こんにちは、「就活の教科書」編集部の「よこ」です。
僕は船井総合研究所に内定をいただいています。
就職活動をすればするほど、会社が多すぎて決められなくなりませんか?
僕もはじめは様々な業界の会社を20社近く見てきました。
「就活の教科書」編集部 よこ
この記事では、船井総合研究所に内定をいただいた僕が、なぜ船井総合研究所を選んだのかや、内定獲得までの就職活動の流れを紹介していきます。
企業選びの参考になるかと思いますので、是非最後まで目を通してみてください。
船井総合研究所の内定者については、こちらの記事もありますので、合わせて参考にしてください。
船井総合研究所 内定者「よこ」の自己紹介
名前:よこ
大学:関西大学 システム理工学部 3年生
内定先:船井総合研究所
◆在学中にしたこと
1年生〜2年生11月:小売事業で起業(現在休業中)
2年生7月:起業家サークルの立ち上げ
3年生2月〜8月:東京のベンチャー企業でインターン
3年生2月:就活終了
※4年生進級時に留年確定
僕の内定先 船井総合研究所
僕の内定した船井総合研究所について簡単に説明しますね。
「就活の教科書」編集部 よこ
船井総合研究所(船井総研)とは
船井総合研究所(船井総研)は中小企業をターゲットにしているコンサルティング業界です。
クライアント企業の業種属性は、BtoCビジネスからBtoBビジネスまで幅広く、アミューズメント、不動産、小売、飲食・サービスなど細かく業種・業態・分野を分けて区分すると約140分野以上になります。
年間のクライアント社数は、約8,000社です。
次は船井総合研究所の詳細についてお伝えしていきますね。
「就活の教科書」編集部 よこ
企業理念
船井総研は、このような企業理念を掲げています。
人・企業・社会の未来を創る
船井総研グループに関わる人・企業、そして社会に対して、
より良い未来を提案し、その実現を全力で支援していきます。
船井総研は、中小企業向けの実行型コンサルにより、売上をアップさせ、良い未来を提案することができます。
「就活の教科書」編集部 よこ
ビジョン
船井総研は、このようなビジョンを掲げています。
仕事を通じて、人と企業を幸せにする
常に社会に必要とされる
グループ経営をめざす
私たちの目指すグループ経営とは、関係する人・企業を幸せにすることだと考えております。
幸せを願う人や企業にとって必要なグループになることが、
結果、常に社会に必要とされる存在になると考えております。
企業や社会は結局、「人」でできています。
船井総合研究所は、その「人」の幸せを何よりも大切にしています。
僕が、人事の方に面談をお願いしたところ、快諾してくださいました。
その時に、本当に「人」の幸せを大切にしているんだなと感じました。
「就活の教科書」編集部 よこ
会社概要
次に、船井総研の情報を簡単にまとめておきますね。
「就活の教科書」編集部 よこ
会社名 | 株式会社船井総合研究所 (Funai Consulting Incorporated) |
代表取締役 代表取締役社長 社長執行役員 | 中谷 貴之 |
創業 | 1970年(前身の日本マーケティングセンターとして創業) |
資本金 | 3,000百万円 |
事業内容 | 経営コンサルティング業 有料職業紹介事業27-ユ-301793 東京都知事登録旅行業第2-6793号 宅地建物取引業者免許 16-422 |
所在地 |
|
僕が船井総合研究所を選んだ理由
僕が船井総合研究所を選んだ理由は、「自分の軸に当てはまったから」です。
船井総研に入った理由は、この2つです。
- 若手のうちから挑戦できる環境がある
- 上部のコンサルだけでなく、実行支援まで行える
「就活の教科書」編集部 よこ
理由①:若手のうちから挑戦できる環境がある
僕が船井総合研究所を選んだ理由1つ目は、「若手のうちから挑戦できる環境がある」です。
僕は、すべての企業において、10年後も必ずしも安泰ではないと思いました。
だったら、自分で稼ぐ力、事業を創る力を身に付けたいと思いました。
そのためには体力がまだある若手のうちから挑戦することが必要で、そんな環境を探していました。
船井総研のことを知れば知るほど、この会社で働きたい!と思うようになりました。
「就活の教科書」編集部 よこ
理由②:上部のコンサルだけでなく、実行支援まで行える
僕が船井総合研究所を選んだ理由2つ目は、「上部のコンサルだけでなく、実行支援まで行える」です。
もちろん成長戦略も作りますが、実行型戦略コンサルと言って、その戦略を実行するために必要なことをクライアントと一緒になって行います。
例えば、Webページの開設が必要なら、開設するために必要なエンジニアがやるような業務までします。
コンサルと聞くと、成長戦略を作って企画書をクライアントに投げているイメージですが、船井総合研究所は違います。
「就活の教科書」編集部 よこ
船井総合研究所に内定するまで(選考内容)
船井総合研究所に内定するまでを解説します。
