【調査レポート】監視型Webテストにネガティブな印象の就活生は7割 | 不正行為をした人は0人

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監視型Webテストに関する実態調査

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新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本 恵典)は、公式LINEの登録者を対象に、監視型Webテストに関するアンケート調査を実施いたしました。集計した106名の回答をもとにアンケート結果を報告します。

1、就活生の65.1%が監視型Webテストを受けたことがある
半数以上の就活生が監視型Webテストを受けたことがあると回答しました。監視型Webテストは近年増加傾向で、今後も増加していくと予想されます。
2、就活生の68.9%が「監視型ではない通常のWebテスト」を受験したい
「監視型Webテストを受験したい」と答えた割合は7.5%に対し、「通常のWebテストを受験したい」と答えた割合は68.9%でした。7割近い就活生が監視型ではない通常のWebテストを受験したいと考えていることが判明しました。
3、7割の就活生が「緊張感が増す」とネガティブなイメージを持つ
ネガティブなイメージとして「緊張感が増す」を選んだ人の割合は70.8%でした。監視されていると感じることが緊張やプレッシャーに繋がる就活生が多いと考えられます。
4、監視型Webテストで不正をしたことがあると答えた人は0%
「不正行為をしたことがある」を選んだ人はいませんでした。監視型Webテストを受ける就活生は不正行為をせず、自分の実力で受験することが判明しました。

【監視型Webテスト】アンケートに至った背景・調査概要

Webテストとは、企業が採用活動の一環で行うオンライン上の適性検査のことです。

Webテスト22種類の見分け方 | オンライン監視型,SPI,玉手箱などの対策方法も

AIの普及により、ESでの足切りが難しくなる中で監視型Webテストの需要は高まっている傾向にあります。

監視型Webテストの現状を調査し、「監視型Webテストについてのイメージ」「監視型Webテストで不正行為をしたことはあるのか」など、監視型Webテストの現状を明らかにすることが、よりよい採用活動につながると考えます。そこで、今回は就活中の26卒を対象に、監視型Webテストについて調査をいたしました。

【監視型Webテスト】アンケート内容
  1. 就活で監視型Webテストを受けたことがありますか?
  2. 通常のWebテストと監視型Webテストだと、どちらを受験したいですか?
  3. 監視型Webテストについてどんなイメージをお持ちですか?
  4. 受験したことがある監視型Webテストの種類はなんですか?
  5. 監視型Webテストで不正行為をしたことはありますか?
監視型Webテストとは
テストセンターではなく、自宅受験者の様子や画面を監視するWebテストです。
不審な行動を検知した場合、企業に報告されます。
例えば「TG-WEB eye」のように、URLにアクセスした際にカメラの使用を求められるWebテストを指しています。

調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2025年4月17日(木)~2025年4月27日(日)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:106


監視型Webテスト調査結果:就活で監視型Webテストを受けたことがある割合

監視型Webテストに関する実態調査

就活で監視型Webテストを受けたことがある割合
  • ある:65.1%
  • ない:34%
  • わからない:0.9%

過半数を超える就活生が「監視型Webテストを受けたことがある」と回答しました。適性検査といえばSPIや玉手箱が有名ですが、近年は監視型Webテストも増加していることが分かります。企業側は監視型Webテストを実施することで不正を防ぎ、優秀な人材を選考に進めることができます。

就活アドバイザー 京香

監視型Webテスト調査結果:通常のWebテストを希望する就活生の割合

監視型Webテストに関する実態調査

通常のWebテストか監視型Webテスト、どちらを受験したいか
  • 通常のWebテスト:68.9%
  • 監視型Webテスト:7.5%
  • どちらでも良い:23.6%

通常のWebテストを受験したい割合は「68.9%」に対し、監視型Webテストを受験したい割合は「7.5%」でした。過半数以上の学生が、監視型Webテストではなく通常のWebテストを受験したいという結果になりました。

