【人材の専門家】片岡真志さんに聞いた!「自分にあった企業の探し方って?」

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この記事から分かること
  • 人材会社社長片岡さんにインタビュー
  • ライトワークデザインは人材支援会社
  • ライトワークデザインでは転職エージェント事業を行なっている
  • 20代にすべきことは自分の強みを見つけること
  • 就活生へのメッセージ「仕事を楽しむことが大事」

「就活の教科書」編集部 中島

皆さん、こんにちは。「就活の教科書」編集部の中島です。

本日は、人材会社社長株式会社ライトワークデザイン代表取締役の片岡真志さんにお話を伺いました。

インタビュー内では、ライトワークデザインの事業学生視点の質問についてお聞きしました。

「就職活動に困っている」という方はぜひ最後までご覧ください。

片岡さん、本日はよろしくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いします。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

ライトワークデザイン社長:片岡 真志さんはこんな人!

ライトワークデザイン社長片岡真志さんはこんな人!

片岡真志さん(株式会社ライトワークデザイン社長)

 

  • 大学卒業後、出版社で営業企画に従事。

  • その後広告代理店プランナーを経験。

  • 2013年に外資系・グローバル企業を得意とした転職エージェントへ。年間400名以上の転職希望者をサポートするなど、30・40代・50代のミドルからエグゼクティブ層を中心とした採用支援に従事

  • 2021年に株式会社ライトワークデザインを創業。転職支援だけではなく、人材研修・組織開発など、HR領域の企業課題解決を実施。

 


ライトワークデザインはミドルクラス・ハイクラスの人材紹介をしている会社

ライトワークデザインの事業
  • 事業①:転職エージェント事業(成功報酬型人材紹介)
  • 事業②:企業のサポート(コンサルティング)
  • 事業③:人材事業部の立ち上げ、人材育成(人材研修・組織開発)
  • 事業④:中学生から大学生向けのキャリア教育(人材研究・組織開発)

 

事業①:転職エージェント事業(成功報酬型人材紹介)

ライトワークデザインの事業1つ目は、「成功報酬型人材紹介」です。

成功報酬型人材紹介といういわゆる転職エージェントの仕事です。

弊社では、300社以上の求人をご紹介可能な企業と提携しております。それらの企業に対して、電話営業やメールなどの手法を用い、「人材に関するお困りごとはございませんか」といった形でアプローチを行い、提携契約を締結しております。

契約を締結した企業様には、転職を希望される方をご紹介し、その後、企業様に興味を持たれた求職者の方に対して、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削といったサポートを提供しております。このような流れで、求職者と企業の橋渡しを行っております。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

STEP1
転職希望者が相談
 
STEP2
キャリアカウンセリング
 
STEP3
求人の紹介

「就活の教科書」編集部 中島

300社以上の求人があるのはとても魅力的ですね。

 

事業②:企業のサポート(コンサルティング)

ライトワークデザインの事業2つ目は、「コンサルティング」です。

私が現在所属している会社は7名体制で運営していますが、創業当初は私一人で業務を行っておりました。

その際、RPO(採用プロセスアウトソーシング)の一環として採用コンサルティング採用代行の仕事を担当しておりました。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

コンサルティングの中でも採用コンサルティングをされていたのですね。

採用コンサルティングのお仕事はどのようなものでしょうか?

企業様の人事担当者の役割を代行し、ダイレクトスカウトを実施する仕事です。

これは、企業が求める人材に対して転職希望者データベースを活用し、スカウトメールを送ったり、一次面接の代行を行ったりする業務です。

また、より上流工程として、「なぜそのような人材を採用しなければならないのか」といった採用のペルソナ設計をサポートし、それをもとに求人票を作成することで、魅力的な内容に仕上げるお手伝いもしておりました。このように、採用活動全般におけるコンサルティング業務を幅広く行っています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

「就活の教科書」編集部 中島

採用のコンサルティングをされているのですね。

 

事業③:人材事業部の立ち上げ、人材育成(人材研修・組織開発)

ライトワークデザインの事業3つ目は、「人材研修・組織開発」です。

主に同業他社を対象にした事業を展開しております。

日本には数多くの転職エージェントが存在しており、この事業は参入障壁が比較的低いため、個人で起業される方や、すでに他の事業を展開している企業が新たな事業の一環として人材紹介を始めるケースが多く見受けられます。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

人材研修ではどのような支援をされているのでしょうか?

そういった転職エージェントの皆様に対して、「どのようにして事業を立ち上げるべきか」といった立ち上げ支援や、人材紹介事業部の設立に関するコンサルティングを提供しておりました。

また、採用後に新たに入社した人材をどのように育成していくか、といった部分についてもサポートを行い、事業の成長を支援しておりました。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

事業立ち上げのサポートをされているのですね。

 

事業④:中学生から大学生向けのキャリア教育(メディア講演・キャリア教育)

ライトワークデザインの事業4つ目は、「メディア講演・キャリア教育」です。

最後に「キャリア教育」や「メディア講演」についてですが、主にキャリア教育を中心に活動しています。

対象は中学生から大学生まで幅広く、弊社が直接学校と契約を結ぶのではなく、行政機関からの依頼を受けて、学校で授業や講演を行う形をとっています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

学校での授業や講演はどのような内容の講演をされているのでしょうか?

