みなさんはベンチャー企業についてこんなイメージを持っていませんか。
「就活の教科書」編集部 神山
就活生くん
私服を着た若い人が活躍しているイメージあるけど、新卒でベンチャー企業へ就職するメリット・デメリットって何?
就活生ちゃん
ベンチャー企業には興味があるけど、会社が多すぎてどうやって探せばいいのかわからない。
また、ベンチャー企業は探し方も難しく、ベンチャー企業がまとまったサイトを知らない人も多いと思います。
「就活の教科書」編集部 神山
そこでこの記事では、ベンチャー企業へ就職しようか悩んでいるあなたのために、ベンチャー企業の内定者 神山が、ベンチャー企業への就職について記事を書きました。
優良ベンチャー企業の探し方や、実際に僕が使ったおすすめの就活サイトを紹介します。
またベンチャー企業に就職するメリット・デメリットや、企業の探し方、難易度、就活を始める時期など詳しく解説しています。
「ベンチャー企業に就職したいけど迷っている」「ベンチャーへの就職を考えている」という就活生は、ぜひ読んでみてくださいね!
目次
そもそも、ベンチャー企業とは
「就活の教科書」編集部 神山
就活生くん
就活生ちゃん
これから、ベンチャー企業とは何かを分かりやすく説明していきます。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業とは、簡単に言うと「新しい技術やサービスを作り、高い成長を目指す企業のこと」です。
上のようにベンチャー企業について一言で表しましたが、実のところ、ベンチャー企業の明確な定義はありません。
しかし、ベンチャー企業の特徴は下の2つにまとめられます。
- 新しいビジネスモデル
- 高い成長率
「就活の教科書」編集部 神山
特徴①:新しいビジネスモデル
ベンチャー企業の特徴1つ目は「新しいビジネスモデル」です。
例えば株式会社メルカリは、個人と個人が物を売り買いできるフリマアプリ「メルカリ」という、それまでになかった新しいサービスを提供しています。
また株式会社クラウドワークスは、「クラウドソーシング」という新しい働き方を推進するサービスを生み出し、提供しています。
このようにベンチャー企業は、新しいアイディアや技術を使い、それまでになかった物やサービスを生み出す企業のことを指します。
「就活の教科書」編集部 神山
特徴②:高い成長率
ベンチャー企業の特徴2つ目は「高い成長率」です。
例えば今年上場した株式会社メルカリは、2015年の売上高は42億3700万円でしたが、2018年には357億6500万円に急成長をしています。
売上高の成長をパーセントに直すと、3年間で約844%も上昇しています。
またZOZOTOWNの運営で有名な株式会社スタートトゥデイは、2014年から2017年の間に、売上高が385億8000万円から763億9300万円まで増加しています。
売上高をパーセンテージに直すと、3年間で約198%の上昇です。
このようにベンチャー企業は、高い成長率を達成し、目指している企業が多いです。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業の探し方、おすすめ就活サイト10選
就活生くん
就活生ちゃん
どうやってベンチャー企業を探せばいいのでしょうか。
ベンチャー企業は創業してから比較的若い企業が多いので、大手就活サイトで紹介されていないことが多いです。
そこで次は、ここからベンチャー企業の探し方について説明します。
実際に僕がベンチャー就活で活用した、おすすめサイトを10個紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 神山
おすすめサイト①:Wantedly
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト1つ目は「Wantedly(ウォンテッドリー)」を利用するです。
Wantedlyは、「企業と人をつなぐビジネスSNS」というキャッチコピーのwebサイトです。
多くのベンチャー企業が登録して実際に採用にも使っているため、簡単にベンチャー企業が見つかります。
実際に僕も、Wantedlyを使ってベンチャー企業の選考に申し込んだり、ベンチャー企業の人事の方に連絡したました。
就活でベンチャー企業を探すなら、特におすすめのサービスです。
Wantedlyを利用した就活生の評判はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
おすすめサイト②:Goodfind
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト2つ目は「Goodfind(グッドファインド)」を利用するです。
Goodfindでは、成長企業ばかりを選んで紹介している就活サイトです。
Goodfindはベンチャー企業だけでなく、外資企業やコンサルティングファームなどの企業も紹介しています。
しかし、Goodfindに紹介されているベンチャー企業は本当に成長している企業が多いです。
