こんにちは!「就活の教科書」編集部のじゅりです。
本日は、 人事サロンClan代表の東礼奈さんにインタビューしました!
東礼奈さんは、学生時代から多種多様な挑戦をされ、現在は人事サロンClanを運営されています。
この記事を読めば、「思いっきり生きるためにやるべきこと」「自分らしい道を進むためのコツ」などが分かります。加えて、「今日から実践できるマインドセットの方法」などもお伝えしていきますよ!
「就活の教科書」編集部 じゅり
目次
東 礼奈
人事サロンClan代表
- 2024年12月現在、190人が参加する「人事サロンClan」を運営
- 70人を代表して新卒代表答辞を読んだのに、3ヶ月で辞めて個人事業主に転身し、複数事業展開
- 東京⇄北海道⇆世界で、2年程1ヶ月1地域の多拠点生活&趣味でスナック
- 学生時代“人と人が繋がるバー”というコンセプトに、札幌のすすきのでバーを経営
- 2019年M-1グランプリ出場
- 17ヶ国旅したバックパッカー
- 就活時代の人事への感謝と1人人事の原体験から、人事サロン設立に至る
- 人事サロンの他、旅するように自由に生きられる人を増やすコンサルや、世にないものを仕掛けたり世界との架け橋を創るマーケティング事業も展開
東礼奈代表へのインタビュー①:「人事サロンClan」って何?どんなきっかけでできたの?
「人事サロンClan」は、求職者の人生を変えるための企業の枠組みを超えた組織
東さん、本日はよろしくお願いします!
「人事サロンClan」を運営されていると聞いたのですが、どういった組織なのでしょうか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
本日はよろしくお願いします!
現在、事業の1つとして、人事のただの居場所ではなく、採用の質を高め、求職者の人生を変えることが出来る人事を増やすために、企業の枠組みを超えた組織「人事サロンClan」をやっています。
2022年に初めてから、毎年100人が増えているような規模のサロンです。
もともと、もともと、2022年にフリーランス人事をやっていたんですが、1人人事だったため、周りに聞く人がいないこともあり、何でも聞ける環境があればいいなと思って立ち上げたのが、「人事サロンClan」でした。
普段の取り組みとしては、Slack(ビジネス用のチャットアプリ)を通じた交流を実施したり、オフラインでの交流会を作ったり…。
あとは、パートナー企業さんと人事向けのサポートをしてもらう取り組みの実施もしていますよ。
新卒代表として答辞を読んだ会社を3か月でやめて、個人事業主に転身
「人事サロンClan」を立ち上げられるまで、フリーランスで人事をされていたんですね!
フリーランスの道を選ばれたきっかけは何だったんでしょうか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
新卒で入社した会社を辞めた経験が大きかったです。
70人の新卒を代表して、答辞を読んだ会社だったにも関わらず、3か月でやめる決断をしたんですよね。
一番の理由は、内定式の時に、70人の内定者の中で、「社会人になるのが楽しみな人」が自分を含めた2人しかいなかったことでした。
当時は、代表答辞を読んだ時「この会社で頑張ります」と言いながらも、「この会社で頑張れないな、少し違うな」という違和感をぬぐい切れなかったんです。
決まった時間に決まったところに行く会社員に向いていないとも感じていました。あとは朝早く起きれないので(笑)
だからこそ、自分で稼ぐ力を身に着けて起業しようと思ったのがスタートでした。
「人事サロンClan」を立ち上げるきっかけは、ご自身の就活などの経験があったからこそなんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
キラキラしている人事を見れたから、「就活が楽しかった」
「人事サロンClan」 東礼奈代表
新卒で入った会社は辞めたものの、就活は楽しかったんですよね!
一代目の社長の想いやビジョンを間近で見たいと思っていたので、ベンチャー企業を中心に受けていたんですが、人事の人もとてもキラキラしていたんです。
そうした採用の現場を直接見てきたからこそ、人事さんの生き方やマインドを底上げしたいと思ったんです。
コミュニティではなく「人事サロンClan」をサロンとしているのは、居場所ではなく、みんなで高めあって行く場所だからです。
集まった人たちと共通の目的を持ち、「人生が変わるきっかけを創る」を目標に取り組んできました。
「人事サロンClan」は、共通の目的を持つ仲間と高めあい、「求職者の人生を変えていく」組織なんですね!
「就活の教科書」編集部 じゅり
東礼奈代表へのインタビュー②:「思いっきり生きたい」人事サロンClan設立に至るまでの経験
「自分の人生を拡張させたい」から新しいことに取り組んできた
ご経歴を拝見して感じたのですが…「人事サロンClan」を立ち上げられるまでに、ユニークな挑戦をたくさんされていますよね!
