【インタビュー】Agonistを開発した想いとは | 株式会社ToolPox 富澤さん

株式会社ToolPox代表の富澤です。
こちらこそよろしくお願いします。

一言で言うと、Agonistとは薬学部生に特化したオファー型就活サイトです。

企業目線で言えば、最近増えてきているダイレクトリクルーティングサービスです。

Agonistの利用の流れは、以下のような4STEPです。
ただ、就活生は、Agonistに登録してプロフィールを入力さえすれば、企業からオファーが来るのを待てる状態になるので簡単ですよ！

そして、企業からオファーが届いた際はLINEに通知が届く仕組みになっています。

そうですよね。最近の学生は、メールよりもLINEの方が使いやすいと思うので、就活サービスとSNSの連携は必須ですね。

学生から企業に対して、オファーリクエストを送ることも可能ですよ！

その後、企業にリクエストが届くと企業から学生に対してオファーが来るので、学生が承認すると繋がれるという流れになります。

下の図でいうと、再び③から始まるイメージです！

薬学部生の就活をもっと充実してもらいたいと思っていたので、 Agonistを立ち上げました。

というのも、薬学部生は卒業研究や国家試験の勉強が忙しいので、就活の優先順位が低く、安易に就職先を決めてしまうことが多いんですよ。

そして、将来のキャリアをしっかり考えずに選んだ結果、やりがいを感じれずに働くことになったり、早期に離職したりするケースもあります。

おっしゃる通りです。ただ、薬学部生は学業で忙しいので、就活の仕組みを変えないといつまでも変わらないと思ったんですよ。

また、私は大学教員としての仕事もしているので「就活に時間が割けない」という学生の悩みを直接聞いていたのもあり、Agonistというオファー型の就活サービスを考えたんです。

オファー型なら待ちながら就活できますし、思いがけない企業に出会うこともできます。

Agonistの運営メンバーが業界に精通しているので、薬学部生が抱える悩みを解決しやすい点ですね。

「なかなかオファーがもらえない」という悩みを始め、「複数社内定をもらえたけど、どこを選ぶか迷う」「薬学部で製薬メーカーに就職したいけど、人気だから不安だな」などの様々な悩みの相談にのる事ができます。

はい、お問い合わせフォームから質問をしていただくと、電話やWEB会議ツールを用いてキャリア面談ができます。

国家資格を持ったキャリアコンサルタントもいるので、安心して利用して欲しいですね。

将来的には、Agonistのサイト上にOB訪問のような機能を追加したいと考えています。

具体的には、海外で薬剤師をしているといった少し変わったキャリアを歩んでいる方などと学生が話すことで、視野を広くしてくれたらなと思っています。

就活生に伝えたいのは「選ばれる時代に突入しました」ということですね。

今までは、特に薬学部生は売り手市場でしたが、新型コロナウイルスや時代の変化に伴い、内定が簡単にもらえる時代じゃなくなりました。

ドラッグストアや薬局の店舗数も頭打ちで、薬剤師は余る一方です。

だからこそ、人材価値を高めていく努力が必要です。

趣味でもなんでもいいので、自分の特徴になる点を伸ばして欲しいですね。

なぜなら、接客というコミュニケーションで生きてくるからです。

医療従事者って結局は、人と関わるので接客業なんですよ。

そうなんです。例えば、料理が好きならば、栄養価の高い調理方法を患者さんにお伝えできると「この薬剤師さんに対応してもらいたい」と思ってもらえますよね。

だから、自分の湧き上がる「好き」を追求して欲しいです。

そして「好き」を薬学や医療、業務内容に結びつけてほしいですね。