【インタビュー】「つなキャリ」ってどんなサービス? Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

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つなキャン

皆さん、こんにちは。
「就活の教科書」編集部の古田です。
この記事では、オンラインで相談できるキャリアセンター、「つなキャリ」について、代表を務める南田さんに伺います。

「就活の教科書」編集部 古田

インタビュー内では、「つなキャリ」のサービス内容についてお話いただきました。

また「つなキャリ」を提供するオンラインコミュニティ、Webキャンパス「つなキャン」の立ち上げへの思いなどもお聞きしました。

「つなキャリってどんなサービスがあるの?」「つなキャリを使うとどんなメリットがあるの?」と疑問を持っている就活生は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

こんにちは。「就活の教科書」編集部の古田です。
南田さん、本日はよろしくお願いします!

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

Webキャンパス「つなキャン」代表の南田です。
こちらこそよろしくお願いします。

 

 

「つなキャリ」をスタートさせた、Webキャンパス「つなキャン」とは?

つなキャンslack

それではインタビューを始めていきます。
まず、「つなキャリ」はWebキャンパス「つなキャン」が提供するサービスですね。
「つなキャン」ってどんなサービスなんでしょうか?

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

つながるキャンパス(通称つなキャン)は、コロナ禍でも自宅から全国の大学生や社会人と繋がり交流できるオンラインキャンパスです。
新型コロナウィルス感染拡大を受け、本来あるはずだった課外活動などの機会や交流機会を断絶された学生たちが、オンライン上で多様な人・社会と繋がり、挑戦できる場を提供しています。
具体的にはオンラインツール「Slack」を活用したいくつかのチャンネルがあります。

 

「つなキャン」3つのチャンネル
  • ①:キャリア支援チャンネル
  • ②:オンライン交流チャンネル
  • ③:オンライン学びチャンネル
では、1つずつ説明お願いします!

「就活の教科書」編集部 古田

 

チャンネル①:キャリア支援チャンネル

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

つなキャンのチャンネル1つ目は「キャリア支援チャンネル」です。
就活生はもちろん、高校生でも大学低年次の学生でも自分のキャリアに対して考えたり、情報収集したりすることができるキャリアセンターの機能を持つチャンネルとなっています。
コロナ禍でインターン等の学外活動の機会や情報をキャッチしづらくなった学生向けに、多様な地域でのプロジェクト情報も展開しています。
地域のインターン情報などキャッチアップできる就活サービスはなかなか他にはないので、魅力的ですね!

「就活の教科書」編集部 古田

 

チャンネル②:オンライン交流チャンネル

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

つなキャンのチャンネル2つ目は、「オンライン交流チャンネル」です。
学生、社会人の立場を超えて、興味関心やテーマで集まり交流しています。
中には、サークルを立ち上げられることもあり、読書サークル・日本酒サークル・旅サークル・デザインサークルなど色々増えてきています。
本当に大学と同じようなサークルがあるんですね!
オンラインのつながりでサークルが立ち上がるのはすごいです。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

自分が好きな日本酒の写真や旅に行った写真を、オンラインで紹介し合っているんです。
ただ最近、新型コロナが少し落ち着いていた時期には、関西の学生が仙台に行った時に「つなキャン」つながりで仙台の学生に案内してもらったりなどリアルのつながりも始まりつつあります。

 

チャンネル③:オンライン学びチャンネル

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

つなキャンのチャンネル3つ目は、「学びチャンネル」です。
地方創生やキャリアに関する学びを得ることができるチャンネルで、地域の企業やNPO団体で活動している人、大手企業に所属しながら兼業や起業している人など多様なキャリアを持つ社会人の方も参加しています。
オムニバス形式のオンラインカレッジ、ランチ座談会など様々な形で貴重な学びを得られると思います。
他のサービスにはない多様なキャリアの人たちから学びが得られるんですね・・・!
ランチ座談会もあるなんて、本当に現実の大学みたいです。

「就活の教科書」編集部 古田

 


「つなキャン」はコロナ禍で学校や大学に行けない学生たちへ、地域側が出来ること

「つなキャン」は立ち上がって間もないですね。
立ち上げ当初の経緯を教えてください。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

元々私たちの団体、NPO法人G-netは、岐阜を拠点に地域と学生をつなげる活動や地域で副業をしたい社会人のサポートなどを行っていました。
そういった中で新型コロナウイルスの感染拡大で在宅の勤務が増えて、家で仕事をするのはしんどいな、という気持ちがあったんです。
確かにオンラインで仕事をするのってなかなか大変ですよね。
普段くつろぐための場所なので、身が入らないこともあります。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

一方で大学生と関わる仕事をしていた私たちは、「大学に行けない大学生も苦痛だろうな」という気持ちを持ったんです。
授業が全てオンラインになったり、サークル活動ができなかったりして、大学生活がなくなってしまうのは辛いし勿体ないことだなと思いました。
そこで地域側として貢献できることや提供できるものはないかな、と考えて「つなキャン」を立ち上げることにしました。
なるほど!
確かに、今まで地域で事業をやってきたからこそ、地域の団体と連携して独自のコンテンツを提供できるんですね。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