Goodfindで紹介されているベンチャー企業は、先ほど紹介したベストベンチャー100や注目の西日本ベンチャーなどのサイトにも名前が上がるような、優良ベンチャー企業ばかりです。
非常に質が高い就活サイトのため、ベンチャー企業への就職を考えている人は登録しておくのがおすすめです。
実際に僕も登録していましたし、周りのベンチャー企業に就職した友人たちはみんなGoodfindに登録していました。
Goodfindを利用した就活生の評判はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
おすすめサイト③:オファーボックス (OfferBox)
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト3つ目は「オファーボックス (OfferBox)」を利用するです。
オファーボックス (OfferBox)とは、スカウトアプリのことで、登録するだけで「選考に参加しませんか」というオファーが企業から届くサービスです。
学生からではなく企業から連絡が来ることから、逆求人アプリ(逆求人サイト)とも呼ばれます。
スカウトアプリではベンチャー企業だけではなく大手企業も紹介していますが、優良ベンチャーが多く参加しています。
スカウトアプリの中で有名なのは「オファーボックス (OfferBox)」「キミスカ」「dodaキャンパス」です。
そして、その中でも「オファーボックス」は登録学生数が100,000人を超えており、情報感度が高い就活生の利用率は高いです。
また「自己分析の診断ツール」が無料でついており、自己分析にも役立ちますよ。
それぞれのスカウトアプリのサービス内容や就活生の評判を以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめサイト④:キミスカ
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト4つ目は、先ほども軽く紹介したスカウトアプリ「キミスカ」です。
キミスカを利用すると得られるメリットは、大きく3つあります。
- 1枚のESで何度も受験が可能なので手間が省ける
- 選考結果も実績として残るで選考が無駄にならない
- 就活コンサルタントからのサポートが充実している
そして、キミスカの2019卒の登録学生数は8万1451人と、逆求人サイトでは多めの登録学生数を誇っています。
NTTデータやsansan株式会社など大手企業からベンチャー企業まで幅広く紹介していて、無料で利用できるので非常におすすめですよ。
それぞれのスカウトアプリのサービス内容や就活生の評判を以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめサイト⑤:dodaキャンパス
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト5つ目は、スカウトアプリ「dodaキャンパス」です。
dodaキャンパスを利用すると得られるメリットは、大きく3つあります。
- オファー受信率が98%と高いから
- 無料の適性検査で自己分析が受けられるから
- 登録企業が圧倒的に多いから
そして、dodaキャンパスは学生からの人気も高く、現在では、2021年卒〜2024卒の35万6千人の就活生が利用しています。
さらに、有名大手企業を中心に6,200社を超える優良企業がdodaキャンパスに登録しており、就活生のスカウトオファー受信率が98%と非常に高いところがdodaキャンパスの強みでもあります。
そのため、有名大手企業を狙っている学生の方には特におすすめの就活サイトですよ。
それぞれのスカウトアプリのサービス内容や就活生の評判を以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
おすすめサイト⑥:逆求人イベント
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト6つ目は「逆求人イベント」に行くです。
逆求人イベントとは、「企業が興味を持った学生に面接を提案する採用活動」のことです。
今までの就活は、学生が企業の採用面接に応募して就活を行うスタイルでしたが、近年、企業から学生に面接を提案するスタイルの就活が多くなっています。
ベンチャー企業も逆求人イベントに積極的に参加しているので、ベンチャー企業を探すのも一つの手です。
僕がオススメの逆求人イベントは、株式会社DYMが運営している「ミーツカンパニー(Meets Company)」という逆求人イベントです。
「ミーツカンパニー」では、一度に複数社の説明会・選考会が受けらるイベントで、最大8社のベンチャー企業を受けられます。
規模の小さいベンチャー企業から、規模の大きいメガベンチャーまで紹介してくれるので、多くのベンチャー企業を知ることができます。
僕も「ミーツカンパニー」を利用して多くのベンチャー企業と出会うことができ、内定ももらうことができたので非常にオススメです!
