムの二人の心理学者によって発表されました。
アメリカで注目を浴びた「ジョハリの窓」は、次第に日本でも普及していきました。
「就活の教科書」編集部 ハリー
自分の客観的な側面も分かる自己分析ツール
アメリカで発表された「ジョハリの窓」が日本で広まった理由は、「ジョハリの窓」が自己分析ツールだからです。
「ジョハリの窓」では、あらかじめ用意されたいくつかの性格から、自分自身が見た自分の性格と他者が見た自分の性格に分けて、さらにそれらを「4つの窓」に分けて分析し、自己を理解していきます。
つまり「ジョハリの窓」を実施することで、主観的な視点による自己分析よりも、詳細かつわかりやすい診断を行えるのです。
そのため日本では「ジョハリの窓」は、企業のコミュニケーションの促進や能力開発、キャリアコンサルティングのフィールドでよく用いられています。
簡単にまとめると「ジョハリの窓」なら自己分析が効率的に実施できるということです。
「就活の教科書」編集部 ハリー
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もちろん、「ジョハリの窓」は社会人だけでなく、就活で必須の「自己分析」のツールとして、多くの大学生も実践しています。
「ジョハリの窓」以外でも自己分析を行う方法があるので、興味のある方は下記の記事を読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
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「自分に最適な自己分析ツールが知りたい!」という就活生は「自己分析ツールおすすめ22選」も参考にしてみてくださいね。
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「ジョハリの窓」の4つの種類
就活生ちゃん
「ジョハリの窓」には「4つの窓がある」と言ってましたが、「4つの窓」って何のことですか?
「ジョハリの窓」では、自分と他者が挙げた特徴を、それぞれ性質の異なった4つのカテゴリーに分類して進めていくのですが、その4つのカテゴリーは「窓」と呼ばれています。
下記がその「4つの窓」の一覧です。
「就活の教科書」編集部 ハリー
- 開放の窓
- 秘密の窓
- 盲点の窓
- 未知の窓
これら「4つの窓」について理解することで「ジョハリの窓」を効果的に実践できます。
ですが、名前だけでは何も分からないと思うので、それぞれの「窓」について解説していきます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
種類①:開放の窓
「開放の窓」とは、自分と他者が知っている自己のことで、ここには自他ともに理解している性格が分類されます。
この窓の項目が多い場合、自分の内面や能力などを他者に積極的に開示する傾向が強いと言えます。
逆にこの窓の項目が少ないと、他者から「よくわからない人」と思われている可能性が高い、ということになります。
他者とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、この「開放の窓」を広げていくことを意識しましょう。
「ジョハリの窓」では一般的に、この「開放の窓」が多ければ多いほどよい、とされています。
「就活の教科書」編集部 ハリー
種類②:秘密の窓
「秘密の窓」とは、自分だけが知っている自己のことで、ここには自分しか理解していない性格が分類されます。
この窓の項目が多いと、自己表現が上手くできていないということになります。
もちろん、意図的に表現していない場合もあるかと思いますが、「ジョハリの窓」を実施して、「自分を表現しているつもりだったのにこの項目が多かった」と感じた場合は、より意識的に自己表現をしてみましょう。
そうすることで、この項目は開放の窓にシフトし、適切な自己開示が可能になります。
普段は大人しいのにライブでは誰よりも盛り上がる方は、「秘密の窓」を持っていると言えますね。
「就活の教科書」編集部 ハリー
種類③:盲点の窓
「盲点の窓」とは、他者だけが知っている自己のことで、ここには他者しか理解していない性格が分類されます。
この窓の項目が多い場合、自己分析が正確にできていない、あるいは自分が気付いていない自分の性格が多いことを意味します。
誰しも、自分を100%客観的に分析することはできないので、「4つの窓」の中でもこの項目に入っている性格は特に意識してください。
自分が知らなかった自分の特徴を理解し受け入れていくことで、この項目は開放の窓にシフトしていきます。
これは、「ジョハリの窓」を実施するからこそ見つけられる項目ですね。
「就活の教科書」編集部 ハリー
種類④:未知の窓
「未知の窓」とは、自分も他者も知らない自己のことで、ここには自他ともに理解していない性格が分類されます。
この項目には、自分とはかけ離れた性格が含まれることがほとんどですが、この「未知の窓」も他の3つの「窓」と同じぐらい重要です。
なぜなら、この項目に含まれる性格というのは、自分を開発し、成長させるためのヒントになる可能性が高いからです。
つまり、「未知の窓」の性格も、意識すれば「開放の窓」にシフトすることができるのです。
「成長したいけれどどうすればいいか分からない・・・」と感じる方は、この「未知の窓」を開拓してみてください。
この「未知の窓」を開拓することも、「ジョハリの窓」をやる醍醐味です。
「就活の教科書」編集部 ハリー
【就活生&転職者向け】自己分析をすぐに終わらせる方法
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「キャリアチケットスカウト」については、こちらの記事で詳しく解説していますよ。
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VIEWを利用するメリット・デメリットや、VIEWの利用をおすすめできる人の特徴などについて詳しく解説しています。
就活アドバイザー 京香
「ジョハリの窓」を実施する5つの手順
就活生くん
「ジョハリの窓」については理解できました!