外出自粛中でも、地域とつながったり社会人と関われる機会を提供できれば、コロナ禍の大学生の抱える不安を解消することにつながると思ったんですよね。
今まで関わってきた色々な人に相談をして、サービスリリースに漕ぎつけました。
素晴らしいです。
色んな地域や社会人との出会いや、他大学の学生との交流を求める学生には、本当に助かるサービスだと思います。

「就活の教科書」編集部 古田

 

これからは、サービスを継続させていく仕組みを作りたい

「つなキャン」が始まったのは2020年の4月でした。
事業を始めて8ヶ月が経ちましたが、感触はいかがでしょうか?

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

事業とよべる形にはなっていないのが現状で、それが悩みでもありますね・・・。
というと、ビジネス化をされていないということでしょうか?

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

そうなんです。
学生たちは完全無料で利用できるようにしています。
元々がコロナ禍での若者支援を目的に生まれたサービスでもあるので、そのあたりを考える前に始めてしまいました。
持続的にやっていかないと意味がないので、これから仕組みを考えていくところです。
学生からお金をとるわけにもいかず、難しいですよね。
たくさんの学生が助かるサービスなので、ぜひ続けていって欲しいです。

「就活の教科書」編集部 古田

 

                                                   

限界にぶつかり、やめようかなと思った時期

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

実は、つい最近までは「やめようかな」とすら思っていた時期がありました。
小さな会社なので人手もリソースも少なく、こうしたらいいのにな、と思ったことがどれも実現できなかったんです。
小さく続けることはできるかもしれないけれど、提供できる価値は小さくなってしまいます。
それでも、今も継続することを選んだわけですね。
何がきっかけだったんでしょうか。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

2つ理由があります。
1つは、取り組みを応援してくれる人がいることがわかってきたこと。
地域企業や個人、大手企業など様々な企業が「何かできることがあればご一緒したい」と声をかけてくれたんです。
共感してくれる人がいることがわかったことで、希望が見え始めました。
協力してくださる人の力を活用することで、持続性も見えてきますね。
確かに希望が見えてきました。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

もう一つは、「つなキャン」の中から面白い取り組みが生まれてきたことです。
高校生や大学生13人が社会人とも連携しながらオンラインで学園祭を開催したり、学生発のサークル活動が生まれたり、つなキャンの中で活動する学生たちが世代を超えて集まり始めたり。
こういう動きが具体的に少しずつ見えてきて、「つなキャンがあったから…」と話してくれる学生たちの声ももらえたことも大きかったです。
2つの理由があって、持続可能な仕組み作りの検討からもう一度しっかりとやっていこうと決意されたんですね。

「就活の教科書」編集部 古田

 

オンラインのキャリアセンター「つなキャリ」とは

そんな中で、今回オンラインのキャリアセンター「つなキャリ」を立ち上げされましたね。
これはどんなサービスでしょうか。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

「つなキャリ」は、コロナ禍で移動や対面相談が難しい中で、家からでもオンライン上で相談できるキャリアセンターのような場所があれば、就活生をはじめとした学生たちがキャリアを考えるサポートができるのではと立ち上げたサービスです。
新型コロナウイルス感染拡大の中で学生支援を目的に立ち上がったつなキャンなら、就活生を支援する仕組みも作れると考えました。
具体的なコンテンツは大きく分けて3つです。
「つなキャリ」のコンテンツ3つ
  • コンテンツ①:つなキャリ相談室
  • コンテンツ②:つなキャリセミナー
  • コンテンツ③:つなキャリ1on1
ではこれも、1つずつ説明をお願いします!

「就活の教科書」編集部 古田

 

コンテンツ①:つなキャリ相談室

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

「つなキャリ」のコンテンツ1つ目は、つなキャリ相談室です。
どこからでもオンラインで色々な社会人と交流できる機会ということで徐々に参加者も集まっています。
こうしたイベントに参加するのは、普通交通費をかけて通わないといけなかったので、オンラインで参加できるのは嬉しいですね!

「就活の教科書」編集部 古田

 

コンテンツ②:つなキャリセミナー

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

「つなキャリ」のコンテンツ2つ目は、つなキャリセミナーです。
こちらはセミナー形式で、多様なテーマで社会人に登壇してもらい、キャリアや仕事、働くことなどについて学ぶ機会を提供しています。
ステレオタイプのイメージでなく、大手や中小、地域や都市部、民間からNPOまでリアルな社会人から学ぶことで、自分なりのキャリア観をつくりあげて、就活における自分の納得解を見つけてほしいです。
色々な社会人の方がいるので、キャリアへの自分の考え方を広げるきっかけになりそうですね。

「就活の教科書」編集部 古田

 