具体的には、学校側の要望に応じて内容を柔軟に変更しながら、キャリアに関するさまざまなプログラムを提供しています。

たとえば、職業体験プログラムを企画・運営し、学生たちに実践的な学びの場を提供したり、キャリア修了式や「どのような仕事があるのか」「社会人になるとどのような選択肢が広がるのか」といったテーマについて講義を行ったりしています。

こうした活動を通じて、学生たちが社会に出る前に多様なキャリアの選択肢を理解し、自分自身の未来を考えるきっかけを提供しています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

人材会社をされている片岡さんだからこそ、話せることが多くありそうですね。

人材会社社長に、学生視点でいろいろ質問してみた!

「就活の教科書」編集部 中島

ここからは、片岡さんに学生視点でいくつか質問していきたいと思います。

学生視点の質問
  • 質問①:どのような人がハイクラス、ミドルクラスと定義されるのか?
  • 質問②:ハイクラス人材になるために20代やるべきこととは?
  • 質問③:就職活動をするときに、どんな視点を持ったら良い?
  • 質問④:自分にあった企業の探し方って?(就活)
  • 質問⑤:自分にあった企業の探し方って?(転職)

 

質問①:どのような人がハイクラス、ミドルクラスと定義されるのか?

「就活の教科書」編集部 中島

どのような人がハイクラス、ミドルクラスと定義されるのでしょうか?

主に30代から40代を想定しています。

年収は600万円以上を基準としており、ミドルクラスに該当する層をイメージしています。

なお、ミドルクラスは年収600万円から1200万円程度、ハイクラスは1200万円以上という分類で考えています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

他にハイクラス、ミドルクラスとされる要素はありますか?

例えば、特定の分野で専門知識を持っているなどです。

ただ、その点についてはケースバイケースになることが多いため、ある程度は年収や役職などを基準に判断しています。

部長職以上ハイクラス課長職程度ミドルクラスに該当するイメージです。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

質問②:ハイクラス人材になるために20代やるべきこととは?

「就活の教科書」編集部 中島

私も20代で、ハイクラス人材になりたいと考えています。

ハイクラス人材になるために20代やるべきことは何かありますか?

20代での転職は問題ありませんが、30代を超えてから職種を変えることは、あまり望ましくないと考えています。

したがって、20代のうちに自分の強みや目指すべき方向性を見つけ、その職種を変えないことが重要です。

例えば、人事をやりたいと思った場合、27歳や28歳くらいで「人事を極めていこう」と決めたのであれば、その後は職種を変えずに人事分野での専門性を高めるべきです。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

専門性を身につけた後、どのようにすれば良いのでしょうか?

 
人事であれば、どのようなスキルを身につければ市場価値を上げられるのかを考え、計画的に学んでいく必要があります。
 
たとえば、人事分野では英語が使えることが大きな強みになるなど、特定のスキルが役立つケースも多いです。
 

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

私もこれから専門を何にするか決めていきたいと思います。

他に何かありますか?

ストレス耐性は強い方が望ましいため、20代のうちはハードに働く経験を積むことで、最終的には役立つのではないかと考えています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

よく「ストレス耐性」という言葉を耳にしますが、それが体力面を指しているのか、あるいはメンタル面を指しているのでしょうか?

結論としては、どちらも重要だと思います。

例えば、残業が多い環境で働いた経験がある場合、将来的には残業が減ることが多いとしても、その経験自体がプラスになることがあります。もちろん、ただ闇雲に長時間働くことが良いわけではありません。

しかし、重要な局面で仕事を優先し、集中して取り組める能力を養うことが大切です。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

重要な局面で仕事を優先し、集中して取り組めるとはどのようなことでしょうか?

たとえば、「この時期だけは頑張らなければならない」といった状況において、過去にハードに働いた経験が自信やメンタルの支えになることがあります。

「あのとき乗り越えられたのだから、今回もできる」という感覚を持てるようになるのです。

 

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

ハードに働くとメンタルも強くなりそうです。

質問③:就職活動をするときに、どんな視点を持ったら良い?

「就活の教科書」編集部 中島

周りの友人から就職活動の進み方を悩んでいるという声をよく聞きます。

就職活動をするときに、どんな視点を持ったら良いか教えていただけませんか?

就職活動では、実際に感じることが大切だと思います。

そのため、できるだけ多くの企業を知ることが非常に重要だと考えています。

たくさんの企業説明会に参加したり、勉強したり、人から話を聞いたりする中で、自分が会社で働いているイメージを持つことが重要です。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 
 

質問④:自分にあった企業の探し方って?(就活)

「就活の教科書」編集部 中島

就職活動ではさまざまな企業が自社で解説をしてくれると思うのですが、自分にあった企業の探し方は何かありますか?