僕の場合、マイナビからエントリーをして選考をスタートしました。
選考開始から内定獲得までの流れをまとめるとこんな感じでした。
- 8月初旬:エントリーシート
- 9月中旬:1dayインターンシップ
- 9月下旬:個人面談(任意参加)
- 10月初旬:適性検査・WEBテスト
- 11月初旬:内定者面談天野さん
- 11月初旬:集団面接
- 11月中旬:2daysインターンシップ
- 11月下旬:最終面接(集団)
「就活の教科書」編集部 よこ
8月初旬:エントリーシート
船井総研のエントリーシートの設問は6つありました。
- あなたの「性格(まわりの人からどういう人だとよく言われるか)」を教えてください。
- あなたの「得意なこと」または「人からよく褒められること」を教えてください。
- あなたの「人として生きる上で、大切にしていること」を教えてください。
- あなたが「のめり込んでいること」または「楽しく没頭できること」を教えてください。
- あなたが「やっていて飽きないこと」または「苦にならなさそうなこと」を教えてください。
- あなたが「やってみたいこと」または「憧れていること」を教えてください。
* 全て以下の記載がありました。
「結論を端的に明記された上で、実際のエピソード(事例)を交えて簡潔に説明してください。」
このエントリーシートはインターン選考のためのものですが、本選考でもそのまま引き続き使用されます。
最終面接で一緒だった人は、性格について質問され、本人は書いたのを忘れていたので、面接前の読み返しは必要ですね。
「就活の教科書」編集部 よこ
「エントリーシートの書き方を詳しく知りたい就活生」には、こちらの記事が参考になります。
9月中旬:1dayインターンシップ
船井総研の実際のコンサル事例を1日で体験できる内容で、4人1グループ、全部で20人弱の学生が参加していました。
印象的だったのは、船井流コンサルの「時流適応」や「長所進展」を意識したワークをするように作られています。
創業者の船井幸雄は四字熟語が大好きなのか、大阪オフィスの各ルームは四字熟語の部屋名が多かったです(笑)
ここである程度、船井のコンサルはどのようなものかイメージすることができました。
「就活の教科書」編集部 よこ
9月下旬:個人面談(任意参加)
僕から人事の方にお願いをして、1対1で面談をしてもらいました。
この時期はまだ、コンサルティング業界そのものがあまりわかっていませんでした。
人事の方と面談中は、他の業界で迷っていることや、コンサルティング業界のことについて根掘り葉掘り聞きました。
船井総研の話はあまりせず、僕のことをメインに相談に乗ってくださり、就活全般の話もしてくださいました。
競合他社との比較も客観的な目線でしてくれ、とても勉強になりました。
「就活の教科書」編集部 よこ
その点も、船井総研の人事の方は違いました。
コンサルティング業界について理解を深めたいなら「コンサルティング業界大研究を読むといいよ!」とオススメしてくださいました。
コンサルティング業界大研究では、「コンサルティングとか何か」から「日本の有名コンサルティング企業」について詳しく書かれており、とても勉強になります。
船井総研だけでなく、アクセンチュアや野村総研などのことも書かれています。
コンサルティング業界志望なら読んでおくことをオススメします!
「就活の教科書」編集部 よこ
10月初旬:適性検査・WEBテスト
適性検査とWEBテストは一般的なものと同じです。
他の企業で数回受けたことがありましたが、対策すれば特に問題ありません。
11月初旬:内定者面談天野さん
僕より1つ上の20卒の船井総研内定者、天野陽馨(あまのはるか)さんに面談していただきました。
天野さんとは、Matcher経由で知り合うことができました。
Matcherとは、 簡単に言うと、社会人にOB訪問できるアプリです。
面談内容は、船井総研の2daysインターンシップのことや、自己分析、就活全般などです。
その中で注意されたことは、「船井総研の考え方を理解しておく」ことでした。
どういうことかと言うと、船井総研は、「船井幸雄」が創業した経営コンサルタント会社です。
なので、「船井幸雄」の考えが会社全体に浸透しています。
船井総研の考え方を理解するにはこの本が良いです。
天野さんとは、面談後、連絡先を交換させていただき、その都度、相談させていただきました。
当時、天野さんの「僕が船井総合研究所を選んだ理由」も読んでいたのでこちらも合わせて是非、お読みください。
読んでいて、「クスッ」と笑ってしまうような記事で面白いです(笑)
「就活の教科書」編集部 よこ
11月初旬:集団面接
集団面接では、人事部長とグループマネージャーが学生4人に対して質問をしていきます。
まず初めに、自己紹介と志望理由を言ってから面接が始まります。
僕は2つ質問されました。
-
-
- 就活の軸
- 小売事業は他社との競合があると思うが、どんなところを工夫したか