ミーツカンパニーの就活生の評判や、その他就活イベントについては、これらの記事で紹介していますので、読んでみてください。
おすすめサイト⑦:就活エージェント
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト7つ目は「就活エージェント」です。
就活エージェントは、学生の就職活動の相談に乗ってくれるサービスで、あなたにあった企業も紹介してくれます。
ここでは、ベンチャー企業に強い就活エージェントとして、「ゼロキャンバス(ZERO CANVAS)」(株式会社アイ・パッション運営/22卒限定)を紹介します。
ゼロキャンバスは、成長産業やベンチャー企業に特化しており、ベンチャー企業の求人を多く持っています。
また、独自の適性診断ツールやトータル平均8時間の充実の面談で、本当にあなたに合ったベンチャー企業を紹介してもらえるのも特徴です。
ゼロキャンバスは、充実のサポートにより、内定率が86%と非常に高い実績があります。
ベンチャー企業を一人で探すのは大変だと思うので、ゼロキャンバスなどの就活エージェントに頼って企業を探しましょう。
「就活の教科書」編集部 神山
それぞれの就職エージェントのサービス内容や学生の評判は、こちらの記事にまとめています。
おすすめサイト⑧:サポーターズ
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト8つ目は、「サポーターズ」を利用するです。
サポーターズは、200を超える人気IT企業やベンチャー企業と学生をつなげるサイトです。
サポーターズの良いところは、就活の選考で交通費を出してくれる点です。
就職活動は、交通費を中心に少なくとも5万以上はかかります。
地方から都会の企業へ就職したいと考えている人には、交通費を支給してくれるのはありがたいですよね。
実際に僕も、サポーターズが紹介している企業の説明会に行き、サポーターズから交通費をいただきました。
おすすめサイト⑨:ベストベンチャー100
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト9つ目は「ベストベンチャー100」を見るです。
ベストベンチャー100というサイトは、これから成長が期待される優良ベンチャー企業100社を紹介しています。
ベストベンチャー100というサイトを見て、気になった企業があれば詳しく調べるという方法でベンチャー企業を探す方法があります。
ベストベンチャー100には以下のようなベンチャー企業が掲載されています。
- 株式会社テックエデュケイションカンパニー
- クラウドエース株式会社
- SideKicks株式会社
- 株式会社one net
- NGIホールディングス株式会社
- kanata株式会社
- 株式会社中央直販
- 株式会社Step House
- 株式会社プレシャスパートナーズ
- 株式会社アドレクス
- 株式会社Skyfall
- H.R.I株式会社
- 株式会社FAIR NEXT INNOVATION
- 株式会社レグルス
- 株式会社ワークナビ.com
- 株式会社Union
- 株式会社エルライングループ
- 株式会社TBM
- ライトアーム株式会社
- ビズメイツ株式会社
- 株式会社SARUCREW
- 株式会社HAPPY PRICE
- 株式会社ベンド
- 株式会社AsuGate
- 株式会社Crane&I
- 株式会社経営サポートプラスアルファホールディングス
- 株式会社フルアウト
- 株式会社FREEDiVE
- 株式会社Suneight
- 株式会社One’s Will
- 株式会社エル・ディー・ケイ
- TradFit株式会社
- 株式会社パークリアルティ
- 株式会社AViC
- Y&I Group 株式会社
- 株式会社ファンベスト
- 株式会社BLAM
- 株式会社アーラリンク
- 株式会社PIGNUS
- 株式会社Shelter
- Earth Technology株式会社
- 株式会社MyRefer
- ビジョンズ株式会社
- 株式会社Gizumo
- コクー株式会社
- 株式会社3Backs
- 株式会社ロンバード
- 株式会社TAPP
- 日本BCP株式会社
- 株式会社インフィニティエージェント
- 株式会社オンリーストーリー
- 株式会社UT・キャリア
- 株式会社シナリオテクノロジーミカガミ
- 株式会社EXIDEA
- 株式会社Saizen(株式会社サイゼン)
- 株式会社オークファン
- 株式会社エンパワー
- ReVieグループ
- エクスチュア株式会社
- 株式会社アイデンティティー
- 東晶貿易株式会社
- 株式会社じげん
- 株式会社ハッピースマイル
- 株式会社INE