就活アドバイザー 京香


監視型Webテスト調査結果:監視型Webテストに対してのイメージ

「少しネガティブ」が37人

監視型Webテストに関する実態調査

監視型Webテストに対してのイメージ
  • ネガティブ:21人(19.8%)
  • 少しネガティブ:37人(34.9%)
  • どちらでもない:29人(27.4%)
  • 少しポジティブ:14人(13.2%)
  • ポジティブ:5人(4.7%)

「少しネガティブ」が37人と最も多いですが、予想に反してネガティブ寄りの意見が多くないことが分かりました。就活生はあまり気にしていないのかもしれません。

就活アドバイザー 京香

「緊張感が増す」が75人

監視型Webテストに関する実態調査

監視型Webテストに対してのネガティブなイメージ
  • 緊張感が増す:75人(70.8%)
  • プレッシャーを感じる:67人(63.2%)
  • プライバシーの侵害:21人(19.8%)
  • 違和感を感じる:19人(17.9%)
  • 不安に感じる:18人(17%)
  • 自由が制限され理不尽:16人(15.1%)
  • 企業への不信感がある:6人(5.7%)

監視型Webテストに対して「緊張感が増す」(75人)、「プレッシャーを感じる」(67人)と感じている就活生が多数でした。画面やカメラで監視されていると思うことで、緊張したり、プレッシャーを感じるようです。一方、「企業への不信感がある」は(6人)であるため、監視型Webテストを実施している企業はイメージを下げることにはならないと考えます。

就活アドバイザー 京香

「公正・公平感がある」が84人

監視型Webテストに関する実態調査

監視型Webテストに対してのポジティブなイメージ
  • 公正・公平感がある:84人(80.2%)
  • 努力が評価される:29人(27.4%)
  • 現代的で合理的:21人(19.8%)
  • 企業への信頼:15人(14.2%)
  • 先進的である:12人(11.3%)
  • 安心できる:7人(6.6%)
  • 集中できる:7人(6.6%)

最も多かったのは「公正・公平感がある」(84人)で、次いで「努力が評価される」(29人)、「現代的で合理的」(21人)でした。監視型Webテストは不正ができないことから、公正・公平であると感じている就活生が多いと考えられます。

就活アドバイザー 京香

監視型Webテスト調査結果:監視型Webテストについての意見

ネガティブな意見「不正と間違われることが怖くてテストに集中できない」

監視型Webテストに対して、自由に記述してもらったところ「部屋など環境の制限があり不便」「受験する際に準備が必要で時間が取られてしまう」「不正行為の認定ラインがわからないので気にしながら受験してしまう」などの声がありました。

就活アドバイザー 京香

ネガティブな意見
  • 不正行為してたら分かるんだから、卓上のものくらいは自由にさせてほしい
  • 受験に向けて、部屋の片付けなどを行う必要があり、少し手間であると感じた。
  • 自宅で受けようと思った時に環境の制限があり不便
  • 考える時の癖が出るとカンニングと間違われることが怖くてテストに集中するより気になってしまった。
  • 普通のテストにおける監督官と違い、見ている人間が誰なのか分からないので不信感がある。
  • 具体的にどのような行動(目線の変化や異なるページの閲覧など)が不正行為と認定されるのか分からないため、その点が不安だと感じる。
  • 公平性などは良いと感じたが、先述したようにメモや計算をしながら解いているため、カメラにちゃんと自分の顔が映っているのか見なきゃいけないことが正直、苦痛だった。
  • 見られてる感が凄くてやりにくい
  • 公平性が高いとはいえ、カンニング等の不正行為が全くできないかと言われればそうではないので、監視型にするメリットが少ないと思う。
  • 監視型webテスト受けたことはないですが、学生が本領を発揮することができないというイメージを持っています。たしかに、カンニングなどの不正行為は絶対に起こらないと思いますが、(起こっても対処できる)なんか企業に信頼されてない気がして、その企業への志望度、信頼度が下がります。入社してからも監視下の中で仕事しなければならないのかなと考えてしまいます。
  • 普通にめんどくさい いちいちやりとりに時間取られるし、準備がだるい
  • 自由な時間に受けられないのが不便に感じる。一方で、「受験するぞ!」っていう切り替えができ後回しにすることが無いのは良い。
  • 緊張感が増して受ける人の本来の力が発揮されにくいと思う
  • 監視型とはいえ、結局画面外でやろうと思えば不正はなんでもできるため、自宅で受けることが出来る時点で監視することに意味は無いと考えます。本当に公正に受験者の能力を判断したいのであればテストセンター受検にさせるべきです。

