【インタビュー】株式会社土屋鞄製造所が行う長期インターンシップって? | 人事部 西島様

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「就活の教科書」編集部 森川

こんにちは。「就活の教科書」編集部の森川です。

今回は、株式会社土屋鞄製造所 人事部の西島様にお話を伺いました!

インタビュー内では、長期インターンのおすすめポイント面接で見ているポイントなどをお聞きしました。

「ものづくりに興味がある」「自分のスケジュールに合わせてインターンをしたい!」という就活生はぜひ最後まで読んでみて下さい!

「就活の教科書」編集部 森川

西島さん、本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

株式会社土屋鞄製造所ってどんな会社?

土屋鞄製造所では、ランドセルと大人用の革カバンと革小物を自社で製造

「就活の教科書」編集部 森川

株式会社土屋鞄製造所はどのような事業を行なっているのですか?

土屋鞄製造所は、革製品を扱う老舗の鞄メーカーです。

主な事業は、皮革製品を中心としたランドセルや鞄、小物の製造販売で、企画・製造からアフターサポートまで一気通貫でやっています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

鞄に限らず、革小物も製造されているのですね。

今後はグローバル展開に力を入れていきたい

「就活の教科書」編集部 森川

今後、会社としてこうしていきたいなどの展望はありますか?

昨年弊社では「時を超えて愛される価値をつくる」というミッションをつくりました。

このミッションを体現できるような会社になっていきたいと考えています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

とても素敵なミッションですね。

ミッションを体現するために、具体的にどのような取り組みをしていこうと考えているのですか?

1つは、グローバル展開に力を入れていこうと考えています。

国内はもちろんですが、海外に向けても日本のものづくりメーカーとして知っていただき、様々な製品を通して日本の丁寧さやものづくりの良さを広げていこうと動いています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

グローバル展開に向けて、現段階で動かれていることはありますか?

特に台湾や香港に実際に店舗を出して、店舗での販売ができる状態になっています。

加えて、店舗だけではなく、ECサイトを使って海外からも土屋鞄の製品が買える状態にしているので、そこの店舗での施策とオンラインでの施策の両方を進めているような状態です。

また、中心となるのはアジアや中国圏ですが、今実際にアメリカのマーケティングやSNS運用もしているので、色々なことを同時並行で進めています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

 


株式会社土屋鞄製造所の長期インターンシップ

長期インターンシップを始めた経緯

「就活の教科書」編集部 森川

今回、長期インターンシップを始められた経緯はありますか?

ここ数年学生とコミュニケーションを取るよう中で、先輩や同級生、または社会人との接点が取りづらくなってきているんだろうなと感じていました。

実際、大学に通っていてもキャンパスには全然行っていない、サークルや部活もオンラインイベントに数回参加しただけなど、繋がりがつくりづらいことに対して、会社としてなにかできることがないかと思っていました。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

たしかに、私もオフラインで集まれていた時に比べて、人と関わる機会がぐんと減ったなと感じます。

そこで、株式会社土屋鞄製造所でインターン生同士や、先輩や社会人など、縦横斜めの繋がりを作れるのではないかと考えたのがきっかけです。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

そうだったのですね。

学生に繋がりを作ってもらうこと以外に、長期インターンを通して実現したいことはありますか?

1つは、学生や社会人とのコミュニケーションや、業務そのものを通して、自分の長所や持ち味を発見してもらいたいと思っています。

もう1つは、自ら積極的に動いてカタチにするという経験を、できるかぎりたくさん積んでほしいなと思っています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

すごいですね!

具体的にはどのようなアイデアがあったのですか?

例えば、先月「OBOG訪問をやりたい」という話が上がりました。

「それならぜひ、プロジェクトとしてやってみたら?」と話すと、インターン生自身がイベントの準備や司会、イベントレポートなどを作成するような流れになりました。

これにより、学生自身が発起人として周りをまとめていくことやリードしていく経験に繋がったと思います。

このようにインターン生自ら仕事を生むこともあれば、実際の店舗に行って、業務のサポートをしてもらうこともあります。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

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長期インターンのおすすめポイント

「就活の教科書」編集部 森川

先ほどおっしゃっていた、自分で仕事や機会を作る経験ができること以外にも、インターンのおすすめポイントはありますか?

