【インタビュー】株式会社クリーブウェアが求める人物像とは？ | 丸岡様

よろしくお願いします！

株式会社クリーブウェアの事業内容は、以下の3つになります。

1つ目の企業向け情報システム受託開発、コンサルティングが売上の約90%を占めています。

主に製造・金融業のお客様からお仕事をいただき、お客様のご用件をお聞きしてシステム開発するということを行なっています。

また主なお取引先としては、大手製造業や大手金融機関向けのシステム開発が多いですね。

越境ECとは海外向けの通信販売のことで、当社では越境ECに挑戦する企業様への支援サービスを「かんたんトレードサービス」として提供しています。

海外販売時に大きな障壁となるのが、言語の問題です。

「かんたんトレードサービス」では、日本語で入力すると自動で英語に置き換わり、海外のサイトに自動出品されるというような仕組みを提供しています。

株式会社クリーブウェアでは、「かんたんトレードサービス」の開発、企画、マーケティングなども含めて自社サービスとして展開しています。

音楽愛好家が使えるような楽譜アプリやチューナー、メトロノームなどをプロの方と一緒に開発し、世の中に広めるという活動をしています。

現在は2022年のユニコーンコンサート向けのプロモーション企画を行っています。

当社の社員がユニコーンさんのマネージャーと知り合いで、ライブで使える音楽アプリを作りたいという要望を受けて開発しました。

実際にユニコーンメンバーの「あったらいいな」を取り込んでアプリを作成し、現在もライブで使用いただいています。

強みは大きく分けて3つあると思っています。

1つ目は、優秀なエンジニアの存在です。

そのおかげで顧客からも高い評価をいただき、大企業様から直接開発案件を受注できています。

言われたことだけをやるのではなく、お客様の期待を超えていくような提案をしていける人が優秀なエンジニアだと考えています。

お客様の中には、漠然と「こんなことがしたい」と伝えてくださるお客様もいらっしゃいます。

そこで優秀なエンジニアというのは、そこからお客様の意図を汲み取って、「このソリューションを使えば、さらにこんなことまでできますよ」と言われたこと以上の成果や結果を出す提案をしていきますね。

実際、株式会社クリーブウェアのお取引先である大手製造業も、初めからお取引があったわけではありませんでした。

初回の引き合いをいただき、「こんなものが欲しい」というお声をいただいた際、我々は1回目の提案の場に、プロトタイプを持っていきました。

提案書を持っていくのが普通ですが、それに加えてこんなものが作れますよということを我々からお見せしました。

これがお客様の期待を超えるソリューションの提案につながり、そのような取り組みを継続することでお客様の信頼も獲得できたと思っています。

2つ目は、トレンドに敏感であることです。

OS、言語、フレームワーク、開発環境など最新のトレンドをいち早く取り入れて効率化と技術進歩を進めています。

加えて、コロナ禍以前より一部在宅勤務やリモートワークを取り入れた開発環境と管理手法が定着しており、社員の働く環境の改善にもつながっていると思います。

3つ目は、新しいことにチャレンジする風土です。

先程紹介した、越境ECサービスや「@Beat!」は従業員の提案や強みを活かした事業です。

また、毎年アイデアコンテストを開催しており、役員社員一丸となって新しいことにチャレンジしています。

社員が約120名いるのですが、そのうち15件ほどエントリーがありました。

例えば、「ITに関するサイトを立ち上げたらどうか？」「こんなサービスがあったらいいな」など様々なアイデアが上がりました。

2021年から制度として始めたのですが、大変好評かなと思っています。

IT業界の多重下請け構造に課題意識を持っていたことがきっかけです。

そこで、スキルのあるエンジニアが自分の能力に見合ったポジション、待遇で活躍ができる社会の実現を目指して会社を設立しました。

株式会社クリーブウェアでも、エンジニアの方に良い待遇で働いてもらいたいと考えているので、大手企業様から直接案件をもらうなどできるだけ上流に携わるようにしています。

まずは株式会社クリーブウェアがそのような形に少しでも近づくことで、社会全体としても近づいていくのではないかと考えています。

2027年までに上場、または上場企業に匹敵する企業（売上高50億円、社員数200名、自社サービスの売上構成比50％以上）を目指しています。

しかし上場は手段であり、根底にある目的は当社事業にかかわっていただいている方とその家族の幸せであり、従業員に安心して働いてもらえる会社にしていきたいなと思っています。