本当にいろいろな会社の話を聞いてみて、自分が何に一番心をうたれるのか、何にわくわくするのかを見つけることが大切だと思います。

就職活動の際、理解をしていると言っても、実際には会社や業界、職種について深く理解していることは少ないのではないかと思います。

私の考えでは、就活という機会こそ、さまざまな会社を見る貴重なチャンスです。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

質問⑤:自分にあった企業の探し方って?(転職)

「就活の教科書」編集部 中島

片岡さんは、転職支援をしていると伺ったのですが、転職活動時の企業の探し方は何かありますか?

先ほどの話の続きになりますが、自分の得意分野が何かをしっかり見極めることが非常に重要だと感じています。

また、業界や職種を選ぶのはもちろんですが、企業のフェーズにも注目すべきだと思います。

たとえば、安定した大手企業に入るのか、変革期にある中小企業に入るのか、それとも私たちのスタートアップのように、何もない状態からスタートする企業に入るのかによって、そこで求められる役割や経験は大きく異なります

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

「就活の教科書」編集部 中島

ただ仕事をするのではなく、仕事をしていく中で自分の強みを見つけることが重要なのですね。

そのため、自分がどのような環境で楽しみを見出せるのか、あるいは精神的に安定して働けるのかを理解して上で、企業のフェーズを考慮して選ぶことが大切です。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

「就活の教科書」編集部 中島

企業のフェーズを考慮して選ぶとはどのようなことでしょうか?

たとえば、「いろいろなことを変えていきたい」「新しい挑戦をどんどんしていきたい」と思っている人が安定フェーズに入った大手企業に入ると、思うように行動できず、「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあるでしょう。

一方で、「安定した環境で落ち着いて自分のペースで仕事をしたい」という人が、スタートアップのような変化が多くハードワークを求められる環境に入ると、「思っていたのと違う」と感じてしまうかもしれません。

そのため、企業のフェーズを見極めることも、就職先選びの重要なポイントだと思います。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん


ライトワークデザインはどう進化する?今後のビジョンとメッセージ

ライトワークの今後のビジョンとメッセージ
  • 採用コンサルティングの事業を深めていく
  • 就活生へのメッセージ

 

採用コンサルティングの事業を深めていく

 

「就活の教科書」編集部 中島

さまざまな事業に取り組まれているライトワークデザインですが、ライトワークデザインはどんな進化を遂げていくのかを教えてください。

ミドルからハイクラスに特化した関西の人材会社は、大手以外ではそれほど多くありません。

人材紹介会社の数自体は非常に多いと最初にお伝えしましたが、その多くは未経験者や若手をサポートする会社が中心で、およそ7〜8割を占めています。

その中で、ミドルからハイクラス層に特化し、質の高い転職支援を行っているエージェントは全体の2〜3割程度に限られています。

さらに、関西をメインに活動している企業となると、その数はさらに限られています。

そのため、私たちとしては、こうした領域でのブランディングをより強化していきたいと考えています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

「就活の教科書」編集部 中島

人材紹介の分野以外での領域での進化は何かあるのでしょうか?

同時に、採用コンサルティングや同業の採用研修など、人材紹介以外のサービスを横展開している会社も少ないため、その分野でも競争優位性を持つことが可能です。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

就活生へのメッセージ

「就活の教科書」編集部 中島

最後に就活生へのメッセージをよろしくお願いします。

就職活動を通じて、さまざまな企業や職種について知る貴重な機会は限られているため、できるだけ多くの企業の人事担当者や社員と話すことが大切です。

これをたくさん経験することが、最終的に自分に最も適した職業選択につながると考えています。

好奇心を持って、興味の幅を広げ、さまざまなことを調べ、学ぶことが重要だと思います。

一度、社会人としての選択が決まり、内定が出たら、その後は自信を持って進んでいくことが大切です。

学生のうちに話すことがあるかもしれませんが、社会人としての経験がないため、根拠のない自信を持っているかもしれません。

それでも、そうした根拠のない自信こそが大切で、何となくでも「自分は成功できる」と思い続けることが、きっと成功につながえる瞬間がくると信じています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

「就活の教科書」編集部 中島

好奇心を持って、興味の幅を広げることが大事なのですね。

一度、社会人としての選択が決まり、内定が出たら、その後は自信を持って進んでいくことが大切です。

学生のうちに話すことがあるかもしれませんが、社会人としての経験がないため、根拠のない自信を持っているかもしれません。

それでも、そうした根拠のない自信こそが大切で、何となくでも「自分は成功できる」と思い続けることが、きっと成功につながえる瞬間がくると信じています。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

 

「就活の教科書」編集部 中島

片岡さん、勇気のくださるメッセージをありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

「株式会社ライトワークデザイン」社長 片岡さん

ライトワークデザインの会社概要

会社名 株式会社ライトワークデザイン
設立 2021年9月28日
代表取締役

片岡 真志

所在地 〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町三丁目1番6号 BizMiiX Yodoyabashi 3階
会社HP https://lightworkdesign.jp/