けど、実際にどうやって進めていけばいいんですか?
「ジョハリの窓」を実施するには以下の手順を踏んでください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
- 複数人集めて用紙を用意する
- 「自分」に該当する項目を書き出す
- 「他者」に該当する項目を書き出す
- 「4つの窓」に分類する
- フィードバックをする
最後のフィードバックまでしっかり行うことで「ジョハリの窓」の効果が最大化されます。
では、それぞれの手順について解説していきます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
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手順①:複数人集めて用紙を用意する
「ジョハリの窓」を実施するには、まず初めに参加者を複数人(4~8人ほど)集めて、記録用の用紙を用意します。
このとき用意する用紙は、「4つの窓」が書かれた記録用紙(図1)と性格を書き出していくための記録用紙(図2)の2種類です。

図1:「4つの窓」の記録用紙

図2:性格を書き出す用紙
これらの用紙は「ジョハリの窓」実施前にに別途用意する必要があります。
その際、性格を書き出す用紙は、自分の性格用と相手の性格用が必要になるので、参加人数に合わせて用意してください。
また、性格を書き出す用紙には、性格の項目をあらかじめ書き出しておくことも必要です。
この項目の数は特に決まっていませんが、だいたい20~40個ぐらいが目安です。
「ジョハリの窓」の参加者の人数に応じて調整してください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
手順②:「自分」に該当する項目を書き出す
「ジョハリの窓」の実施手順の2番目は、自分に概要する項目の書き出しです。
あらかじめピックアップした性格の中から自分に該当するものを、性格を書きだす用紙に記入します。
また、ここでは100%主観で自分を診断してください。
就活生くん
他人から見たら僕ってこんな性格かも・・・
このように考える必要は全くありません。
他者から見た性格の項目を後で選んでもらうので、ここでは主観で選ばないと、「ジョハリの窓」を行う意味がなくなってしまいます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
手順③:「他者」に該当する項目を書き出す
「ジョハリの窓」の実施手順の3番目は、他者に該当する項目の書き出しです。
自分の項目をピックアップしたときと同様に、今度は他者の項目を書き出していきます。
もちろん、診断結果に影響するので、ここでも変な遠慮は無用です。
就活生ちゃん
けど、相手に「嫌なこと書くやつだな」って思われるのは、抵抗があります・・・
もし、このように感じる方がいるのであれば、無記名投票方式で実施することをおすすめします。
「ジョハリの窓」で正確な診断を出すためにも、素直な気持ちで項目を選びましょう。
「就活の教科書」編集部 ハリー
手順④:項目を「4つの窓」に分類する
項目の選択が完了したら、それらの項目を「4つの窓」に分類していきます。
「ジョハリの窓」での分類方法は以下のとおりです。
- 自分と他者が両方選択した項目→「開放の窓」
- 自分のみが選択した項目→「秘密の窓」
- 他者のみが選択した項目→「盲点の窓」
- 自分も他者も選択しなかった項目→「未知の窓」
ここでの結果は、自分の想像どおりなこともあれば、全く予想外なこともあります。
「就活の教科書」編集部 ハリー
手順⑤:フィードバックをする
項目の分類が完了したら、最後にフィードバックを行います。
まずは、セルフフィードバックを行い、自分と他者との認識の違いを確認しましょう。
セルフフィードバックが完了したら、全員でのフィードバックに移ります。
このとき、単純に結果を見せ合うだけでなく、「自分が他者にこのように思われる原因となる自分の行動は何か」といったように、ディスカッション形式で深掘りしていくのがおすすめです。
「ジョハリの窓」では、このフィードバックをきちんと行えるかが重要です。
アドバイスやフィードバックを素直に受け取れる人は、周囲のサポートを得やすくなり、結果的に自身の成長につながりますよ。
「就活の教科書」編集部 ハリー
「ジョハリの窓」のやり方3選
就活生ちゃん
私にも「ジョハリの窓」ができる気がしてきました!
けど、人を集めるのはちょっと難しいときもあるので、ひとりでやりたいんですが無理ですかね?