コンテンツ③:つなキャリ1on1

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

「つなキャリ」のコンテンツ3つ目は、つなキャリ1on1です。
多様な業界、フィールドで活躍している社会人とオンラインで話をして、就職相談をすることができます。
相談員に「こんな社会人と出会いたい」など相談していただければ、紹介をすることができますよ。
つなキャンの社会人には、本当に多様なキャリアの社会人がいましたね。
つなキャン発のキャリアセンターだからこそ、出会える社会人がたくさんいそうです。

「就活の教科書」編集部 古田

 


「つなキャリ」は、「シャワーのように出会いを提供する」

「つなキャリ」は、他の就活相談サービスの中でどういったところを強みにしていきたいですか。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

これも大きく3つですね。
1つ目は大学まで行けなくても、オンラインでスマホ1つあれば相談できる気軽さです。
Slackのアプリさえ入れていれば相談ができます。
コロナ禍の就活生にはそれが一番嬉しいですね。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

2つ目は、つなキャン事務局の職員だけでなく、取り組みを応援する多種多様な社会人に相談ができることです。
そして3つ目は、月2回以上継続して様々なテーマで社会人から学ぶ機会、交流する機会が用意されていることです。
「つなキャリセミナー」では、地域のNPO特集や起業特集といった様々なテーマで実施する予定です。
加えて、実際に企業と交流できる小さなオンライン合説なども開催しています。
2つ目と3つ目は、相談できる社会人の多種多様さに支えられてこその強みですね。
やはり、地域で事業をやってきたからこその特徴が「つなキャリ」の強みと言えそうです。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

ES講座とか面接対策をやるのも需要があるのかな、とは思うのですが、せっかくつなキャリでやるのであればシャワーのように出会いを提供したいんです。
私たちは地域に拠点を置く団体ですが、地域や中小企業だけでなく、大手企業やベンチャー、NPO等の多様なフィールドで活躍する社会人との出会いを提供していきたいと考えています。
「シャワーのように出会いを提供する」、いい例えですね。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

そうした出会いの提供の1つとして、今後も色々なイベントを企画しています。
「つなキャン」に参加されていない学生さんもイベントに先に参加していただいて、そこから「つなキャン」に参加していただければなと思います。
とにかく参加してみることで、誰にでも何か学びがありそうですね!
イベントの詳細は以下のリンク先で確認できますので、興味を持った方はチェックしてみてくださいね。

「就活の教科書」編集部 古田

 

▶︎ 「つなキャン」の一般参加も可能なイベント情報はこちら

つなキャンイベント

 

最後に、南田さんから就活生へメッセージ

最後に、就活生へ何かメッセージをお願いします。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

就活生の皆さんはこれまでの就活がコロナ禍で当たり前ではなくなって、先輩から聞いた就活のスケジュール通りにいかない、といったことがあると思います。
今はまさに新しいキャリアの選び方ができていっているタイミングなのではないでしょうか。
当事者からすればそんなことないよ!と思うかもしれませんが、この状況はとても貴重なことなんじゃないかと私は思っています。
確かに、テレワークが広がって全国色々な場所で働けたりと、働き方は変わってきていますね。

「就活の教科書」編集部 古田

Webキャンパス「つなキャン」代表 南田さん

そんな中で、いわゆる「大手企業や公務員が安定している」というような一般的なイメージ、ともすれば絶対解を盲目的に信じることに意味はなく、キャリアの正解が誰にもわからなくなってきているとも感じます。
就活生の皆さんは、いわゆる絶対解ではなく、一人ひとりの納得解を見つけていって欲しいですね。
それをサポートする場としてつなキャンがあるので、ぜひ興味を持ったら遊びにきてください!
色々な働き方を知った上で、自分が納得する働き方を選べるのが一番いいですよね。
南田さん、本日はありがとうございました!
「つなキャリ」の情報はWebキャンパス「つなキャン」の公式Twitterや公式ラインでも発信されているのでチェックしてみてくださいね!

「就活の教科書」編集部 古田

 

◆LINE友だち追加用URL(画像のQRコードからも追加できます)

http://lin.ee/ZITXpqo

つなキャンLINE_QR

 

「つなキャリ」を使ってみたい人はこちら

 


まとめ:「つなキャリ」を使って、自分の就活の「納得解」を見つけよう!

この記事では、「つなキャリ」のサービス内容についてお話いただきました。

また「つなキャリ」を提供するオンラインコミュニティ、Webキャンパス「つなキャン」の立ち上げへの思いなどもお聞きしました。

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「就活の教科書」編集部 古田

 

Webキャンパス「つなキャン」のサービス概要

サービス名 オンラインキャンパス「つながるキャンパス」
サービス内容 オンラインツール「Slack」上でつながれるWebキャンパスコミュニティ
サイト https://tsunacam.net/
運営会社 NPO法人G-net

 

NPO法人G-netの団体概要

会社名 特定非営利活動法人 G-net (ジーネット)
代表者 代表理事 南田 修司(Minamida Syuji)
設立 2001年10月1日(法人登記 2003年5月26日)
事業内容 社会教育、まちづくり 等
サイト https://gifist.net/