- メディアリンク株式会社
- プロパティエージェント株式会社
- 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 株式会社エンライズコーポレーション
- 株式会社CS-C
- 株式会社ブレイバンステクノロジーズ
- バリュークリエーション株式会社
- 株式会社GNE
- 株式会社テクノモバイル
- 株式会社カスタマーリレーションテレマーケティング
- 株式会社エージェントゲート
- w2ソリューション株式会社
- 株式会社ビジョナリー
- 株式会社パワーソリューションズ
- 株式会社W-ENDLESS
- 株式会社GENOVA
- 株式会社Wiz
- 株式会社SPC
- レスタンダード株式会社
- BRANU株式会社
- 株式会社エヌリンクス
- 株式会社パートナーズ
- 株式会社TRUST
- 株式会社デザイン
- 株式会社交換できるくん
- 株式会社ウィナス
- 株式会社ALL Rise Group
- 株式会社アイドマ・ホールディングス
- 株式会社HUMAN LIFE
- 株式会社ワンスター
- 株式会社ハロネット
- 株式会社サクヤ
(引用:ベストベンチャー100より抜粋)
おすすめサイト⑩:注目の西日本ベンチャー100
ベンチャー企業が探せるおすすめ就活サイト10つ目は「注目の西日本ベンチャー100」を見るです。
注目の西日本ベンチャーというサイトは、西日本のベンチャー企業でこれから成長が期待される100社を紹介しています。
西日本でベンチャー企業を探している人には、うってつけのサイトです。
ベストベンチャー100と同じように、注目の西日本ベンチャー100というサイトを見て気になった企業があれば、詳しく調べてみましょう。
注目の西日本ベンチャー100には以下のようなベンチャー企業が掲載されています。
- 株式会社プラスワン
- 株式会社デジタライズ
- 株式会社 農業総合研究所
- 株式会社トライズリンクス
- 株式会社NOVASTO
- 株式会社PEEES
- クローバーラボ株式会社
- REMODELA株式会社
- 株式会社セルバ
- ポノス株式会社
- 株式会社アクアバンク
- 株式会社プラットイン
- ホープインターナショナルワークス株式会社
- 株式会社ステラライト
- 株式会社グランネット
- 株式会社Rich Heart
- 株式会社クリーブウェア
- アンカー株式会社
- 株式会社オンカ
- 株式会社Create Grow Corporation
- 株式会社イッキクリエイション
- 株式会社フリープラス
- 株式会社インソムニア
- 株式会社イルグルム
- 株式会社ライズサービス 代表取締役 南 篤志
- 株式会社アイ・エス・アイソフトウェアー
- 株式会社FILL UP
- Future’I’Mark株式会社
- 株式会社Fusic
- 株式会社アライズ
- アロージャパン株式会社
- 株式会社スタイルガーデン
- 株式会社アライヴ
- 株式会社SceneLive
- 株式会社ジェニオ
- 株式会社ロイヤルカーサービス
- 株式会社システムデバイステクノロジー
- 株式会社B・Bカンパニー
- 株式会社電脳交通
- 株式会社ネクストレベル
- 株式会社Penseur
- 未知株式会社
- ChatWork株式会社
- 株式会社ビヨンド
- 株式会社ユニソンプラネット
- 日本ネットワークコミュニケーションズ株式会社
- トラストリング株式会社
- 株式会社エースタイル
- 株式会社ES&Company
- ゼンマーケット株式会社
- 株式会社アットマーク・ソリューション
- 株式会社ウィルウィング
- N-Style株式会社
- ユニフォームネクスト株式会社
- 株式会社エニセンス
- 株式会社トライシード/株式会社ヴォイスシード
- 株式会社ラフリエ
- 株式会社イーナ
- 株式会社ベガコーポレーション
- 株式会社ラグザス・クリエイト
- 株式会社プラスイー
- 株式会社クオーツ
- 株式会社IOBI
- illmatics Inc.
- 株式会社アドインテ
- 株式会社ブラス
- 株式会社アイネットクリエーション
- ジールズ株式会社
- エルアイデア株式会社
- 株式会社ダトラ
- リネットジャパングループ株式会社
- 株式会社MJE
- 株式会社ユニアース
- 株式会社BBライン
- 株式会社プラスバイプラス
- 株式会社フリースタイルエンターテイメント
- クックビズ株式会社
- akippa株式会社
- 株式会社irodas
(引用:注目の西日本ベンチャー100より抜粋)
ベンチャー企業の選び方【見極める方法】
就活生くん
ベンチャー企業の探し方については分かったんですが、数ある中からどのように選べばいいのでしょうか?