まずは職種が40種類以上と、たくさんあることですね。

そして、基本的にどのポジションの人も仕事をした後に、どのような仕事をして、どこが面白くて、どこが大変かなどしっかりアウトプットを作ってもらうようにしています。

そのため、自分が実際にその業務をしなくてもやりがいや仕事のイメージが分かり、様々な仕事の理解が深まると思います。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

オンラインで働くとなると、より他職種や他部署の仕事の様子が分かりづらいので、そこが可視化されているのは学生にとっても嬉しいポイントですね!

普段の社会人のやり取りも見えるようになっているので、そのような働くことのリアルさがこのインターンで見えるのではないかと思います。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

面接で見ているポイントとは

「就活の教科書」編集部 森川

長期インターンに参加する上で選考があるとこのことですが、面接で見ているポイントはありますか?

どれくらいコミットできるかは大事なポイントだと思っていて、少ない日数よりも多い日数働ける人の方が入ってくれると嬉しいですね。

また、この長期インターンは始まったばかりなので、なるべく受け身にならず、自分から「こういうことをやってみたい」など伝えてくれる子の方がいいと思います。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

どのくらい熱量高く、前のめりに働いてくれるかを見られているのですね。

実際、働く日数で言うとどのくらいが多いのですか?

この時期はまだ予定が不透明な学生も多いですが、大体週2,3日は働きたいという学生が多いですかね。

最低でも週1日,3時間はコミットしていただける方を対象にしています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

 

株式会社土屋鞄製造所の新卒採用

求める人物像4ポイント

「就活の教科書」編集部 森川

新卒採用も行われているとのことですが、求める人物像などはありますか?

土屋鞄製造所が求める人物像4ポイント
  • 熱量
  • 素直さ
  • 利他的
  • 遊び心

主に上記の4つを挙げています。

まず1つ目の熱量というのは、行動量やこだわりの強さなどを指します。

何かしら自分なりにこれが好き、これをやってみたいというものに対して、夢中になった経験や努力をした経験があると、それについて話をしてもらうことが多いです。

2つ目の素直さについては、意見やアドバイスに耳を傾けることができる人などを指します。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

熱量は、働く姿勢などにも影響してきますよね。

他のポイントはどのようなことを指すのでしょうか?

3つ目の利他的というのは、自分のために努力できることに加えて、誰かのためにという観点も持っているかを大事にしています。

4つ目の遊び心というのは、余白や余裕という表現をよくするのですが、ユニークさや自分らしさというのを肩肘張らずに伝えられるかということを指します。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

変にかしこまったり取り繕ったりせず、ありのままで話して欲しいということですね。

採用に関しては、その方の人生を背負えるかということを強い考えとして持っています。

そのくらい新卒採用は大事だと思っているので、腹を割って話ができるか、同じ窯の飯を食べられるかという感覚は大切にしています。

面接で暗記したものを話す方や、正解を言おうとする方が時々いらっしゃいます。

もちろんそれが悪いわけではないのですが、それ以上に僕らは気心知れた仲間と一緒に働きたいと思っています。

面接でもぜひ肩肘張らず、自分らしく話してもらえると嬉しいです。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

選考フローは面接3回と人事面談で、お互いに深く理解する

「就活の教科書」編集部 森川

ESなどの書類選考はないとのことですが、選考フローはどのようになっていますか?

総合職と専門職の2つに分かれており、全員エントリーした後説明会に来てもらいます。

総合職の場合は特に提出物はなく、集団面接という形で1次面接に進んでもらいます。

1次面接を合格した方は次が人事面談になり、人事面談は1回から多い人だと3,4回していただきます。

そして2次面接、その後また人事面談を1回〜3回ほどやっていただき、最終面接という流れになります。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

面接・人事面談と、社員の方とお話しする機会がかなり多く設けられているのですね!!