そういう方のために、ここでは「ジョハリの窓」をひとりでも実践できる方法を紹介します。
「ジョハリの窓」には以下の3つのやり方があります。
「就活の教科書」編集部 ハリー
- ひとりで診断ツールを使う
- アプリを使って複数人で行う
- 紙とペンを使って複数人で行う
基本的に複数人必要な「ジョハリの窓」も、実はひとりでできちゃうんです!
それぞれのやり方に利点があるので、詳しく解説していきます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
やり方①:ひとりで診断ツールを使う
「ジョハリの窓」を実践する方法の1つ目は、ひとりで診断ツールを使うことです。
「ジョハリの窓」は複数人での実施が基本ですが、この方法はWeb上でひとりで回答した診断テストの結果を分析する方法のため、最初から最後までひとりで実施できます。
「自分に合った仕事で活き活きと働きたい!」という方は「キャリアチケットスカウト診断」「LINE適職診断」「性格適性診断」を同時に試してみることをおすすめします。
全ての診断を行うことで、あなたのキャリアに対する考え方や、長所を活かせる職業がわかるので、あなたに合う仕事を見つけやすくなりますよ。
就活アドバイザー 京香
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有料の診断がほとんどなのでコストはかかりますが、「ジョハリの窓をひとりで手軽にできる」と考えると、実施する価値はあると思います。
無料でできる自己分析ツールは他にもあるので、様々な方法で自己分析を行いたいという方は、下記の記事を読んでみてください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
やり方②:アプリを使って複数人で行う
「ジョハリの窓」を実践する方法の2つ目は、アプリを使って複数人で行うことです。
「ジョハリの窓」に関連するアプリや自己分析アプリをインストールすれば、簡単に「ジョハリの窓」が体験できます。
4〜8名程度の人数制限があることがほとんどなので、大人数での実施には向いていませんが、準備がほとんど不要で手軽に実施できるところが最大の利点です。
就活以外にも講義やバイトに忙しい大学生には、一番おすすめの方法です。
アプリをインストールしなくても、パソコンのブラウザで実施できるものもあるので、ぜひ検索してみてください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
やり方③:紙とペンを使って複数人で行う
「ジョハリの窓」を実践する方法の3つ目は、紙とペンを使って複数人で行うことです。
これが最もポピュラーかつ、自由なフォーマットで自他の認識を表現できる手法です。
ただし、記述する性格項目の数や内容を事前にチームメンバー間ですり合わせる時間を確保しなければならないため、3つの方法の中では最も準備に時間がかかります。
また、ある程度の人数を集めなければならないのも難点と言えます。
グループワークとして和気あいあいとやるのが好きな方にはおすすめできますよ。
「就活の教科書」編集部 ハリー
「ジョハリの窓」を実施するメリット
就活生くん
「ジョハリの窓」にもいろんなやり方があるんですね。
けど、「ジョハリの窓」を実施するメリットってあるんですか?
「ジョハリの窓」を実施するメリットは、以下の3つです。
「就活の教科書」編集部 ハリー
- 自己認識のズレを洗い出せる
- 自分の思わぬ盲点に気付ける
- 自己表現の不足を確認できる
ひとりで行う自己分析ではあぶり出せないことも、「ジョハリの窓」を実施することで明らかになります。
では、それぞれについて解説していきます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
メリット①:自己認識のズレを洗い出せる
「ジョハリの窓」で得られるメリットの1つ目は、認識のズレを洗い出せることです。
自分が認識している自分の性格や自己評価が、他者の認識と違っている状況というのは珍しくありません。
例えば、「自分は親切な人間だ」と自己評価していても、他者は「お節介な人間」「気が弱いだけの人間」という評価を下しているかもしれません。
しかし「ジョハリの窓」を行うことで、このような他者との「認識のズレ」を発見し、改善していくことができるのです。
自分の評価と他人の評価が一緒になることの方が珍しいですよね。
「就活の教科書」編集部 ハリー
メリット②:自分の思わぬ盲点に気付ける
「ジョハリの窓」で得られるメリットの2つ目は、思わぬ盲点に気付けることです。
「盲点の窓」と「未知の窓」の項目は自分の知らなかった一面であり、それが長所の場合もありますが、短所の場合も往々にしてあります。
そこで、その短所に目を向けられれば、自分が気づかなかった自分の欠点を改善するチャンスになります。
自然かつ簡単に、自分の盲点への気づきを促せることも、「ジョハリの窓」から得られる大きな効果と言えるでしょう。
自分ひとりでは気づけないことも、「ジョハリの窓」をやるだけで気付けてしまいますよ。
「就活の教科書」編集部 ハリー
メリット③:自己表現の不足を確認できる
「ジョハリの窓」で得られるメリットの3つ目は、自己表現の不足を確認できることです。
「ジョハリの窓」では「開放の窓」が広ければ広いほど、オープンな人間であると診断されます。
そのため、「自分ではかなりオープンにしているつもりだったのに、実際はそうじゃなかった」ということもあります。
もちろん、必ずしも自分のすべてをオープンにする必要はありませんが、内向的な性格や秘密主義な人にとって「ジョハリの窓」は、自己表現不足を知れるいいキッカケになるでしょう。
「秘密の窓」の項目をオープンにしていくことはもちろん、「未知の窓」の項目をオープンにしていけば、隠された才能開花させることができるかもしれませんよ。
「就活の教科書」編集部 ハリー
「ジョハリの窓」を実施する際の注意点
就活生ちゃん
「ジョハリの窓」って、ものすごく使える診断テストですね。
私も「未知の窓」をどんどん知りたいので、さっそくやってみます!