選びきれなくて困っています。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業を選ぶ上で重要なポイントは以下の3つです。
- 企業フェーズと自分自身が得たいものと合致しているか
- 市場の成長が見込めるか
- 他社と比べた時に事業に競合優位性があるか
「就活の教科書」編集部 神山
選び方①:企業フェーズと自分の得たいものが合致しているか
ベンチャー企業の選び方1つ目は、「企業フェーズと自分自身が得たいものと合致しているか」です。
そもそもですが、ベンチャー企業には、大きく3つのフェーズが存在します。
- シードステージ
- アーリーステージ
- ミドルステージ
シードステージとは、簡単にまとめると、創業初期の段階で、サービスの構想や事業展開をどのように行っていくかを検討している段階です。
事業を0から立ち上げる経験や事業を作る上でどのような部分が大変なのかを身をもって経験できるフェーズです。
アーリーステージは、チームとして顧客を確保しながらプロダクトをアップデートしていく段階です。
事業改善や採用、運用など1-10の業務を行っていくため、経営に興味がある人にはおすすめのフェーズです。
ミドルステージは、10-100のフェーズで顧客獲得にしっかりと力を入れてさらに伸ばそうそしている段階です。
人員を管理したり、アサインするフェーズなので、マネジメント等に興味がある人に特におすすめのフェーズです。
「就活の教科書」編集部 神山
選び方②:市場の成長が見込めるか
ベンチャー企業の選び方2つ目は、「市場の成長が見込めるか」です。
ベンチャー企業を選ぶ上で大切なのはその企業が今後成長していくのか見極めることが大切です。
見極めるために、わかりやすい1つの指標が、その企業が成長産業に身を置いているかが確認することです。
気になる企業を見つけたら、事業内容と市場規模を確認してみましょう。
「就活の教科書」編集部 神山
選び方③:他社と比べた時に事業に競合優位性があるか
ベンチャー企業の選び方3つ目は、「他社と比べた時に事業に競合優位性があるか」です。
気になる企業を見つけたら、必ず競合他社も一緒に調べてみましょう。
競合他社と比べた時に、事業においてどの部分が優位且つ大切にしているのかを確認することによって、企業が今後どのように展開していくのか確認できます。
事業の展開や優位性を知ることで、今後自分がどのような働き方をするのかを知れます。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業就職のメリット
就活生くん
ありがとうございます。ベンチャー企業の探し方がわかりました! 専用の就活サイトを利用すればよかったんですね。
でも、実際にベンチャー企業に就職する時のメリットやデメリットって何があるのでしょうか?
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業に就職するメリットは下の3つです。
- 大きな裁量
- 早い段階での昇進
- 幅広い業務ができる
「就活の教科書」編集部 神山
メリット① : 裁量権が与えられやすい
ベンチャー企業に就職するメリットの1つ目は「裁量権が与えられやすい」です。
「裁量権が与えられる」とは、新卒でも「やりたい」と言えば、多くの仕事を任せてもらえるということです。
もちろん、重要な仕事は新卒の人は任せてもらえませんが、それでも多くの仕事を任せてもらえます。
「若いうちに大きなプロジェクトに参加して成長したい」という人は、自分から大きなプロジェクトに参加できる環境があるベンチャー企業は魅力的でしょう。
「就活の教科書」編集部 神山
メリット② : 早い段階での昇進
ベンチャー企業に就職するメリットの2つ目は「早い段階での昇進」です。
大企業と違い、ベンチャー企業は人が少ないために昇進も早いです。
また、実力主義な部分が強いため、結果を残せば昇進も早くなります。
実際に、ベンチャー企業に就職している僕の友人は、新卒1年目でプロジェクトリーダーを任されているようです。
「就活の教科書」編集部 神山
メリット③ : 幅広い業務ができる
ベンチャー企業に就職するメリットの3つ目は「幅広い業務ができる」です。
大企業と違い、ベンチャー企業は人が少ないために、1人が複数の仕事を任されることが多いです。
1人が複数の仕事を任されることを「めんどくさい」と捉えるか、「成長のチャンス」と捉えるかは人それぞれですが、「成長のチャンス」と捉える人にとっては魅力的な部分になるでしょう。
ベンチャー企業就職のデメリット
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業就職のデメリットはこちらの3つです。
- 福利厚生が整っていない
- 研修制度が整っていない
- 倒産のリスクがある
「就活の教科書」編集部 神山
デメリット① : 福利厚生が整っていない
ベンチャー企業に就職するデメリットの1つ目は「福利厚生が整っていない」です。
ベンチャー企業は、会社ができてあまり年月が経っていないところが多いです。
そのため、大企業ほど福利厚生を充実させることに手が回せていないことが多くなっています。
それでも、ベンチャー企業の中には福利厚生が充実している企業もあります。
ベンチャー企業の福利厚生が気になる方は、そのベンチャー企業のホームページをしっかりと見るようにしましょう。
デメリット② : 研修制度が整っていない
ベンチャー企業に就職するデメリットの2つ目は「研修制度が整っていない」です。
ベンチャー企業は、福利厚生が充実していない流れから研修制度も整っていないところが多いです。