面接として合否が出るものは1次,2次,最終の3つになるんですが、その間に人事と面談をしてもらいます。

面談をするのは、僕らの会社のことを個別で伝えていきたいから、そしてその子自身の考えや思いをしっかり認識したいからという2つの理由があります。

だから人事面談の中で、「株式会社土屋鞄製造所だと合わないから辞退します」ということもありますし、僕らも「他の会社の方が合うんじゃないの?」とストレートに伝えることもあります。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

選考を受けてくれる学生であっても、合わないと思ったら他の会社を進めるというのは、本当に1人1人と向き合うからこそだなと思います。

専門職だと、選考フローは異なるのでしょうか?

専門職の場合だと、説明会後にポートフォリオを出していただく必要があります。

そして、提出していただいたポートフォリオをもとに1次面接を行い、そこからは総合職の方と同じになります。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

土屋鞄製造所にマッチしている学生は、何事も自分ごととして考えられる人

「就活の教科書」編集部 森川

では、実際どのような価値観や人柄の人が自社にマッチすると考えていますか?

やはり1番は、先ほど申し上げた4点になりますが、加えて、何事も自分ごととして考えられる人が良いなと思っています。

この先社会に出ていく中で、おそらく自分の思い通りにいかないことや理不尽なこと、時代と合っていないと感じることが多くあると思います。

その時に「つまらない」「面白くない」と思うのか、それとも「なぜそうなっているのか」「今後どうすればいいか」と思うのか。

2つに分かれますが、やはり後者の人が良いなと思いますね。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

自分ごと化できる人ですか…。

例えばどのようなことが挙げられますか?

よく学生から、「歳上の職人たちとどう仲良くすればいいですか?」と聞かれます。

しかし結局は人対人なので、変に壁を作るのではなく、色々教えてもらったり、自分の考えを素直に伝えたりすることが重要だと思います。

何事も客観的に引いて見るのではなく、自分が当事者として色々なコミュニケーションや動きをとっていける人が、今の株式会社土屋鞄製造所にはマッチするのではないかと思っています。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

 

                                   

株式会社土屋鞄製造所から就活生へのメッセージ

「就活の教科書」編集部 森川

最後に、就活生へメッセージをお願いします!

食わず嫌いをしないことが大事だと思います。

就職活動の中で、この業界や仕事に携わりたい、自分にはこれが合っているはずだというのを見つけていくと思いますが、そのためには好きなものに限らず、自分は何が嫌いかも知る必要があると思います。

できる限り色々な人と話して、食わず嫌いをせず色々なものを聞いて、やりたいことを見つけていったら良いと思います。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

私も、嫌いを知ることは大事だなと思います。

好きが分からない人でも、嫌いなものを選ばないという方法でやりたいことを見つけていくこともできますよね。

また、1人でやるのではなく、様々な人に頼って進めるのが良いと思います。

自分1人で自己分析や情報収集をすると独りよがりな話や伝え方になってしまいますが、色々な人と話すことで自分の知らなかった側面や良さに気が付くことも多いです。

「就活生です」と言ったら時間をとってくれる社会人が多いと思いますし、逆に社会人になるとそれが意外と難しくなります。

だからこそ、今しかない”就活生”という肩書きを上手く使って、色々な大人とコミュニケーションをとってみて欲しいです。

株式会社土屋鞄製造所 人事部 西島様

「就活の教科書」編集部 森川

西島さん、本日はありがとうございました!

株式会社土屋鞄製造所の長期インターンは全国各地、さらには海外から参加することができるので、興味を持った方は下のリンクから見てみてください!

また、新卒の方向けにTwitterで情報発信もされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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株式会社土屋鞄製造所の会社概要

株式会社土屋鞄製造所 ロゴ

称号 株式会社 土屋鞄製造所
創業者 土屋國男
代表取締役社長 土屋成範
創業 1965年
資本金 7,000万円
従業員数 680名(2022年4月現在)
事業内容 オリジナルブランドでの皮革製品を中心とした
ランドセル、鞄・小物の企画・製作、及び販売。
所在地 本社/〒123-0841 東京都足立区西新井7-15-5
日本橋オフィス/〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-10-13 REVZO日本橋堀留町