もちろん構いませんが、下記の注意点を知っておいてから「ジョハリの窓」を実践してください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
- 調査に使用する言葉をポジティブにする
- 結果を深刻に捉えすぎない
- 参加を強制しない
この注意点を守れないと、「ジョハリの窓」の効果を最大限活用することはできません。
では、それぞれについて解説していきます。
「就活の教科書」編集部 ハリー
注意点①:調査に使用する言葉をポジティブにする
「ジョハリの窓」を行う際の1つ目の注意点は、使用する言葉はポジティブにすることです。
なぜなら、調査に使用する性格の項目をポジティブな内容・表現にすることで、参加者の精神的な負担が減って、項目に「〇」をつけやすくなるからです。
例えば、「臆病」は「慎重」に、「暗い」は「冷静」のように言い換えて、項目を列挙をしてみましょう。
自己分析は心の開示を伴うものであるため、使用する言葉には特に気を配る必要があるのです。
何事も、物は言い様です。
ちょっとした表現で人の感情は動かされてしまうことを肝に銘じておいてくださいね。
「就活の教科書」編集部 ハリー
注意点②:結果を深刻に捉えすぎない
「ジョハリの窓」を行う際の2つ目の注意点は、結果を深刻に捉えすぎないことです。
「ジョハリの窓」がいかに詳細な結果が出る診断テストと言っても、所詮はテストなので、結果はあくまでも参考程度に考えるべきです。
しかし、繊細な人や自己肯定感が低い人は、必要以上に結果をネガティブに受け取ってしまうこともあります。
そのため、あくまで研修やグループワークの一環として楽しみながら実施することを心掛けましょう。
「ジョハリの窓」は自己の成長へつなげるための診断テストなので、結果を受けて傷つく必要はまったくありません。
「就活の教科書」編集部 ハリー
注意点③:参加を強制しない
「ジョハリの窓」を行う際の3つ目の注意点は、参加を強制しないことです。
性格の開示に大きなストレスを感じる人もいるため、人によってはジョハリの窓を行うことがマイナスに働く場合もあります。
もちろん、「ジョハリの窓」は自己開示の訓練にはなるのですが、より心的な負荷の低い別の訓練から行うことが適切な場合もあるのです。
よって、参加するメンバー間できちんと信頼関係を構築し、参加者全員が無理なく行える環境を整えてみましょう。
いきなり「自分の全部をさらけ出せよ!」と言われると、大なり小なり抵抗感はあると思います。
「ジョハリの窓」の実施前には必ず密なコミュニケーションを取るようにしましょう。
「就活の教科書」編集部 ハリー
まとめ:「ジョハリの窓」を活用して徹底した自己分析をやってみよう
さて、「【ひとりで出来る!】ジョハリの窓のやり方 | 自己分析診断をわかりやすく解説!」はいかがだったでしょうか。
◆「ジョハリの窓」のやり方
- 方法①:ひとりで診断ツールを使う
- 方法②:アプリを使って複数人で行う
- 方法③:紙とペンを使って複数人で行う
◆「ジョハリの窓」を実施するメリット
- メリット①:自己認識のズレを洗い出せる
- メリット②:自分の思わぬ盲点に気付ける
- メリット③:自己表現の不足を確認できる
◆「ジョハリの窓」を実施する際の注意点
- 注意点①:調査に使用する言葉をポジティブにする
- 注意点②:結果を深刻に捉えすぎない
- 注意点③:参加を強制しない
意外と知られていない「ジョハリの窓」ですが、就活生にとっては非常に役に立つ診断テストですので、ぜひ本記事を参考にして活用してみてください。
「就活の教科書」編集部 ハリー
自己分析を行うには様々な方法があるので、詳しく知りたい方は下記の記事を読んでみてください。