そのため、ベンチャー企業は自己成長力が高い人を求めています。
規模の大きいベンチャー企業なら研修制度を実施しているところもあります。
しかし、規模の小さいベンチャー企業では研修制度をあまり実施していない企業もあるので確認しておきましょう。
「就活の教科書」編集部 神山
デメリット③ : 倒産のリスクがある
ベンチャー企業に就職するデメリットの3つ目は「倒産のリスクがある」です。
ベンチャー企業は、世の中にない新しい物やサービスを作る企業であると説明してきました。
そのため、新しい物やサービスが世の中の人に受け入れられず、倒産するリスクもあるわけです。
これがベンチャー企業に就職する一番のリスクになってきます。
ベンチャー企業に就職したい人は、そのベンチャーが倒産するリスクを頭に入れて就職活動をする必要があります。
ここまででベンチャー企業に就活することのメリットと、デメリットを解説しました。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業に向いている/内定が出やすい人
就活生くん
ベンチャー企業に入るメリットとデメリットがよく分かりました!で
は、どのような人がベンチャー企業での就職に向いている/内定が出やすいのでしょうか?
次は、ベンチャー企業に向いている人の特徴を5つご紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 神山
- 目的意識がある
- 自走できる
- 不確実性への耐性がある
- スピード感がある
- 変わり続けられる
「就活の教科書」編集部 神山
向いている人①:目的意識がある
ベンチャー企業に向いている人の特徴1つ目は「目的意識がある」です。
ベンチャー企業は、仕事量も多く、目の前の仕事に忙殺されがちです。
仕事に忙殺されてしまうと、ちょっとしたことを境に、気持ちが切れてしまったり、それ以上頑張れなくなってしまいます。
就活で出会った人事の方がおっしゃっていました。
「就活の教科書」編集部 神山
そのような環境で力強く頑張り続けるために、目的意識を持っていることが重要です。
なぜなら、目的意識を持っていると、そこで頑張る意味を自分で認識しているので、忙しい業務の中で「なんで自分はこんなに頑張っているんだろう…」とその業務の目的を見失いにくいです。
つまり、そのベンチャー企業で働く目的をきちんと持っていると、困難に遭遇しやすいベンチャー企業での業務にも乗り越えやすいです。
「就活の教科書」編集部 神山
向いている人②:自走できる
ベンチャー企業に向いている人の特徴2つ目は「自走できる」です。
「自走する」とは、人に何か指示されずとも自分でやるべきことを判断し、行動することです。
ベンチャー企業では組織としてきちんとした研修が設けられていることが少なく、一からマンツーマンで先輩社員さんが指導してくれる訳でもないからです。
繰り返しになりますが、基本的にベンチャー企業の社員さんは、皆仕事に追われています。
新入社員が入ったからといって、いちいち仕事の全てを教えてくれません。
その中で活躍するために、人に何か指示されずとも自分でやるべきことを判断し、行動すること、つまり自走することが必要です。
向いている人③:不確実性への耐性がある
ベンチャー企業に向いている人の特徴3つ目は「不確実性への耐性がある」です。
なぜなら、ベンチャー企業はまだ挑戦している組織/人が少ない領域にアプローチしていて、さらに企業としても経済的に盤石な体制を整えている訳ではないからです。
つまり、3年・5年・10年という中長期的なスパンで見たときに会社が存続しているか、どんな事業をしているかが定かではありません。
そんな先が見えない環境の中でも、「自分のやっていることは正しい」「失敗してもなんとかなる」と考えられる人が、ベンチャー企業に向いています。
「就活の教科書」編集部 神山
向いている人④:スピード感がある
ベンチャー企業に向いている人の特徴4つ目は「スピード感がある」です。
ベンチャー企業は、繰り返し続ける試行錯誤が重要になります。
その試行錯誤をゆっくりとしていては、ベンチャー企業の強みである*先行優位性が失われてしまいます。
スピード感を持って、試行錯誤を繰り返し続けれることがベンチャー企業に向いている人の特徴の一つです。
(*先行優位性=新しい市場に早期参入することで持つことができる優位性のこと)
ベンチャー企業を志望する就活生は、志望動機で「会社の将来性や成長性」を話すことが多いです。
会社の将来性や成長性を魅力的に感じている人は、志望動機を伝える際の例文やコツが分かりますので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
向いている人⑤:変わり続けられる
ベンチャー企業に向いている人の特徴5つ目は「変わり続けられる」です。
ベンチャー企業は、上でも説明したように、スピード感を持って試行錯誤を繰り返しています。
その中で今まではAという戦略を取っていたけれど、突然明日からBという戦略に転換することも日常的に起こります。
また、ベンチャー企業はい日系大手企業にありがちな年功序列の会社ではありません。
実力主義であることが多いので、日々自分を変化、つまりアップデートさせることが必要です。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャーに向いている人の特徴や大企業に向いていない人の特徴をこちらの記事で紹介しています。合わせて参考にしてください。
ベンチャー企業に向いていない人
就活生くん
ベンチャー企業に向いている人がどのような人かわかりました!
