【インタビュー】株式会社ニーズウェル | 未経験でもエンジニアになれる！ | 採用担当 松澤愛帆様

株式会社ニーズウェルでは、主に業務系システム（あらゆる業界の企業の方が会社で使うシステム）を開発しております。
弊社は独立系のSIerなので、親会社の製品に縛られることなく、各業界の企業様から受注いただいたシステムを開発・運用・保守を行うという形になります。

かなり幅広く、金融業界を筆頭に、大手通信会社、電力会社、ガス会社などの物流、建築業界からも依頼が来ます。
最近だとAIやDXなどの業務の効率化を目的としたシステム開発を依頼されることが多いですね。

そうですね。
様々な業界の知識を得ることができたり、技術力も幅広く勉強できたりするところが弊社の特徴だと思います。

金融系のシステムのノウハウや知識がある点など様々挙げられますが、1番はエンドユーザー比率が高い点です。
前提としてIT業界は、ピラミッド構造になっており、国レベルの大きな案件や大規模案件を受注するときは大体大手IT企業が1次請けを行い、開発の仕事を2次請けの企業へ依頼するという流れになっています。

しかし、株式会社ニーズウェルに関しては独立系SIerの中でも比較的、クライアント様と直接お取引する比率がかなり高いです。
弊社は現在約57%ですが、同じ規模の独立系SIerだと、およそ20％ー30％程なので、株式会社ニーズウェルならではの強みだと思います。

弊社は当初、システム開発会社で起業したわけではなく、企業の経営コンサルティングを行う会社でした。
前社長が立ち上げた会社で、数名単位で事業を展開していました。

そうですね。
上場する際のお手伝いなど、基本的な企業の経営コンサルを行っていました。
ただ、企業の課題解決をしていく中で、徐々にIT化が進み、システムを導入すれば、課題が効率よく解決できるようになってきたのです。
加えて、そのような依頼を受けることが増えてきたので、コンサルティングからシステムの開発まで一貫して行えるように変化が必要だということから、システム部を創設して、経営コンサルティングからシステム開発まで業容を拡大しました。

そうですね。
また、弊社は現場で働く社員がコンサル力と営業力をもっている社員が多いため事業を拡大することができました。
現場でシステム導入するにあたって、どのような企業で、どのような方が働いていて、どんな仕事の内容で、どんな時に困るからシステムを導入したいのかを1からヒアリングしていきます。

このような体系だからこそ、ある程度オーダーメイドのシステムを作り上げることができましたし、お客様の満足度にも繋がっていきました。
エンジニア自身が営業し、次の案件をいただいたり、他社さんを紹介していただいたりなどして、仕事を増やしてきたという経緯があります。

理由は大きく3つあって、1つ目は、教育制度です。
未経験でエンジニアをやりたいときにハードルが高いと感じられてしまうと思います。
しかし、弊社では未経験を歓迎している企業なので、初心者向けの研修が充実しています。
新卒社員は先輩と2人3脚で分からないことはすぐに聞ける体制（＝OJT）が整っていたり、新入社員のメンタル面をフォローする先輩が1人、1年間付き添うメンター制度が整っています。

可能です。
実は、弊社の社員の中で役職を持っている人は、意外に文系出身者の人や未経験からエンジニアに就職したという人が多いです。
もちろん、理系の方も多いのですが、文系の人や未経験の人でも努力すれば、キャリアアップすることができます。

入社して2ヶ月間しっかりと、プログラミングの基礎を学ぶ、集団研修を受講していただきます。
この時の講師は当社の社員ではなく、プログラミングに触れる研修施設のプロの講師の方に毎日プログラミングの基礎から応用まで講義・グループワーク形式での授業を受けていただきます。

そうですね。
アシスタントの講師の方もいるので、分からないことがあればアシスタントの方にすぐに質問することができ、誰1人として理解が遅れないよう進めています。
その後はOJTトレーナーとメンターの先輩が2人付き、しっかりフォローしていきます。

