こんにちは!「就活の教科書」編集部のじゅりです。
本日は、 一般社団法人blue mode代表理事の岡崎拓矢さんにインタビューしました!
この記事を読めば、一般社団法人blue modeのキャリアサポートや取り組みなどが分かります。
加えて、一般社団法人blue modeの誕生秘話や込められた熱い想いなどもお伝えしていきますよ!
「就活の教科書」編集部 じゅり
目次
一般社団法人blue mode(ブルーモード) 代表理事
株式会社テガタック 代表取締役
岡崎拓矢
- 大阪芸術大学を卒業し、20代前半に福祉機器の営業職として入社
- 会社員として働く傍ら、美術団体を立ち上げて年間10回以上展示会を企画して回る
- 30代に広告代理店の勤務を経て、2017年、株式会社テガタック(広告業界×福祉業界で事業展開)を創業
- コロナ禍が明けたあたりで美術家の支援のために一般社団法人bluemodeを創業
- 2025年、若手作家を支援するために北田辺商店街でギャラリーユニスタを開設した
岡崎拓矢代表理事へのインタビュー①:一般社団法人blue modeって?どれくらいの学生が利用している?
一般社団法人blue modeは、芸大生・美大生・専門学生等をサポートする団体
岡崎さん、本日はよろしくお願いします!
岡崎さんが代表理事を務められる一般社団法人blue modeとは、どんな団体なのですか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
本日はよろしくお願いします!
私が代表理事を務める「一般社団法人blue mode」は、芸大生・美大生・専門学生等に向けた表現活動をサポートする団体です。
ギャラリー運営や学生のコミュニティ運営をしています。
会費などは特にありません。
大阪芸術大学の卒業生が立ち上げた団体で美術家の社会進出を支援するために立ち上げました。
強みは、過去何十回も個展グループ展を開催してきたスタッフが、その経験や人脈を生かして、アートプロジェクトや展示企画を展開している点です。
大阪市の北田辺商店街に拠点があり、そこで自由にイベントや展示ができる点も私たちの特徴です。
一般社団法人blue modeでは、就職先の紹介キャリア相談などのサポートも受けられる
芸大生や美大生など、クリエイティブな活動をされている学生に向けてサポートされているんですね!
普段どんなサポートをされているのか、さらに詳しく教えていただけますか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
学生の方に向けては、卒業後のキャリアに関するサポートを実施しています。
芸大生・美大生などの進路は、一般的な学生とはかなり違う点が多いです。
制作活動自体を仕事にする人もいれば、制作活動と両立しやすい融通の利く仕事がしたい人もいます。
そのため、フリーランス等も含めた卒業後の進路を相談しながら考えたうえで、希望に沿った企業の紹介を無料で行っています。
ニッチな業界のインターンなどの紹介も可能です!
芸大生や美大生の就活は一般的な就活とは異なった要素を持っているんですね!
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
またそのほか、卒業後のフリーランスとしての活動も支援しています。
絵画教室などをやる会場の提供するなど、幅広いサポートをしていますよ。
卒業後もサポートがあるとは、とても心強いですね!!
「就活の教科書」編集部 じゅり
芸術・クリエイティブ系のキャリアに関心がある約100人が活動中
現在、一般社団法人blue modeでは、どれくらいの方が活動されているんでしょうか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
現在一般社団法人blue modeでは、約100人の関西圏の学生さんたちが活動しています。
芸大生・美大生に限らず、美術部・写真部に入っていたり、同人誌が趣味の方だったり、芸術・クリエイティブ系に関心がある一般大学の学生さんも活動されていますよ。
卒業生も活動をしており、画壇に入っている人や、デザイナー・イラストレーターの人、商業誌のライターの人など、いろんなキャリアを持つ人がいます。
そうした方の進路や活動を応援するため、日々活動しています。
岡崎拓矢代表理事へのインタビュー②:一般社団法人blue modeはなぜできた?団体立ち上げまでの道のり
一般社団法人blue mode立ち上げのきっかけは、岡崎さん自身の就活の失敗
一般社団法人blue modeのサポートを受けられれば、かなり安心して卒業後の進路も決めていけそうですね!