逆に、ベンチャー企業の就職に向いていない人の特徴はありますか?
それでは、次にベンチャー企業に向いていない人の特徴を3つご紹介しますね。
「就活の教科書」編集部 神山
- 与えられた仕事をまずはしっかりこなしたい人
- ルーティーンワークが得意で好きな人
- 入社後しっかりと手取り足取り教えてもらいたい人
「就活の教科書」編集部 神山
向いていない人①:与えられた仕事をまずはしっかりこなしたい人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴1つ目は「与えられた仕事をまずはしっかりこなしたい人」です。
ベンチャー企業では、事業も立ち上げ段階のため、仕事の流れがまだマニュアル化されていないことがよくあります。
そのため、入社後は自分でしっかりと仕事を見つけて能動的に働かないといけません。
与えられた仕事をコツコツとこなしたい人は、大手企業に就職することをおすすめします。
「就活の教科書」編集部 神山
向いていない人②:ルーティーンワークが得意で好きな人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴2つ目は「ルーティーンワークが得意で好きな人」です。
大企業では、仕事の流れや役職がしっかりと定まっているため仕事がルーティン化されています。
しかし、ベンチャー企業では、仕事の内容や幅が毎日変化するため、変化を好まない人にとっては苦しい環境となります。
自分はどのような仕事だとモチベーションが上がるのかしっかりと見極めておきましょう。
「就活の教科書」編集部 神山
向いていない人③:入社後しっかりと手取り足取り教えてもらいたい人
ベンチャー企業に向いていない人の特徴3つ目は「入社後しっかりと手取り足取り教えてもらいたい人」です。
ベンチャー企業は、大手企業に比べて教育体制が整っていないことがほとんどです。
そのため、入社してからはしっかりと学びたいと考えている人にとってはベンチャー企業はおすすめしません。
しかし、自分で能動的に勉強できる人にとっては、アウトプットの場としてベンチャー企業の就職は非常に適しています。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業と中小企業の違い
「就活の教科書」編集部 神山
就活生くん
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業と中小企業の違いを、簡単に言うと「リスクを取って、それまで世の中に無かった物やサービスを提供しているかどうか」です。
ベンチャー企業と中小企業の違いを3つのポイントにまとめると、下のようになります。
- 新しい物やサービスを提供しているか
- リスクを取って投資をしているか
- やるべき仕事量が社内の人でできる仕事量より多い
次は、ベンチャー企業と中小企業の違いについて詳しく説明していきます。
違い①:新しい物やサービスを提供しているか
ベンチャー企業と中小企業の違い1つ目は「新しい物やサービスを提供しているかどうか」です。
先ほどから、ベンチャー企業は「新しい物やサービスを提供している企業」であると紹介しました。
では、全ての中小企業は新しい物やサービスを提供していないのでしょうか。
もちろんそんなことはなく、新しい物やサービスを作っている中小企業もあります。
しかし、中小企業は、全体的に元々ある物やサービスを提供している企業が多いです。
例えば、ネジの製造やレストランの経営など、新しい技術やアイディアを使ってサービスを提供している企業は少ないです。
違い②:リスクをとって投資しているか
ベンチャー企業と中小企業の違い2つ目は「リスクをとって投資しているか」です。
多くの中小企業の場合、元々ある物やサービスを提供しており、仕事の進め方が明確で利益を出しやすいです。
そのため、積極的に投資して新しい物やサービスを生み出す環境ではなく、ローリスク・ローリターンの特徴を持っています。
一方、ベンチャー企業は「高い成長率」を目的としているため、新規事業や新サービスに積極的に投資して利益を上げようとします。
そのためベンチャー企業は、中小企業と比べるとハイリスク・ハイリターンの特徴を持っています。
違い③:やるべき仕事量が社内の人でできる仕事量より多い