なぜ、ここまでいろんな挑戦をされているのでしょうか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
「やったことのないことをやる」ことで、コンフォートゾーンを抜け出していこうと思ったのが理由です。
きっかけは、身近な人が亡くなり、「死」を潜在的に感じたことでした。
いつ死ぬかわからないからこそ、思いっきり生きた方がいいー。
自分の人生を拡張してくれる面白い、ワクワクすると思うことをやろうと思うようになりました。
挑戦①:バックパッカーとして17か国を旅した経験
「人生を拡張させたい」という想いが原点になったんですね!
これまで本当に多くの挑戦をされてきたと思うので、すべてご紹介いただくことは難しいと思うのですが…。
これまでの挑戦を教えていただくことはできますか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
もちろんです!いくつか紹介しますね。
私はこれまで、バックパッカーとして17か国を旅してきました。
やろうと思ったきっかけは、大学時代の先輩に「世界は広いからもっと外に出た方がいいよ」と言われたことでした。
自分の世界観を広げたいと思っていた私は、大学三年生になったタイミングで海外渡航を決めます。
タイ、カンボジア、ベトナム、インド、トルコ、エジプト、シンガポール、マレーシアなどいろんな国を回りましたね。
ガラパゴス諸島などにも行ったりしました。
大学の先輩の言葉をきっかけに、バックパッカーになられたんですね!
特に印象に残った国はありますか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
インターンをするために行ったベトナムで、人生が変わったなと感じています。
当時は珍しかった海外インターンに参加したことで、「起業のきっかけ」を得ることができたんです。
インターンに参加するまでは、「人生で楽しいのは学生まで」だと思っていたんです。
イケイケの先輩が社会に出て以来、目が死んでいたのを見ていたからです。
だからこそ、大学生活を楽しもうと思っていたんですが、キラキラしている起業家たちに出会って…。
社会人でも人生を楽しんでいる人はたくさんいると感じ、ワクワクする起業家という道を選択しました。
学生時代の経験が今の東礼奈さんを作られているんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
挑戦②:M-1グランプリへの出場
「人事サロンClan」 東礼奈代表
また、海外渡航だけでなく、M-1グランプリにも挑戦した経験もありますよ!
M-1グランプリへ出場もご経験されたんですか?驚きです。
どんなきっかけで出ようと思われたんですか?
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
これも自分のコンフォートゾーンの外に出ていきたいと思ったことがきっかけでしたね。
大学時代、私はよさこいサークルに所属していたんですが、サークルの先輩が出場していたんですよね。
その話を聞いた時に、M-1グランプリに出たい!というよりかは、「自分の人生を拡張させたい」と思い、出場を決めました。
お笑い芸人のナイツのような芸風で、お笑いをしましたね。(笑)
ネタ覚えられなくてアドリブで挑みましたが(笑)
「自分の人生を拡張させたい」という想いが、東さんのご挑戦をたくさん生みだされたんですね。
M-1グランプリへの出場は、一般学生にはできないという勝手な思い込みがあったので、とても新鮮な気持ちになりました。
「就活の教科書」編集部 じゅり
東礼奈代表へのインタビュー③:どうしてそこまで熱くなれる?原点と大切にしていること
ロールモデルは、高校の同級生
ここまでの挑戦を積むのは、難しいと感じる人も多いと思うのですが…
なぜここまで東さんは精力的に活動できるんでしょうか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
高校時代に出会った友人がロールモデルになったことが大きな理由だと思います。
高校時代、自分の素を出せないことにもやもやしている時期がありました。
自分らしくいれていないと感じていた矢先、一番の理解者である母親が亡くなってしまうんです。
その後、曾祖母が亡くなってしまったり、支えとなっていたパートナーと別れてしまったり…。
身近な方の死や別れを、高校時代にご経験されたんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
「こうした出来事を引き寄せていたのは、自分自身」だと今は思っているのですが、当時は自分の足で立たず、周りに依存していたんです。
そんな時、通っていた予備校で、こんな人になりたいと思う友人ができます。
彼女は、色んな人と仲良くなるのが早く、声をかけて周りを巻き込む天才でした。
小学生の頃に「ハブり(仲間外れにされること)」をされた経験があった私は、自分を守りたいと思っていたからこそ、警戒心が高かったんです。
だからこそ、「馴れ馴れしい人だな」と感じていた時もあるのですが、きっとそんな彼女が羨ましかったからこそ、そう感じていたんだと思いますね。
自分にはできないことができているご友人に憧れを持たれたんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
ですが、彼女を真似て初対面の人にもすぐ話しかけてみると、「意外とみんな受け入れてくれる」と分かったんです。
以来、これが原動力となり、こうした成功体験を積んでいくことができるようになりました。
徐々に挑戦がどんどんできるようにもなっていき、その友人ともいつしか親友になっていました。
ちなみにM-1グランプリには、その友人と出場しましたよ!