準備に時間がかかるため、忙しい就活生からは苦い意見が出ましたね。テストセンター受験は確かに公正ですが、企業としてはコストがかかるので監視型Webテストにしたいという思惑もあるかもしれません。

就活アドバイザー 京香

ポジティブな意見「公正でいい」「平等性が増す」

監視型Webテストに対して否定的な声もありましたが、一方で「緊張感はあるが、正当で公正」「ずるして入社する人がいないので安心」「企業がコンプライアンスを重視していると感じる」と前向きな意見もありました。

就活アドバイザー 京香

ポジティブな意見
  • 全ての企業がこれにしてほしい
  • 見られているという緊張感はありますが、不正をしづらい環境になるため、公正でいいと思います。
  • 事前にアクセスすることを必ず承諾いただいた上で、実施しないとプライバシーの侵害だと思います。また、不正してまで通過して入社しても、その人の信頼に欠けるので、確かに導入することで判別できるのは良いと思います。
  • 緊張感や圧は感じるが、カンニング防止や公正さに繋がると思う
  • 緊張はしますが正当に評価されているはずなので、いいのかなと思っています!
  • 監視型webテストを行うことで、受験者の平等性が増すと考えております。
  • 確かに監視型じゃないとズルする人がいる。でも、そのズルも社会に出てから必要な能力になると思う。
  • 自分の実力を正確に測ることができると思いました。
  • 不正が出来ないので、ずるして入る人がいなく入社する時に安心感がある。家で受験できる分には十分であるが、テストセンターなど外で受けなければならない検査はめんどくさくなってしまい、一気にやる気が落ちる。手軽さが大切
  • 企業がコンプライアンスを重視しており、社内でもある程度実力が評価されていそう

監視型Webテストでは不正ができないことが、入社後の安心感に繋がりますね。

就活アドバイザー 京香


監視型Webテスト調査結果:受験したことがある監視型Webテストの種類

監視型Webテストに関する実態調査

受験したことがある監視型Webテストの種類
  • TG-WEB eye:32.1%
  • C-GAB plus:8.5%
  • SCOA cross:0.9%
  • Splunk:0.9%
  • わからない:20.8%
  • 受けたことがない:34%

受験したことがある監視型Webテストで最も多かったのが「TG-WEB eye」(32.1%)、続いて「C-GAB plus」(8.5%)との結果が出ました。「SCOA cross」と「Splunk」についても1人ずつ受験したことがあると回答がありました。

就活アドバイザー 京香

監視型Webテスト調査結果:調査対象で不正行為をした人は0人

監視型Webテストに関する実態調査

今回の調査では、106人全員が「監視型Webテストで不正行為をしたことはない」との結果が出ました。自宅受験のWebテストは不正行為が可能であることに対し、監視型Webテストは不正を防ぐことができ、公平・公正なWebテストであると言えるでしょう。

就活アドバイザー 京香


就活の教科書とは

累計5,000万PVの新卒大学生向けの就職活動サイト。「就活生に寄り添った情報を届け、大学生を自分らしい生き方に導く」という理念のもと、情報を発信。実際に就職活動を経験した内定者が自身の経験を含めて、自己分析・エントリーシート・面接対策などの記事を執筆している。(就活の教科書:https://reashu.com/

商号: 株式会社Synergy Career
代表者: 代表取締役社長 岡本 恵典
所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13桜橋第一ビル304号
設立: 2020年6月
事業内容: 情報通信
URL:(就活の教科書) https://reashu.com/
URL:(コーポレートサイト) https://synergy-career.co.jp