ベンチャー企業と中小企業の違い3つ目は「やるべき仕事量が社内の人でできる仕事量より多い」です。
細かく解説します。
「就活の教科書」編集部 神山
ここまでで解説したように、ベンチャー企業は、積極的に投資をしていて、新しいビジネスに挑戦しています。
その挑戦の過程では、マニュアルなんてものはなく、仕事量も莫大な量になりやすいです。
ベンチャー企業は他にも「スタートアップ企業」「中小企業」「大企業」とよく比較されます。
これらの会社の違いを知りたい人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業就職の難易度
就活生くん
就活生ちゃん
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業の就職難易度は、「有名ベンチャー企業ほど就職の難易度が高い」です。
また、ベンチャー企業は就活生でも即戦力の人を求めているため、求められているスキルも高いです。
さらに、メルカリやfreee、ビズリーチなどの有名ベンチャー企業になればなるほど、即戦力として求められるスキルが上がるので、難易度も自然と高くなります。
そのためベンチャー企業への就職を考えている人は、即戦力となるスキルを持っておくと、選考が優位になるでしょう。
ベンチャー企業に学歴は必要かどうかを疑問に思ったことはありませんか?
ベンチャー企業と学歴の関係を知りたい人は、ベンチャー企業や中小企業に学歴は必要なのかが分かりますので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
また、ベンチャー企業では求められる人物像や面接でも他の会社との違いがあります。
ベンチャー企業の面接や服装の特徴について知りたい人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業の就活を始める時期
就活生ちゃん
就活生くん
そう言えば先輩は、ベンチャー企業への就活っていつ頃始められたんですか?
「就活の教科書」編集部 神山
ベンチャー企業の就活時期は一般企業に比べて早く、本選考時期は、1月から3月くらいまでです。
そのためベンチャー企業への就職を考えている人は、早めに就活準備をする必要があります。
また、一般企業は6月から本選考を開始しますが、ベンチャー企業は6月の時点で本選考は終わっています。
多くのベンチャーは6月くらいからは2次募集という形で採用を行います。
優良ベンチャー企業を見つけて内定をもらおう
就活生くん
僕は就活をする中で、少しずつベンチャー企業に興味が湧いてきました。
でもどうやって自分に合うベンチャー企業って見つければ良いんだろう。
まずは、自分にどんなベンチャー企業が合うかを知る必要がありますね。
就活エージェントに相談することで、自分の性格や経験に合うベンチャー企業が見つかりますよ。
たとえば「ゼロキャンバス」では、面談時の丁寧なヒアリングによって、あなたが活躍できる企業を紹介してくれます。
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人事さん
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ちなみにベンチャー企業は就活エージェントだけでなく、スカウトサイトや就活イベントからでも見つかります。
スカウトサイト「OfferBox」では、7,600社以上の企業の中から、直接スカウトが届きます。
一方、就活イベント「ミーツカンパニー」では、1回最大8社の企業の選考を受けられ、自分に合うベンチャー企業が見つけられますよ。
まとめ:ベンチャー企業には若い人が活躍する場がある!
いかがでしたでしょうか。
今回は、ベンチャー内定者の神山が、ベンチャー企業に就職するメリット・デメリットや、就活でのベンチャー企業の探し方などを詳しく解説しました。
加えて、ベンチャー企業の難易度や就活を始める時期についても紹介しました。
ベンチャー企業に就職するにはしっかりとメリット・デメリットを考える必要があります。
しかし、ベンチャー企業には若い人が活躍する場が必ずあります!
ベンチャー企業への就職を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
ぜひ、読んでみてくださいね!
「就活の教科書」編集部 神山