プロジェクトを進める上で人間関係がうまくいかないことや、エンジニアの技術を向上させるためにどのような事をすべきかなど、多種多様です。
同じ仕事をしている人に相談しづらい相談内容もあるので、メンターは必ず異なる部署の先輩についてもらいます。
月1回は必ず2人で会ってもらいますので、月ごとにアドバイスを貰える環境があります。

2つ目は、弊社の社風や雰囲気が良いという点です。
先程申し上げたように、現場でお客様と直接接する機会が多いので、オープンマインドな社員が多いです。
話しやすく、明るい雰囲気だったことに魅力を感じられ、皆さん志望されています。

コロナで出来ていない部分もありますが、基本的には数か月に1回、必ず全社員ミーティングがあります。
そこでは、社長と経営陣の話を聞くことによって、今の会社の状況や今後の方針を知るという機会があります。

また、若手社員は結構イベントが好きな方が多いので、毎年春にお花見、夏はビアガーデンを貸し切っていました。
中には、ディズニーが好きな人やスノボが好きな人同士で集まって、旅行している人たちもいます。

3つ目は、スキルアップです。
弊社は幅広い業界の技術に携わることができるので、他社よりもスキルアップできる環境があります。
また、IT業界は資格がたくさんあり、勉強することは、かなり大変です。
ただ、もちろん研修はありますし、資格奨励制度もあったりするので、モチベーションに繋がるという話を社員からよく聞きます。

エンジニアの方は、納品ができて、お客様に喜んでもらったときが一番だと言っていましたね。
1つのシステムを作るのに何年もかかるケースがあり、その間には様々な失敗や調整し直しなど、大変なことがあります。
そこを何とか乗り越えて、出来たときの達成感は非常に大きいです。

また、0からエンジニアとして入社し、お客様に提案できるレベルになり、最後は高度なシステムを自分で考案できるようになるという成長を実感できることにやりがいを感じる方もいます。
技術職なので成長が可視化できるのは、やりがいを感じやすい点だと思います。

弊社はプライベートの充実が良い仕事の質に繋がるという考え方なので、残業時間は非常に厳しく見ています。
まず、各部門と部署の残業時間の目標と実績を毎月管理しております。
さらに、その結果は社内で共有され、残業が多かった部署は原因と対策を報告するようになっています。

残業時間を減らすために、プロジェクトリーダーのマネジメント力が必要になってきます。

高品質な目標設定をしたり、各配下のメンバーのスケジュール設定の仕方も研修で習ったりします。
また、社員1人1人全員が効率的な仕事をしていかないと、目標達成は出来ないと思ってるので、無駄な残業はしないという意識付けを日々行っています。

いくつかあるのですが、「チームの仕事に達成感を感じられる人」「新しい技術を追い求めて、努力を継続的にできる人」「経営に参画してみたいという意欲がある人」などは積極的に採用するようにしています。
基本的に過去の経験から、コンピテンシー（行動特性）を推測していきます。

自社ソリューションを開発したり、他社ソリューションの取扱いを増やして売上を伸ばしていくこと、事業を広げていくことに注力していきたいと考えています。
例えば、働き方改革や人手不足を解決するための業務を効率化するようなAIソリューションを開発し、もっと事業を拡大していきます。

ソリューションは成長ドライバーともいえる収益性の高い分野なので、受託開発に次ぐ売上の柱としていきます。

また、現在、長崎に拠点を出しているのですが、長崎採用も強化していきたいと思っております。

私は自分にどんな仕事が適していて、適していないかは、仕事をしてないから想像するのが難しいと、就活生のときに強く思っていました。
ただ、先ほどのコンピテンシーの話にも繋がりますが、自分の行動特性を分析すると得意・不得意の力が発揮できる場面が必ずあり、分かると思います。
それを知るために、「自分史」を作った方が良いです。

これは、自分的にかなり有効だと思っていて、自分の人生を振り替えると必ず行動特性のヒントがあります。
自分のことを知ってから、多くの企業説明会に行って、理解を深めて欲しいなと思います。
IT業界は本当に無限の可能性がありますし、自分の手で新しい技術を作り上げていくという面白さもあります。
1人でも多く、将来活躍できる有望なエンジニアが増えるといいなと採用担当の立場から思っております。