-
かなり和やかな雰囲気で面接を受けられました。
が、あまりに的外れな回答をしていると詰められている人もいたので、企業研究は怠らないようにしましょう。
「就活の教科書」編集部 よこ
11月中旬:2daysインターンシップ
2daysインターンシップは、実質6日間かけて行われます。
初日と最終日の2日間は対面で、それ以外の日はオンラインで行われました。
1チーム5人ほどで4チームに分けられました。
1チームごとにファリシテーターの方がつき、アドバイスをくれます。
内容は、ファシリテーターの方が実際に扱っている案件をコンサルティングすると言うものです。
僕たちは、エネルギー業界でしたが、他のチームはコスメEC、美容室、士業と業界は様々でした。
1日目は、チームビルディングと業界の理解を深め、今後の方針決めが主でした。
2~6日目は、メンバーと内容を詰めるためにオンラインでミーティングをしたり、実際にあったりして資料作りなどをしていました。
「就活の教科書」編集部 よこ
最終発表は、社長や役員の前でプレゼンします。
一通りの内容は網羅できており、評価してくださいましたが、結果は2位で悔しかったです。
最終発表当日の朝に作っていた箇所が甘く、優勝を逃しました。
「就活の教科書」編集部 よこ
2daysインターンシップのあと、ファシリテーターの方とオンラインで面談をさせていただきました。
最終面接対策や就活の軸などを整理してくださいました。
その時に、「食事にいきましょう」とおっしゃってくださったので、「是非お願いします!」と言いました。
おかげで疑問も解消でき、自信を持って最終面接に挑むことができました。
「就活の教科書」編集部 よこ
11月下旬:最終面接(集団)
学生2人に対して、役員や部長が4人と、社長が並んでおり、質問が投げかけられます。
通常は学生4人ほどが普通らしいのですが、僕の場合は少し違いました。
「就活の教科書」編集部 よこ
最終面接の質問内容は、4つでした。
- 他社の選考状況。
- なぜ、理系の強みを生かした職種に就こうと思わないのか。
- 小売事業をなぜやめたのか。
- 希望の部署にいけなかったらどうするか。
どれもあまり深堀はされることなく、無事に終了しました。
僕の就職活動の流れ
最後に、僕の就職活動の流れを簡単に説明しますね。
- 3年生6月〜1月:10社弱のインターンに参加
- 3年生8月:船井総合研究所にエントリー
- 3年生9月:様々な就活サービスに登録しまくる
- 3年生11月:自己分析と業界研究
- 3年生1月末:船井総合研究所から内定
- 3年生6月〜1月:10社弱のインターンに参加
6月ごろは東京にいたので、東京の企業のインターンに参加しやすかったです。
「就活の教科書」編集部 よこ
以前から興味のあった会社にひたすら応募して、受けに行っていました。
初めは、コンサル、エネルギー業界に絞っていました。
インターンに参加するにつれて、自分の軸に当てはまる会社を見るようになり、最後は業界関係なかったです。
3年生8月:船井総合研究所にエントリー
船井総研には、先ほどお話しした通り、マイナビからエントリーしました。
この時期に、他の会社のインターンシップにもエントリーをしました。
3年生9月:様々な就活サービスに登録しまくる
目に付く就活サービスに登録しまくりました。
マイナビ以外にも、リクナビ、ワンキャリ、unistyle、OpenWork、就活会議、外資就活、ダイヤモンド就活などいろんなサイト、アプリを駆使して情報を集めました。
3年生11月:自己分析と業界研究
自己分析は正直、ずっとしていましたが、この時期から業界研究を始めました。
先ほどお話しした通り、初めは、コンサル、エネルギー業界に絞っていました。
しかし、自己分析をするうちに「業界絞らないほうが、自分の可能性が広がる」と思い、会社単位で見るようになりました。
この時期に、船井総研のことも徹底的に調べました。
3年生1月末:船井総合研究所から内定
僕は1月に内定をいただくことができました。
公では、3月から就活解禁と言われていますが、早めに内々定をいただくことができました。
6月から就活を始めましたが、3月までには第一志望の企業から内定をもらいたいと考えながら行動していました。
就職活動が落ち着いた今、少しでも多くの方の就職活動のサポートがしたいと思い、当サイト「就活の教科書」でライターをしています。
何か困りごとがあれば相談してください。
僕のLineはこちらです。
まとめ:就職活動は早く行動した者勝ち
就職活動は早めに始めれば始めたほど優位に立つことができます。
就職活動はいつから始めるべきかなどのルールはありません。
よっぽどの自信がなければ、早く始めたもん勝ちだと思います。
皆さんも悔いのない就職活動をするために、なるべく早めに自己分析などを行なって自分にあった企業を見つけてください!
船井総合研究所の内定者については、こちらの記事もありますので、合わせて参考にしてください。