現在、社内環境の整備に積極的に取り組んでいます。

例えば、様々な人材が活躍できる人事考課制度の改革や、従業員満足度調査を定期的に実施して社員の声を吸い上げるなど、労働環境の改善につなげています。

また、在宅勤務制度を拡充させたり、ライフサポート休暇を導入したり、働きやすい環境を整えることで実現していこうと考えています。

何事にも意欲的・主体的に取り組んでいる人が多いなと思います。

また、今はコロナの影響でできていませんが、皆で集まってワイワイ騒いだり、楽しんだりする人が多い印象ですね。

個人的な考えですが、主体的な人というのは、感謝の気持ちを言葉にできる人だと思っています。

例えば、自分の家の隣の空き地に雑草があるとします。

そして、その雑草を誰かが抜いてくれていたとしたら、ありがとうと言いますか？

そうですよね。

なぜかというと、森川さんの主体の対象が隣の空き地ではないからです。

しかし地域全体を見ている人、町の組合長などから見たら、地域のために草取りをしてくれてありがとうと思うかもしれません。

つまり、色々なことに対して感謝できる人というのは、色々なことに主体性を持って取り組んでいる人かなと思っています。

そうです。

そこで、我々は去年から社内でサンクスメッセージという取り組みをしているのですが、投稿がとても多いです。

サンクスメッセージとは、slackというツールを使い、感謝したい人をメンションして「〇〇さん、昨日こんなことしてくれてありがとう。助かりました。」などと投稿するものです。

投稿が多いのはやはり、日々の業務の中で主体性を持って行動しているからで、色々なことがありがとうの対象になっているからだと思います。

また、全社員がslackのチーム入っていてやりとりできるため、リモートワークで直接会わない人でも、こんな仕事をしてくれたんだと人柄が分かったり、一体感を持って仕事ができたり様々なメリットがあります。

個人的には、“志と心”が1番大事かなと思うのですが、志とは向上心やこうなりたいという思いを指します。

志がある人とない人では、自主的にやっているのか、やらされているのかに分かれ、それが結果にも反映されると思っています。

また志があれば、「これをしたいが、自分1人ではできないから誰かに頼ってみよう」と協調性や行動力にもつながるかもしれないですし、志は色々なものにつながる源になると思っています。

そして、心というのは素直さのことですね。

やはり大学生活を過ごすと、自分はそれなりにできるのではないかと思うようになるのですが、社会に出ると現実はそんなに甘くなく、挫折や怒られるという経験をすると思います。

その時に、素直に相手の言っていることを吸収し、実行できる人はとても強いと思います。

その上、素直に間違いを認め、受け入れられる人には、周りがどんどん手を差し伸べてくれますね。

2つ目の行動力というのは、計画を立てて実行できるかという計画性です。

これは特にIT業界で求められると考えていて、何日までにお客様に納めないといけない、そのためにはBが必要で、BをやるためにはAが必要となるから、Aをいつまでにやるなど、段取りを組んで実行する力が必要となります。

最後に、3つ目の知力というのは、論理的に物事を考え、説明できる力のことを指します。

以上3点を兼ね備えている方と一緒に働きたいと考えています。

求める人物像で挙げた3点と、学生時代に何か特定のことに注力し、学びを得ることができたかです。

大きなことを成し遂げたかについては重要視しておらず、それよりはやると決めたことに対してやり抜いたか、やっている中での挫折に対して素直に向き合い、改善していく姿勢を見ています。

特定の開発スキルよりも、求める人物像に挙げた3点を見ていますね。

入社時にスキルがなくても、入社後にキャッチアップが十分に可能で、実際社員も未経験と経験者が半々くらいの比率ですね。

内定期間中に2週間に1回、先輩社員がプログラミングを教える研修を用意しているので、そこで未経験の人もある程度ITに触れて4月を迎えることになるので、未経験であっても心配はいらないです。

今の就活生は、突然学校に行けなくなったり、オンラインで説明会を聞いたり、急激な時代の変化に順応することを強いられている状況で、大変なことも多いでしょう。

今後もさらに社会の状況は変化し、今までの枠組み、大企業に勤めたら安泰という価値観もなくなってきていると思います。

そんな中この時代を勝ち抜こうと思ったら、何がしたいか、志を持って、自分からチャレンジしていくことが必要になってくると思います。

そこで、ピンチはチャンスじゃないですけど、今はしんどくても、この大変さを乗り越えた皆さんは就活を始めたときより何倍も成長できていると思います。

苦しいことを乗り越えたら輝かしい未来が待っているので、今の大変な状況をあまりネガティブに捉えずに、自分の変化の糧にしていただければと思います。

最後に、株式会社クリーブウェアは新しいことをやるのが好きで、同じような考えのお客さんにも恵まれています。

業務の中でまだ使ったことがない最新技術やソリューションを提案して、ぜひやってみようということがよくあります。

だから、エンジニアとして最新技術を使って、自分が作った成果物を世の中に広めていきたいという人にとっては、最適な環境が揃っていると思います。

興味のある方はぜひエントリーしてもらえると嬉しいです！