しかし、こうした取り組みをしようと思われたきっかけは何だったんでしょうか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
一般社団法人blue modeを立ち上げたのは、私自身の経験がきっかけです。
私は学生時代、映画関係、シナリオ関係を専攻していたんです。
当時は、脚本家の方に教えを乞いに行ったり、作家の方に作品を提出したりしながら、自分自身の学問に一生懸命取り組んでいました。
卒業後の進路も、物書きを目指し就活をしていたのですが、内定がもらえなかったんですよね。
岡崎さん自身も、制作活動をご経験され、将来のキャリアとしても選ばれていたんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
内定を得ることができなかった結果、営業職の一般的なサラリーマンになることになりました。
サラリーマンを続けていましたが、周りには、ゲーム会社やデザイン事務所などでやりたいことをやっている友人がいたんですよね。
やりたいことをせずにサラリーマンをしていることに納得がいかず、2009年、25歳ごろに一般社団法人blue modeの前身となる任意団体を立ち上げることになりました。
岡崎さん自身の経験がきっかけで、芸大生・美大生のサポートとなる活動を始められたんですね!
「就活の教科書」編集部 じゅり
blue modeでの活動を通じて、芸術・クリエイティブ系キャリアを目指す学生ならではの悩みを解決したい
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
私の経験や周りの様子、現在学生の方とかかわる中で、就活の全体像がつかめずに不安を抱えてしまう人が多いと感じています。
一般大学の方であれば少ないかもしれませんが、芸術・クリエイティブ系キャリアを見据える人の多くは、卒業直前の2・3月になってやっと「来月から学生じゃなくなるけど、どうしよう」となるケースがよくあるんですよね。
デザイン・建築は職業ははっきりしているから将来をとらえやすいケースが多いですが、美術や放送などを専攻する学生さんの多くは他の人よりも将来図を描きづらいことがあるんです。
一般大学の学生さんとこうした違いが出やすいのはなぜなんでしょうか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
制作活動という特殊な取り組みを持っているからこそ、それに集中するあまり、キャリアデザインを考える余裕を作れないということが多いことが一因なのではないかと感じています。
その上、芸術・クリエイティブ系のキャリアは、かなり倍率が高いんです。
なりたいと思っても、なかなかなることが難しいので、クリエイティブ系志望者のうち、結構な割合の人は、結局別の道に進むことになってしまうことも多いんです。
かなりシビアな世界なんですね…知りませんでした。
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
だからこそ、一般社団法人blue modeのような存在が必要だと思ったんです。
芸大生・美大生が志す業界は、説明会をあまりやっていなかったり、大々的に宣伝していなかったりする場合があります。
それぞれの業界に人脈があることから情報収集ができるので、インターンを紹介したり、就職先の企業を紹介しています。
まさに、芸大生・美大生の希望のような存在ですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
岡崎拓矢代表理事へのインタビュー③:一般社団法人blue modeへの熱い想いと今後の展望
最後に、岡崎さんから読者の皆さんに向けてメッセージをお願いします!
「就活の教科書」編集部 じゅり
一般社団法人blue mode 岡崎拓矢代表理事
現在一般社団法人blue modeでは、関西のコミュニティの人数を 1000人にすることを目標に、様々な活動に取り組んでおります。
やはり、スケールメリットが大きい方がやれることも多いからです。
五年以内に京都市内か東京でギャラリーをもう一件開業することも視野に入れています。
海外のアートフェアにどんどん出展していき、弊社輩出の美術家を増やしていくため、今後も取り組んでいきます。
キャリアに悩まれている方や、制作活動に取り組む仲間や環境が欲しい方は、ぜひ一度、一般社団法人blue modeにご連絡ください!
芸術・クリエイティブ系に関心がある方は、ぜひ一般社団法人blue modeをチェックしてくださいね!
「就活の教科書」編集部 じゅり
岡崎拓矢代表理事が運営する団体:一般社団法人blue mode
会社名 | 一般社団法人 bluemode(ブルーモード) |
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設立 | 2021年8月 |
代表理事 | 岡崎拓矢 |
本社 | 大阪府大阪市東住吉区駒川5丁目5−18 1F |
公式ページ | https://bluemode.jp/ |