大切にしていること①:自分の人生に妥協しない、制限をかけない
本当に様々なチャレンジをされてきた東さんですが、どんなことを大切にしてこられているのでしょうか。
揺らがずにご自身の道を進まれる中で大切なコツを知りたいです。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
まずは、自分の人生に妥協しないこと、可能性に制限を掛けないことです。
会社員だったらやりたいこと一切できないというわけではないんですが、私は起業家たちのキラキラした姿に憧れ、起業の道を選びました。
自分自身に制限をかけずに、取り組んでいくことが大切であると感じています。
何といったって、私たちは生まれた瞬間にいろんな人の前で、大泣きできたんですよ。
制限を掛けずにどんどんチャレンジをしていく中で、どんな人生を生きたいのか考えていくことが大切です。
妥協せずに、諦めずに取り組むことが大切なんですね!
「就活の教科書」編集部 じゅり
大切にしていること②:「学びたいから学ぶ」を繰り返す
ご経験をお聞きしていると、東さんは「人をどんどん引き寄せている方だな」と感じます。
縁をどんどん生み出しているといいますか…。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
私は今、「潜在意識」や「量子力学」を学んでいます。
周りが潜在意識の学びを実践して、真似をしたり、量子力学を中心にした勉強をしたりしていますよ。
でも実のところ、4年前に同じような勉強をしたときはつまらないと感じていたんですよね。
学生の時に起業をして、中途半端に「自分は知識がある人間だ」と天狗になってて(笑)
本質的なマインドや知識が追い付いていなかったんです。
でも、上場に関わったり、事業を広げたりする経営者とかかわっていると、成功している経営者ほど、目に見えないものを信じていると感じるようになったんです。
以来、再度勉強をしたいと思うようになり、世の中の根本や本当に大事なことは「目に見えていない潜在意識」で作られているということに気づきました。
今では、これまでの経験は自分の潜在意識で実は求めていたことであり、良いことも悪いことも引き寄せていると感じています。
潜在意識次第で、引き寄せることも変わっていくんですね。
どういったマインドセットを心がけるべきなのでしょうか。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
何か起こった時、辛い時は「①まず受け入れる」そして、「②次に感謝する」です。
そうすると、冷静になれますよ。
良いことも悪いことも反応していると、あっという間に人生は終わってしまいます。
外的要因にコントロールされないように、「この経験があったから、次に生かせる。この出来事があってくれてありがとう」と思うことが大切です。
今では大変なことが降りかかってきても、「よしよし来た来た」と思えています。
東礼奈代表からのメッセージ:「迷ったらワクワクする方へ、悩んだらドラマチックな方へ」
最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
私の座右の銘は、「迷ったらワクワクする方へ、悩んだらドラマチックな方へ」です。
根本は、これまで感じた「もっと変わりたい」「幸せになりたい」という想いと経験ですね。
こうした欲求が強いからこそ、「人生こんなもんか」と一切自分の人生に妥協しないんです。ある意味わがままです(笑)
目的があれば、どんなことだってできます。幸せに貪欲になり、自分がどうしたいかを考え、自分を見つめてみてください。
そのうえで、 緊急性が高くなくとも、やりたいことをやっていくことが大切です。
セミナーに行ったり、本を読んだりなど、明るい未来のためにちょっとでもやってみてください。
幸せのために貪欲になり、やりたいことをやるのが大切なんですね。
「就活の教科書」編集部 じゅり
「人事サロンClan」 東礼奈代表
全員幸せになることは決まっていると、信じることが大切だと考えています。
自分の選択を正解にするのは自分自身なのですから、幸せになることを許可し、自分の幸せに妥協しないでください。
自分の人生をどうしていきたいのか、目的を見据えて今何をすべきなのかを考えることが大切です。
人生がうまくいき始めるのは、ワクワクする方を選んだ時ですよ!
さまざまなご経験をされてきた東さんだからこそ伝えられる、心強いメッセージを誠にありがとうございました!
東さんのご活動に関心を持たれた方は下記のリンクもチェックしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 じゅり